乾徳山 水のタル〜高原ヒュッテは荒れている
- GPS
- 08:03
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 1,653m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:02
登山口バス停駐車場⇔上の駐車場 車取りに戻る
山頂⇔扇平 2度登頂
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水のタル〜高原ヒュッテの道を下山するのはちょっと危険 ガイドブックによっては(特に古いもの)周回コースを進めているものもありますが避けた方が無難。 大きな濡れた岩が斜めになっていてその沢をトラバースしたり真っ直ぐ下ったり、気を抜くと転倒しそうなコース。路面が悪すぎ。終始展望もない暗い森の中。特に初心者同行の場合はクサリのあるメインルートピストンがいいと思う。景色も良いし。今回は両方の道を下山したので確かだ。 あまりに道が荒れていたので、下山後山梨市に問い合わせてみた。過去道迷いで沢を下ってしまった事例有。虎ロープで整備してあるが、路面は手入れしようがないので、道を違うところに付け替えることを検討中とか。現在はメインルートピストンを勧めているとのこと。2014年の山と高原地図を確認したら破線になり「荒廃しているが避難用に使用可」となっていた。 |
その他周辺情報 | はやぶさ温泉 |
写真
感想
今年の夏の週末はどうもいまいちの天気が続く
暑い日が続くのでせめて休日は涼しい所を歩きたいできれば3000mあたりと思うが、今日も前線が日本を横切っている。関西と東北にはかかっているが山梨の予報だけどうやら良さそう。前線は遥か北、日本海上だ。そこで、大弛峠から甲武信へ赤線つなぎに行くことにする。往復CT12:30と長いコース。
ところが予定30分遅れで車を走らせるが小楢山を過ぎたあたりから厚い雲が覆い大弛峠に着くと、もう完全雲の中、いつ雨が降り出してもおかしくない状況。テント泊の方も皆停滞している感じ。それでも一人国師ヶ岳に向かい登り始める。雲のおかげで超涼しい。長袖シャツ一枚だと寒い感じ。
このコースは最初に登る国師ヶ岳が一番標高が高いくずっと稜線歩き。多分、2度目はこないかなというコース。真っ白な雲の中を歩いていてふと思う。景色見れなかったことに多分後悔すると。それと県内でいつでも来れるところと、前線の南なので天候悪化の可能性はあるがエスケープルートがない。いろいろ考え今日は敗退。国師ヶ岳の手前で引き返す。急いで車に戻り近くの山に行くことにする。
標高を下げ徳和からここの赤線もヤマレコには未記入地帯。かねてより計画していた乾徳山から黒金山まで行き大ダオから下るコースに変更。エスケープはいくつかあるコース。
徳和は久しぶり。大きな駐車場に止め20分ほど歩き地元の人に確認する。川の水量多くないか?渡渉は大丈夫だろうか?渡渉はいいが遠いと。。。車にヘッデン忘れてきたのに気づくがCT計算しながら歩いていると神社の上の方に10台ほどの駐車スペースがある。急いで車に戻り、車を上の駐車場へ入れヘッデン持ち再スタート。
しかし、上部は雲で覆われているが標高低いので暑い、ペース上がらない、黒金山は無理かなと思いつつ久しぶりの道を楽しみながらゆっくり登る。
月見岩は気持ちのいいところだ。ここに来ると上に登りたくなる。のんびり一休み。pasocomさんレコの1764△点思いだす。この上の方だった気がして地図確認すると月見岩より大平牧場へ戻る感じに記載してあり断念。使用していたのは2009年版の山と高原地図。
先に進み扇平に着くと、広場の真ん中に緑のビニール袋が落ちている。中にはキーホルダーにいくつかのカギ、お財布に現金とキャッシュカード・保険証・レシート。普通の忘れ物ならおいても行けるが。。。
よく見ると地元の登山ショップEさんのレシート。さっそく電話して連絡とってもらう。すぐに落とし主と携帯つながり山頂で待ち合わせ。忘れ物を持ち山頂に急ぐ。今までだらだら歩いていたのに一気にスピードアップ。必死で登り山頂に着くとすんなり相手に会え落し物を渡す。しばらく談笑。親切なショップEさんのおかげでした。
