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Yamareco

記録ID: 4216208
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

石垣島で山登り 野底岳(マーペー)とウマヌファ岳

2022年04月28日(木) 〜 2022年04月30日(土)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
7.8km
登り
701m
下り
692m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:49
休憩
0:25
合計
7:14
9:42
45
10:27
10:40
31
11:11
11:11
49
12:00
12:05
174
ウマヌファ岳・桴海於茂登岳登山口
14:59
15:06
110
16:56
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石垣島の登山はレンタカー頼み。コロナ禍で減車しているので要注意。市内から於茂登トンネルを通り抜けて島の北西海岸・県道79号へ。野底岳へは県道に山水会の案内板。ウマヌファ岳は県道沿いの知花食堂そばの道をヤエヤマヤシ記念館へと入る。
コース状況/
危険箇所等
●野底岳(野底マーペー)は南の島の楽しいハイキング。

●ウマヌファ岳はうって変わって難ルート。取付からしばらくで尾根に上がる地点が分からず沢沿いに行きすぎてしまう。途中に案内板全くなし、ピンテはあるもののジャングルは植物も密で視界が悪く、踏み跡も相当判りにくい。沢の中を行く終盤はヒルにやられました。

ジャングルを抜けて最後の山頂へのリュウキュウチクの藪はダメ押しで泣けてくる。ルーファイして時間も思ったよりかかり、お隣の桴海於茂登岳は時間切れで断念しました。
海と山を求めて石垣島へのフライト。
2022年04月28日 13:19撮影
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4/28 13:19
海と山を求めて石垣島へのフライト。
近づく島影。
北端の平久保崎。
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近づく島影。
北端の平久保崎。
玉取崎とエメラルドの海。
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玉取崎とエメラルドの海。
登る野底岳(野底マーペー)が綺麗に見えました。
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登る野底岳(野底マーペー)が綺麗に見えました。
到着したこの日は竹富島を散策。
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到着したこの日は竹富島を散策。
3日も前から竹富島に滞在している相方。
羨ましいぞ。
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3日も前から竹富島に滞在している相方。
羨ましいぞ。
西表の島影。
誰もいない島の西の浜を散歩。
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誰もいない島の西の浜を散歩。
ハスノハギリ。
浜歩きもイイね。
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浜歩きもイイね。
コンドイ浜から見える石垣島の屋良部半島。さあ、石垣へ戻って明日は山だ。
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コンドイ浜から見える石垣島の屋良部半島。さあ、石垣へ戻って明日は山だ。
翌日、まずは野底岳(野底マーペー)に登ります。
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翌日、まずは野底岳(野底マーペー)に登ります。
ハイキングルートですが、むき出しの赤土などもあります。
ハイキングルートですが、むき出しの赤土などもあります。
シマフジバカマ。
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シマフジバカマ。
山頂手前に咲いていたヤエヤマコンロンカの花。
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山頂手前に咲いていたヤエヤマコンロンカの花。
思わず歓声をあげてしまう野底岳の山頂に到着です!
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思わず歓声をあげてしまう野底岳の山頂に到着です!
畑のパッチワークの先は野底岬と碧い東シナ海。
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畑のパッチワークの先は野底岬と碧い東シナ海。
山と海…島の山歩きならではの展望
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山と海…島の山歩きならではの展望
島の山旅にはまると、海も山も忙しい。
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島の山旅にはまると、海も山も忙しい。
屋良部半島。
南の展望。白保あたりの海。
南の展望。白保あたりの海。
島の北端、平久保崎ははるか向こう。
島の北端、平久保崎ははるか向こう。
南の於茂登山系。
雲かかる於茂登岳、三角形の桴海於茂登岳など。
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南の於茂登山系。
雲かかる於茂登岳、三角形の桴海於茂登岳など。
はんな岳(右)、安良岳(左)など石垣島北端の山々。
展望を満喫してきた道を戻りました。
はんな岳(右)、安良岳(左)など石垣島北端の山々。
展望を満喫してきた道を戻りました。
ウマヌファ岳へ移動の途中、吹通川のマングローブへ立ち寄り。ヤエヤマヒルギ。
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ウマヌファ岳へ移動の途中、吹通川のマングローブへ立ち寄り。ヤエヤマヒルギ。
ちょうど干潮時、河口は干上がってます。
ちょうど干潮時、河口は干上がってます。
沖まで歩いて行きたいですが、今日は山なので、ここまで。
沖まで歩いて行きたいですが、今日は山なので、ここまで。
知花食堂脇、小さな『サタケヤエヤマヤシ記念館』の標識に従い道に入り直進。次はウマヌファ岳と桴海於茂登岳へ。
