ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 442205
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

陣馬山 プランC

2014年05月06日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:33
距離
11.0km
登り
775m
下り
649m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

JR藤野駅発: 8:08
一ノ尾根取り付き: 9:07
陣馬山到着: 10:52
陣馬山出発: 11:23
奈良子峠: 11:51
陣馬高原下: 13:36
天候 くもり。北風強し。手も悴む寒さ >_<。でした…
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR藤野駅発
陣馬高原下バス停より西東京バス、高尾駅北口着
コース状況/
危険箇所等
・奈良子峠より陣馬高原下への破線路ですが、奈良子峠の道標には手書きで”難路”とありました。そりゃぁ縦走路に比べれば状態は良くありませんが、通行に支障はありませんでした。奈良子峠に近い場所で細いトラバースがほんの少しあります。
プランCで陣馬山に行く事にしました。登山口への舗装路沿いでセイヨウジュウニヒトエ。
3
プランCで陣馬山に行く事にしました。登山口への舗装路沿いでセイヨウジュウニヒトエ。
トイレによって一ノ尾根へショートカットします。
トイレによって一ノ尾根へショートカットします。
近道の脇にはクサノオウ。雌しべが目立ちますね。
4
近道の脇にはクサノオウ。雌しべが目立ちますね。
キランソウかな?ちょっと違うようにも見えるけど…
3
キランソウかな?ちょっと違うようにも見えるけど…
3階建てです…

追記:タチキランソウというのがあるらしいが、”花冠の上唇が大きく2裂する”という特徴には当てはまらないように見えます。ネットのサイトでは”迷う事は無い”らしいので、これはジュウニヒトエとの雑種”ジュウニキランソウ”としておきます。
2
3階建てです…

追記:タチキランソウというのがあるらしいが、”花冠の上唇が大きく2裂する”という特徴には当てはまらないように見えます。ネットのサイトでは”迷う事は無い”らしいので、これはジュウニヒトエとの雑種”ジュウニキランソウ”としておきます。
セリバヒエンソウの群落がありました♪
4
セリバヒエンソウの群落がありました♪
タチイヌノフグリかな?
1
タチイヌノフグリかな?
オダマキだ!
まだ野生物を見たことがありません…今年こそは!
10
まだ野生物を見たことがありません…今年こそは!
スイバ。葉を噛んだことはありませんけど酸っぱいらしいです。
(^^;)
3
スイバ。葉を噛んだことはありませんけど酸っぱいらしいです。
(^^;)
のそのそと歩いてようやく登山道入り口に。ここで一休み…
のそのそと歩いてようやく登山道入り口に。ここで一休み…
頂上ガスってるし、慌てて登る事も無いか^^
2
頂上ガスってるし、慌てて登る事も無いか^^
登山道入り口は現在ツツジが綺麗。アジサイが咲くと、また綺麗になるんですよね♡
8
登山道入り口は現在ツツジが綺麗。アジサイが咲くと、また綺麗になるんですよね♡
ホウチャクソウが咲いていました^^
4
ホウチャクソウが咲いていました^^
チゴユリも歓迎してくれました。というか、大歓迎してもらいました
(´∇`*)
3
チゴユリも歓迎してくれました。というか、大歓迎してもらいました
(´∇`*)
クサイチゴを始め、イチゴの花は沢山咲いています。
1
クサイチゴを始め、イチゴの花は沢山咲いています。
モミの稚樹も頑張って新芽を出しています。
1
モミの稚樹も頑張って新芽を出しています。
オトコヨウゾメですかね〜^^
3
オトコヨウゾメですかね〜^^
ヤマツツジは満開。
1
ヤマツツジは満開。
ギンラン見っけ (^∇^)
6
ギンラン見っけ (^∇^)
ツクバネウツギ
一ノ尾根は終始一面にチゴユリが広がっていました。こんなにあったんだ〜
(@o@)
6
一ノ尾根は終始一面にチゴユリが広がっていました。こんなにあったんだ〜
(@o@)
新緑とヤマツツジがお互いを引き立てていましたよ^^
2
新緑とヤマツツジがお互いを引き立てていましたよ^^
ジュウニヒトエも存在感あり。
3
ジュウニヒトエも存在感あり。
ミツバツチグリ
と、その葉
これは何色でしょう。楽しみですね^^
4
これは何色でしょう。楽しみですね^^
ニガイチゴかな。
ニガイチゴかな。
これはヒメウツギかな。

