朝日岳〜三本槍岳〜茶臼岳(峠の茶屋〜三斗小屋温泉大黒屋泊)
- GPS
- 25:00
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,281m
コースタイム
0950峠の茶屋駐車場
1035峰の茶屋(1回目)
1120朝日岳(朝日肩から往復)
1140熊見曽根
1210北温泉分岐
1240三本槍岳
1305北温泉分岐
1330熊見曽根
1355隠居倉(ランチ休憩)1405
1430源泉地
1440三斗小屋温泉大黒屋
2014年05月25日(日)
0745三斗小屋温泉大黒屋
0835那須岳避難小屋
0850峰の茶屋(2回目)
0930茶臼岳
1000峰の茶屋(3回目)
1040峠の茶屋駐車場
天候 | 5月24日 快晴 5月25日 くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東北道那須インターチェンジ30分 out 東北道黒磯板室インターチェンジ60分 |
写真
感想
■アプローチ
東北道で5km20分ほどの事故渋滞に捕まりましたが、全体的に道路はまずまず順調。
那須インターチェンジから30分ほど那須岳に向かって上がっていきます。
ロープウェイ乗り場を過ぎ、道の突き当たりの峠の茶屋駐車場に9時30分ごろ到着。
駐車場は満車。路肩までクルマが停まっていましたが、ちらほらと下りてくる人がいて、空いたところに入れることができました。
トイレあり。駐車場すぐ上の登山指導所に登山ポストがあります。
■峰の茶屋跡
茶臼岳と朝日岳のあいだの大きな谷を登ります。
道はなだらかでよく整備され、多くの人が歩いています。
右手には朝日岳が大きくそびえます。ピラミダルな岩稜で、切り立ったところに人が取り付いて登っていて、クライミングしているかのように見えました。
雪渓を渡ったあたりから風が強くなってきます。
峰の茶屋跡避難小屋に到着。茶臼岳、朝日岳、牛ヶ首、三斗小屋温泉へと続く道が交差しています。
多くの人が強い風に吹かれながら、茶臼岳あるいは朝日岳に向かっていきます。
牛ヶ首、三斗小屋温泉に向かう人はあまりいないようでした。
■朝日岳
小さなピークの剣ヶ峰を右に巻いて、稜線に出てクサリを伝って歩きます。狭くてスリルがありました。
朝日肩まで来ると山頂はすぐそこ。ガレた尾根を5分ほど登って、朝日岳の山頂に到着。
下から見上げたほど難しい道ではありませんでした。
山頂から正面に茶臼岳、反対側に三本槍岳がきれいに見えます。
■三本槍岳
朝日肩まで戻り、熊見曽根、1,900メートルピークを越えます。ここを下ると湿地帯に木道が整備されている清水平。
北温泉分岐を過ぎ、クマザサやハイマツが繁っている道を歩いて三本槍岳に。
少しだけ泥濘がありました。
三本槍岳の山頂は広く、休んでいる人が多くいました。
会津や甲子、二股温泉に続いている山々をずっと見渡せました。
■隠居倉
三本槍岳で引き返し、清水平、1,900メートルピークを辿って、熊見曽根まで戻ります。
小さなアップダウンですが、往路よりも足が疲れていてきつく感じました。
熊見曽根で分岐し、隠居倉、三斗小屋温泉に向かいます。
山深い道となり、切り立ったザレ場や雪渓がありますが、歩きやすいです。
隠居倉では10分の小休止。スコーンをいただきます。
三本槍岳より北の山が良く見えました。
ここまで歩いた道を辿ってくる人も見えます。
一緒に三斗小屋温泉に泊まる人たちかと思われます。
隠居倉からロープ場、クサリ場がある急な下りを経て、緩やかになると源泉地。
硫黄の匂いが漂い、煙が盛んに噴出しています。
三斗小屋温泉は、ここからパイプで引湯しているようです。
温泉神社を過ぎて階段を下りて三斗小屋温泉に到着。
煙草屋旅館と大黒屋旅館が並んでいます。どちらも日帰り入浴は受けていません。
先に到着した多くの人がくつろいでいました。
■三斗小屋温泉大黒屋
大黒屋旅館にチェックイン。山小屋ではなく旅館で、支払いは翌朝。2人で6畳間の個室。清掃も行き届いています。
お風呂は大風呂と岩風呂があって、1時間おきの男女交代制。
山の途中で温泉に入浴できるのはなんとも嬉しいです。
缶ビール(350ml500円)を飲んでくつろぎ、17時から部屋で夕食をいただきます。
消灯21時で、朝食は6時20分。
最後にもう一度お風呂に入って7時30分に出発しました。
1泊2食9,100円。満足できる滞在でした。
なお、音が響くので防音グッズがあるといいかと思います。
■茶臼岳
2日目の天候はくもり気味。
三斗小屋温泉から峰の茶屋跡に向かいます。
雪渓が多く、ぬかるんでいるところもありました。
沢を渡り、那須岳避難小屋から登り始めます。
森林限界を越えると、大きな谷をトラバースして峰の茶屋跡まで登ります。
峰の茶屋跡は昨日よりも風が強く、後ろから風に押されて登るのがラクなくらいです。
ロープウェイも運転見合わせ中とのことです。
風があっても多くの人が峠の茶屋から登ってきていました。
茶臼岳のお鉢めぐりをして、峰の茶屋跡に戻り、そして峠の茶屋駐車場まで下りました。
■まとめ
特に初日は天候に恵まれ、大黒屋さんには快適に滞在することができました。
5月24日(土)の行程は4時間50分。休憩は10分。17,000歩。
5月25日(日)の行程は2時間55分。休憩なし。11,500歩でした。
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