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Yamareco

記録ID: 4529399
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

御殿場ルートで富士山(標高差2300mを1時間半で下れるミラクル)

2022年07月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:30
距離
19.2km
登り
2,311m
下り
2,304m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
1:11
合計
6:28
2:02
2:03
40
2:43
2:43
74
4:32
4:40
18
4:58
5:02
6
5:52
5:58
42
6:40
6:59
21
7:20
7:21
3
7:41
7:41
6
8:04
8:04
15
8:19
8:19
4
8:23
8:23
0
8:23
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御殿場口新五合目第2駐車場。無料。
第2が満車ならすぐ下に第3。
(第1はバス・タクシー専用)

平日21時〜4時は駐車場の入出庫禁止。
受付は4時〜21時。
21時前に入庫して受付を済ませる。
検温チェックしてリストバンドを受け取り、協力金千円を払う。

2時にスタートする時点で6割くらい埋まっていた。
8時半に戻った時は第2は満車。第3は余裕あり。

詳細は私の前々回のレポート
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4503891.html
コース状況/
危険箇所等
登山道は六合目あたりまでずっと砂礫のズブズブであることを覚悟。間違って下山路を登ってしまうとさらにズブズブが酷くなります。ソールが硬い靴を履いていればキックステップが有効な場合も。
六合目を過ぎると徐々に歩きやすくなりますが、八合目から上になると、今度は溶岩石のザレ地で最後まで大変な2300mの登りです。そのご褒美に大砂走りのアトラクションが待っています。

4軒ある営業小屋(大石茶屋除く)でバイオトイレが借りられます。300円。小銭用意。下りは半蔵坊は通らないので3軒です。

【御殿場口〜次郎坊】
大石茶屋を左に回り込んだところに道標がある。
山頂方面の右が下山路(直線)。
左が登山路(ジグザグ)。
下山路は砂礫のズブズブで登るには大変。
さらに左方向の二ッ塚方面へ行かないように。

【次郎坊(五合五勺)〜半蔵坊(新六合目)】
次郎坊は分岐点で道が交錯しているが道標が不案内で深夜だとわかりにくい。
ブル道ではなく、大砂走り(下り専用)でもなく、一番右の登りの道に入ること。
大砂走りを登っている人をたまに見ます。ものすごく体力を消耗します。
最初のオアシス、新六合目の半蔵坊(2021年から営業、わらじ館の別館)を目指してとにかく頑張る。
御殿場口から半蔵坊までの一般的なコースタイムは4時間くらい。ここを陽が昇る前に歩くととっても楽です。まっ昼間は砂漠を行く感じになります。

【半蔵坊〜六合目〜七合目・日の出館(閉業中)】
宝永山よりも高くなり、足元のズブズブも減り、気持ちよく歩ける区間。
七合目から上は登りと下りが同じ道です。日の出館の手前で大砂走り方面への分岐があることを確認。

【七合目〜御殿場ルート山頂】
途中に営業小屋が3軒。わらじ館、砂走館、八合赤岩館。
わらじ館と砂走館の前が広くて休憩適地。
標高が3000mを越え、空気が薄くなってくるので、ゆっくり休みながら。
オーバーペースで登っている人は皆、顔や腕が黄色くなっています。(私もなります)
赤岩館から山頂まで1時間半。最後の頑張り。
溶岩のザレ場が続き、喘ぎながら登ります。足が前に出ず、喘ぐほどのスピードが出なくなる場合も。
団体がいると抜いたり、すれ違ったりが面倒。
上のほうに肌色の岸壁が見えますが、登山道はその左側を巻いてすぐにゴールです。

【剣ヶ峰へ】
御殿場ルートの山頂は剣ヶ峰に近いのが利点。混むので私は行きませんが、初めての富士山なら剣ヶ峰まで行かないと。さらに余力があればお鉢めぐりを。

【下り、七合目まで】
登ってくる人とのすれ違いに注意。
登山道の幅は広いものの、踏み固められた歩きやすいトレースは狭く、そこは登りに譲って、不安定なガレの上で一度立ち止まった方がいい。
あまり谷側のガレを歩くと落石するので注意。

【下り、大砂走り】
スパッツ(ゲーター)を付けてストックをしまいます。
走ればあっという間に終わります。
前かがりになると危ないので鉛直方向に立ち、かかとでブレーキをかけながら。
次郎坊から下は傾斜が緩く、ズボズボも浅くなるのでリズムが狂います。歩いた方が無難。

