台風一過の 浅間山(前掛山) 天然の灯台
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
6:05 一の鳥居 山コースを選ぶ
6:24 二の鳥居
7:12 火山館(トイレ 卵サラダサンド 大休止)
7:32 湯の平口分岐
7:48 賽の河原分岐
8:46 立ち入り禁止看板
9:08 浅間山(前掛山)(写真撮影)9:16分出発
9:29 立ち入り禁止看板(大福2 水)
10:31 火山館(水をくむ)
10:45 カモシカ遭遇
11:15 二の鳥居(不動滝コースへ)
11:19 不動滝
11:30 一の鳥居
11:51 浅間山荘駐車場登山口
天候 | 朝 浅間山荘では12度 快晴 前掛山山頂では南方にたくさんの雲が出ていて眺望は良くなかった 昼ごろ 高崎経由で帰ろうとしたら猛暑 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝5時台で結構な数の登山者が来ていた。何時くらいまで駐車できたのだろうか・・・。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の台風8号の影響は全くなかった。10日、11日の2日間で小諸のアメダスは5mmしか降っておらず、ほとんど雨は降らなかったようだ。それを知ったので安心して浅間山を選択することができた。 コースは大きく前半と後半に分かれる。前半は土の道で徐々に岩や石が混じっていく。森林限界を越えたら浅間山本体の火山灰の道を斜めに登り、立ち入り禁止看板からは逆向きに前掛山に登っていく。いずれもロープや鎖場もなく、難易度は高くない。私はダブルストックを愛用しているので今回も便利に活用させていただいた。 現在は火山活動の影響で火口より1km以内には近づくことはできない。しかし、数名火口に向かっていく登山者を見かけた。自己責任というが、それで火山ガスにまかれたり河口に滑落して亡くなったら避難号号になると思い、私は前掛山で終わりにしました。 |
写真
感想
2週間、山には行けていなかった。基本土曜日しか使えないが先々週は結婚式参加、先週は荒天、そして今週も台風が週末に来るらしいという情報があった。幸いに台風が大型から小型になったために速度を速め、11日の午前中に関東を離れてくれた。12日は山に行けそうである。
で、どこの山に行くか・・・。雨が降ったからヒルが出る山は無理だ、雨や風の影響を受けていないところがいい、と私は気象庁のアメダスをいろいろ見ていると、小諸市のアメダスでは10日11日で5mℓしか降っていないことが分かった。こりゃあ浅間山でしょう。と心を決めた。
金曜日の仕事がはね、神奈川県民待望の圏央道に乗って関越を目指す。なんと厚木から高速に乗って2時間半で佐久平PAについてしまったのである。まあ、深夜割引の恩恵は少なくなったが道路が建設された恩恵はあるなあと思った。新しい高速道路は気持ちよかった、次は東北道と繋がってほしいと思う。(那須方面や東北方面に行きやすくなる。)
佐久平PAで寝ていたら2時ごろ犬の鳴き声で起こされる。近くに停めたミニバンの人が数匹の犬を出しているのだ。そして再度眠りにつくが緊急地震速報でまた起こされる・・・長野には地震は来ないぞ。結局佐久平では揺れはなかった(私が鈍感なのかもしれないが・・・。)
4時半ごろ、すき屋で朝食を食べ浅間山荘に向かう。荒れてはいるが走りにくい道ではなかった。そして浅間山荘駐車場は結構もう人が集まっていて、どんどん出発しているのであった。私も準備をしていたところ、声をかけられる。「おお、あの天城山で話をしたご夫婦ではありませんか、またお会いしましたね。」以下の山行で四辻で話をさせていただいた方々である。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-361514.html
まさかまた合うとは思いませんでした。私がヤマレコを始めたことを伝え、登った山の近況報告もしました。ひょっとしてこの記録も見てくれるかもしれないので真摯に書くことにする。
