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Yamareco

記録ID: 4241401
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

権現山:アカヤシオが見頃の稜線歩き

2022年05月03日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:19
距離
21.7km
登り
1,401m
下り
1,630m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:19
休憩
1:00
合計
8:19
8:53
91
10:24
10:24
36
11:00
11:09
21
11:30
11:32
12
11:44
11:44
18
12:02
12:02
27
12:29
13:03
10
13:13
13:14
5
13:19
13:20
9
13:29
13:30
20
13:50
13:50
11
14:01
14:01
14
14:15
14:16
22
14:38
14:39
22
15:01
15:07
23
15:30
15:30
15
15:45
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5
15:50
15:52
18
16:10
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12
16:22
16:22
12
16:34
16:34
6
16:40
16:41
28
17:09
17:10
2
17:12
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
本日はこちら、杉平入口からスタート。
私を含め、5名下りまして、そのうち2名の方と同じくらいのペースで最後まで歩くこととなりました。
2022年05月03日 08:53撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 8:53
本日はこちら、杉平入口からスタート。
私を含め、5名下りまして、そのうち2名の方と同じくらいのペースで最後まで歩くこととなりました。
2022年05月03日 08:53撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 8:53
本日歩く予定の稜線。なかなかいい天気ですが、若干雲が出ています。
2022年05月03日 08:54撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 8:54
本日歩く予定の稜線。なかなかいい天気ですが、若干雲が出ています。
2022年05月03日 08:58撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 8:58
いつの間にか、新緑が眩しい季節に。
2022年05月03日 09:00撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 9:00
いつの間にか、新緑が眩しい季節に。
2022年05月03日 09:08撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 9:08
そして登山口に到着。
ちなみに、途中、民家の方のご好意で軒先を通らせていただきました。おかげさまで、ショートカットできています。
2022年05月03日 09:15撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 9:15
そして登山口に到着。
ちなみに、途中、民家の方のご好意で軒先を通らせていただきました。おかげさまで、ショートカットできています。
登山道はこんな感じ。若干荒れ気味ですが、まだマシなほうです。
2022年05月03日 09:24撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 9:24
登山道はこんな感じ。若干荒れ気味ですが、まだマシなほうです。
アカヤシオが散りかけていますが、見頃と言っていいでしょう。
2022年05月03日 09:45撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 9:45
アカヤシオが散りかけていますが、見頃と言っていいでしょう。
このあたりまで、ずっと急登ですが、ようやく傾斜が緩んできます。いよいよ鋸尾根らしくなってくるかと思いきや…
2022年05月03日 09:51撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 9:51
このあたりまで、ずっと急登ですが、ようやく傾斜が緩んできます。いよいよ鋸尾根らしくなってくるかと思いきや…
単に傾斜が緩んだだけでした。
2022年05月03日 09:57撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 9:57
単に傾斜が緩んだだけでした。
そして尾根が広くなります。それに大量の落葉のせいで踏み跡がよく分かりません。
これには閉口しましたが、尾根自体は明瞭ですし、迷いそうな支尾根も無いため、登りでは迷うことはないでしょう。
2022年05月03日 10:23撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 10:23
そして尾根が広くなります。それに大量の落葉のせいで踏み跡がよく分かりません。
これには閉口しましたが、尾根自体は明瞭ですし、迷いそうな支尾根も無いため、登りでは迷うことはないでしょう。
2022年05月03日 10:25撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 10:25
「いい肉」ピークは巻いていきます。
相変わらず落葉が積もっている割に、幅が狭いため、ストックで足元を探りながら歩きます。
2022年05月03日 10:30撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 10:30
「いい肉」ピークは巻いていきます。
相変わらず落葉が積もっている割に、幅が狭いため、ストックで足元を探りながら歩きます。
で、巻道が終わってから、ようやく鋸尾根っぽい雰囲気になります。とはいえ、難易度はそれほど高くないです。
2022年05月03日 10:35撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 10:35
で、巻道が終わってから、ようやく鋸尾根っぽい雰囲気になります。とはいえ、難易度はそれほど高くないです。
露岩と木の根が張り巡らされた尾根が続きます。
2022年05月03日 10:39撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 10:39
露岩と木の根が張り巡らされた尾根が続きます。
そして、次の岩峰は巻いていきます。
相変わらずの落葉と細い巻道です。
2022年05月03日 10:43撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 10:43
そして、次の岩峰は巻いていきます。
相変わらずの落葉と細い巻道です。
そしてムラサキヤシオのお出迎え。
2022年05月03日 10:50撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 10:50
そしてムラサキヤシオのお出迎え。
二ッ森北峰の山頂直下。
ここが体力的にも精神的にも一番キツいかも。
2022年05月03日 10:54撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 10:54
二ッ森北峰の山頂直下。
ここが体力的にも精神的にも一番キツいかも。
で、登頂。そして謎の鏡の山頂標識。
2022年05月03日 11:00撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:00
で、登頂。そして謎の鏡の山頂標識。
なかなかの景観。
ただ、富士山は残念ながら雲がかかっています。
2022年05月03日 11:00撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:00
なかなかの景観。
ただ、富士山は残念ながら雲がかかっています。
そして、下山直後の登山道。これがなかなか急なうえに、落葉も多く、足場も悪いです。
