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記録ID: 4743720
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沢登り
白山

【白山】四ノ又谷から奥三方岳〜三方崩山

2022年10月01日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.5km
登り
1,802m
下り
1,742m

コースタイム

日帰り
山行
12:30
休憩
0:00
合計
12:30
5:30
80
荒谷沿いの林道の車止めゲート
6:50
6:50
60
林道終点(荒谷本流に入渓)
7:50
7:50
310
四ノ又谷出合
13:00
13:00
40
稜線に出る
13:40
13:40
120
15:40
15:40
140
18:00
三方崩山登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
荒川沿いの林道のゲート付近の路肩に駐車。駐車余地は十分ある。
コース状況/
危険箇所等
【荒川沿いの林道(アプローチ)】
・ 国道から入ってすぐのところに鍵付きのゲートがあり,車での進入はできない。これまで積雪期にしか歩いたことがなく知らなかったのだが,非常に良く整備されたきれいな林道(小谷付近まで舗装されている)で,大白水谷と奥原谷の出合付近まで問題なく通行可能。小谷の橋も復旧されている。自転車の使用がおすすめ。

【四ノ又谷(荒川支流)】
・ 積雪期の山スキーでの滑降記録はあるものの,沢登りの記録がなかったため入ってみたのだが,最大3m程度の小滝が数か所出てくる程度で,平凡な谷でした。ただ,水は清らかで周囲の樹林も美しく,ほとんど人が入ることがないと思われるエリアでもあるため,静かな谷の逍遥を求める人にとってはこれ以上にない谷であると思われる。今回は奥三方岳のすぐ南東側に突き上げる枝谷を辿ったが,詰めは稜線直下まで沢形が続いており,あまり苦労せず稜線に上がれるのでありがたい。