出発で、花の写真を撮りながら自分のペースで歩き続ける。花の百名山だけあって本当に色とりどりの花が咲いていた。登り、花を愛でながら息を整え、また登ることを繰り返す。
一の鳥居では、2コースに分かれるので最初兄不動滝のコースには行かず山コースを取ることとする。(実際両方歩いた感じでは、不動滝コースの方が登りでも歩きやすいと思った、最後に急登があるがそれ以外は川沿いを歩けるので気分がいいし、よく整備されていると思った。)今度浅間山山頂まで来ることができるようにならばまた来ると思うがその時は行き帰りとも不動滝コースを選択しようと思う。
二の鳥居、火山館と花を愛でながらやってきた。火山館の鳥れは清潔で使いやすい、洋式もある。私はここで大用を済まし寄付をする、セブンイレブンの卵サンドと水を腹に入れる。ここまでは大休憩はなしである。
ここから、草すべり、Jバンドへの分岐を経て山頂に向かっていくと、急に森林限界を超える。ここからが浅間山の核心部なのだ、緩やかな火山灰の登りを延々と繰り返す、自分を抜いていく人、自分が抜いていく人、50歩歩いて息を整えることを繰り返しながら歩き続ける、そして左側には四阿山が大きく見え、草津白根山(今は登れない)、奥に苗場山が見えている、下を見ると鬼押し出しや火山博物館も見えている。
人が集まっていた。そう、そこにあったのは立ち入り禁止看板である。みんなそれを写真に収めていたので私も撮影する。火口の方からトレラン装備の人が降りてきてあっという間に下ってしまった。とがめられるのが嫌だったんだろうか・・・。私が前掛山に登っている間にも数パーティーが火口に向かっているのを見かけた。
私はただ淡々と前掛山を目指す。ここからはのんびりな尾根道だ。そして結構今日は登山者が多いようだ。
前掛山にたどり着いたとき、私の前のパーティーはみんなで「着いた!!」と言っていた、私も心の中で「とうとう着いた!!!」と言っていました。山頂標識の写真撮影を済ませ、反対側に行ってみるとそこにも立ち入り禁止看板が、私はそれも写真に収め、南側を見ると、雲がどんどん上がってきている。しょうがないので、雲をいろいろ撮影する。結構面白いです。山頂は狭く、次から次へと登山者が登ってくるので降りることとする。その途中で八ヶ岳が一部見え、さらに立ち入り禁止看板で大福2つを水を喫食する。
そこからやや降りたところで朝話をしたご夫婦と出会い、激励する。きっとまだ若くて体力があるから万感の思いで山頂に立たれたと思う。
私は下りは早いのであっという間である。半分ぐらい走っているに近い。火山館で水をくみ。少し降りたところでカモシカと遭遇、実は私はカモシカを見たのは初めてです(死体は先月に山伏登山中に見かけましたが・・・)
カメラを向けても微動だにしない、近くにいた4人で写真撮影に興じる。今回のレポートには2枚のセタが実際は8枚ほど撮影している。
そして予定通り、二の鳥居からは不動滝コースに出て、不動滝を撮影し浅間山荘に戻ってくる。
準備をしてから浅間山荘でお風呂に入り。下道で高崎まで出て(車外温度38度に)、本庄から高速道路に乗り、圏央道経由で帰ってきました。
登り4時間、下り3時間半のコースタイムを、登り3時間半、下り3時間弱で戻ってこれた。3週間ぶりの山行で、心配だったが足も全然痛くなく、心地よい山行だった。
来週は3連休+火曜日の休暇を頂く予定。どこに行こうかな、今から迷っている私がいる。天気が持てばいいがなあ・・・。
私が依然浅間に行ったときはどうして頂上に行けないのかと悔しい思いをしたのを覚えています。
私もあまり花には詳しくありませんが、先日四阿山に登った際に教えて戴きました。
15枚目の写真の花はヤマオダマキ(白花)というそうです。
30枚目の写真の花はツマトリソウでなくゴゼンタチバナではないかと思います。
誤っていましたら申し訳ありません…
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