⇒葉を見ると三出複葉ですので、ミツバウツギが正解でした。
1
これはヒメウツギかな。

⇒葉を見ると三出複葉ですので、ミツバウツギが正解でした。
ナルコユリ。山頂付近に沢山ありました^^

追記:これはアマドコロでした。ナルコユリとの見分け方は”茎が角ばっているのがアマドコロ”、”茎がつるつるで丸いのがナルコユリ”が一般的だそうですが、写真では判別不能。もう一つは”花と花柄の繋ぎ目に短柄があるのがナルコユリ、無いのがアマドコロ”だそうです。この写真では短柄が見当たらないので、アマドコロだと言えます。
2
ナルコユリ。山頂付近に沢山ありました^^

追記:これはアマドコロでした。ナルコユリとの見分け方は”茎が角ばっているのがアマドコロ”、”茎がつるつるで丸いのがナルコユリ”が一般的だそうですが、写真では判別不能。もう一つは”花と花柄の繋ぎ目に短柄があるのがナルコユリ、無いのがアマドコロ”だそうです。この写真では短柄が見当たらないので、アマドコロだと言えます。
の〜んびりと歩いて山頂に着きました。ガスは取れたけど雲は低いです。北風が強くて寒い!!
3
の〜んびりと歩いて山頂に着きました。ガスは取れたけど雲は低いです。北風が強くて寒い!!
前回来た時もやたら寒かった。雪がパラついてたっけ…今日もコーヒーがすぐ冷めちゃいます
>_<。

ランチパックのフィッシュフライ&タルタルソースが復活しました〜〜
(*≧∇≦*)
3
前回来た時もやたら寒かった。雪がパラついてたっけ…今日もコーヒーがすぐ冷めちゃいます
>_<。

ランチパックのフィッシュフライ&タルタルソースが復活しました〜〜
(*≧∇≦*)
プランBの権現山はず〜っと低い雲の中。放棄して正解でした。
1
プランBの権現山はず〜っと低い雲の中。放棄して正解でした。
体調はすぐれないし、とにかく寒い〜
((((T△T))))ガタガタ