【奥三方岳】 ※無雪期の状況です。
・ 登山道のない藪山で,通常は積雪期に登られている。今回,下山時に奥三方岳〜三方崩山の区間を歩いたが,藪が続くものの,無雪期でも三方崩山からの登頂は十分可能と感じた。三方崩山〜奥三方岳南東のca2120mピークまでの区間は,ほとんどの区間でひざ丈〜腰丈程度の笹で,意外に苦労せず歩行できる(稜線の南縁は笹の背が低いので南縁を辿るとよい)。ca2120mピーク〜奥三方岳山頂までは,藪が濃く歩きにくくなるが,オオシラビソの下は若干藪が薄いので,オオシラビソの下を選んで歩くとよい。山頂は胸丈程度の笹に覆われており,切り開きも皆無で,プレートなどはなかった。
・ 三方崩山と奥三方岳の間にある鞍部は,気持ちの良い草原が広がっており,とても良いところ。
荒谷沿いの林道は,国道から入ってすぐのところに車止めゲートがあり,車の進入不可。
荒谷沿いの林道は,国道から入ってすぐのところに車止めゲートがあり,車の進入不可。
非常によく整備された林道が続く。積雪期の雪崩で荒れた状況しか見たことがなかったので,こんなにきれいな林道だったとは知らなかった。
非常によく整備された林道が続く。積雪期の雪崩で荒れた状況しか見たことがなかったので,こんなにきれいな林道だったとは知らなかった。
過去の記録では消失しているとのことだった小谷の橋は鉄橋で仮復旧されていた。この谷は雪崩が凄いので,また壊れるかもしれないが…。
過去の記録では消失しているとのことだった小谷の橋は鉄橋で仮復旧されていた。この谷は雪崩が凄いので,また壊れるかもしれないが…。
大白水谷の出合に到着。林道はここで途切れる。
大白水谷の出合に到着。林道はここで途切れる。
正面に見える大白水谷右岸尾根。今年の3月はここから取りついて御前峰まで歩いた。今は深い藪。
正面に見える大白水谷右岸尾根。今年の3月はここから取りついて御前峰まで歩いた。今は深い藪。
荒谷本流に降り立つ。水量は豊富で,明るく開けた穏やかな流れ。
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荒谷本流に降り立つ。水量は豊富で,明るく開けた穏やかな流れ。
時々こんな風に壁が立つ区間も。
時々こんな風に壁が立つ区間も。
しかし,基本的にこんな感じのガレが多い。この辺りの谷は地盤が脆弱なようだ。
しかし,基本的にこんな感じのガレが多い。この辺りの谷は地盤が脆弱なようだ。
奥原谷(右)と四ノ又谷(左)の出合。本流は奥原谷なのだが,地形図を見た感じで少しでも変化が望めそうな四ノ又谷に入る。
奥原谷(右)と四ノ又谷(左)の出合。本流は奥原谷なのだが,地形図を見た感じで少しでも変化が望めそうな四ノ又谷に入る。
四ノ又谷は基本的に穏やかで,小滝が時々出てくる程度。それでも,美しい樹林の中を流れる清澄な流れに沿って坦々と歩いているだけでも,十分満足できる。
四ノ又谷は基本的に穏やかで,小滝が時々出てくる程度。それでも,美しい樹林の中を流れる清澄な流れに沿って坦々と歩いているだけでも,十分満足できる。
この辺りは禁漁区なので,釣り人を含めほとんど人が入らないと思われる。白山の隠れた奥地に入り込んでいくようで,心は楽しい。
この辺りは禁漁区なので,釣り人を含めほとんど人が入らないと思われる。白山の隠れた奥地に入り込んでいくようで,心は楽しい。
地形図上で,滝が出てくるならここかな,と思っていた岩記号のところに差し掛かると,両岸がせり上がって高い壁となった。
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地形図上で,滝が出てくるならここかな,と思っていた岩記号のところに差し掛かると,両岸がせり上がって高い壁となった。
それなりの滝が出てきそうな雰囲気だったが,現れたのは3m程度の小ぶりな滝のみ。
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それなりの滝が出てきそうな雰囲気だったが,現れたのは3m程度の小ぶりな滝のみ。
その後は再び谷は穏やかに。
その後は再び谷は穏やかに。
でも,こういう優しい谷も好きですよ。
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でも,こういう優しい谷も好きですよ。
渓魚の遊ぶ明るい谷が続く。
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渓魚の遊ぶ明るい谷が続く。
大きな木が多く,素晴らしい樹林に囲まれている。さすがにこの辺りはあまり人手が入っていないだろう。
大きな木が多く,素晴らしい樹林に囲まれている。さすがにこの辺りはあまり人手が入っていないだろう。
ときどき両岸が険しくなるが,その中には特に何もない。
ときどき両岸が険しくなるが,その中には特に何もない。
久しぶりに現れた,2段5mほどの滝。
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久しぶりに現れた,2段5mほどの滝。
この谷は本当に水が良く澄んでいて,淵の青さが美しい。
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この谷は本当に水が良く澄んでいて,淵の青さが美しい。
源頭が近づき,谷が傾斜を増し始める。
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源頭が近づき,谷が傾斜を増し始める。
振り返れば北縦走路の稜線。尖った山は妙法山。
振り返れば北縦走路の稜線。尖った山は妙法山。
奥三方岳周辺は意外に岩がちで,ところどころに塔のような奇岩が突き出ている。
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奥三方岳周辺は意外に岩がちで,ところどころに塔のような奇岩が突き出ている。
今にも倒れ掛かってきそうな岩塔。
今にも倒れ掛かってきそうな岩塔。
いくつかの枯れた小滝を直登して越える。
いくつかの枯れた小滝を直登して越える。
稜線直下まではっきりした谷状地形が続いており,藪漕ぎ不要なのでありがたい。
稜線直下まではっきりした谷状地形が続いており,藪漕ぎ不要なのでありがたい。
稜線に出た。奥三方岳の少し南東のあたりだ。オオシラビソと笹薮の合間から,奥三方岳の姿がすぐそこに望めた。
稜線に出た。奥三方岳の少し南東のあたりだ。オオシラビソと笹薮の合間から,奥三方岳の姿がすぐそこに望めた。
周囲の山肌は,わずかに紅葉が始まっていた。
周囲の山肌は,わずかに紅葉が始まっていた。
奥三方岳を目指して笹薮をかき分けていく。時々灌木も混じり藪は濃いが,オオシラビソの下は若干藪が薄く,オオシラビソの下にもぐり込みながら進んでいく。
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奥三方岳を目指して笹薮をかき分けていく。時々灌木も混じり藪は濃いが,オオシラビソの下は若干藪が薄く,オオシラビソの下にもぐり込みながら進んでいく。
奥三方岳直下の小さなコルには,小さな池塘があった。
奥三方岳直下の小さなコルには,小さな池塘があった。
奥三方岳の山頂が近づいてきた。
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奥三方岳の山頂が近づいてきた。
胸丈程度の笹薮を漕いでいく。かき分けやすい笹藪で,思ったより良いペースで登っていける。
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胸丈程度の笹薮を漕いでいく。かき分けやすい笹藪で,思ったより良いペースで登っていける。
奥三方岳山頂に到着。胸丈程度の笹薮にオオシラビソが点在する藪の山頂であった。山名板は見当たらなかった。(写真中央の枯れ木にぶら下がっている変なものは,マイヘルメットです。)
