丹沢山開きの日 丹沢山へ 〜豆桜が霧に

2014年04月19日(土) [日帰り]

• GPS: 08:06
• 距離: 20.3km
• 登り: 1,707m
• 下り: 1,697m

コースタイム

7:13　丹沢登山口7：49　見晴らし茶屋　8：06　一本松　8：22　駒止茶屋9：42　花立小屋10：03　金冷し10：23　塔ノ岳頂上11：31　丹沢山12：01-13：01塔ノ岳13：35　花立山荘15：11　登山口

天候

霧　　ほとんど風景を望めず

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路 小田急線渋沢駅降車、バス 渋沢駅→大倉
復路 上記同様

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし
崩落個所　金の冷し~塔の岳山頂間
　　　　　塔の岳山頂〜丹沢山間

写真

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八重桜でお迎えです

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2014-04-19 7:13　丹沢登山口
さあ行くぞ！丹沢山〜

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シャガが咲き始めた　ちょっと花がたくさん咲き始めたかもと期待！

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山吹は満開

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ムサシアブミも

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不明

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スミレも

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一人静か

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セントウソウ

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ヤマルリソウ　勿忘草のような小花

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一人静かの群生　

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7：29　霧の中を歩く

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ホウチャクソウ

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7：47　塔ノ岳4Km　ここが、スタートという感じをいつも抱きます

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登山道のスタート

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　7：49　見晴らし茶屋　ここもガスってます

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新緑も霧の中

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　さあ　登るぞ！と先に行く人もハリキッテ

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散る桜も美し

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豆桜　かわいいちょっと小さめの下向きの花

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　8：06　一本松

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新緑の中を歩く

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トウダイグサ

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ちょっと晴れたような　一瞬ガスが晴れる。このまま晴れに向かってほしい

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8：22　駒止茶屋

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豆桜がきれい
豆桜　　野生種の桜　ちいさめの下向きの花が特徴

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霧に豆桜

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霧に豆桜

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霧に豆桜

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霧に豆桜

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霧に豆桜

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一瞬だけの霧が晴れ

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登山道にかかる桜

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鮮やかな色のスミレ

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叡山菫　葉が細かくわれているところが特徴

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登山道の足元の岩の隙間から菫

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馬酔木　これは移植したとか

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　9：42　花立小屋

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花立小屋の名物の氷も　霧の中に

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まったくの霧で何も見えず

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霧深く　何も見えず

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10：03　金冷し

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頂上へ

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　斜面には馬酔木（移植）

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塔の岳山頂へ

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　10：23　塔ノ岳頂上

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　10：23　塔ノ岳頂上　何も見えません

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10：27　丹沢山2.6km　＠塔ノ岳頂上
ほとんど休憩せず丹沢山に向かう　一時間ほどと

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丹沢山へ

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10：37　崩壊寸前
ちょっと危ない感じ

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登山道の両脇に笹と、まだ芽生えない木々

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　タイアザミ　よく見ると動物のうんちが

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こけが緑緑

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10：53　丹沢山へ　あと1.5km

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丹沢山へ　あと1.5km付近

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丹沢山へ　あと1.5km付近

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笹山を行く感じ

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笹山を行く感じ

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笹山を行く感じ

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11：08　丹沢山へ　もうじき0.9km

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11：28　丹沢山へ　もうじき0.1km

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さあ最後ののぼり
どんな山と興味がつのる

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11：31　丹沢山

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丹沢山頂上　何も見えません
ただの広場のような

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丹沢主要ルート

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12：04　塔ノ岳へ　植生回復へ

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12：04　塔ノ岳へ　植生回復へ

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笹山が続く

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笹山が続く

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12：30　日高　塔ノ岳1.1km

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12：38　塔ノ岳0.7km付近

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12：38　塔ノ岳0.7km付近

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13：01　本日二度目の塔ノ岳

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13：01　本日二度目の塔ノ岳

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13：03　すぐに塔ノ岳を下る

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13：10　やっとすこし風景が見える

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13：18　崩落寸前

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すこし見えた山々

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すこし見えた山々

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すこし見えた山々

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すこし見えた山々

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すこし見えた山々

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すこし見えた山々

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13：35　花立山荘のおしるこ

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すこし見えた山々

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すこし見えた山々

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豆桜

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豆桜

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岩に菫　朝と一緒かな？

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14：10　エイザンスミレ

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移植された　カモジグサ、タイアザミ、チヂミクサ、テンニンソ