2022年05月03日 11:07撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:07
そして、下山直後の登山道。これがなかなか急なうえに、落葉も多く、足場も悪いです。
何でしたっけ?
2022年05月03日 11:16撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:16
何でしたっけ?
唯一の岩場らしい岩場。鎖・ロープは無し。
難易度はそれほど高くないのですが、意外と持てるホールドが乏しいため、手のどちらかはプッシュしながら登りました。
2022年05月03日 11:21撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:21
唯一の岩場らしい岩場。鎖・ロープは無し。
難易度はそれほど高くないのですが、意外と持てるホールドが乏しいため、手のどちらかはプッシュしながら登りました。
2022年05月03日 11:31撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:31
2022年05月03日 11:34撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:34
2022年05月03日 11:41撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:41
岩場からは特に難所もなく、麻生山に登頂。
山頂は樹林帯の中で展望はありません。
2022年05月03日 11:43撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:43
岩場からは特に難所もなく、麻生山に登頂。
山頂は樹林帯の中で展望はありません。
さて、ここから気持ちのいいトレイルが続きます。
2022年05月03日 11:44撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 11:44
さて、ここから気持ちのいいトレイルが続きます。
このあたりから、権現山への登りが始まります。
2022年05月03日 12:15撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 12:15
このあたりから、権現山への登りが始まります。
2022年05月03日 12:24撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 12:24
で、権現山に登頂。
山梨百名山にして、日本百低山。
2022年05月03日 12:29撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 12:29
で、権現山に登頂。
山梨百名山にして、日本百低山。
富士山は相変わらず雲の中。
2022年05月03日 12:30撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 12:30
富士山は相変わらず雲の中。
奥多摩の南方面。
左の大岳山が顕著です。
2022年05月03日 12:30撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 12:30
奥多摩の南方面。
左の大岳山が顕著です。
三頭山と雲取山と大菩薩嶺が写っているはずですが、あまりに複雑でどれがどれやら。
2022年05月03日 12:41撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 12:41
三頭山と雲取山と大菩薩嶺が写っているはずですが、あまりに複雑でどれがどれやら。
下山直後に、ヤマトタケルノミコトを祀った神社がありました。
2022年05月03日 13:07撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 13:07
下山直後に、ヤマトタケルノミコトを祀った神社がありました。
登山道はこんな感じです。さすがに人気のルートだけあって、よく踏まれています。
2022年05月03日 13:11撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 13:11
登山道はこんな感じです。さすがに人気のルートだけあって、よく踏まれています。
2022年05月03日 13:25撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 13:25
2022年05月03日 13:28撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 13:28
登山道がガッツリ踏まれていますが、これはマウンテンバイクによるものも大きいでしょう。
2022年05月03日 13:41撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 13:41
登山道がガッツリ踏まれていますが、これはマウンテンバイクによるものも大きいでしょう。
この辺、トレランのコースでもあるようです。まあ確かに歩きやすいです。
2022年05月03日 14:08撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:08
この辺、トレランのコースでもあるようです。まあ確かに歩きやすいです。
さて、ここから要害山方面へ降っていきます。
2022年05月03日 14:14撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:14
さて、ここから要害山方面へ降っていきます。
登山道はこれまたガッツリえぐれています。
まあ、これもマウンテンバイクによるものでしょうね。
2022年05月03日 14:18撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:18
登山道はこれまたガッツリえぐれています。
まあ、これもマウンテンバイクによるものでしょうね。
非常に紛らわしいですが、特に通行禁止というわけではなさそうです。
2022年05月03日 14:33撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:33
非常に紛らわしいですが、特に通行禁止というわけではなさそうです。
さて、ここから巻道に入っていきます。
2022年05月03日 14:38撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:38
さて、ここから巻道に入っていきます。
意外と細くて滑りやすく、注意を要します。
2022年05月03日 14:40撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:40
意外と細くて滑りやすく、注意を要します。
このあたりでアカヤシオの群生がありました。
2022年05月03日 14:45撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:45
このあたりでアカヤシオの群生がありました。
2022年05月03日 14:45撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:45
2022年05月03日 14:45撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:45
2022年05月03日 14:46撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:46
2022年05月03日 14:46撮影 by  iPod touch, Apple
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2022年05月03日 14:46撮影 by  iPod touch, Apple
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で、ここから標高差約25mほど登り返し。さすがに登りの足の負担がキツくなっています。
2022年05月03日 14:52撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:52
で、ここから標高差約25mほど登り返し。さすがに登りの足の負担がキツくなっています。
ふと足元を見ると、全長約20cmほどの巨大なミミズが。
