吹突岳（ふっつきだけ） 危うく遭難

2014年04月13日(日) [日帰り]

• GPS: 07:52
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,547m
• 下り: 1,541m

コースタイム

　8:50 下小鳥谷橋脇発
12:00 吹突岳着
16:40 着

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/13 8:46

ちょうどよく駐車スペースがあった。ラッキー

4/13 8:54

尾根沿いを行く。

4/13 8:56

堅い雪で歩きやすい

4/13 9:13

あれは，栗駒，いや秣岳？

4/13 9:24

細いブナばかり。元は杉林だったのだろう。

4/13 9:38

飛行機が飛んでいる

4/13 10:25

栗駒が見えた

4/13 10:45

雪庇がすごい。あれが頂上かな

4/13 10:50

もうすぐ頂上かな？

4/13 10:59

どうやらあれが頂上のようだ

4/13 11:39

4/13 11:47

吹突岳の頂上です。

4/13 11:50

虎毛山

4/13 11:53

神室連峰
遠くに月山遠望

4/13 11:55

高松岳と小安岳

4/13 11:57

大高遠山

4/13 11:59

雪庇と栗駒

4/13 13:01

ケツ滑り
楽しかった。でも，それが・・・

4/13 16:12

六郎石という標柱

4/13 16:20

雪崩に遭いませんように

4/13 16:33

やっと着いた。

撮影機器：

FinePix F11 富士フイルム

感想

conan

初めてのルートだった。尾根沿いに登れば大丈夫だろうと思った。頂上にたどり着いた。すばらしい眺め。天気も最高。言うことなし。
そんな雰囲気に陰が・・・バーナーが消え，
ほとんどぬるま湯状態。カップラーメンは開けてしまっているので。仕方なくその水を注いで食べた。気化熱のせい？

帰りは右寄りの尾根伝いに帰ればいいと思っていた。急な斜面はケツ滑りをして楽しんだ。ところが，見たこともない断崖に遭遇。そこで足を滑らせた。ブナの木の隙間に落下。骨を折ってもおかしくない。幸いけがはなかったが。そこで，かんじきと帽子がないことに気づく。100mほど登ってみたが，見つからず断念。

そこからが悪夢だった。来た足跡が見つからず，斜面は見たこともない。変な沢に迷い込み，何度も引き返すことになった。焦った。ここで遭難か。携帯はつながらないだろうし，家族には行き先を告げていない。費用はどうする。夜はどうする。

なんとか見覚えのある杉の伐採のための鉄柱を発見。ほっとしたが，そこから，足跡が見つからない。記憶もあやしい。また，何度も彷徨った。またまた，遭難の危機。でも，なんとか林道らしき物を見つけた。車が通るのだから道路まででるだろうと，それにすがって降りた。スパイク長靴の中はびしょびしょ。でも，そんなことにかまってはいられない。国道に出たときは，本当にほっとした。生かされているというか守られていると改めて感じた。

帰りは，元湯くらぶでゆったり。家について夕ご飯を食べるときも，下手をすれば，今頃山の中だなと思い，こうしていることに感謝した。

やはり，自分は山登りの技能があまりなく，おっちょこちょいなので，この時期は，確実に分かるルートだけ登ることにしようと思った。

コメント

750RS

conanさん
お疲れ様でした。
天気が良くて気持ちのいい山行きでしたね。
って思ったら・・・・・下りは大変でしたね。

conanさん、急な斜面＝危険です。
でも、ご無事でなによりでした。

かんじきと帽子は結局見つからなかったのですね。
身代わりになったということでしょう。

私もそうですが・・・・・単独行の心細さですね。
本当にお疲れさまでした。

conan

750RSさんへ
ほんと，帰りは，焦りました。うちに帰り，布団に入って，こうして暖かい布団に入っていられる幸せを感じました。でも，緊張がとれないのかなかなか眠れませんでしたけど・・・

結局，かんじきと帽子，それに折りたたみ式の敷物（ケツ滑りで使った）もいつの間にかなくしていました。確かに身代わりとなったのかもしれませんね。

kimberlite

うわあ
お疲れ様でした。
ログでも彷徨ったような曲線が見えますね(´･_･`)
ともかく無事帰還よかったです。

mountrex

お疲れ様でした。
こんにちは。吹突岳のルートの相談を頂いていたのに、レコを見てお力になれなかったのを悔んでいます。すみませんでした 本当に久々のログインです。

とにかく天気が良くて何よりでした。私が藪漕ぎで登った時はガスがかかり視界は有りませんでした。ですので、conanさんの画像はありがたいです。

ちなみに「六郎石」は「六郎石沢」の標柱です。このような標柱は国有林内には良く見られますね。

とにかく無事に帰ってこれてなによりです

conan

Re: お疲れ様でした。
昨日のニュースで山菜採りの遭難が２，３件ほど紹介されていましたが，私もそうなっていたかも，と思いました。ちなみにtooleさんは，さらに石神山まで登りました。そして，私の亡くしたかんじきを見つけてくれました。