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Yamareco

記録ID: 4914045
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

朝明〜ハト峰〜根の平峠〜鈴鹿の上高地幕営〜御在所岳〜ハライド

2022年11月11日(金) 〜 2022年11月12日(土)
 - 拍手
ふじ その他1人
GPS
10:35
距離
18.4km
登り
1,466m
下り
1,451m

コースタイム

1日目
山行
3:34
休憩
0:49
合計
4:23
11:48
70
12:58
12:58
3
13:01
13:07
1
ハト峰
13:08
13:26
37
ハト峰峠 (腹ごしらえ)
14:03
14:08
20
14:28
14:35
28
15:03
15:11
18
15:29
15:34
6
15:40
15:40
31
16:11
鈴鹿の上高地
2日目
山行
5:21
休憩
0:46
合計
6:07
8:04
13
鈴鹿の上高地
8:17
8:20
18
上水晶谷出合 (小峠)
8:43
8:47
40
9:27
9:27
35
10:02
10:05
16
10:21
10:28
10
10:38
10:43
22
ございしょ自然学校前 (自販機)
11:05
11:07
25
11:32
11:32
2
11:34
11:41
13
11:54
11:54
6
12:00
12:00
48
きのこ岩分岐
12:48
12:50
14
13:04
13:12
47
13:59
14:02
9
堰堤 (ハライド登山口)
14:11
朝明駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
●行き= 大阪難波 8:30 (近鉄アーバンライナー・3800円) 桑名 10:32 (ふくぞう自家用車) 朝明駐車場 11:29
●帰り= 朝明駐車場 → 三休 (風呂・食事) (車) 桑名 16:49 (アーバンライナー) 大阪難波 18:50
朝明砂防学習ゾーン付近 金山の崖が見える
朝明砂防学習ゾーン付近 金山の崖が見える
堰堤の端を登る ちょっとした難所
堰堤の端を登る ちょっとした難所
花崗岩質の急峻な山容を楽しむ
花崗岩質の急峻な山容を楽しむ
ハト峰峠に登り着く
ハト峰峠に登り着く
北にすぐハト峰 (羽鳥峰)
北にすぐハト峰 (羽鳥峰)
ハト峰山頂 ハイカーさんが声をかけてくれてはじめてふたり揃って
1
ハト峰山頂 ハイカーさんが声をかけてくれてはじめてふたり揃って
進行方向を望む 名物の地上絵 (?) を見下ろす 今日の日付けになっているのが不思議…
進行方向を望む 名物の地上絵 (?) を見下ろす 今日の日付けになっているのが不思議…
まさかのさかさ (真砂化の坂さ)
まさかのさかさ (真砂化の坂さ)
振り返ってハト峰 誰や「産廃残土」なんて言うたのは
1
振り返ってハト峰 誰や「産廃残土」なんて言うたのは
展望もよく写真バチバチ
展望もよく写真バチバチ
振り返って猫岳 チラリと釈迦ヶ岳 ハト峰 今度は「甘食」に見える
振り返って猫岳 チラリと釈迦ヶ岳 ハト峰 今度は「甘食」に見える
庭園を思わせる道も時々現れる
庭園を思わせる道も時々現れる
明日歩く予定の国見岳からハライドを望む
明日歩く予定の国見岳からハライドを望む
左手に崖あり
鋭く切れ込む崖に足がすくむ
鋭く切れ込む崖に足がすくむ
そこからほどなく金山山頂に到着
そこからほどなく金山山頂に到着
朝明から見えていた崖だ
朝明から見えていた崖だ
なんと面白い道
中峠 右折は大瀞へ
中峠 右折は大瀞へ
水晶岳山頂 雨量観測施設あり
水晶岳山頂 雨量観測施設あり
同所から国見・御在所方面
同所から国見・御在所方面
根の平峠
広い平坦地が広がる タケ谷分岐手前