時計を見ると12:00になる。なんかお財布騒ぎで気持ちがおわってしまった。雨も降りそうなのでピストンで引き返すことに。幸い空いているのでクサリを下るのも練習だ。扇平手前まで下山するがこのまま下山するとくそ暑い下界に14:00についてしまうと思い、もう一度登り返し周回コースにすることにする。2度目のクサリは冷静に岩を見れるからだろうか。すごくスムーズに登れる。
さて、周回コースは水のタルからいきなり荒れた感じになる。道はコース状況に記載したとおり。高原ヒュッテまでは気を抜けない道。
昔からある高原ヒュッテ。廃屋かなと中をのぞいて見ると意外に綺麗。大きなストーブまで設置してあり薪の燃えた香りが漂っている。使われている様子だ。道満尾根は上部は一部急で滑りやすいが、おおむね緩やかな尾根でスピード出せる。下山してみたら下界はいい天気で真夏。黒金山まで行けたかな。行き当たりばったり変更だらけだったがガスの中一日楽しめたから良い。
翌日山梨市役所に電話した。担当者が歩いて調査されている。水のタル〜高原ヒュッテの道は悪路で滑りやすいので初心者にはキツイ、以前団体さんが道を間違え沢を下ってしまった事例があり虎ロープを整備したとのこと。古くからの道であるが、別な所に架け替えも検討中。乾徳山登山コースについての問い合わせがあった時は表の尾根をピストンするように案内しているとのこと。
2014最新版の山と高原地図も確認すると月見岩周辺の道が現状どうりに変わっている。これなら△点へ行けた。GPS確認すればよかった。危険な下山道は破線になっていた。他の所も多数変更があるので新たに購入。
今回、スキンズのA400ハーフタイツとcepの「calfコンプレッション」初使用。疲れにくいし足がぐらつかない。ロングタイツよりはるかに効果あった。 http://www.cepsports.jp/products/calf-sleeves/
nori3さん、おはようございます!
何やら不思議な登山でしたね
師匠の歩いたコース、普段ならトレースしたくなるのですが
これは・・・ な気分です
今回の山業、人助けをさせる為に、必然的にルート変更を余儀なく
されているようですね
神の思し召しでしょうか!?Eショップ繋がりなのも、因縁を感じます
何とも不思議な体験をされましたね
しかし、下山を始めたのに途中で気が変わり、元来た道を
登り直す これは中々出来ませんよ!
ミックス型血液の成せるワザでしょうか・・・
そのお陰で、予定外の場所に赤線が伸びたようですね
天候不順な状態 今週末も続きそうです
私の目標2つがお流れ
便ヶ島への林道が通行止め。仙崖嶺から越百山間が通行止め
どれも先日の台風の影響です
私の夏は終了しました。写真を変更した理由です
変更だらけで落し物はあんなの拾うとこっちがパニックります。Eさん連絡とってくれて助かりました。そもそも電波のあるところで良かったと思います。
乾徳山は上部の岩場が特徴的で楽しい所です。2度楽しめてラッキーでした。災い転じて福となすでしょうか
プロフの写真変わったので気になってました。林道通行止めは残念でしたね。ひとつは昨年の時間制限の所のリベンジでしたか。
予定変更でヘルメットもあるしどこかイワイワしたところなどいかがでしょうか?良かったら連れて行って欲しい
おはようございます。
乾徳山は去年の秋に登っていましたが、そのときは水のタルから西側に下山、荒れているという印象はなかったので驚きです。秋で落ち葉がいっぱいだったので岩々感が少なかったのでしょうか。
この冬の大雪でどうかしてしまったのかもしれませんね。
三角点のほうですが、以前の地理院地形図では道満尾根ルートで登ってくると直接三角点のピークに向かう道が書いてあったかと覚えています。こんな道は当時からなかったので困惑したものでしたが、最新のネット上地形図ではなくなっていますね。
乾徳山周辺の道はどうもあれこれと変遷が多いような気がします。
錦晶水のそばには「銀晶水」というのもあったようでしたが、これも無くなっているようですね。
こんにちは
最近週末はいまいちな感じ、乾徳山は私が行った日の前日が雨だったようで下山道は沢を下ったり、沢をトラバースだったり特に歩きにくかったようです。
この道は何回も歩いたことがあるのですが、以前と随分違う印象だったので、市役所に電話した次第です。ここは割合人気の山なので、はじめから破線を理解して下るのと、知らなくて下るのでは大違いなのであえて書きました。