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知花食堂脇、小さな『サタケヤエヤマヤシ記念館』の標識に従い道に入り直進。次はウマヌファ岳と桴海於茂登岳へ。
ここには米原のヤエヤマヤシ群落があって南国ムード満点。
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ここには米原のヤエヤマヤシ群落があって南国ムード満点。
舗装路の終点はサタケヤエヤマヤシ記念館。ここは行き過ぎ。坂を少し戻り下った貯水槽のある場所が登山口。
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舗装路の終点はサタケヤエヤマヤシ記念館。ここは行き過ぎ。坂を少し戻り下った貯水槽のある場所が登山口。
車を止めた場所。左奥が桴海於茂登岳の山頂。案内板なし、ピンテなし、踏み跡を探して入山。
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車を止めた場所。左奥が桴海於茂登岳の山頂。案内板なし、ピンテなし、踏み跡を探して入山。
ヤエヤマヤシは『世界で最も美しいヤシ』なのだとか。この林の下を歩いていく。
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ヤエヤマヤシは『世界で最も美しいヤシ』なのだとか。この林の下を歩いていく。
取付は見つけたが、ピンテに惑わされて沢沿いに行きすぎて時間ロス30分。なんとか尾根に上がる場所を見つけたあとは正しいピンテを頼りにひたすら登ります。
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取付は見つけたが、ピンテに惑わされて沢沿いに行きすぎて時間ロス30分。なんとか尾根に上がる場所を見つけたあとは正しいピンテを頼りにひたすら登ります。
ヒカゲヘゴ。
難路といっても本土の山とは全く勝手が違う。南の島のジャングルは同じような景色で樹が密なので本当に迷いやすい。
難路といっても本土の山とは全く勝手が違う。南の島のジャングルは同じような景色で樹が密なので本当に迷いやすい。
いい匂いがするこの花は?
名前はヤエヤマコンテリギ。
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いい匂いがするこの花は?
名前はヤエヤマコンテリギ。
尾根から長いトラバースを経て、沢の流れを歩くようになる。ヒル…います! かなり!
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尾根から長いトラバースを経て、沢の流れを歩くようになる。ヒル…います! かなり!
沢をつめるとウマヌファ岳と桴海於茂登岳をつなぐ山稜に出た。昔のルートとは全く違う…
沢をつめるとウマヌファ岳と桴海於茂登岳をつなぐ山稜に出た。昔のルートとは全く違う…
藪がうるさくなり急登になるとしばらくでリュウキュウチクの藪に突入。
藪がうるさくなり急登になるとしばらくでリュウキュウチクの藪に突入。
リュウキュウチクの藪が切れ、展望が広がる。山頂はもうすぐ。
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リュウキュウチクの藪が切れ、展望が広がる。山頂はもうすぐ。
目の前に現れたのは…桴海於茂登岳。八重山富士とも呼ばれる秀峰。
この景色を見たくてウマヌファ岳へ来ました。
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目の前に現れたのは…桴海於茂登岳。八重山富士とも呼ばれる秀峰。
この景色を見たくてウマヌファ岳へ来ました。
難路を辿りようやくウマヌファ岳山頂です。
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難路を辿りようやくウマヌファ岳山頂です。
朝登った野底マーペーもちょこんと見えています。
タイムアップ。帰路の時間を考え、桴海於茂登岳に寄るのを断念、来た道を引き返すことにしました。
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朝登った野底マーペーもちょこんと見えています。
タイムアップ。帰路の時間を考え、桴海於茂登岳に寄るのを断念、来た道を引き返すことにしました。
下山時、激しい夕立に捕まってしまいました。途中足を見ると、たくさんのヒルで血まみれに。靴の中にも何匹も侵入。後始末が大変でした。
下山時、激しい夕立に捕まってしまいました。途中足を見ると、たくさんのヒルで血まみれに。靴の中にも何匹も侵入。後始末が大変でした。
翌日は遠出せず名蔵アンパルへ。
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翌日は遠出せず名蔵アンパルへ。
『トントンミー』(ミナミトビハゼ)。
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『トントンミー』(ミナミトビハゼ)。
キバウミニナ。
ここにもヤエヤマヒルギ群落。
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ここにもヤエヤマヒルギ群落。
この清楚な花は?
この清楚な花は?
名前はイボタクサギ。マングローブ林の後背湿地に生育。
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名前はイボタクサギ。マングローブ林の後背湿地に生育。
ハマボッス。
移動して、バンナ岳稜線。
移動して、バンナ岳稜線。
山肌が南国、本州と全く違う。
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山肌が南国、本州と全く違う。
バンナ公園へ。
大きなクワズイモの葉。
バンナ公園へ。
大きなクワズイモの葉。
遊歩道を散策。
サキシマツツジ。
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サキシマツツジ。
タイワンルリミノキ。
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タイワンルリミノキ。
オオゴマダラ。
ヤシの花。
ヤシって木でもなく草でもない不思議な植物。
ヤシの花。
ヤシって木でもなく草でもない不思議な植物。
ギランイヌビワ。
面白い木ですね。
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ギランイヌビワ。
面白い木ですね。
西麓から振り返るバンナ岳。
八重山は今年、雨の季節の訪れが早そうです。
西麓から振り返るバンナ岳。
八重山は今年、雨の季節の訪れが早そうです。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