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奥三方岳山頂に到着。胸丈程度の笹薮にオオシラビソが点在する藪の山頂であった。山名板は見当たらなかった。(写真中央の枯れ木にぶら下がっている変なものは,マイヘルメットです。)
山頂に広がる一面の笹原。奥三方岳はこれまでに2回訪れたことがあり,テントで一夜を過ごしたことさえあるが,いずれも積雪期だったため,何だか全く見覚えのない場所のような,不思議な光景だ。
山頂に広がる一面の笹原。奥三方岳はこれまでに2回訪れたことがあり,テントで一夜を過ごしたことさえあるが,いずれも積雪期だったため,何だか全く見覚えのない場所のような,不思議な光景だ。
白山本峰方面。残念ながら雲が掛かっている。
白山本峰方面。残念ながら雲が掛かっている。
間名古の頭。3年前,この山頂から稜線を辿って間名古の頭まで歩いたのが懐かしい。間名古の頭までの稜線も,一面の笹薮が揺れていた。
間名古の頭。3年前,この山頂から稜線を辿って間名古の頭まで歩いたのが懐かしい。間名古の頭までの稜線も,一面の笹薮が揺れていた。
さて,帰りましょうか。下山は三方崩山経由で。三方崩山までの藪の状況が不明なので,急がないと。
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さて,帰りましょうか。下山は三方崩山経由で。三方崩山までの藪の状況が不明なので,急がないと。
奥三方岳直下のコルの気持ちの良い草地。
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奥三方岳直下のコルの気持ちの良い草地。
奥三方岳を振り返る。遠目に見ると笹原に白い岩が点在する気持ちの良さそうな山頂だが…。さようなら。また来ますよ。
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奥三方岳を振り返る。遠目に見ると笹原に白い岩が点在する気持ちの良さそうな山頂だが…。さようなら。また来ますよ。
奥三方岳の南東のca2120mピークまでは比較的藪が濃いが,それ以降は藪が薄くなって,膝丈〜腰丈程度の笹薮で,気持ちがいいくらい。稜線の南縁は藪が特に低いので,そこを辿っていく。
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奥三方岳の南東のca2120mピークまでは比較的藪が濃いが,それ以降は藪が薄くなって,膝丈〜腰丈程度の笹薮で,気持ちがいいくらい。稜線の南縁は藪が特に低いので,そこを辿っていく。
眼下の眺めも素晴らしい。
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眼下の眺めも素晴らしい。
今年の4月に辿った奥三方岳の南尾根。今は深い藪尾根だろう。
今年の4月に辿った奥三方岳の南尾根。今は深い藪尾根だろう。
南白山から別山までの稜線を遠望。
南白山から別山までの稜線を遠望。
藪の上の青空と積雲の群れ。夏の名残を感じさせる風景。
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藪の上の青空と積雲の群れ。夏の名残を感じさせる風景。
三方崩山が見えてきた。このあたりは笹が膝丈程度で藪漕ぎから解放され,楽しく歩ける。まさかこんなに気持ちの良い稜線を歩けるとは,得した気分だ。
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三方崩山が見えてきた。このあたりは笹が膝丈程度で藪漕ぎから解放され,楽しく歩ける。まさかこんなに気持ちの良い稜線を歩けるとは,得した気分だ。
三方崩山。笹原の中に点在するナナカマドなどの灌木の紅葉が始まっていて,美しい。
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三方崩山。笹原の中に点在するナナカマドなどの灌木の紅葉が始まっていて,美しい。
三方崩山の南尾根。急峻な尾根だ。ボロボロなので無雪期は危険だろうが,積雪期に辿ったら面白そう。
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三方崩山の南尾根。急峻な尾根だ。ボロボロなので無雪期は危険だろうが,積雪期に辿ったら面白そう。
いやー,気持ちいい。奥三方高原と名付けたい。
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いやー,気持ちいい。奥三方高原と名付けたい。
奥三方岳と三方崩山の間のコルに降り立つ。ここは草原が広がって本当に気持ちのいいところ。時間があったら寝っ転がって昼寝していきたいくらいだ。
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奥三方岳と三方崩山の間のコルに降り立つ。ここは草原が広がって本当に気持ちのいいところ。時間があったら寝っ転がって昼寝していきたいくらいだ。
三方崩山を見上げる。
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三方崩山を見上げる。
南の岩屋ヶ谷側はものすごい岩壁とガレとなって落ち込んでいる。
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南の岩屋ヶ谷側はものすごい岩壁とガレとなって落ち込んでいる。
奥三方岳側の斜面を振り返る。こうして見ると,美しい高原にしか見えない。
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奥三方岳側の斜面を振り返る。こうして見ると,美しい高原にしか見えない。
北側には妙法山のピラミッドが小さく見える。
北側には妙法山のピラミッドが小さく見える。
三方崩山を目指して登っていく。灌木の紅葉が笹原の緑に生えてきれいだなぁ。
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三方崩山を目指して登っていく。灌木の紅葉が笹原の緑に生えてきれいだなぁ。
山頂に近づくにつれて,やや笹薮の背が高くなるが,短いので我慢できる程度。ナナカマドの実の赤が風景のアクセント。
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山頂に近づくにつれて,やや笹薮の背が高くなるが,短いので我慢できる程度。ナナカマドの実の赤が風景のアクセント。
奥三方岳を振り返る。流れていくガスと日光が織りなす幻想的な風景。
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奥三方岳を振り返る。流れていくガスと日光が織りなす幻想的な風景。
三方崩山の山頂に出た。ここからは登山道があるので安心。
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三方崩山の山頂に出た。ここからは登山道があるので安心。
大ノマ谷。これまで雪のある大ノマ谷しか見たことがなかったので,この季節のこの谷もなかなか美しいなぁと妙に感動してしまった。
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大ノマ谷。これまで雪のある大ノマ谷しか見たことがなかったので,この季節のこの谷もなかなか美しいなぁと妙に感動してしまった。
ときどき鎖場の現れる三方崩山の登山道をとぼとぼ歩いて,下山。
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ときどき鎖場の現れる三方崩山の登山道をとぼとぼ歩いて,下山。

