残雪期の高三郎山
- GPS
- 14:09
- 距離
- 34.6km
- 登り
- 1,970m
- 下り
- 1,966m
コースタイム
5:48 犀川ダム
6:31 倉谷集落跡
7:36 ナガ尾根登山口
9:16 栃倉分岐
10:57 クラコシ尾根分岐
11:31 高三郎山(三角点)
11:48 高三郎山(最高点)
12:03 高三郎山(三角点)12:22
15:25 ナガ尾根登山口
16:24 倉谷集落跡
17:33 犀川ダム
18:53 上寺津発電所ゲート
※上寺津発電所ゲートから40分ほど歩いた地点から犀川ダムまで車移動。犀川ダムから長倉谷集落跡までボート移動。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■犀川ダム〜倉谷集落跡・・・犀川ダム沿いの道は出だしは歩きやすいが、集落前の橋が近くなるとロープを使って沢を渡る箇所が出てくる。 ■倉谷集落跡〜ナガ尾根登山口・・・雪渓を渡る箇所有。水没して通れない場所があるので、手前の尾根を巻く。 ■ナガ尾根登山口〜栃倉分岐・・・登りだし急登。踏み跡が残雪でわからず笹薮を抜ける場所も。 ■栃倉分岐〜クラコシ尾根分岐・・・痩せ尾根。巨岩(馬ノ背)を乗り越える箇所有。痩せ尾根の藪が濃い場所は谷の斜面の残雪を利用したが緩んでくると危ないかも。(実際薄い雪塊に乗ったら落ちた) ■クラコシ尾根分岐〜高三郎山・・・急登。ほぼ雪の上を歩く。 |
写真
感想
犀川ダム6km手前のゲートからスタートし、40分ほど歩くと車で通りかかったおじさんに声を掛けられ乗せていただく。ダムからもボートに乗せていただく。おじさんが待ち合わせていた人が山に詳しい方でこの方から水没地点の巻き方などいろいろ教えていただく。ボートとこの情報が無かったら登頂無理だったと思いますほんとに感謝です。
倉谷集落跡から犀川源流に沿って歩くがこの辺りの風景は本当に綺麗^−^
水没地点は手前の尾根の横の谷を少し登り赤布にしたがって進む。尾根に登ると右に赤布があったので尾根を登るように右手に進み、地図を見て斜度の緩いラインをたどって笹薮を漕ぎルートへ戻るつもりだったが右往左往し小屋を見つける。ここで下から登ってこられる方がいて、少し話をすると水没地点の尾根の巻き方はもっと手前に下り用ロープが張ってあるそうだった。下山時はそのルートを利用させていただく。
ナガ尾根は出だし急登でトラロープが設置してある場所もあった。踏み跡はそこそこわかったが、残雪が出てくると笹薮を突っ切ったりした。(所々赤紐を残しておいたので下山に心強かった)
栃倉分岐から先は痩せ尾根で藪も濃かった。踏み跡が左端のきわどい部分にあったりして笹をつかみながら落ちないよう通過したり、馬ノ背の巨岩を上り下りしたり、天然のアスレチックかとおもった。藪が濃い場所は左斜面の残雪を拾って通過したが薄い部分を踏むと雪塊ごと落ちたこともあったので危ないことをしたのかもしれない。また下山時も残雪を利用したが気温が上がってだいぶ緩んでいた。通過後しばらく尾根を下ると、後ろのほうで落雪の音がして崩れ落ちていくのが視認できた。クラコシ分岐手前も急登でほんとに辛い登りだった。何度も息を整えるため立ち止まった。
クラコシ分岐から山頂へは急登だったがあと少しということで気分が高まりそれほど苦ではなかった。ただ雪と日差しで暑く汗が目に入り痛かったのを覚えている。山頂(三角点ピーク)に着くと絶景で白山から大笠山、奥三方山、中三方岳、大門山から大倉山の稜線、北アルプス、最高点ピークから天ノ又、金沢平野、富山の平野全部見渡せた。いままで辛い登りだった分予想以上の展望に思わず叫んでいた(笑
せっかくなので最高点ピークも踏もうと思い踏んだ。
2年ほど前に一度敗退しているので登頂できてほんとにうれしいです><
アプローチがとてつもなく長いので改めて難関な山ということを再認識しました。
コメント
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souさん こんばんは。
林道〜ボート〜登山とトライアスロンですね
犀川ダムからでも遠い山なのにチャレンジは流石です
hakusan319さん、こんばんは。
藪漕ぎに自信がないので、どうしても残雪期に挑戦しようと考えた結果のロングコースです・・(笑
序盤の林道を自転車にしたらほんとにトライアスロンみたいですね(笑
アイゼンと保温用サーモ持っていったら結構重く登りが大変つらかったので、ロングコースでは軽量化が重要だなーと実感しましたよ
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