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記録ID: 4855047
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ハイキング
栗駒・早池峰

往時を偲んで有屋峠街道を歩いた(鉤掛森〜黒森)

2022年10月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:45
距離
16.5km
登り
1,317m
下り
895m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:44
休憩
0:45
合計
6:29
6:42
10
スタート地点
6:52
6:54
54
有屋峠街道入口
7:48
7:48
12
ふれあいの森遊歩道合流点
8:00
8:00
8
8:08
8:17
31
8:48
8:50
119
檜木森
10:49
10:51
63
黒森
11:54
12:24
47
水晶森黒森分岐
13:11
13:11
0
13:11
ゴール地点
天候 曇り、雨
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有屋地区の公民館に駐車
コース状況/
危険箇所等
・有屋峠入口(山形側)〜鉤掛森:造林地(杉林)は不明瞭、登るにつれ明瞭で歩き易い。グリーンバレー神室側のルート合流後は山頂まで整備がしっかり行われている。
・鉤掛森〜檜森:やや歩きづらいが道は明瞭
・檜木森〜黒森:ほぼほぼ藪、所々歩き易い道型は現れる
・黒森〜水晶森黒森分岐:藪藪
その他周辺情報 ホットハウスカムロ(シェーネスハイム神室)
入浴時間 6:00〜22:00 毎週水曜休
料金 大人400円 JAF会員だと100円引き
内風呂1、水風呂1、サウナ1、シャワー6
※サウナはバスタオル必要、マットは受付で申込み(無料)
鉤掛森(中央)と三角山(右)
1
鉤掛森(中央)と三角山(右)
峠の入り口が何処か解らず、この鳥居がそうなのか進んでみる
峠の入り口が何処か解らず、この鳥居がそうなのか進んでみる
違ったー、神社だった
違ったー、神社だった
直ぐ近くの墓所奥にあった
この先は砂防ダム
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直ぐ近くの墓所奥にあった
この先は砂防ダム
しっかりした道標もある
これは案外楽に歩けるかも!
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しっかりした道標もある
これは案外楽に歩けるかも!
先ずは踏み跡を辿り植林された杉林を歩く
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先ずは踏み跡を辿り植林された杉林を歩く
間伐で歩きづらいところ多々
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間伐で歩きづらいところ多々
キノコ発見
これ絶対くえるやつ♪?
5
キノコ発見
これ絶対くえるやつ♪?
伐採で道が寸断されています
(歴史ある道なのですが...)
伐採で道が寸断されています
(歴史ある道なのですが...)
ブナと杉が混じる
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ブナと杉が混じる
ブナが出てくると藪が薄くなり歩き易い道に変わる
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ブナが出てくると藪が薄くなり歩き易い道に変わる
この時期のブナも美しい
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この時期のブナも美しい
鉤掛森登山口から登ってきたふれあいの森遊歩道に合流
鉤掛森登山口から登ってきたふれあいの森遊歩道に合流
楽しくなってきたぞー
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楽しくなってきたぞー
見晴し台に立寄る
見晴し台に立寄る
左端は杢蔵山
月山は全く見えない
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左端は杢蔵山
月山は全く見えない
杢蔵山アップ
杢蔵山の手前には一杯森(左)
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杢蔵山アップ
杢蔵山の手前には一杯森(左)
少し先に進み三角山
いい休憩ポイントです
1
少し先に進み三角山
いい休憩ポイントです
雨がぱらついてきたので先を急ぎます
1
雨がぱらついてきたので先を急ぎます
僅かな距離で鉤掛森
1
僅かな距離で鉤掛森
鉤掛森山頂(838m)三角点はありません
ここで雨が本格的になりレインを着込む
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鉤掛森山頂(838m)三角点はありません
ここで雨が本格的になりレインを着込む
山頂は木々に囲まれ展望は全くない
山頂は木々に囲まれ展望は全くない
檜木森へ進みます
檜木森へ進みます
落ち葉でふかふか
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落ち葉でふかふか
檜木森(右)が見えてきた
檜木森(右)が見えてきた
ぬりかべみたいなブナ
ぬりかべみたいなブナ
コハウチワカエデ
2
コハウチワカエデ
天気は生憎だがブナに癒される
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天気は生憎だがブナに癒される
道は刈払いされ明瞭です
道は刈払いされ明瞭です
檜木森山頂(960.2m)スイスイ歩けました
三角点です
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檜木森山頂(960.2m)スイスイ歩けました
三角点です
展望は全くありません
展望は全くありません
さて此れより黒森に向けて藪漕ぎ開始
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さて此れより黒森に向けて藪漕ぎ開始
道型がはっきりした場所も時々現れる
道型がはっきりした場所も時々現れる
尾根を忠実に進む
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尾根を忠実に進む
木々の間から水晶森だけが見える
木々の間から水晶森だけが見える
石碑でしょうか?
石碑でしょうか?
密度の薄い笹藪は両手で平泳ぎように進む
1
密度の薄い笹藪は両手で平泳ぎように進む
野鳥の巣でしょうか?
5,6個あった
野鳥の巣でしょうか?
5,6個あった
小ピークを2つ超えて、やっと黒森山頂(1,057.6m)
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小ピークを2つ超えて、やっと黒森山頂(1,057.6m)
三角点見つけられないと思ったが偶然見つけた
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三角点見つけられないと思ったが偶然見つけた
杭が5m先にぶっ飛んでいたのを戻しました
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杭が5m先にぶっ飛んでいたのを戻しました
黒森から下りベースとなるが密藪格闘
楽しくねー、アホかよ俺
越えてきた檜木森が見えた
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黒森から下りベースとなるが密藪格闘
楽しくねー、アホかよ俺
越えてきた檜木森が見えた
ここだけ天国ような道
ここだけ天国ような道
ようやく水晶森コースが目の前に
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ようやく水晶森コースが目の前に
歩き切ったー
怖えーがった!
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歩き切ったー
怖えーがった!
かつては良く歩かれていたのでしょうか?
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かつては良く歩かれていたのでしょうか?
ホッとしたところで黒森
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ホッとしたところで黒森
檜木森(左)
ようやく日差しが出て身体の震えが納まってきた
(汗と雨で全身ずぶ濡れ)
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ようやく日差しが出て身体の震えが納まってきた
(汗と雨で全身ずぶ濡れ)
此方から歩いたルートを一望する
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此方から歩いたルートを一望する
道がパッチワークになっている
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道がパッチワークになっている
下山は急登の連続
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下山は急登の連続
長くつなので慎重に足を運ぶ
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長くつなので慎重に足を運ぶ
急登が終わり黒森沢川へ降り立つ
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急登が終わり黒森沢川へ降り立つ
渓畔林を進み
水晶森登山口到着
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水晶森登山口到着
神室ダムへ向かって直進
神室ダムへ向かって直進
右岸は道ががけ崩れで車両は行けません
右岸は道ががけ崩れで車両は行けません
先日はトレランで左岸を走りました
2
先日はトレランで左岸を走りました
暴れ川である鮭川の氾濫を抑えるのに一役担っているダム
暴れ川である鮭川の氾濫を抑えるのに一役担っているダム
ここを歩きたいため、右岸ルートを選んだ
ここを歩きたいため、右岸ルートを選んだ
紅葉の穴場といわれる名所の一つ
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紅葉の穴場といわれる名所の一つ
これが龍馬(竜馬)か!!
かっちょええー
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これが龍馬(竜馬)か!!
かっちょええー
天気が暖かい日には巨ゴイの遊泳も見られますよ!
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天気が暖かい日には巨ゴイの遊泳も見られますよ!
ようやくゴール
シェーネスハイム金山のメープルソフトには間に合わなかった
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ようやくゴール
シェーネスハイム金山のメープルソフトには間に合わなかった

