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Yamareco

記録ID: 484166
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ハイキング
尾瀬・奥利根

至仏山・笠ヶ岳(尾瀬)

2014年07月21日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.7km
登り
853m
下り
853m

コースタイム

5:30鳩待峠→6:55オヤマ沢田代→7:25小至仏山→8:10至仏山8:30→9:05小至仏山→9:25分岐→11:10笠ヶ岳11:30→12:45分岐→13:55鳩待峠
天候 曇りのち晴れ、時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
(20日)新宿22:00→(21日)5:00鳩待峠
14:10鳩待峠→19:30新宿

尾瀬へのバスはいろいろ出ていますが、個人的に、要チェック事項は
・温泉入浴券がついているかどうか
・(戸倉で)バス乗り換えの必要があるかどうか
・バスの中に荷物が置いていけるかどうか
・運転手二人体制かどうか
コース状況/
危険箇所等
分岐から笠ヶ岳方面への道
前日の雨が降ったせいか、ドロドロでした。道ははっきりしていますが、至仏山方面の道と比べると、やや歩きにくいと思います。

ただ、人は少なく、変化に富み、笠ヶ岳からの眺めは(晴れていれば)素晴らしいですよ。
鳩待峠を出発。朝早いので、靄がかかっています。
鳩待峠を出発。朝早いので、靄がかかっています。
貫録?趣?のある木が多い。
貫録?趣?のある木が多い。
1866mぐらいで、展望が開けますが、ややガスがかかっています。
1866mぐらいで、展望が開けますが、ややガスがかかっています。
少し幻想的。
空が青くなってきました。
空が青くなってきました。
古株からも新しい命が。
古株からも新しい命が。
小湿地に出ます。気持ちがいい。
小湿地に出ます。気持ちがいい。
オヤマ沢田代にはお花畑が。
オヤマ沢田代にはお花畑が。
オヤマ沢田代に伸びる木道の先に、小至仏山。
オヤマ沢田代に伸びる木道の先に、小至仏山。
石楠花と至仏山。
石楠花と至仏山。
けっこう厳しい岩稜。
けっこう厳しい岩稜。
これでもかと続く。
これでもかと続く。
やっと至仏山頂上に着きますが、眺望はイマイチ。
やっと至仏山頂上に着きますが、眺望はイマイチ。
至仏山を下り、笠ヶ岳へ向かう道へ一歩入ると、樹林帯が続き、道はドロドロです。
至仏山を下り、笠ヶ岳へ向かう道へ一歩入ると、樹林帯が続き、道はドロドロです。
樹林帯が終わると笹原に出ます。笠ヶ岳がはるかかなたに。
樹林帯が終わると笹原に出ます。笠ヶ岳がはるかかなたに。
まだまだ、笠ヶ岳は遠い。
まだまだ、笠ヶ岳は遠い。
笠ヶ岳の山腹を回り込むように歩き、岩稜を登ると頂上につきます。
笠ヶ岳の山腹を回り込むように歩き、岩稜を登ると頂上につきます。
笠ヶ岳からの眺望。至仏山と燧ケ岳が見えます。この後すぐ雲がかかり、真っ白に。
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笠ヶ岳からの眺望。至仏山と燧ケ岳が見えます。この後すぐ雲がかかり、真っ白に。
湯の小屋方面です。片瀬沼が見えます。
湯の小屋方面です。片瀬沼が見えます。
下る時には天気もよくなり、オヤマ沢田代から尾瀬ヶ原が綺麗に見えました。
下る時には天気もよくなり、オヤマ沢田代から尾瀬ヶ原が綺麗に見えました。
ミヤマキンポウゲ。鳩待峠〜オヤマ沢田代
ミヤマキンポウゲ。鳩待峠〜オヤマ沢田代
ギンリョウソウ。鳩待峠〜オヤマ沢田代
ギンリョウソウ。鳩待峠〜オヤマ沢田代
マイズルソウ。鳩待峠〜オヤマ沢田代
マイズルソウ。鳩待峠〜オヤマ沢田代
ヨツバシオガマ。鳩待峠〜オヤマ沢田代
ヨツバシオガマ。鳩待峠〜オヤマ沢田代
シラビソの新芽。鳩待峠〜オヤマ沢田代
シラビソの新芽。鳩待峠〜オヤマ沢田代
シナノキンバイ。オヤマ沢田代
シナノキンバイ。オヤマ沢田代
チングルマ。オヤマ沢田代
チングルマ。オヤマ沢田代
ハクサンイチゲ。オヤマ沢田代
ハクサンイチゲ。オヤマ沢田代
キバナシャクナゲ。小至仏山〜至仏山。
キバナシャクナゲ。小至仏山〜至仏山。
ハイマツの雄花。小至仏山〜至仏山。
ハイマツの雄花。小至仏山〜至仏山。
ホソバツメクサ。至仏山。
ホソバツメクサ。至仏山。
ミヤマダイモンソウ。至仏山。
ミヤマダイモンソウ。至仏山。
シャクナゲ。
クリンソウ。笠ヶ岳。
クリンソウ。笠ヶ岳。
ミヤマリンドウ。笠ヶ岳。
ミヤマリンドウ。笠ヶ岳。
ミヤマアズマギク。オヤマ沢田代〜小至仏山。笠ヶ岳。
ミヤマアズマギク。オヤマ沢田代〜小至仏山。笠ヶ岳。
ニッコウキスゲ。笠ヶ岳。
ニッコウキスゲ。笠ヶ岳。
ミヤマリンドウ。笠ヶ岳
ミヤマリンドウ。笠ヶ岳
タカネイブキボウフラ。笠ヶ岳。
タカネイブキボウフラ。笠ヶ岳。

