残雪期の乗鞍岳

2014年05月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.9km
• 登り: 673m
• 下り: 666m

コースタイム

11:00位ヶ原山荘-13:05剣ヶ峰-15:00位ヶ原山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

7:16松本駅-7:50新島々（松本電鉄）-10:00乗鞍高原観光センター前（バス）-10:50位ヶ原山荘（春山バス）

コース状況／危険箇所等

ざらめ雪で道は締まっている。山頂付近はアイゼン要。

写真

5/6 14:42

アルプスの山並み

5/4 12:08

5/6 14:29

山頂から御嶽

5/4 13:37

5/4 13:39

クリーム状の雪

5/4 14:18

雲が流れる

5/4 14:33

5/4 14:35

5/4 14:49

雪の回廊

撮影機器：

PowerShot A470 CANON

感想

jude

約4ヶ月ぶりの登山です。当初は燕岳に行く予定でしたが、バス停まで来ると不吉な張り紙が…「地震による落石で現在通行止めです」タクシーのおっちゃん曰く、しばらく復旧しそうにないぞとのこと。しかしはるばるやって来てこのまま引き返すのは口惜しい！　常念方面へ行かれる方もいらっしゃいましたが、私は日帰りの予定なので他を探します。すると、以前HPでちらっと見た乗鞍の春山バスのことが思い出され、時刻表を調べるとまだ行けそうだとわかりました。

というわけで、穂高駅から松本へ引き返し、新島々からバスで乗鞍高原観光センターへ。GW真っ只中で、位ヶ原山荘行きのバス停は長蛇の列。そしてバスはかなり遅れて到着しました。位ヶ原山荘には11時前に到着。事前情報ゼロの為、自分は他の観光客と共に車道を歩いて行きましたが、後で見ると、山荘すぐ前に近道があったようですね。
車道が雪で行き止まりになる頃、乗鞍岳斜面を滑る大勢のスキーヤーやスノーボーダーの姿が見えます。ほぼスキー場の様相です。帰りのバスの最終も気になるので、山頂目指して登ります。ざらめ雪で、踏み抜きは全くありません。急な斜面に入り、アイゼン装着。6本爪でしたが、斜面によっては10本以上の方がいいかもしれません。ピッケルを持った方が半分くらいいましたが、その日はストックで十分でした。

最後の勾配がキツく、ヒーヒー言いつつ山頂に到着しました。穂高連峰と御嶽山の眺めが最高です。とりわけ雪を冠った御嶽は存在感抜群でした。
下山はスキーヤーと違って、登山者の我々は地道に下ります（笑）それでも半分滑るような歩調で軽やかに下り、楽しかったです。そのまま元来た道を位ヶ原山荘まで戻りました。

今回は早朝からトラブルがありましたが、結果的に満足した山行でした。
ただ、一つだけ忠告です！　とりわけ樹木など遮るものがない雪山では、サングラスと日焼け止めが必須です。その日は快晴というわけではなかったので、私はサングラスをかけませんでした。そしたら帰りに典型的な雪目の症状が現れ、涙が止まりませんでした。やはり山では油断は禁物ですね。これからの登山シーズン肝に銘じたいです😣