上越の怪峰・足拍子岳
sawadon
otsunyan
- GPS
- 24:00
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 1,009m
- 下り
- 1,021m
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標高グラフを拡大| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所は荒沢山〜足拍子岳の雪庇帯〜 |
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感想
足拍子山塊は国境稜線を歩いた時から気になっていた鋭鋒なのだ。その様相は怪峰と言われるだけに異様な雰囲気を醸し出す。
夏は藪で覆われとても快適な山行とは言えない山だそうで唯一冬期、藪が雪に覆われた時だけ素晴らしい雪稜、アルパインルートを提供してくれる。自分達の技量で何とか行けないかトライしていたが、天候になかなか恵まれず3月にずれ込むパターンに嵌る。
去年の記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-274777.html
3月初旬だったけどスタートが遅く極めて好天で時間敗退だった。
今回は2月に計画したが結局天候に恵まれず、3月は期末でもある為、仕事の関係で3月末トライとなる。
通常ならとても計画出来る時期では無い事は承知だが、例年に比べ積雪が多かった事、当日は天候が曇晴れで風も弱く冷え込めば十分トライ出来る条件ではないかなと思った。
雪質は【クラストもなか】は承知の上、行きたい気持ちと天候の好条件が相まっては行かない選択肢は無いのだ。
結果的にはバイルも効かないザラメ雪の壁、シュルンドに落ち込む、難しいギャップの突破、核心部が終わらない精神的な集中力の維持、何れもワンミスで死なない為の緊張感で南尾根の安全？地帯まで下るまで緊張の連続で大変な疲労を覚えた。後は下るだけとの安心感が読図ミスをおかしてしまう。地図読みを間違えるとその後の修正は不可能に近いね、ましてヘッデン下山中。こんな所に雪の壁が延々と続いている尾根、信じられない。壁の下の雪面は雪崩た痕跡が一面に有ってこんな所でビバークは出来ず、延々とトラバースして壁の弱点を探すが無いのだ。
結局またロープ確保でグズグズの壁に取り付き（たぶん本日核心）拳で壁を叩くと手首迄埋まる壁を登りきり斜面にベンチを切りビバーク体制に入る。出勤日の1時半だった。寒い！あ、携帯忘れた。連絡出来ず無断欠勤。
アクシデントが有りながらも山に入っていれば幸せなんだけどな〜♪
(*Θ_Θ*)/
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思った以上の悪場登りになっちゃいましたね。
ヘッデン山行はお決まりのスタイルですが、
無事に宿題が終わって良かったですね。
（下山後の、無断欠勤トラブル処理が本当の核心ですね！）
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