10日ぶりの山、やはり鳳凰山(薬師、観音岳）

2009年07月30日(木) [日帰り]

• GPS: 09:40
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,877m
• 下り: 1,877m

コースタイム

夜叉神峠登山口入り口4:56−5:38夜叉神峠5:47−6:41杖立峠6:45−
7:50苺平7:53−8:08辻山8:10−（近道で登山道合流）−8:30南御室小屋8:40
−9:21薬師岳小屋9:30−9:41薬師岳山頂9:44−10:12観音岳10:31−
10:51薬師岳−10:58薬師岳小屋11:15−11:45南御室小屋12:13−
12:40苺平12:42−13:26杖立峠13:28−14:06夜叉神峠−14:36夜叉神峠登山口入り口
総合時間:9時間40分、歩行時間:7時間52分

天候

曇時折晴れ、登り始めはぱらぱらと小粒の雨もわずか

コース状況／危険箇所等

夜叉神峠を経由するこのルートは、急な登りも夜叉神峠後などにありますが、
概して、なだらかに、逆の言い方をすれば、なかなか標高を
稼げずに進む感じです。
私は、好きなルートなので、もう何回も登っております。

白峰三山が常に左側にあるのですが、眺望が開けるのは、
夜叉神峠、途中の樹林越し、焼け跡、辻山、稜線。
稜線に出れば、いい感じです。

辻山というのは、苺平のある山で、そこから細々とながら、三等三角点の
ある山頂に登山道が延びております。
40分とか30分とか書いてありますが、それほど時間はかからないでしょう。
鳳凰三山の薬師岳、観音岳の眺望が開け、白峰三山も稜線ほどの迫力。
（今日は白峰三山眺望なし）。

特に難しいとか、危険な箇所はありませんが、雨の後は、焼け跡以降
苺平までの登下山道にあるごろごろした石には注意です。

稜線の歩き、特に薬師岳と観音岳の間は白砂青松の稜線歩きをたのしめます。
ただ、風が強いときも多いので、帽子は飛ばされないように、、、、。

写真

7月30日早朝の夜叉神峠登山口入り口の駐車場

登り始めて、太陽も顔を覗かせます。
やはり、太陽が出ると気分がいいですね。

地元の芦安中学が最近、夏休みに入ってからこうしたものを掲げています。

夜叉神峠にて、ホタルブクロ

夜叉神峠にて、ガスで、白峰三山も見えず。

夜叉神峠のお花。ヤナギラン

甲府盆地の雲海

水滴の付いたお花。シナノオトギリ

辻山からの鳳凰山の薬師岳と観音岳。

辻山の山頂。

南御室小屋に到着です。

ハクサンシャクナゲ

ヒメコゴメグサ

稜線はガスがかかったり、こうして見えたり、、。砂払岳から見た薬師岳です。

チングルマ。わずかに薬師岳小屋後に咲いていました。

薬師岳山頂から、砂払岳を振り返ります。

南アルプス固有のタカネビランジ、白いお花。今日歩いた薬師岳から観音岳の稜線に咲いていました。

タカネビランジ、白、ピンク、薄ピンク、色も様々。

タカネビランジ

薬師岳山頂の奇岩。

タカネビランジ

タカネビランジ

タカネビランジ。これが今日見た最大のものです。

ガスもかかってきます。

タカネニガナ

下山時には、カモシカが。前にも見たカモシカと思います。前は、至近距離、そう3mくらい近づいても逃げなかった。彼らは縄張りを持っているといいますから、場所も同じくらいのところですから、間違いないでしょう。

感想

Y-chan

しばらく山に行けず、少々のストレスを抱えていたので、今日の天気予報に
かけてみることに、、、。

目的地の山も色々迷いましたが、登山口も近く、適度に距離もあり、
充実感も高い、鳳凰山に登ることにしました。

結局、雨具も着ることなく、時折　晴れ間も青空も見られ、
良い山行きになりました。

午後からの天気予報が芳しくなく、できるだけ早く5:00前にはスタートし、
早めに稜線を見て、早く下山するつもりでした。

結局、稜線の花の様子を見に行こうと考えていた南御室小屋の小屋番さんと
稜線を一緒に歩き、下山時は、南御室小屋のご主人と下り、
交流も深めることができました。

白峰三山は、とうとう顔を見せることなく、甲斐駒ケ岳や
仙丈ケ岳も見ることはありませんでしたし、富士山も見えませんでした。
でも足下には、タカネビランジが稜線に咲き、可憐なお花を楽しめました。

また、久し振りに苺平から辻山山頂に行き、その雰囲気にも浸れました。

稜線を一緒に歩いた小屋番さんは足が速く、ついていくのがやっとでした。
道理で、今日は妙に足が疲れた感じがします。

コメント

w-kobori

タカネビランジ
Y-chanさん、こんばんは。

タカネビランジ、これは南アルプス固有の花なんですか？ 　すごく綺麗な花 ですね。

ますます鳳凰三山に行ってみたくなりました。

Y-chan

タカネビランジ
w-koboriさん

そうらしいです。
今日稜線を南御室小屋の小屋番さんと歩きましたが、
小屋番さんもそう強調しており、希少価値が高いと。
そしてもうしばらくして咲き始めるホウオウシャジャンという花は鳳凰三山固有なのだそうです。
ちなみに昨年も今頃、鳳凰三山におりましたが、
同じように花の写真を撮っておりました。
http://ychan.naturum.ne.jp/e585411.html

とてもきれいです。
花の名前がなかなか覚えられない私も　覚えました。

Y-chan

saichan

私もです
Y-chanさんこんにちは。

まさにそのストレスまっただ中です
早く私も山の花々に癒されたい

鳳凰三山は春にお寺の境内から見ていて登りたい!!
と思った山です。いつかでなく行きたいです

koujouchou

うおおおっ！！
ぬおっ！！

Y-chanが花の名前書いてるっ！！

むむむむむむ。

こっち側に来てしまいましたかっ！！

でも、調べていると意外と楽しくないっすか？？

Y-chan

ストレスって本当に溜まりますね
saichanさん

やはり、一定の期間をあけて適度に山に登るのが
一番かな、と思います。
もう生活のリズムの1つになっているみたいなので、
それが欠けると全体のバランスが崩れるみたいです。

他のことにも身が入らなくなったりしますね。
でもようやくしっかり予定も入っているようですし、
後は天気ですね。

是非鳳凰三山いらして下さいね。

天気がいいと素晴らしい山行きになると思いますよ。

Y-chan

Y-chan

私が花の名前を調べたと思いますか?
ご想像にお任せしますよ。
でも、横に少し花に興味がある人がいて、
鳳凰三山の花
なんて図鑑を持っていれば、、、。

でもそうは行っても大好きな鳳凰山塊の花くらい
覚えなければ、、、。

山行きの重要なエッセンスですからね、、。

Y-chan