また山と高原地図にだまされたようです(笑)このエリアは5年でずいぶん変わっていたので驚きました。ネットとかGPSとか色々情報化の時代の反映なのでしょうか。水場は「銀晶水」もありました。ずっとちょろちょろでした。ここの水場は写真をご覧いただけると緩やかな谷合いで水場の上部が広い平原です。鹿などが非常に多そうでしたので使用を避けました。もちろん地元の方などは色々整備いただいているとは思いますが。。。
nori3さん、私には臨機応変と見えます。
落し物の持ち主を探し当てて直接渡す。
ってなかなかできることではありません。
却って街中だったら交番で済ませちゃいそうですし。
さすがです。
にしても、
想定外のデンジャラスゾーンでしたね。
下へおいでおいでしてる岩の表面がやらしい感じです。
5.10のガイドテニー、こういうところだけは最強ですよ。貼りつきます。
カーフスリーブ。脚絆効果というやつですね。
参考になりました。
落とし主が分かったのは本当にラッキーでした。普段は、合計時間から力の配分を考えながら登っているのですが、今回は一気に心拍数いっぱいに上げたので(150以下かな、年でそんなに上げられない)短い時間でしたが、こんなトレーニングも多少はいいかなと思いました。
5.10のガイドテニー、アプローチシューズの代表ですね。靴底すごいですねまるでタコの吸盤のよう。こんどショップEさんで見てみます。
私の場合、久しぶりに登山に復帰してから、毎回ひざ痛で苦しんでました。回数を重ねるうちに膝は何ともなくなり最近は腰が。。。で、当初はCWXの膝と腰のサポート感が好きで使っていたのですがそのうちスキンズの段階圧着の方が合うようになりました。あと併用して腰と太ももに伸縮のテーピングと足首に固定のテーピングを使い分けています。(膝のトレラン方式の伸縮のテーピングはひざ痛に効果大)
最近、季節にかかわらず、登山の後にひざ下が冷えるな〜と感じていて何か対策しようかと思っていたところ脚絆効果がベストにフィットする感じでした。それと今回は他に足底に固定テープを追加してみたのですがそれも良かったようです。
でもmmgさんのレコ&日記拝見していて、やはりトレーニング効果の方が大きいと思います。
noriさん、こんばんわ(^o^)/
大弛峠まで行かれたのに、天候不良とは…
牧丘に入ってから、車でくねくね道を走らないと到着しないんですよね。私はいつもこの下りで眠くなってしまうんです (^_^;)
高原ヒュッテから水ノタルのルート破線になっているのですね
私は初めての乾徳山でこのルートを登りましたが、その時もテープはあるものの、不明瞭なルートだったと記憶してます。荒れてしまっているのですね。情報をありがとうございます。
貴重品を届けて頂いた方は、noriさんに拾ってもらってラッキーな方だなあ〜。
落としてその日に拾ってもらえて、手元に届いたのですから!
喜ばれたでしょうね
お天気は曇りでしたが、やっぱりお山に行くといろいろな出来事や発見がありますね
お疲れ様でした*\(^o^)/**/
こんばんわ
今年の週末は梅雨前線みたいなのがずっと停滞していて、天気図見ると甲府より北と東には行きにくい時ばかりで、、、今回どうかなと思いつつ北東に向かったのですが、やはり、、、久しぶりの大弛峠でしたが、ま〜県内あっさり敗退してしまいました。とはいえ、標高下げた転進先が乾徳山ですから山梨県は登山に恵まれていますよね。
以前、水ノタルから高原ヒュッテで下山時、やはり歩きにくかったのと少しですが沢へ下ってしまったことがあり同行者がいるときはずっと避けていました。
なれた方なら、なんということはないと思いますが、人気の山ですし、古い地図には「下山道」とか書いてあるし、、、初心者があそこを下山することを考えると、絶対山が嫌いになりそうなので 2014の地図は破線になってました。棚山とかもコースタイム入ってます。
落とし主はなぜかEさんから電話が入り驚いてました。電話で落としたことに気が付いたそうです。
いつかは、mipomipoさんみたいに乾徳〜黒金山〜西沢渓谷を歩くつもりです。帰りの140号雁坂道は自転車でスイ〜と下るつもりですが、軟弱にも雁坂道〜徳和がハードル高くて悩んでます 舗装道路歩くのはどうも好きでないので。。。。
コメントありがとうございました。
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