今日はもう降りる事にします。
服装間違えました。
2
体調はすぐれないし、とにかく寒い〜
((((T△T))))ガタガタ

今日はもう降りる事にします。
服装間違えました。
ホウチャクソウですね。まだまだ沢山予備軍がいます ^^;
1
ホウチャクソウですね。まだまだ沢山予備軍がいます ^^;
陣馬周辺にはあまりスミレが無かったです。近くても高尾山とは違うんですね。
3
陣馬周辺にはあまりスミレが無かったです。近くても高尾山とは違うんですね。
こういう時こそ普段通らない道を使ってみましょう。奈良子峠から破線路で陣馬高原下へ降ります。
こういう時こそ普段通らない道を使ってみましょう。奈良子峠から破線路で陣馬高原下へ降ります。
難路とあります…ゲロゲロリ
>_<。
1
難路とあります…ゲロゲロリ
>_<。
つまらない植林帯を降りていくとニリンソウが現れます。沢は近い。
3
つまらない植林帯を降りていくとニリンソウが現れます。沢は近い。
ケルンがありました (^∇^)
ケルンがありました (^∇^)
明るい沢に出ました。
明るい沢に出ました。
こんな感じの道です。近くからは水音も聞こえます。
こんな感じの道です。近くからは水音も聞こえます。
ネコノメソウの類が沢山ありました。
3
ネコノメソウの類が沢山ありました。
小さいスミレ。
おや?初めて見る花です…
3
おや?初めて見る花です…
唇状花、四角い茎、十字対生の葉という特徴からシソ科を調べましたが、該当種無し…
2
唇状花、四角い茎、十字対生の葉という特徴からシソ科を調べましたが、該当種無し…
ヒナノウスツボというゴマノハグサ科の花でした。
3
ヒナノウスツボというゴマノハグサ科の花でした。
サンショウの花も咲いていました。
3
サンショウの花も咲いていました。
ニワトコの花。良く見ると紅い柱頭と弾けた☆のような蕊がカワイらしいですね。
5
ニワトコの花。良く見ると紅い柱頭と弾けた☆のような蕊がカワイらしいですね。
元気なタラノキがありましたよ♪
1
元気なタラノキがありましたよ♪
沢の中に白い花がポツンと。良く見ると…
沢の中に白い花がポツンと。良く見ると…
クレソンですよね^^
3
クレソンですよね^^
広場で一休み。この先は未舗装林道です。
広場で一休み。この先は未舗装林道です。
ハナダイコン…ここは盛り土の上なので、土に種が混じっていたのでしょう。
1
ハナダイコン…ここは盛り土の上なので、土に種が混じっていたのでしょう。
底沢峠からの道を合わせます。立派なモミジが生えてます!ここからは舗装路です。
底沢峠からの道を合わせます。立派なモミジが生えてます!ここからは舗装路です。
ここがキャンプ場?バンガローが数棟立っています。
ここがキャンプ場?バンガローが数棟立っています。
沢のコケが綺麗でした。
4
沢のコケが綺麗でした。
古そうなお地蔵さんの頭が見えたので覗いてみると…
3
古そうなお地蔵さんの頭が見えたので覗いてみると…
イチリンソウとムラサキケマンが沢山咲いていました。ホトケノザ(仏の座)もいっぱい生えてます。
4
イチリンソウとムラサキケマンが沢山咲いていました。ホトケノザ(仏の座)もいっぱい生えてます。
ヤマネコノメとカテンソウもたくさん^^
4
ヤマネコノメとカテンソウもたくさん^^
マス釣り場は家族連れで盛況のようでした。GWですね〜。
マス釣り場は家族連れで盛況のようでした。GWですね〜。
ぎゃーぎゃーと聞き慣れない鳴き声がするなぁと思ったら、サルの群れが道路脇の林に!
5
ぎゃーぎゃーと聞き慣れない鳴き声がするなぁと思ったら、サルの群れが道路脇の林に!
これはおなじみのキランソウですよね。やっぱり最初の写真の花とは少し違うような気がします…
5
これはおなじみのキランソウですよね。やっぱり最初の写真の花とは少し違うような気がします…
カキドオシもあちこちに沢山咲いていました。
3
カキドオシもあちこちに沢山咲いていました。
クラマちゃん
元気に這い回っています^^;
元気に這い回っています^^;
これもおなじみのイカリソウ。
4
これもおなじみのイカリソウ。
見に行くつもりだったコイワザクラの代わり?サクラソウが咲いていました。民家の玄関先です。
4
見に行くつもりだったコイワザクラの代わり?サクラソウが咲いていました。民家の玄関先です。
道路脇に満開のシキミの木がありました^^
4
道路脇に満開のシキミの木がありました^^
これはコンロンソウかな〜
2
これはコンロンソウかな〜
道端にヤマルリソウの群落♡
3
道端にヤマルリソウの群落♡
ゴージャスな八重のヤマブキ。
(^_^)b
6
ゴージャスな八重のヤマブキ。
(^_^)b
丈は低いんですが、多分八重桜の一種だと思います。こちらも綺麗!
4
丈は低いんですが、多分八重桜の一種だと思います。こちらも綺麗!
これはイチイの新芽です。
3
これはイチイの新芽です。
そろそろゴール…再びセリバヒエンソウの群落がありました♪
1
そろそろゴール…再びセリバヒエンソウの群落がありました♪
バスは10分ほど前に行ってしまった後でした… 体調悪いながらも、お初の花も見れて良い一日でした(´∇`*)
1
バスは10分ほど前に行ってしまった後でした… 体調悪いながらも、お初の花も見れて良い一日でした(´∇`*)

