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Yamareco

記録ID: 44139
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山、2006年6月以来の青木鉱泉から周遊

2009年08月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:00
距離
15.2km
登り
2,110m
下り
2,099m

コースタイム

青木鉱泉5:45-7:08南精進ケ滝7:17−8:22白糸の滝8:25−9:00五色ノ滝9:06
-9:48鳳凰小屋10:06-10:50地蔵岳11:00-11:08アカヌケ沢の頭11:17
-12:12観音岳12:40-13:00薬師岳13:07-13:36御座石13:42−15:45青木鉱泉
総合時間:10時間、歩行、写真時間:8時間24分

天候 稜線まで曇、稜線は晴れのちガスも、
過去天気図(気象庁) 2009年08月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
久し振りに歩いた青木鉱泉からの鳳凰三山。

南アルプスの自宅からは、甘利山に進むように甘利山公園線を
暗いうちから走り、そのまま小字沢林道へ。
全面舗装、ただ落石もあり。
青木鉱泉の看板がたくさんありそれを見逃さない。
小字沢林道後は、青木鉱泉への最後のラフ。
1kmくらいのラフですが、雨等によってラフのえぐられ方が
ひどくなっている気がしました。

朝到着したBMWなど車高の低い車はおなかをこすっていたのか、
ドライバーが、例外なく、車の前部の下回りを見ていました。

青木鉱泉に到達するには、最後のラフは避けようにありませんが、
そこまでの林道は、その他の林道アクセスもあり、
よく調べることが肝心です。
帰路は、別の御庵沢林道で甘利山公園線の途中にでました。
こちらのほうが私の自宅から(自宅へは)は早いよう、、、。

さて、青木鉱泉からはドンドコ沢経由でしたが、久し振りにその
急登りを味わいました。
青木鉱泉が1100m、観音岳が2800m以上、単純標高差も大きいです。
急登り、トラバース、渡渉数回、大きな段差など、夜叉神峠入り口からの
登山道と比べるとレベルは高く、消耗も大きいです。


難所はありません。
ただ、渡渉も多いので、雨の多いとき、多量の雨の後は
やめたほうが良いでしょう。

稜線もいつもの通り。
人によっては、地蔵岳から観音岳への途中で、
道がわかりにくいという人もいます。
確かにガスのときなどは、注意が必要です。
今日の稜線は、途中から風が強くなりました。
帽子など飛ばされないように、、。

薬師岳からは、中道を下りました。
道ははっきりしていますが、細くすれ違いが困難な部分が上部で多いです。
下山に使用したわけですが、前半は樹林帯で木の根や石、
狭さで少し歩きにくく、後半笹原に
なりますと開放感も出て、少し歩きやすくなります。

最後は、林道を歩きます。
30分以上は歩くでしょうか、、、。
そして、増水していなければ、青木鉱泉への近道が
あり、それに従います。

いずれにせよ、夜叉神峠からの登山道、私の好きな広河原から鳳凰三山を
縦走する登山道に比べますと、青木鉱泉までのアクセスも(私には)少し悪く、
私的にはポイントは落ちます。