君、大丈夫かね?しばらく雨降らないっぽいし、早く土に潜ったほうがいいんじゃない?
2022年05月03日 14:53撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:53
ふと足元を見ると、全長約20cmほどの巨大なミミズが。
君、大丈夫かね?しばらく雨降らないっぽいし、早く土に潜ったほうがいいんじゃない?
2022年05月03日 14:59撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 14:59
2022年05月03日 14:59撮影 by  iPod touch, Apple
1
5/3 14:59
で、コヤシロ山に登頂。
頂上付近にアカヤシオが群生していました。
2022年05月03日 15:02撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:02
で、コヤシロ山に登頂。
頂上付近にアカヤシオが群生していました。
景観もなかなか。
でも富士山は雲の中。
2022年05月03日 15:03撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:03
景観もなかなか。
でも富士山は雲の中。
2022年05月03日 15:03撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:03
2022年05月03日 15:04撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:04
2022年05月03日 15:04撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:04
2022年05月03日 15:05撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:05
さて、ここからさらに登り返し。
2022年05月03日 15:21撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:21
さて、ここからさらに登り返し。
って、この終盤にきてロープ付きの急登とは…
2022年05月03日 15:25撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:25
って、この終盤にきてロープ付きの急登とは…
そして、風の神様に登頂。
写真外に小さな社がありました。
2022年05月03日 15:26撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:26
そして、風の神様に登頂。
写真外に小さな社がありました。
確かに風の神様が通りそうな景観となっています。
2022年05月03日 15:27撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:27
確かに風の神様が通りそうな景観となっています。
大月の山々。
2022年05月03日 15:28撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:28
大月の山々。
そしてロープ付きの下山。
2022年05月03日 15:29撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:29
そしてロープ付きの下山。
2022年05月03日 15:30撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:30
そして570ピークに登頂。
2022年05月03日 15:36撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:36
そして570ピークに登頂。
2022年05月03日 15:45撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:45
さて、この辺から最後の登り返しですが…
2022年05月03日 15:45撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:45
さて、この辺から最後の登り返しですが…
げえっ、階段!
2022年05月03日 15:46撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:46
げえっ、階段!
ちょっと登ると、城跡っぽい雰囲気になってきました。
2022年05月03日 15:48撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:48
ちょっと登ると、城跡っぽい雰囲気になってきました。
で、登頂。
2022年05月03日 15:49撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:49
で、登頂。
さすがに「要害」だけあって、良い景観です。
最後まで富士山は雲の中でした。
2022年05月03日 15:50撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:50
さすがに「要害」だけあって、良い景観です。
最後まで富士山は雲の中でした。
丹沢方面もよく見えます。
一応、蛭ヶ岳の頂上が見えます。
2022年05月03日 15:51撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:51
丹沢方面もよく見えます。
一応、蛭ヶ岳の頂上が見えます。
中央は能岳でしょうか?
2022年05月03日 15:51撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:51
中央は能岳でしょうか?
やはり砦でした。
2022年05月03日 15:52撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:52
やはり砦でした。
火の神が祀ってあります。
2022年05月03日 15:52撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:52
火の神が祀ってあります。
さて、下りですが、当然要塞の山なわけですから、激降りとなります。一応、つづら折りになってはいますが、以外に細く、また滑りやすいうえに、落葉も多く、終盤にきて油断ならない状態です。
2022年05月03日 15:56撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 15:56
さて、下りですが、当然要塞の山なわけですから、激降りとなります。一応、つづら折りになってはいますが、以外に細く、また滑りやすいうえに、落葉も多く、終盤にきて油断ならない状態です。
で、登山口に降りてきました。
ここから、ロード歩きとなります。
2022年05月03日 16:11撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 16:11
で、登山口に降りてきました。
ここから、ロード歩きとなります。
ん〜、惜しい。あと10分早ければ…。
結局、次のバスに乗るのと、歩くのとでは、上野原駅への到着時間が変わらないため、歩くことに。
2022年05月03日 16:23撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 16:23
ん〜、惜しい。あと10分早ければ…。
結局、次のバスに乗るのと、歩くのとでは、上野原駅への到着時間が変わらないため、歩くことに。
途中で撮影した、能岳。
なかなか良いシルエット。今度登ってみよう。
2022年05月03日 16:32撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 16:32
途中で撮影した、能岳。
なかなか良いシルエット。今度登ってみよう。
上野原IC付近で大渋滞の模様。やはり原因は小仏トンネルでしょうか?
2022年05月03日 17:00撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 17:00
上野原IC付近で大渋滞の模様。やはり原因は小仏トンネルでしょうか?
そして上野原駅に到着。
本日の山行はこれにて終了。
2022年05月03日 17:12撮影 by  iPod touch, Apple
5/3 17:12
そして上野原駅に到着。
本日の山行はこれにて終了。