広い平坦地が広がる タケ谷分岐手前
渡渉でフクゾウに悲劇が…
渡渉でフクゾウに悲劇が…
タケ沢出合の南あたり
タケ沢出合の南あたり
名物の大カツラ
テントひと張あり
テントひと張あり
タケ沢を渡って左岸へ
タケ沢を渡って左岸へ
最高のテン場
水汲みから戻る時に う〜ん ええなぁ〜
水汲みから戻る時に う〜ん ええなぁ〜
2日目 さて出発 今日もいい天気
2日目 さて出発 今日もいい天気
山と高原地図に「小峠」とあるあたり ややこしい 看板の地図もわかりにくいんだなぁ
山と高原地図に「小峠」とあるあたり ややこしい 看板の地図もわかりにくいんだなぁ
平坦な森を行く 道分かりにくいためか ピンクリボンがたくさんついている
平坦な森を行く 道分かりにくいためか ピンクリボンがたくさんついている
上水晶谷を渡る
上水晶谷沿いを登っていく
上水晶谷沿いを登っていく
地獄谷出合
誤って地獄谷へ進むもすぐに戻る
誤って地獄谷へ進むもすぐに戻る
もうすぐ谷道を抜け出られそう
もうすぐ谷道を抜け出られそう
あれがハンバーガー岩だな
あれがハンバーガー岩だな
ハンバーガー岩 (ゴジラ) 進行方向逆から 向こうはイブネ・クラシ?
ハンバーガー岩 (ゴジラ) 進行方向逆から 向こうはイブネ・クラシ?
上空に未確認飛行物体!?
上空に未確認飛行物体!?
国見岳を望む 国見峠にハイカーがいるのが見える
国見岳を望む 国見峠にハイカーがいるのが見える
山上公園に辿り着く
山上公園に辿り着く
三角点へ
御在所岳三角点着 これほど人がいるとは思いもよらなかった
御在所岳三角点着 これほど人がいるとは思いもよらなかった
雨量レーダーが見える NHK「バタフライエフェクト」で見たバックミンスター・フラーを思い出した
雨量レーダーが見える NHK「バタフライエフェクト」で見たバックミンスター・フラーを思い出した
リフトのカモシカ駅の下をくぐって自販機のある広場へ
リフトのカモシカ駅の下をくぐって自販機のある広場へ
国見峠へ
賑わう国見峠
巨岩と砂地の箇所
巨岩と砂地の箇所
御在所岳を望む
面白い道だなぁ ハイカーが多いわけだ
面白い道だなぁ ハイカーが多いわけだ
石門 神のしわざとしか思えん
石門 神のしわざとしか思えん
国見岳山頂
山頂に展望盤あり
山頂に展望盤あり
北を中心とした広大な展望 これから歩く道、釈迦ヶ岳、御池岳など
北を中心とした広大な展望 これから歩く道、釈迦ヶ岳、御池岳など
西にイブネ方面
かつて御在所岳前尾根を登ったふくぞうが懐かしんでいる
かつて御在所岳前尾根を登ったふくぞうが懐かしんでいる
青岳 (の手前) こんな山頂があったのね
青岳 (の手前) こんな山頂があったのね
きのこ岩には人が多く手前で見るだけにして先へ進んだ
きのこ岩には人が多く手前で見るだけにして先へ進んだ
腰越峠への急な下り 「山と高原地図」には「急斜面 下降時注意」と記載
腰越峠への急な下り 「山と高原地図」には「急斜面 下降時注意」と記載
急峻なハライド (祓戸) が姿を現す
急峻なハライド (祓戸) が姿を現す
立派な山容だ
腰越峠 (こしごえとうげ)
腰越峠 (こしごえとうげ)
急なザレ場を登る
急なザレ場を登る
見下ろすとコワ〜 まるでアリジゴクの巣 「山と高原地図」に「急斜面 落石注意」とある
見下ろすとコワ〜 まるでアリジゴクの巣 「山と高原地図」に「急斜面 落石注意」とある
ハライド山頂はもうすぐ
ハライド山頂はもうすぐ
腰越峠への急な下りを眺める
腰越峠への急な下りを眺める
釈迦ケ岳、あるいは昨日歩いた尾根筋 (金山〜水晶岳) を望む
釈迦ケ岳、あるいは昨日歩いた尾根筋 (金山〜水晶岳) を望む
釈迦ケ岳を前にしながらのダイナミックな道
釈迦ケ岳を前にしながらのダイナミックな道
痩せ尾根と黄紅葉 ここで熟練者っぽいに道を譲った
痩せ尾根と黄紅葉 ここで熟練者っぽいに道を譲った
ハライド登山口の堰堤に下り着いた
ハライド登山口の堰堤に下り着いた

感想

 ふくぞうが いわゆる「鈴鹿の上高地」でキャンプをするというのにのっからせてもらうことに。もともとは二日目 緩いコースだったのを、御在所岳〜ハライドまで足を延ばすコースにしてくれた。
 鈴鹿方面は車を持っていない大阪在住者には遠い。去年 ふくぞうと藤原岳〜御池岳を登るまで長い間 足を踏み入れていなかった。有名な御在所岳も30年前 当時 勤めていた会社の社員旅行で湯の山温泉に宿泊し、ロープウェイで山頂公園に登ったことがあるだけだ。
 だから私は朝明 (あさけ) という地が鈴鹿の山登りの起点として有名なところとは知らなかった。御在所岳近辺は山の地図では見ていたが、御在所岳の北は訪れるハイカーが少ないマイナーな山域だと思っていた (それにしては登山道が張り巡らされているが)。まさか大きな駐車場があって 休日には多くの車で埋まるとは。
 日帰りするには遅いので人こそいなかったが、この日も多くの車が止まっていた。

 日差しが明るく暖かい。多くのハイカーに出会う。
 藤原〜御池とは異なった 花崗岩質の急峻な山容を楽しむ山登り。積み重なった巨岩やガレの切り立った崖、ザレの小山、庭園の遊歩道のような箇所など、変化に富んだコース。ザレ場をキャンバスに置き石で描いた絵と文字もある。
 そしてダイナミックな展望。特に背後の釈迦ヶ岳の威容は見事で、何枚も写真を撮っていた。
 根の平峠からタケ谷方面は川が流れる平たんな森。広大で別天地のようでもある。どこでもテント張れるやないか とちょっとした興奮。
 渡渉時 ふくぞうが転倒して肝を冷やした。膝を打ったようだが 特に問題はないようで一安心。前を歩いてもらっていて申し訳ない。

 「鈴鹿の上高地」は大きなカツラの木が目印。奥にテントひと張あり。
 我々は左岸に渡渉してテントを張った。静かで美しい森の中。何とも言えない幸福感。
 とはいえ秋。5時過ぎに日は落ち 夜はやはり冷えた。外でふくぞうと話をしていたが早々に散会し、それぞれのテントに入った。向こう岸のテントの焚火が羨ましかった。
 唯一の娯楽 ラジオ出動。これまで思いがけなくいろいろ面白い番組に出会えたが、今回はダメ。早めに消した。
 今回 電熱ベストを購入し 持ってきたが、いまいち温かくならず、期待外れ。しかし日付けが変わる前に眠れたのは電熱ベストのおかげも少しはあったのかもしれない。
 とはいえ 3時40分に目が覚めた。電熱ベストのバッテリーは切れていた。年老いた笑福亭鶴瓶に私が「番組で起用してくれたおかげで今のオレがある。ありがとう」と言っておいおいと泣いている夢を見ていた。訳が分からん…。
 その後はしっかりとは眠れず、寒くて今回もテント内で1分ほど3回 バーナーを付けた。寝る時の服装は改めて考えないといけない。

 翌日。6時過ぎに起床し、8時過ぎ出発。
 ここから上水晶谷沿いを登る道はかすかな踏み痕程度のところが少なくない。朝明観光協会が設置した道標に加えてピンクリボンもあるが、それでもGPSアプリがないとなかなか難しい。GPSがあっても何箇所か別の道を行きかけた。ただ「山と高原地図」に「道荒れている」と書かれているが、倒木などで歩きにくいわけではない。

 ハンバーガー岩の手前からは明るくなり、ハイカーが多くなった。国見峠のハイカーの声が聞こえる。
 御在所岳はハイカーや観光客でいっぱい。ふくぞう「遊園地やな」、オレ「山登りの山やないな」

 国見岳経由の道も奇岩とザレ場などが点在する明るく楽しい道。ハイカーも相変わらず多いが、キノコ岩を過ぎると静かになった。1081mピーク付近にある伊勢谷方面への分岐、続けて藤内小屋方面分岐を過ぎると急な下り。木々の間にハライドの急斜面が覗き、あれを登り返すのかと思うと ちょっとウンザリした気持ちにも。
 腰越 (こしこえ) 峠からハライドの登りとなる。もちろんたやすくはないが、思ったほど大変ではない。しかしこれが下りだと特にザレ場の箇所は恐怖だ。
 ハライド山頂着。3人組がおられた。標高は高くないが、昨日辿った稜線が一望のもと。最後のピークにして今日のハイライトだった。
 ところで「ハライド」は「祓戸」らしい。神道と関係があるのだろうか。

  駐車場から少し下ったところにある「山休」で風呂に入り (700円)、食事 (1000円)。ヒッピー文化みたいな雰囲気を感じさせるユニークな店だった。
 予定していたより1時間遅いアーバンライナーで帰阪。

 モバイルバッテリーが今回も使えなかったり、電熱ベストがあまり温かくならなかったり、お茶をぶら下げるカラビナが壊れたり、ラジオの電池を入れる部分のバネが取れてしまったりとトラブルもあったが、大事には至らず、今回も楽しかった。京都で無理やりキャンプ地を作って縦走するのも悪くはないが、やっぱり違う。ふくぞうに感謝。また来年よろしく。

●食事
1日目朝 = 電車内 パン
 同 昼 = スティックパン, 卵
 同 夜= カレーめし, ソーセージ, 卵, 豆
 同 夜食= 菓子パン
2日目朝= 雑炊x2, 豆, さばみそ
 同 昼 = 湯の山温泉の店 (三休の湯)
その他= クッキー, ブラン
飲料= 麦茶0.6リットル, 水0.6リットル, 珈琲粉, 粉末紅茶

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コメント

前を歩いているせいか写真の写りこみが多くて、すっかりワシが主役の山行になっとるなbleah
ところで鈴鹿は、岩も沢も雪も氷も藪も おまけにロープウェイ付きの公園まであって日本中の山の魅力をこの狭い山域にギュッと詰めたような場所じゃないかと思うことがある。もちろん他行ったことないから勝手にそう思てるだけやけどね。また行こか。
2022/11/14 2:40
まいど。写真 人が入っているほうが分かりやすいから積極的にふくぞうを入れて写してま。よろしく
確かに鈴鹿、山の楽しみを凝縮した感じあるね。やはりアルペン的な面白さもあるのがいいな。またいきまひょ
2022/11/14 10:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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