でも稜線歩きはいいですね。
それに周遊できる点もいいですね。

鳳凰小屋で水が豊富。
青木鉱泉で日帰り入浴可能、1000円。
青木鉱泉付近の駐車場は1日750円を徴収。

青木鉱泉のたたずまい
青木鉱泉のたたずまい
指導標。これまで山側は歩いたことありません。
指導標。これまで山側は歩いたことありません。
渡渉が数回あるルートです。
渡渉が数回あるルートです。
流れが速いと怖そうな渡渉。
流れが速いと怖そうな渡渉。
櫛形山でも見たレンゲショウマが南精進ケ滝手前にたくさん咲いていました。
櫛形山でも見たレンゲショウマが南精進ケ滝手前にたくさん咲いていました。
レンゲショウマ
バランスを崩しそうな渡渉箇所。
バランスを崩しそうな渡渉箇所。
南精進ケ滝。
これまた嫌な感じの渡渉箇所。
これまた嫌な感じの渡渉箇所。
鳳凰滝は見ませんでした。鳳凰滝への分岐点を上から見ます。
鳳凰滝は見ませんでした。鳳凰滝への分岐点を上から見ます。
怖そうな場所に見えますが、そうでもありません。
怖そうな場所に見えますが、そうでもありません。
五色の滝はすぐそこにあるのですが、ガスで見えません。
五色の滝はすぐそこにあるのですが、ガスで見えません。
鳳凰小屋が近づき、沢の河原に出ますと青空です。
オベリスクも遠くに見えてきました。
鳳凰小屋が近づき、沢の河原に出ますと青空です。
オベリスクも遠くに見えてきました。
鳳凰小屋。
地蔵岳への苦しい登り。
地蔵岳への苦しい登り。
お花にも目が行きます。
お花にも目が行きます。
甲斐駒ケ岳は早くもガス。山頂付近を見ることはできませんでした。
甲斐駒ケ岳は早くもガス。山頂付近を見ることはできませんでした。
賽の河原のお地蔵さん。
賽の河原のお地蔵さん。
セルフタイマー。オベリスクを背景にポーズ。
セルフタイマー。オベリスクを背景にポーズ。
この角度がいいですね、、、。
この角度がいいですね、、、。
北岳。そういえば、間ノ岳を見ることができませんでした。ガスです。
北岳。そういえば、間ノ岳を見ることができませんでした。ガスです。
タカネビランジをまだ見ることができます。
タカネビランジをまだ見ることができます。
まだ見えている北岳。
まだ見えている北岳。
地蔵岳オベリスクと雲海。
地蔵岳オベリスクと雲海。
白いタカネビランジ。
白いタカネビランジ。
オベリスク方面を見ます。
オベリスク方面を見ます。
薬師岳山頂でセルフタイマー。
薬師岳山頂でセルフタイマー。
下山に使用した中道。
下山に使用した中道。

感想

しばらくぶりの青木鉱泉からの鳳凰三山。
調べみたら2006年6月29日が青木鉱泉からの周遊の最後。
http://ychan.naturum.ne.jp/e523976.html

行き先は北岳と迷いましたが、混雑を気にして、こちらに。

自宅は、4:00には出発しましたが、青木鉱泉までのアクセスは意外に悪く、
歩き出しは、5:45になってしまいました。

出発してから、途中では、地域的な雨に降られ、
甘利山に向う道路では、ガスが気持ちを不安にし、稜線に出るまでは、
ガスが支配的であったり、不安な時間もありました。

さて、今では、鳳凰三山といえば、夜叉神峠入り口、広河原からが
私の定番で、繰り返しますが、今回のルートは、実は、数年前は
スタンダードでした。

大きな標高差と急登り。
いつも充実山行きでした。

今回もそうでしたが、やはり夜叉神峠入り口から、あるいは、
広河原からのルートのほうが好きかもしれません。

今日の鳳凰山は稜線は天気が良く、登山者も多くなく、快適でした。
総合時間10時間は、昔とそれほど変わりませんが、若干遅くなっています。
その分、昔より、多く写真を撮っていますので、体力的には、
なんとか維持しているでしょう。

櫛形山で見たレンゲショウマが咲いており、きれいでした。
稜線は、相変わらず、いいですね、、。

それにしてもドンドコ沢ルート急登です。


甲斐駒ケ岳、間ノ岳の山頂、富士山も
そういえば、見えませんでした。

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コメント

さすが
健脚ですねえ
2009/8/13 0:59
大変なコースです。
fujisanさん

健脚かどうかは、正直、わかりません。
ただ、我慢強いのは確かです。
苦しくても弱音ははかない、、、。

とはいえ、数年ぶりのこのコース。
きつく、大変なことには、変わりありません。

地蔵岳に到着したとき、まだ稜線を歩いて、
下山しなければならないのか、、、、
とため息つきました。

薬師岳小屋で泊まれば、もっと充実した山行きに
なると思います。


Y-chan
2009/8/13 14:12
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