近場の山に行くモチベーションが急に下がってもう半年。飽きたからというよりも、がっつり充実の新鮮な場所に行きたいという旅への渇望が勝ってしまうのです。ここのところ週末はもっぱら美術展や古都など、他の趣味に。

そしてやってきた連休。これだけ長い休みだと、さすがに自然の中にいたい。ぼちぼち山歩きもしてみたくなる季節。

そこで、毎年の沖縄行きをここに当てはめて今年こそは西表の山に…と勇んだものの連休の天気予報は雨、雨、雨…。
どうしたものか迷いに迷った末にやっぱり石垣へ飛ぶ。

雨が降り出すまでのわずか数日でしたが、2つの山に登り、竹富島やバンナ公園も楽しみました。
ウマヌファ岳は西表島の登山に近い難路で幾度もルートを探してはジャングルの中を右往左往…

手持ちの資料、2006年発刊の山渓『分県登山ガイド』とは全く状況が違い沢を源頭まで詰めてウマヌファ岳へ登ります。
レコを参考にトレースするだけなのは面白くないのであえて過去レコは見ませんでしたが、下山して確認してみるとウマヌファ岳のレコはわずかに3件だけ。石垣まで来たら、やっぱり山より海に飛び込むのが普通ですよねぇ。

誰が好き好んで蒸し風呂のようなジャングルで、ハブやヒルにドキドキしながら藪漕いで登山するんでしょう…はい、やっぱりいます、自分も含めて。

今日、冒険心をくすぐられる山は貴重。

桴海於茂登岳は時間切れで行けず、梅雨入りしたような天気予報に予定を変更して急遽帰宅の途へつき、また宿題が出来てしまいました。

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