感想

皆さんのレコを見て、檜洞丸の方にコイワザクラを見に行くつもりでした。

朝も何とか5時前に起きる事が出来ましたが、その時点でこりゃダメだなと。とても西丹沢自然教室までドライブして、1000m登って、岩場を降りて、GW渋滞の待つ東名を帰って来ることは無理そうな体調でした。5/3,4,5と3連荘でテニスをした疲れが出てしまったのでしょう。そこでプランBの権現山〜扇山 (オプションで百蔵山) 縦走に変更し、+1時間寝ました。再度の寝覚めも悪く、電車で眠れば少しはマシになるだろうと思っていましたが、生あくびはいくらでも出るのに眠れず、胃のあたりまでムカムカしてくる始末…。結局、相模湖駅を出発した時点でプランBも断念、陣馬山シングルで帰るというプランCに決めました。

一ノ尾根を登りながら少し汗をかくと、体調も多少はマシになってきたのでホッとしました。”石を投げればチゴユリに当たる”ってな具合で、辺り一面ず〜っとチゴユリが咲いていましたよ。陣馬山頂の信玄茶屋でコーヒーを注文してお昼にしましたが、北風が強くて気温も低く、とても長居出来る天候ではありませんでした。プランBの権現山や扇山の山頂にはずっと低い雲がかかっていて、行かなくて正解だったと思いました。

お昼を食べながらどこに降りようかと思案し、普段使う事の無い奈良子峠から陣馬高原下へのルートで降りてみる事にしました。山と高原地図では破線路になっています。奈良子峠の道標にも”難路 石・障害物多い・急坂”と手書きで書いてありました。降りていくと、最初だけが細い道で多少崩れかけた場所もありました。植林帯の中は急斜面ですが道は九十九折でしっかりしています。沢まで降りると石が多くなりますが、全く問題ないレベルだと思います。アジサイが多かったので、花の季節には華やかな道になる事でしょう。ネコノメソウも目立ちました。マス釣り場あたりからは舗装路になりますが、道沿いには林縁を好む山野草が多く、バス停に着くまで退屈しませんでした。

予定していた山行にはなりませんでしたが、不調なりに楽しむ事が出来て満足です。万全の状態で簡単にプランを破棄するのはプライドが許さないところですが、そうでなければ柔軟に変更していかなければならないという事をあらためて感じた一日でした。

楽しくなければ山に行ってもしょうがないですものね〜 (^∇^)♪

なお、山野草・樹木の同定にはこのサイトが便利だと思います。
”四季の山野草検索”
http://www.ootk.net/cgi/shiki/shiki.cgi

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1028人

コメント

不調な中でも、
心弾むような山歩きですね。
御疲れ様です。

クレソンの花、こういう花だったんですね。
白きアブラナといったところでしょうか。

お薦めの野草紹介サイト、とても使いやすいですね。
重宝しそうです。
2014/5/7 21:16
Re: 不調な中でも、
ubejinさま
いつも見に来て頂いてありがとうございます^^

陣馬山に着く頃は多少調子も良くなってきたので、高尾まで歩こうかとも思ったのですが、何しろ寒かったので降りてしまいました。他の方のレコを見ると、150m程標高の高い生藤山山頂が当日5℃だったとの事でしたので、長袖アンダー+Tシャツ+3シーズンの全天候ジャケットでは耐えられませんでした。フリースを持ってくるべきでした。

4枚花弁で無限花序の花は、まずアブラナ科です。道端のナズナなんかがそうです。クレソンもアブラナ科です^^

よく解らない山野草があったら、このサイトの検索条件になっている項目をチェックしておくと良いかと思います。それでも解らなかったら…私は”みんなの花図鑑”で聞いています^^;
2014/5/7 23:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら