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Yamareco

記録ID: 493438
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大普賢岳 ー想像以上にきつかった周回逆回りー

2014年08月13日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.2km
登り
1,125m
下り
1,125m

コースタイム

日帰り
山行
7:40
休憩
1:05
合計
8:45
10:05
91
和左又ヒュッテ
11:36
11:46
64
無双洞
12:50
13:03
70
池塘
14:13
14:38
120
七曜岳
16:38
16:55
115
大普賢岳
18:50
和左又ヒュッテ
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
*大阪(八尾市)から和左又ヒュッテまで約2時間
*和左又ヒュッテ駐車場 ¥1.000
コース状況/
危険箇所等
【和佐又ヒュッテ〜無双洞】
 *ヒュッテから和佐又のコルまでは良く整備されています。
 *和佐又のコルから底無し井戸間は登山道が脆弱で足元を取られやすい。
 *台風の影響か倒木が道を塞いでいる箇所あり。
 *岩場には鎖やステップがあるので注意して下りれば問題なし。
 *岩はよく滑るので雨中、雨後は注意されたし。
【無双洞〜七曜岳】
 *とにかく急傾斜の道。覚悟して登って下さい。
 *迷いやすい場所が所々あるが目を凝らして探すとテープがあります。
【七曜岳〜大普賢岳】
 *大普賢岳まで三か所の登り返し。
 *鎖場もあるの注意して下さい。
 *奥駈道は良く整備されています。
【大普賢岳〜和佐又ヒュッテ】
 *鉄製の梯子、階段が数多くあります。注意して下りましょう。
 *岩、木の根っこなどよく滑ります。
その他周辺情報 和佐又ヒュッテでは宿泊、外来入浴も出来るみたいです。
和佐又ヒュッテ。
2014年08月13日 10:04撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3
8/13 10:04
和佐又ヒュッテ。
10:05 出発。
2014年08月13日 10:05撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 10:05
10:05 出発。
今日は頂上は見えません。
2014年08月13日 10:10撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 10:10
今日は頂上は見えません。
和佐又のコルへの道。
2014年08月13日 10:12撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 10:12
和佐又のコルへの道。
10:19 和佐又のコル。
老夫婦に話しかけられる。
どこに行くとも決めずぶらぶらしてるんだとか
言ってました。
2014年08月13日 10:19撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 10:19
10:19 和佐又のコル。
老夫婦に話しかけられる。
どこに行くとも決めずぶらぶらしてるんだとか
言ってました。
無双洞へいく巻道。
枝が折れて道を塞いでいました。
2014年08月13日 10:23撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 10:23
無双洞へいく巻道。
枝が折れて道を塞いでいました。
途中でポッキリ!
台風の影響かな?
2014年08月13日 10:24撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 10:24
途中でポッキリ!
台風の影響かな?
少しモヤってます。
2014年08月13日 10:28撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 10:28
少しモヤってます。
こういうのが何ヶ所かあります。
これが帰りだとまたぐのも辛いんです!
2014年08月13日 10:29撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 10:29
こういうのが何ヶ所かあります。
これが帰りだとまたぐのも辛いんです!
10:39 途中、笙の窟へ上がる道。
2014年08月13日 10:39撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 10:39
10:39 途中、笙の窟へ上がる道。
何の実やろ?
やたらと落ちてた。
2014年08月13日 10:50撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 10:50
何の実やろ?
やたらと落ちてた。
さあ、ここから激下りの始まり。
2014年08月13日 10:53撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 10:53
さあ、ここから激下りの始まり。
10:56 底無し井戸に到着。
2014年08月13日 10:56撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 10:56
10:56 底無し井戸に到着。
これが底無し井戸。
真上から撮影。
2014年08月13日 10:56撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 10:56
これが底無し井戸。
真上から撮影。
いよいよ岩場下り。
2014年08月13日 10:58撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 10:58
いよいよ岩場下り。
岩が濡れていてけっこう滑る。
2014年08月13日 11:01撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 11:01
岩が濡れていてけっこう滑る。
鎖に頼らなくても下りれますけど、
まあ、ないよりあった方が安心ですね。
2014年08月13日 11:04撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 11:04
鎖に頼らなくても下りれますけど、
まあ、ないよりあった方が安心ですね。
最下部はロープでした。
振られて体を岩にぶつけないようにね。
2014年08月13日 11:06撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 11:06
最下部はロープでした。
振られて体を岩にぶつけないようにね。
水簾の滝まできました。
2014年08月13日 11:30撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 11:30
水簾の滝まできました。
11:36 無双洞に到着。
ヒュッテから1時間31分。
ここで10分休憩。
2014年08月13日 11:36撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 11:36
11:36 無双洞に到着。
ヒュッテから1時間31分。
ここで10分休憩。
水量は多め。
2014年08月13日 11:43撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 11:43
水量は多め。
無双洞から尾根への取りつき。
きつそう…。
2014年08月13日 11:44撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 11:44
無双洞から尾根への取りつき。
きつそう…。
無双洞からジグザグに登ってきて尾根に出る。
まったく足が上がらない。おにぎり2個投入。
15分休憩。
2014年08月13日 12:05撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 12:05
無双洞からジグザグに登ってきて尾根に出る。
まったく足が上がらない。おにぎり2個投入。
15分休憩。
さあいこか。
地獄のような登りの始まり!
2014年08月13日 12:06撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 12:06
さあいこか。
地獄のような登りの始まり!
汗、ダラダラ。
息はゼ〜ゼ〜。
足は上がらへん。
「俺、なんでこんなことしてんねん?」
「ぜんぜん楽しないやんけ!」
頭の中で葛藤が渦巻いている…。
2014年08月13日 12:20撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 12:20
汗、ダラダラ。
息はゼ〜ゼ〜。
足は上がらへん。
「俺、なんでこんなことしてんねん?」
「ぜんぜん楽しないやんけ!」
頭の中で葛藤が渦巻いている…。
これ飲んでもパワーが出ない…。
2014年08月13日 12:23撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 12:23
これ飲んでもパワーが出ない…。
尾根を直登!
2014年08月13日 12:24撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 12:24
尾根を直登!
「はぁ〜〜」
見上げればため息。
2014年08月13日 12:34撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 12:34
「はぁ〜〜」
見上げればため息。
気持ちの悪い…きのこか?
2014年08月13日 12:35撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 12:35
気持ちの悪い…きのこか?
下りのときはこういう標識もあるので
確認しましょうね。
ここの下りは迷いやすいんです。
2014年08月13日 12:49撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 12:49
下りのときはこういう標識もあるので
確認しましょうね。
ここの下りは迷いやすいんです。
12:52 池塘のポイント。
10分ほど休憩。
2014年08月13日 13:03撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 13:03
12:52 池塘のポイント。
10分ほど休憩。
池塘のポイントから先を見る。
ほんの少しだけなだらかな斜面。
2014年08月13日 13:03撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 13:03
池塘のポイントから先を見る。
ほんの少しだけなだらかな斜面。
無双洞が1020mだったので、1時間10分(休憩込)で295mしか登れていない。七曜岳までまだ300m近く登らないといけない。
「もうバテバテ!」
2014年08月13日 13:03撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 13:03
無双洞が1020mだったので、1時間10分(休憩込)で295mしか登れていない。七曜岳までまだ300m近く登らないといけない。
「もうバテバテ!」
引き返して3時間。
このまま予定通りで行くと4時間半かな〜。
と、この時は思っていた。
2014年08月13日 13:07撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 13:07
引き返して3時間。
このまま予定通りで行くと4時間半かな〜。
と、この時は思っていた。
13:23 七曜岳まであと600m。
その600mに50分もかかってしまう。
2014年08月13日 13:23撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 13:23
13:23 七曜岳まであと600m。
その600mに50分もかかってしまう。
なんのキノコでしょう?
2014年08月13日 13:35撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 13:35
なんのキノコでしょう?
階段、足があがりましぇ〜ん!
2014年08月13日 13:44撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 13:44
階段、足があがりましぇ〜ん!
あ〜ん、もう…勘弁して下さいよ〜!(大泣き)
2014年08月13日 13:47撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3
8/13 13:47
あ〜ん、もう…勘弁して下さいよ〜!(大泣き)
ほっ、奥駈道にやっとでれた。
2014年08月13日 14:08撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 14:08
ほっ、奥駈道にやっとでれた。
でもまだ3時間半は歩かなあかん…。
しかし2時間は下りや!
2014年08月13日 14:08撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 14:08
でもまだ3時間半は歩かなあかん…。
しかし2時間は下りや!
3時間あったら来れるやろと思っていたのに、
ヒュッテから4時間以上もかかった。
14:13 七曜岳に到着。
2014年08月13日 14:13撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 14:13
3時間あったら来れるやろと思っていたのに、
ヒュッテから4時間以上もかかった。
14:13 七曜岳に到着。
七曜岳から稲村ヶ岳とバリゴヤ。
2014年08月13日 14:20撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 14:20
七曜岳から稲村ヶ岳とバリゴヤ。
弥山、八経は雲の中。
2014年08月13日 14:20撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 14:20
弥山、八経は雲の中。
花弁が下向きに咲いてる。めずらしいな。
七曜岳で30代とおぼしき人と出会い、しばし話をする。
2014年08月13日 14:36撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 14:36
花弁が下向きに咲いてる。めずらしいな。
七曜岳で30代とおぼしき人と出会い、しばし話をする。
七曜岳で25分の長い休憩をとり、いざ大普賢岳へ。
七曜岳へ取りつく空中回廊。
あまり高度感はなし。
2014年08月13日 14:39撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 14:39
七曜岳で25分の長い休憩をとり、いざ大普賢岳へ。
七曜岳へ取りつく空中回廊。
あまり高度感はなし。
七つ池へいくまでに少し下る。
2014年08月13日 14:40撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 14:40
七つ池へいくまでに少し下る。
だいぶん足にきているので踏み外さないように。
2014年08月13日 14:42撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 14:42
だいぶん足にきているので踏み外さないように。
七曜岳から10分ほどで七つ池。
2014年08月13日 14:49撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 14:49
七曜岳から10分ほどで七つ池。
大普賢、小普賢、日本岳が今日初めて見れた。
2014年08月13日 15:01撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 15:01
大普賢、小普賢、日本岳が今日初めて見れた。
15:05 稚子泊通過。
2014年08月13日 15:05撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 15:05
15:05 稚子泊通過。
トラバースもありいの。
高度感はなし。
2014年08月13日 15:07撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 15:07
トラバースもありいの。
高度感はなし。
腿が痙攣してきた。
ここからWストックの力を借りる。
少し登っては立ち止まりの繰り返し。
こんなつらい山行あったかな?!
2014年08月13日 15:09撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 15:09
腿が痙攣してきた。
ここからWストックの力を借りる。
少し登っては立ち止まりの繰り返し。
こんなつらい山行あったかな?!
いつもならスキップ(?)して歩ける道が、
国会の牛歩戦術みたいな歩き方になってる?
今日はそれほどコンディションが悪い。
2014年08月13日 15:39撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 15:39
いつもならスキップ(?)して歩ける道が、
国会の牛歩戦術みたいな歩き方になってる?
今日はそれほどコンディションが悪い。
16:14 水太覗
熊笹の上で大の字で寝っころがる。
マジでビバークがしたくなった。
2014年08月13日 16:14撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 16:14
16:14 水太覗
熊笹の上で大の字で寝っころがる。
マジでビバークがしたくなった。
大普賢の頂上が見えてる。
あとちょっとやねんけどな〜。
2014年08月13日 16:15撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3
8/13 16:15
大普賢の頂上が見えてる。
あとちょっとやねんけどな〜。
水太覗きから喘ぎながらやっと頂上に。
16:37 到着。
3時までに頂上に着く予定やってんけど…。
2014年08月13日 16:37撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
6
8/13 16:37
水太覗きから喘ぎながらやっと頂上に。
16:37 到着。
3時までに頂上に着く予定やってんけど…。
とりあえず三角点にタッチ!
これだけ愛おしく思えた三角点はかつてなかったですわ!
2014年08月13日 16:38撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
5
8/13 16:38
とりあえず三角点にタッチ!
これだけ愛おしく思えた三角点はかつてなかったですわ!
暗くなるまでにヒュッテに戻れるやろか?
奥駈道と和佐又ヒュッテの分岐。
2014年08月13日 17:00撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 17:00
暗くなるまでにヒュッテに戻れるやろか?
奥駈道と和佐又ヒュッテの分岐。
階段が出てきました。
下りずらい…。
2014年08月13日 17:03撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 17:03
階段が出てきました。
下りずらい…。
下るにつれてモヤってきました。
2014年08月13日 17:14撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 17:14
下るにつれてモヤってきました。
しんど〜い!
大声を発して登り返します。
2014年08月13日 17:20撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 17:20
しんど〜い!
大声を発して登り返します。
ほんのちょっとの小普賢の登り返しもつらい。
2014年08月13日 17:25撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 17:25
ほんのちょっとの小普賢の登り返しもつらい。
視線を下に向けてるんでおでこをガツ〜ン。
「痛いやんけ、ボケ〜!」と、怒鳴る。
2014年08月13日 17:28撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
1
8/13 17:28
視線を下に向けてるんでおでこをガツ〜ン。
「痛いやんけ、ボケ〜!」と、怒鳴る。
石の鼻なんかどうでもええわ。
早よ下りたい。
2014年08月13日 17:34撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 17:34
石の鼻なんかどうでもええわ。
早よ下りたい。
日本岳のコル。
ここから笙の巌まで滑りやすくて嫌な道。
2014年08月13日 17:43撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 17:43
日本岳のコル。
ここから笙の巌まで滑りやすくて嫌な道。
大木が根っこからそがれて倒れていた。
2014年08月13日 17:44撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 17:44
大木が根っこからそがれて倒れていた。
17:57 笙の窟
何回やってもピントが合わない。
霊障か?
ヒュッテまで、かかってもあと1時間や。
2014年08月13日 17:57撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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8/13 17:57
17:57 笙の窟
何回やってもピントが合わない。
霊障か?
ヒュッテまで、かかってもあと1時間や。
巨木ふれあいルートの分岐。
2014年08月13日 18:26撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 18:26
巨木ふれあいルートの分岐。
和佐又のコル。
あと15分!
2014年08月13日 18:31撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8/13 18:31
和佐又のコル。
あと15分!
キャンプ場。
ここで行きしなに和佐又のコルで出会った老夫婦に呼び止められた。
今日、明日とキャンプ泊とのこと。明日は周回にチャレンジしようか迷っているとこらしい。
2014年08月13日 18:45撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 18:45
キャンプ場。
ここで行きしなに和佐又のコルで出会った老夫婦に呼び止められた。
今日、明日とキャンプ泊とのこと。明日は周回にチャレンジしようか迷っているとこらしい。
コンデジではうまく写らないな〜。
2014年08月13日 18:46撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
2
8/13 18:46
コンデジではうまく写らないな〜。
撮影機器:

装備

個人装備
コッフェル ストーブ ライター グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) ヘッドランプ ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

「大普賢岳」
しんどいのわかってるのになんで行くかな〜?
しかも逆周回なんて。
無双洞から七曜岳への登りなんてきついんわかってるやん!
いや、でも普通の周回やったら無双洞に下りてきてそこからの登り返しがめっちゃきついやん!でも逆周回やったら元気なうちに七曜岳に登るから、案外登れるんちゃうか?と、自問自答。
 
 てなことで、逆周回行ってきました。
いや〜、昨年登った三股から常念岳のピストンよりきつく感じました。
体調が悪かったのかな〜?前の山行から23日もあいてしもたからな〜。しかし、この日の不快指数といったら体感120%。いつもなら一汗かいたらそれ以降はそれほどでもないのに、今日はヒュッテに戻るまで汗がダラダラ出っぱなしでした。

 和佐又ヒュッテを10時5分出発。ほどなく和左又のコルに。
和佐又のコルでどちらに行かれるのですかと老夫婦に声を掛けられ、周回してきますと答えた。老夫婦はこれから頂上に行くでもなく、まあ行けるとこまで行ってきますと言われた。それと遭難事故があって今日も捜索されるみたいですよとも聞かされた。

 緩やかな道を下っていくとやがて底無し井戸に。ここから岩場の激下りになる。
岩がけっこう滑るので注意して下る。

 無双洞に11:36着、ここで10分休憩。

 さあ、ここから激登りだ。覚悟はしていたものの、のっけからペースが上がらない。う〜ん、シャリ切れかな〜?夕べはゲソ天とお造りでビールをちょっと飲んだだけやったからな〜。朝はマドレーヌ1つ食べただけやし。尾根に出たところでおにぎりを2つ食べる。
 しかし、一向にペースが上がらない。汗はダラダラ、息も絶え絶え。なんかおかしい?!立ち止まって水分補給をする回数が増える。引き返えそうかという選択もあったが、引き返しても無双洞からの登り返しがあるし、ここは何とか気力を奮い立たせて登り続ける。いつもは下りに使うコース、下るのも嫌な激下りを登るのだからしんどいのは当たり前なのだが、これほどまでしんどいのか…。「えっら〜」「しんど〜」と声を発しながら登る。

 14:13 七曜岳になんとかたどり着く。
無双洞から2時間以上も掛かってしもた。。岩場の向こうから「こんにちは〜」と声を掛けられる。30代とみられる男性だった。8時に和佐又ヒュッテを出てこられたとか。10分ほど話をして無双洞のほうへ下りて行かれた。ここで25分休憩して重い腰をあげる。

 七つ池までいったん下り稚児泊まりへ登り返す。腿が痙攣しだした。アルペンポールを出しWストックで歩く。国見岳付近で2人の若者と出会う。稚子泊まりでテン泊するそうな。
 水太の覗きでたまらず熊笹の上で寝っころがる。「あ〜、しんど〜!」ツェルトを持ってきてたらここでビバークしたかもな。
 5分くらい寝っころがって「さあ、あとちょっとや、頂上いこ!」急な段差を登る。両腿がプルプル震える。ストックに力を込め「フンガ〜!」と言いながら一歩一歩登っていく。

 16:37 やっとの思いで大普賢岳の頂上に立つ。さすがにこの時間では誰もいませんでした。早く下らなあかんのはわかっているんやけど…ケツが重い。

 16:55 頂上を後にする。
頂上から奥駈道に出るまでに猛スピードで登ってくる若者と出会う。「こんな時間からどこまでいくの?」って聞くと「稚子泊でテン泊します」と言って去っていった。しかしすごいスピードやな〜!

 下りは鉄製の梯子が多く、震える腿で下るのはちょっと怖かった。ちなみに鉄製の梯子は大普賢岳から和左又ヒュッテまでの間に数え間違いがなければ29ヶ所だった。だんだん薄暗くなる山道を、気はあせるもののゆっくり下っていく。和佐又のコルまで来るとあと15分、ホッとする。

 キャンプ場を見ながら歩いていると不意に呼び止められた。見ると、朝、和佐又のコルで会った老夫婦だった。「今、お帰りですか?」と声を掛けられ「そうですわ、もうへろへろですわ」「きついですか?」「いやもう、むちゃくちゃきつかったですわ」ご夫婦はキャンプに来られていて大普賢岳の周回も昔、何回かされたらしいのですが、年とった今、果たして登れるかどうか心配されていました。朝、早立ちされて大普賢岳の頂上に立ってから判断されてはと申し上げてお別れした。さて、今日どうされたのだろうか…。

 18:50 和佐又ヒュッテに戻ってきた。
着替えをすましてヒュッテの玄関横の自販機でコーラを買っていると、自販機の左手の一段下がったところに男がうずくまっていた。「うわっ!」気が付かなかったのでちょつとびっくりしたが、よく見ると七曜岳で会った男性だった。七曜岳の下りで道に迷って、ついさっき帰ってきたとこだとか。そこからまた話がはずんで、大阪からバイクで来ていて、今日はここでツェルト泊をして、明日は大台ケ原を歩いて、そのあとバイクで移動して杉谷から登って高見山の頂上付近でまたツェルト泊をするそうな。「高見山は行った事ないんですけど、頂上あたりでツェルト張れますかね?」って聞かれたので、「頂上には避難小屋があるのでそこで寝られたら」とお答えした。

 19:15 じゃあ、お気をつけてとお別れし和佐又ヒュッテを出る。霧深い道を注意しながら車を走らせ帰途に就く。

後記
 普通の状態であれば17時前後に戻れたであろう。この日のように湿度が高く、思わぬ体調の変化に陥った時にどうするか?というのが今後の課題になるのかな。当然、10時スタートというのも考えるところなのだが、「まあ知った山だし」というのも反省すべきか…。歳をとるにしたがって突然の体調の変化は今後も考えられることだ。当たり前ながら時間に余裕を、知った山でも慎重に、知らない山はより慎重に。

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コメント

このルートのプランを立てておりましたが・・・
takusan34さん、こんにちは。
後半の疲れが出たときに激下りは危ないと考え、書いておられるように前半に激上りでこなしてまえと急峻場は上りでプランを立てますが、このレポートを拝見させていただきますと、ちょっと考えてしまいました。
地形図だけではわからない(等高線は密ですけどね)しんどさがヒシヒシと感じられました。
京都まで車で帰ることを考えると、もう少し体力を残しておきたいかな。
2014/8/18 18:02
ゲスト
Re: このルートのプランを立てておりましたが・・・
no2さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
のど元過ぎれば何とやら…。二度と行きたくないと思っていたのが、バテたのがなんか悔しくて、気候が良くなれば再度登ってやろうという気になってきました。(山友が言うには私は真性のMらしい)
時計回りも、反時計回りも、どちらも同様しんどいですが、とりあえず反時計回りで大普賢岳の頂上に立って、行くか戻るか考えられてはどうでしょう?!
この山はしんどいですけど…やっぱり楽しいですわ!
2014/8/18 23:52
アドバイスありがとうございます。
アドバイスありがとうございます。大峰を日帰りでは、満喫できないかと思いますが、周回ルートを考えてはプランを立てております。七曜岳の空中回廊も歩いてみたいなと思っておりました。ロングルートになりますが、R309の90番登山口に自転車をデポして、天ヶ瀬から和佐又山→大普賢岳→国見岳→七曜岳→行者還岳→P1458から90番登山口へ下りる贅沢ルートプランも立てておりました。
和佐又ヒュッテ起点だと標高が稼げるかなと考えておりましたが、楽ではなさそうですね。
2014/8/20 3:06
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ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
水太覗きから大普賢岳七曜岳周遊
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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