火打山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
8:20高谷池ヒュッテー9:20山頂9:50ー10:30高谷池ヒュッテ12:40ー15:10
天候 | 3日 一時間ほどガスるも基本は晴れ 4日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スタート時から積雪50センチ。 |
感想
一年ぶりの火打山。
テント泊でのんびりピストン予定なので朝は八時すぎに出発。
GWの渋滞もあって到着は11時半頃に。なんというのんびり登山。
登り出しは11時40分。4時間で高谷池ヒュッテ着予定。
今回装備はモンブランに12本爪。りかこはモンブランにチェーンスパイク。
ダブルストック。完全氷化してたらどうしようかと思いながら登り始める。
ツェルトで行きたいところだが風を考えテント。テン場で寒かったら、と思いダウンも上下。
お酒も合わせて結果17、8キロという重量に。
うーん少し重いがしょうがない。なにせすき焼きが1.5キロを占めているのだから。
スタート時から50センチほどの積雪がありびびる。
火打恐るべし。
夏道は全くわからないけどトレースに沿って適当に歩いてみる。
DIYGPSがなぜか入らない。不安はあるがそのままどんどこ進んでいく。
人がかなり多いみたいだ。そして大半がスキーヤー。スキー靴で登るなんて信じられませんな。
12時40分。橋に到着。みんな休憩しているがあまりつ疲れていないのでそのまま登っていく。
13時10分くらい12曲がりだと思われるところをひたすら登っていく。
傾斜は30°以上明らかにある。スキーの上級者コースよりあるのだ。
局所的には45°ほどありそうだ。
急な道を直登しているのだからしょうがない。と思っていた。
雪が緩いからむしろ登れてしまうのだ。
そして13時25分、12曲がりの終わりになって気付いた。
夏道とまったく違うところを直登しているからやたら急だということに。
まあ問題ない。
ちなみにここまでずっと薄手の化繊もロンT一枚。
12曲がりで休憩をとってここでウールフリースに着替える。
大きな樹木がある場所を抜けるとガスってしまった。視界は10mほど?
トレースに沿っていくも途中で迷う。
GPSが快復していたので、地図をよくみて安全にヒュッテ到着。15時35分
去年の牛田さんはいらっしゃらなかった。残念。
整地してテントを建てる。テントの中はあったかいなー
ノコギリで雪を切って壁を作りツェルトを張っている人もいた。
テントは16張ほど。荷物を見る限り小屋泊の人も多そうだ。
おそらく8割以上、いや9割くらいがスキーヤーだったように思う。
その中にスプリットボードの人も二組くらい?みた。
実物をみたのは初めてだ。
テントを建てて中でのんびりしていると17時頃から一気に晴れ始めた。
強風がガスを飛ばしてくれたのかな。
ビールとムール貝で一息。
テントに入って即寝。
モンブランだからかテント装備だからか雪が緩いからかわからないが、足がやたらと疲れている。うーん。たった4時間でなんとひ弱なことか。
19時半頃もぞもぞ起きだす。うーん夕焼けを見逃してしまった。
相変わらず強風。
テント内ですき焼き開始。
そばつゆ、白菜、ネギ、こんにゃく、生卵、和牛、うどんをわざわざ運んできた。むしろこのご飯が目的といっても過言ではない。
あーうまい。このテントのだらだら感が大事なのである。
頑張って持ってきたが、バーベキューセットを担ぎ込んでいるパーティーには叶わない。今度大勢でそんな登山をしてみたいものだ。
食ったら寝る。風は相変わらず強い。
5時40分起床。
朝焼けは逃す。星空もみてないし、今回はだめだなーせっかく晴れてるのに。
ピーカンで安心。
寒いのでまた寝る。
寝てばかり。
八時半から火打山に向かってGO!
荷物はほとんど持たず。水と軽食のみ。
レインウェアをきていく。
まわりは上下シェルにスキーまたは12本爪アイゼン、ピッケルなど割とガチンコ装備。
気にせずいく。意外と雪も緩んでいる。
夏道いかずにショートカットして山頂へ。
1時間で到着。
周りの長年山やってます!って感じのおじさんたちよりりかこの方が足取りが軽い。荷物の問題もあるだろうけど年取るとやっぱ体力なんてそんなもんなんだなー
正直ピッケルなんていらないし、12本すらもなくてもいけるくらいだった。
用心するに越したことはないけど。
山頂でまったりしつつ写真をパチり。
山頂からの景色は最高でした。
高妻??がどどんと見えてさらに奥には北アがずーーーっと見えている。
ぐはあこれはたまらん。
でも写真としては雲がなさすぎて少し物足りなかった。
下りは相も変わらず尻セード。
ぐんぐん下るも途中でアイゼンを引っ掛けてレインパンツ、タイツに穴があく。
ふくらはぎもわずかに裂傷。
まあ仕方ない。楽しいからいいのだ。シェルとかだったら相当萎えてたと思うけど。
腹ごしらえして12時40分発。15時15分小屋着。
下りも壷足だったが、一カ所だけ急でアイゼン装着。
とはいえ下りはあっさり到着。
いやーゆるゆる登山で最高でした。
5月初頭の2500mの感じもつかめたので今後安心して残雪を踏みにいける。
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