装備

備考 ・ フェルトソール沢足袋使用。ぬめりはそれほど感じなかったのでラバーでも可だが,源頭に行くほどぬめりが強くなるので注意。
・ ロープは携行したが,使用場面なし。四ノ又谷は穏やかな谷なので,なくても大丈夫。

感想

 白山山系の中でも,三方崩山の北あたりに広がる庄川左岸の谷々は,完全に冬季の山スキーの世界で,無雪期の沢登りの記録はほぼ見たことがない。おそらくその理由は,(1)既に遡行されて凡谷という評価が定まっているためか,(2)単にこれまで人が入っていないか のどちらかであり,たぶん(1)の可能性が限りなく高いのだろうと思いつつも,特に奥深い位置にあり地形図上の見た目で何となく変化に富んでいそうな四ノ又谷を辿ってみることにした。四ノ又谷も,この山域の例によって,冬季に上部をスキー滑降した記録がわずかにあるだけである。
 四ノ又谷は,思った通りほとんど滝のない穏やかな谷で,地形図上でゴルジュがあるかなと思っていた箇所も,わずかに両岸が立って3mほどの滝が出てくるだけであり,アトラクション的要素は薄い谷であった(だからこそ,スキー滑降に適しているのだろう)。しかし,白山北部の奥まった位置にあるだけに,深い森の中,渓魚が群れ遊ぶ明るい流れが続く美しい渓谷であり,清澄な水に洗われた白い岩を踏んで歩いているだけで満ち足りた気分になる。この谷は禁漁区であり釣り人の出入りもないと思われ,おそらくほとんど人が立ち入ることのないエリアだろう。人擦れのない静かな谷の逍遥を求める人にはこれ以上にない谷であると言える。
 また,今回の山行で特に印象に残ったのは,奥三方岳の南東の小ピークから三方崩山との鞍部にかけて広がる気持ちの良い高原的な草原と,丈低い笹原の斜面だった。奥三方岳は登山道のない藪山であり,三方崩山からこの山までの区間は深い藪が途切れることなく続いているものだと思っていたら,こんな快適な別天地が隠れていた。眺望もよく,時間に余裕があれば寝転んで昼寝していきたいくらいだった。山頂手前で藪が少し濃くなるので,奥三方岳まで行くのは少し気合が必要だが,この鞍部前後の小さな高原へはもう一度行ってもいいと思う。ときどきこういう楽園にばったり行き当たることがあるので,藪山は面白い。

 今回の山行は10月1日,秋のはじめの日であった。気が付くと,山の雰囲気はがらりと変わってしまっていて,空も水も,全てのものが澄んでいた。陽の光も急に透けたようになって,体を温める能力を大幅に失ってしまったようだ。先週よりも一枚多く服をはおらないと,渓水に長く足を浸けていられない。それなのに,谷に光が差し込むと,瀬や梢がへんにきらきらして,かえって真夏以上に眩しく感じるのが不思議だ。
 雲はやけに平たくなって,風に流されるでもなく,その場でゆっくりと回転しながら,次第に形を変えていくように見えた。今までどこに隠れていたのか,おびただしい数の赤や橙色の蜻蛉の群れが,谷筋に沿って稜線へと絶え間なく舞い上がっていった。それらのものは,秋の訪れを喜んでいるというよりは,なんとなく,過ぎ去っていく夏を未だに惜しんでいるように見えた。
 毎年のことだが,夏山に登っているうちに,夏山はずっと続くと思い込んでしまう。そしてある日,山の上でばったり秋に出会って,慌てて一週遅れで厚手のシャツや毛糸の手袋をザックに詰め込むのだ。新しい季節の訪れは喜ばしいが,その喜びに追いつくには少しだけ時間が要る。沢足袋を物入れの奥にしまうのは,もう少しあとにしよう。

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