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　15：11　登山口

撮影機器：

PowerShot SX260 HS CANON

感想

roadwalker

　前回が三月二十三日だったから、週末の雨や野暮用でひと月ぶりの山。どこに行くか迷いながら、やっぱり、日が長くなったら、丹沢も少しだけ奥に行ってみようと思っていたこと、そして、本日が、丹沢の山開きということで丹沢山に行くことにした。前日の雨で少しどうかなと思いながらも天気予報は晴れ。ここの所、会社のオフィスから見える丹沢山系は、ほとんど雲に覆われ、冬場の青空にすっきりとした山容はなく、毎日残念に思いながら見ている。
　始発バスに間に合うように、渋沢駅に来て、なんとか座る。バスの出発間ぎわに電車がついたのであろう。たくさんの人々で、超満員になる。7時15分には、大倉を出発する。大倉の登山口から、シャガ、ヤマブキ、ムサシアブミ、菫と咲いており、ちょっと花が期待できそうだ。雑事場の平（大倉バス停より二キロ余り）までに、セントウソウ、オオルリソウ？一人静か、ホウチャクソウなどと会う。
見晴小屋〜駒止小屋間では、霧の中にトウダイクサ、散り始めた桜に出会う。この先に、霧の中に浮かぶ豆桜に初めて出会う。何か、ソメイヨシノや山桜とも違うものがあるが、なんだかわからない。まず花が小さい？1〜2cm、花が一か所にたくさんつかず、一花のみ、そして、下向き、色は、白が基調。なんだろうと思う。白い花が霧に包まれ、本当に素敵だ。これだけで、今日来た意味がありそうです。見とれてしまう。行も帰りも、立ち止まり、写真を撮る。あ〜一眼レフを持ってくればと。
花の時期は3月下旬~5月上旬で、花弁は五枚一重で色は白から薄紅色。花は1cm~2cmと小ぶり。他種と違い花を下に向けて開かせる。霧の中に溶け込み、白く、墨絵のような・・・

豆桜：樹木としてはさして大きくならず、大きいものでも10m程度であり、樹高1m程でも花をつけるようになる。この特徴は栄養や気候から生育の難しく大きく成長できない亜高山帯でも子孫を残せるように変化したものだと考えられる。このため、亜高山気候の場所でも育ち、一般的な桜より寒さに耐える富士や箱根を中心に本州の中部に自生する野生種の桜　：ウキペディアより引用

堀山の家付近には、葉が細かくわれた叡山菫が咲いている。濃い感じの色合いがまた美しい。このほか、菫は、たくさん咲いている。鳥海昭子の歌に叡山菫が謳われており印象的な出会いであります
雨か雪また降るという庭先の　叡山菫はやばや咲きぬ　　　鳥海　昭子
　4月になっても冬に逆戻りしたように雪や雨が降ることも あります、でも庭先のエイザンスミレはも　う春だと言わん ばかりに花をつけました。
まだこの先、菫はあるかなと見ながらあるきたいと思ったが、今日ののぼりは、いつもに比べきつく、いつの間にか、観察を忘れてしまう。金冷やしから塔の岳の山頂への最後の階段は、霧に包まれ、なんとなく「天国への階段」という言葉が出る。山頂は、真っ白な霧で何も見えず、残念！オフィスからみた様子は、これだったと実感。山は冬場だなんて思ってしまう。春先は、天気も安定せず、山容も見えず、残念。

塔の岳をすぐに後にして、丹沢山に向かう。一時間ほどが標準とか。冬場は、日が短く、雪もあり、いけなかった丹沢山に大いに期待して向かう。塔ノ岳から丹沢間は、緩いアップダウン笹山の中に登山道が感じであります。この高さでは、まだ、花は早いようであります。霧のせいもあるが日本画の世界のような感じでした。途中、どんどん抜かれる。外人さんと日本人の女性が、会話しながら、ひょいひょいと進んでいく。調子がいまいちだからなあと思う。

丹沢山は、塔の岳同様に何も見えず、残念でした。単なる広場のような山頂、ここで食事。ちょっと「寒い」。30分ほどで食事を終え、塔の岳に向かう。塔の岳への最後ののぼりで、足がだいぶ疲れたようで痛い。少し休み、またあるきだす。塔の岳からくだりは、今度は、靴がよく滑る。あれって感じでしりもちをつき、肘を当て痛い。それでも、ストックのおかげでひどい状態ではない。靴底が問題なのか踏ん張りがきかないのか不明のだが、ともかく、注意深く、ゆっくりと足を進める。朝上るときにみた豆桜をじっくりみながら、ゆっくりと下る。新たな草花の発見はなく、15時には登山口に着く。