鳳凰三山(青木鉱泉からドンドコ沢、中道周回)
- GPS
- 29:42
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 3,080m
- 下り
- 3,075m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:07
天候 | 午前は晴れ 午後はくもり時々晴れ時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道はすべてはっきり。 |
写真
感想
この暑さで低いヤブ山には行きたくないのでw テント泊で高山に行ってきました。
南アルプスの鳳凰三山は実質初めて(はるか昔、1歳のころ行ってるらしいのですが、当然何も記憶はありません(^^;)。
中央道、韮崎ICで下りて、桐沢橋を渡って林道に。青木鉱泉への長い林道そのものは舗装されていますが、その林道に入るところと、鉱泉そばの短い区間は未舗装で、結構ダート。土建大国山梨のくせにw
青木鉱泉の駐車場は、まだちらほらと空きがある状態。ここからドンドコ沢経路で、鳳凰小屋を目指します。すぐに、ドンドコ沢左岸の大崩壊地の整備工事中で、一度右岸に渡ってしばらく林道を歩き(歩行者用にロープで区切られている)、また左岸に戻り、あとはずっとそのまま進みます。
長い登りですが、途中いくつもの見事な滝があって、あまり飽きずに登れました(でもやっぱり長い(^^;)。五色の滝あたりで霧が出てきて(滝壷は寒かった)、天気が心配でしたが、ドンドコ沢上流部では地蔵ヶ岳が望めました(このあたり、ゆるやかで水もきれいで明るく、いいところです)。
鳳凰小屋は林の中ですが、水も豊富でいいところです。テント場は狭いということでしたが、当日は10張り程度で十分な余裕があり、気持ちよくすごせました。
天気も回復気味だったので、テントを張ってからわずかな荷物を持って、砂地の賽の河原を直登して地蔵ヶ岳に。雲は多く時々霧も出ましたが、青空も見える天気で、時間も遅めだったので人が少なく、ほぼ独占状態。赤抜沢ノ頭を越えて稜線を歩いて、観音ヶ岳そばの分岐から小屋に戻りました(さすがに疲れた)。時々霧をまとうオベリスクは、なかなか迫力がありました。
夕方から夜にかけて、ちょっとした雷雨あり。
(そういえば昔、賽の河原のお地蔵さんのところにあった石を持って帰った人が病気になり、石を返したらすぐに直ったという話を聞いたことがあります(^^;)
次の日は6時に出発、昨日下った観音ヶ岳方面への道を今度は登ります。
稜線に飛び出ると、どーんという感じで一気に白根三山がくっきりはっきり。山頂に向かって登っていくと、八ヶ岳、富士山、甲斐駒などなど、どんどん見えてきます。やっぱり森林限界を越えた高山はこれがないとね。北アルプスも、槍穂高から白馬まで、全部はっきり見えました(ちなみいつもの御正体山も見えて何だか安心しましたw)。
あとは薬師ヶ岳まで、大きな北岳と富士山を従えて、見かけよりは起伏のある白砂と奇岩の立ち並ぶ美しい稜線歩き。気持ちよすぎる。。。
薬師ヶ岳小屋にちょっと寄ってから薬師ヶ岳山頂に戻り、ビールなどを飲んでゆっくりしてから、大展望に別れを告げて中道を通って青木鉱泉に戻ります。
この下りは長いですね。途中で下りに飽きて、すっかりうんざりしました(^^; 土が流れて高い段になった箇所が多く、疲れます。
2050地点を過ぎるとササ原になり、少し明るくなってきますが、まだまだ下りは延々と続きます。林道近くなってくると遠雷も聞こえてきました。
下の林道にようやく着いたと思ったら、いきなりの雨。。。林道をはずれて青木鉱泉への近道を通り、ドンドコ沢にかかる鉄製の簡易橋を渡って、ようやく車に到着した時には、すっかりずぶぬれに。だから林道から下の写真はありません(^^;
快晴から霧、夕立、雷雨と、すべての天気が濃縮された、なかなか濃い2日間でした。
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