感想

天気が悪かったり、仕事があったりと、なんやかんやでGW初の登山。

これといって事前に計画があったわけではないのですが、高尾〜大月の中央線の北側はあまり登っていないため、前から気になっていた権現山に登ってみることに。

当初は、浅川から楽して登ろうと思っていたのですが、ふと地図の西側を見ると「鋸尾根」の文字が。これは岩好きとしては踏破せねば。と、喜び勇んでバス停に降り立ったのですが…

■杉平入口BS〜登山口
・スタートは富士急バスの杉平入口BSから。私を含めて5人の登山者が降りていました。
・スタート地点を含めて、ゴールまでトイレ・水場はありません。
・バス停からは、しばらくロード歩きです。
・途中、道を間違えてしまい、民家の軒先に迷い込んでしまいました。住人の方のご厚意により、裏の階段を使わせていただき、林道に復帰しました。
・しばらく歩くと登山口に到着。準備を整え、いざ突入。

■登山口〜三ッ森北峰山頂
・登山口からは、急登が続きます。踏み跡は比較的薄めです。
・標高850mを過ぎると、傾斜が緩みます。ただ、尾根が広くなり、落ち葉も多くなるため、踏み跡が薄くなります。
・ピークを目指して尾根を登っていけば迷うことはありませんが、降りでは使いたくないルートです。
・しばらく登ると、露岩と木の根が混じった、鋸尾根らしい急登が出てきます。
・たまに巻道が出てきますが、幅が狭く、落ち葉も積もっていて、緊張を強いられます。
・そして、山頂手前の急登を登り詰めると、三ッ森北峰山頂です。