感想

■至仏山
何年も前の話です。山を始めるか始めないかという時に、至仏山に連れてきてもらいました。どこを歩いたか、何を見たか記憶がなく、暴風雨の中を歩き、どこかの山荘に泊まりました。泊り客は私達だけだったこと、お風呂に入れたことしか覚えていません。

何かを思い出すかもしれないと、至仏山に出かけることにしました。

あいかわらず混んでいる鳩待峠を抜け出してブナ林の中を歩きます。やがて展望が開け、明るい樹林帯をくぐると、小さい湿原が現れます。オヤマ沢田代に敷かれている木道を歩きながら、尾瀬ヶ原や燧ケ岳が見えるはずの左側に目を走らせますが、ガスがかかっていて展望は悪い〜。正面にある小至仏山の岩稜は、はっきり見えるのですが。

ハイマツが両脇に茂る岩稜をどうにか登ると、小至仏山に着きます。展望はいまいちですが、石楠花が慰めてくれました。そこから、岩稜が続き、かなりキツイ!!尾瀬ヶ原のイメージがあるせいか、至仏山はもっと緩やかな山だと思ったのに。甘く見ていました。

至仏山の山頂。風が気持ちいい。

■笠ヶ岳
至仏山からの分岐から、一歩、笠ヶ岳方面に入ったとたん、道が悪くなります。差別だ!!木道など皆無。前日の雨のせいもあると思いますが、あちこちに水溜りがあり、そこにズボッとはまり、靴はドロドロ。

水溜りを避け、飛び跳ねながら樹林帯を歩いていくと、標識が見え、悪沢岳に着いたことが分かります。やがて、前方が開け、笠ヶ岳が見えます。意外と遠い。それから続く、笹原、ツガやシラビソの樹林、小湿原をひたすら歩きます。

頭をあげると、目の前に笠ヶ岳が。大きい。登れないような気がしますが、とにかく歩く、歩く。笠ヶ岳を回り込むように歩くと、方瀬沼との分岐を示す標識が見えてきます。真上に覆いかぶさる岩稜を、ヤケクソになって登る、登る。

登頂。至仏山と燧ケ岳がよく見える!!来てよかった〜と、思っていたら、みるみるガスが出てきて、山々を隠してしまいました。だから、山って…

笠ヶ岳頂上から鳩待峠まで、バスの時間に間に合うように、飛ばしに飛ばしました。

尾瀬の名にふさわしく、花も楽しめました。ただ、尾瀬ヶ原のイメージと異なり、至仏山と笠ヶ岳はキツイ。

慌ただしい山行で、昔のことなど思い出す時間はありませんでした。それはそれでよかったのかもしれません。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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