大砂走りをゆっくり歩いて下る場合は、日差しを遮るものが何もない大海原です。水が足りなければ上の小屋で補給を。日焼け対策も万全に。

【最後に】
すべて晴天を前提に書きましたが、風雨の日に高所で濡れると大変冷えます。低体温症には充分注意。
また、霧が濃いと道迷いの可能性あり。

その他周辺情報 「御胎内温泉センター」がしばらく休業なので、
「富士八景の湯」へ。
ホームページのクーポンを見せて800円。
外に足洗い場があります。
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
御殿場口七合四勺・わらじ館
山頂方面は登りと下りに分かれています。
2022年07月29日 02:03撮影 by  SO-41A, Sony
7/29 2:03
山頂方面は登りと下りに分かれています。
この標識があれば、正しく登り専用路を歩けています。
2022年07月29日 02:21撮影 by  SO-41A, Sony
1
7/29 2:21
この標識があれば、正しく登り専用路を歩けています。
振り返ると御殿場の夜景。
2022年07月29日 02:22撮影 by  SO-41A, Sony
7/29 2:22
振り返ると御殿場の夜景。
2022年07月29日 02:40撮影 by  SO-41A, Sony
7/29 2:40
次郎坊。この道標だけでは不案内です。
必ず一番右の登り専用路に。
2022年07月29日 02:44撮影 by  SO-41A, Sony
1
7/29 2:44
次郎坊。この道標だけでは不案内です。
必ず一番右の登り専用路に。
登り専用路にしかないので、ルートをそれていないことを確認。
2022年07月29日 02:53撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 2:53
登り専用路にしかないので、ルートをそれていないことを確認。
新六合目、半蔵坊でしばし休憩。
2022年07月29日 04:03撮影 by  SO-41A, Sony
1
7/29 4:03
新六合目、半蔵坊でしばし休憩。
日の出には少し早かった。
2022年07月29日 04:03撮影 by  SO-41A, Sony
2
7/29 4:03
日の出には少し早かった。
新六合目で昨年から開業した半蔵坊。(元々あった廃屋を改装)
ここまでコースタイム約4時間。
昼間に登れば半蔵坊が御殿場ルート最大のオアシスです。
2022年07月29日 04:04撮影 by  SO-41A, Sony
1
7/29 4:04
新六合目で昨年から開業した半蔵坊。(元々あった廃屋を改装)
ここまでコースタイム約4時間。
昼間に登れば半蔵坊が御殿場ルート最大のオアシスです。
日の出には早かったので先へ進みます。
2022年07月29日 04:15撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 4:15
日の出には早かったので先へ進みます。
宝永山より高くなりました。
2022年07月29日 04:34撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 4:34
宝永山より高くなりました。
六合目あたりで日の出。
2022年07月29日 04:45撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 4:45
六合目あたりで日の出。
2022年07月29日 04:45撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 4:45
モルゲンロートっぽい山頂。
2022年07月29日 04:46撮影 by  SO-41A, Sony
3
7/29 4:46
モルゲンロートっぽい山頂。
オンタデ畑。
2022年07月29日 04:52撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 4:52
オンタデ畑。
よし!
2022年07月29日 04:57撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 4:57
よし!
大砂走への分岐点。
2022年07月29日 05:00撮影 by  SO-41A, Sony
7/29 5:00
大砂走への分岐点。
下山コースを確認。
2022年07月29日 05:00撮影 by  SO-41A, Sony
7/29 5:00
下山コースを確認。
わらじ館。
2022年07月29日 05:09撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 5:09
わらじ館。
砂走館。
2022年07月29日 05:12撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 5:12
砂走館。
砂走館前。
わらじ館前と砂走館前が休憩適地。
赤岩館前も長いベンチがあるのですが、ちょっと狭いです。
2022年07月29日 05:12撮影 by  SO-41A, Sony
7/29 5:12
砂走館前。
わらじ館前と砂走館前が休憩適地。
赤岩館前も長いベンチがあるのですが、ちょっと狭いです。
2022年07月29日 05:18撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 5:18
手前に愛鷹山。
奥に伊豆半島の山並み。
右に駿河湾。
2022年07月29日 05:19撮影 by  SO-41A, Sony
2
7/29 5:19
手前に愛鷹山。
奥に伊豆半島の山並み。
右に駿河湾。
休憩適地とはしませんでしたが、ここから最後の頑張り、1時間半。
2022年07月29日 05:43撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 5:43
休憩適地とはしませんでしたが、ここから最後の頑張り、1時間半。
八合目の先、長田尾根の取付き点。
冬季の登山道です。夏は左の谷間をジグザクに登って行きます。
2022年07月29日 05:58撮影 by  SO-41A, Sony
2
7/29 5:58
八合目の先、長田尾根の取付き点。
冬季の登山道です。夏は左の谷間をジグザクに登って行きます。
御殿場ルート山頂。
2022年07月29日 06:41撮影 by  SO-41A, Sony
2
7/29 6:41
御殿場ルート山頂。
2022年07月29日 06:50撮影 by  SO-41A, Sony
7/29 6:50
火口。
下りはかっ飛んだので写真がありません。
2022年07月29日 06:51撮影 by  SO-41A, Sony
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7/29 6:51
火口。
下りはかっ飛んだので写真がありません。

感想

2時スタートで8時半戻り。
ずっとTシャツ1枚で暑くなく、寒くなく。
飲んだ水も500ml程度でした。
暑さを避けた登山として最高の場所だと思います。

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