■三ッ森北峰〜麻生山山頂
・三ッ森北峰は南面の景観が開けていて、富士山も見えましたが、山頂は雲に隠れていました。
・先が長いので、早々に行動再開。
・降りの山頂直下も、登りのものと負けず劣らず傾斜が急です。そのうえ、落ち葉もあり、若干滑りやすいというおまけつき。ストックを使いながら、慎重に降りていきます。
・しばらくすると、このルート唯一の岩場が出てきます。難易度はそれほど高くはないのですが、ロープも鎖もありません。ホールドが意外と少ないため、手はプッシュで登っていきます。降りではちょっと手こずるかもしれません。
・この岩場を過ぎると、難所は出てきません。
・緩やかな傾斜を登っていくと、麻生山山頂です。

■麻生山山頂〜権現山山頂
・麻生山山頂は樹林帯の中で景観が望めないため、早々に先の権現山を目指します。
・権現山までのルートは、傾斜が緩やかで気持ちの良い登りです。
・そうこうしているうちに権現山に登頂。
・権現山の山頂は、そこそこ賑わってました(10人くらい?)。
・南面と北面に景観が開けていて、富士山や大月の山々、笹尾根を始めとする奥多摩の山々が一望できます。
・さすがに疲れたので、休憩がてらお湯を沸かしてカップラーメンでランチ。これで午後のエネルギーをチャージできたのですが、そのために500mlの水を担ぎ上げるのもどうなんでしょうね。
・で、食べ終わって、下山に向けて行動再開。

■権現山山頂〜二本杉山〜要害山山頂
・権現山山頂からは、若干のアップダウンがあるものの、緩やかな下り基調が続きます。
・マウンテンバイクが走っていたり、トレランのコースだったりと、いい意味で特筆することが無い、快適な登山道です。
・そのまま用竹BSまで稜線を踏破しても良かったのですが、まだ歩きたかったため、当初の予定どおり、二本杉山から要害山へ。
・二本杉山の分岐からは、U字型にえぐれた、若干歩きづらいコースとなります。
・コヤシロ山、風の神等の登り返しを経て、要害山山頂に登頂。途中、アカヤシオが見頃を迎えていました。

■要害山山頂〜上野原駅
・要害山山頂は、景観が開けていて、各地の山々が一望できます。権現岳まで登らなくても、ここだけ狙ってもいいかも。
・要害山は、その名のとおりかつては砦だったようで、山頂は非常に広いのですが...
・当然、降りの傾斜は非常にキツいです。幸い、つづら折りで降りるので、傾斜は緩いものの、里山の割には幅が狭く、意外と緊張します。
・そして、無事に登山口まで下山し、登山道は終了。そこからロード歩きです。
・最寄りのバス停である鏡渡橋BSまで歩いたところ、約10分の差でバスを逃していました。
・次のバスを待っても、上野原駅まで歩くのと時間的には変わらないため、そのまま上野原駅まで歩き、本日の山行は終了。

【まとめ】
・鋸尾根は、思ったより鋸感が無く、むしろ尾根が広くて緩やかです。ただ、若干の露岩・木の根があります。
・岩峰も巻くため、難易度は高くはありません。奥多摩の川苔山に続く鋸尾根や奥多摩駅から続く鋸尾根のほうが、若干難易度は高めです。
・ただ、広い尾根や細い巻道があるため、初心者単独の入山や降りのルートとしては推奨しかねます。
・全般的に、地形図に出ないアップダウンが多く、見かけの数字以上に累積標高差があります。
・権現岳から東は傾斜が緩く、非常に歩きやすいです。
・トイレや水場が無いため、水分の管理が重要になるルートです。
・アカヤシオをはじめ、いろんな花が見頃を迎えていました。

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