感想

本当は課題の太平山地白子森を歩きたいが、全行程藪漕ぎになるためビバークなど考慮すると1日だけの日帰りでは無理
今後、連休は暫らく取れず未だ単身赴任のため、今年は見送りとする

先日、竜馬山に行った帰りに「遊学の森」で有屋峠の展示パネルにあるルートを歩いてみようと思った(以前から知ってはいたが、そんなに興味がなかった)
雄勝峠が整備されるまでは出羽国のメインルートであった「有屋峠」
昭和初期まで利用され、千年前も前の歴史ある古道である
東北の山を調べつくしている曽根田さんが、2011年と2017年に秋田県側(旧雄勝町薄久内大平登山口)まで踏破しており今回参考にさせていただきました

有屋峠入口がよく解らずに適当に歩いていたら、墓場の脇に林道が延びており直ぐに左手に案内板が見えた
しかし、この金山町は有屋地区も含め豪勢な家が多い
名産の金山杉で生計を立てているのだろうか?
スタート地点から鉤掛森まではやや道が解りづらくなっているが、適当に歩いてもたどり着けるだろう
檜木森までは今年5月に有志の方々が仮払いされたようで、問題なく進めた
その先、黒森までは時々道型を見つけ楽に歩ける区間もあったが、直ぐにロスト!
道を見つけるため右往左往するのが面倒になり尾根上を直進する
(正規の道は尾根より一段下がった位置に連続してあると思うが)
ただ、ガスって周囲の景色が望めず激藪から逃れ尾根から外れた場合は、あらぬ方向へと導かれてしまう
小ピークを目安にして進みようやく黒森にたどり着いた
三角点を見つけ休憩と思ったが、汗冷えで体温が奪われ指先も悴んで行動を止めると動けなくなりそうだ

黒森から秋田県側へは道型が完全に消失しており、更に藪が激しくなるらしい
今回は行かないが、何時かチャレンジするべきか?(秋田県側は絶対に整備しないだろう)
黒森からは下りベースなので少しは楽と思ったが、藪は対して変わらず200m進んだ支尾根だけ注意しなければ道は間違えないだろうが、如何せんガスで目標物が見えず不安が続く
水晶森コースの合流点(934m)に着いた時は安堵した
日差しもあり体温が回復してきて、パンやソーセージなど食べお腹いっぱいになったところで水晶森往復とも思ったが、長靴の中がびしょ濡れで靴擦れが心配
無理せず下山して温かい温泉に浸かろう

古代からあるこの道、有屋峠合戦や戊辰戦争でも重要な役割を担い多くの戦死者を出し血に塗られた古道でもある
往時を偲ぶ山行だったが、そのことを考えたら身体が余計に寒くなった
明治期には「夜這い道」としても活躍したともいわれ、確かに納得!
秋田県でも湯沢市は特に美人で大らかな女性が多い
金山の人はスケベだったのかな?

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