❄霧氷の笠取山と唐松尾山を周回❄【奥多摩・多摩の百山】

2022年12月03日(土) [日帰り]

• GPS: 08:13
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,250m
• 下り: 1,239m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:11
• 合計: 8:10

7:40 将監登山道入口
7:58 8:03 中島川口
8:21 8:25 馬止
9:21 9:21 黒エンジュ
9:33 9:34 シラベ尾根
9:57 10:03 水干尾根
10:25 10:27 笠取山
10:40 10:40 水干尾根
11:18 11:19 黒槐山
11:25 11:25 黒槐の頭
11:53 11:59 独標2044m
12:51 13:26 唐松尾山
14:23 14:25 山ノ神土
14:33 14:37 牛王院平
15:27 15:32 牛王院下
15:50 将監登山道入口

天候

午前：曇り／午後：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

将監峠へ向かう林道（登山道）のゲート手前にバイクを駐輪。
Googleマップで「民宿みはらし」を目的地にして向かった。
道路上に積雪、凍結なし。
到着時2℃

コース状況／危険箇所等

・概ね標高1900m以上に積雪、強風。有料版てんくらの予報では風速9~12m。
・ちなみに有料版てんくらの予報は「晴れ」だったので外れた。
・笠取山の稜線が雪と風が最も激しかった。雪は降っていたのか、木の枝の雪が落ちていたのかは不明。
・雪は概ね浅く固かった。
・チェーンスパイクはあれば安心。
・笠取山と唐松尾山の間にある2044Pからの岩場の下りは微妙に積雪していたので滑落しないよう慎重に下りた。
・唐松尾山の手前にある岩場（写真参照）は登るのか巻くのか迷った。巻くのが正解だった。

写真

12/3 7:40

この近くにバイクを駐輪し、舗装路歩き

12/3 8:02

舗装路を20分歩き、中島川橋から登山道へ。

12/3 8:20

体が温まったので馬止でトレントフライヤーを脱ぎ、黒エンジュ方面へ

12/3 9:18

黒エンジュで左折、シラベ尾根方面へ。
本日唯一ベンチがあった場所。
左側のベンチには獣の骨が陳列。

12/3 9:45

地面に雪が混じってるな、と見上げると

12/3 9:48

霧氷だー！
今シーズン初めてで、ここまで見どころがなかったのでテンション上がる。

12/3 9:57

水干尾根に到着、風が吹いてきたのでトレントフライヤーを再度着る。
ここで笠取山から降りて来た4人組とすれ違い。
フードを被った人がいたのでこの先の状況を察する。
この日はこれ以降誰にも会わなかった。

有料版てんくらの予報は大外れ。
年配の方と愚痴を言い合う。
風速は正しかったかも。

12/3 10:01

霧氷

12/3 10:07

笠取山の稜線への登り。
段々強風になりサンバイザーを飛ばされた（キャッチできた）。

12/3 10:20

稜線は強風、雪を体に叩きつけてくる。
風が当たらない岩陰で
・手袋をミトンから防寒テムレスに換装
・帽子をビーニーキャップからバラクラバに換装してフードを被る。
・用心のためチェーンスパイクを履く。

12/3 10:23

写真では伝わりませんが風ゴォーッ、雪ザーッです。

12/3 10:26

笠取山、2回目の登頂。
1回目：https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1454764.html

12/3 10:26

山頂。
この先の眺めが良い場所に山梨百名山の標柱があるが、この状況では何も見えないのが確定しているので、ここで引き返す。

12/3 10:40

戻った。いやー厳しかった。山は別世界だ。
この先の唐松尾山までの稜線（黒エンジュ方面）はどうなんだろう？
とりあえず行ってみる。

12/3 10:44

積雪はほぼなくなったのでチェーンスパイクは外した。

12/3 10:53

カラマツの霧氷

12/3 11:11

倒木の霧氷

12/3 11:25

黒槐（くろえんじゅ）の頭

12/3 11:26

霧氷

12/3 11:27

冬の寂しい道も、霧氷で美しい

12/3 11:32

積雪で道がはっきりわかる

12/3 11:41

霧氷アップ

12/3 11:43

少しずつ晴れて来た。
霧氷と遠景

12/3 11:44

軽い岩場登り

12/3 11:46

クリスマスツリー🎄にぴったり
持って帰りたい🥳

12/3 11:47

霧氷と道

12/3 11:48

霧氷

12/3 11:54

この辺り、おそらく独標2044

12/3 11:56

この先

12/3 11:56

岩場の下り。
ロープや鎖は無い。
慎重に、滑りそうな場所はしゃがみながら下った。

12/3 12:00

左側が唐松尾山、右側の鋭角が西御殿岩だろうか。

12/3 12:03

確か登り

12/3 12:18

雪化粧

12/3 12:29

緊張して下った岩場を振り返って。
薄い積雪なのでチェーンスパイクで進むわけにもいかず、厄介だった。

12/3 12:33

また岩場。登るのが正しいのかわからない。

12/3 12:33

岩場のかなり右下の踏み跡にピンクマーカーがある。
どうやら右下が正規なコースだが間違えて岩場の正面から来てしまったようだ。
で、手前の枝にピンクマーカーがあるということはこの岩場を登れということなのか？
登ってみたが、その先はコースに見えなかったので戻った。

正解がわからない。
唐松尾山は間近なのに…ジリジリする

12/3 12:39

ふと岩場の左を見ると、オレンジマーカー発見！
正解は「岩場の前を通過して巻く」でした。

12/3 12:51

意外な場所で苦労して、登頂！
下の看板、「日本の山1000」って何よ…？
と思って調べたら、ヤマレコにリストがあった😲
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptlist.php?groupid=127

12/3 12:52

地味な山頂だが、木に囲まれているので風が弱く、お湯を沸かすに好都合だった　

12/3 13:05

山頂標識の上は青空

12/3 13:05

青空と霧氷

12/3 13:10

久しぶりにカレーメシ。
湯煎したゆで卵とウィンナーをトッピング。
食後にコーヒー。

12/3 13:23

さてゲザります。
わかりにくいが右の木に「←将監峠」の道標がある

12/3 13:27

手前に気になる山2つ。
木が無いので、稜線を歩けたらさぞ爽快だろう

12/3 13:28

今日初めて遠景が見えた。
甲武信ヶ岳方面だろうか

12/3 13:30

おっ！

12/3 13:31

富士山見えたー！
この時点で西御殿岩行きをやめることがほぼ確定w

12/3 13:36

晴れた道と霧氷、快適。

12/3 13:39

左が西御殿岩へのVR、右が正規コース。
・積雪＆強風なので危なそう
・遠景が既に青く霞んでいる
・🗻見えたのでもういい
という訳で、今回はやめた。

12/3 13:41

青空と霧氷

12/3 13:41

青空と霧氷

12/3 13:49

遠景、午前中は見れなかったので嬉しい

12/3 13:53

下側の西御殿岩への分岐点。
次回来るときの為に撮影。

12/3 14:04

苔むした場所を通る

12/3 14:13

下りで？となった場所。この岩の上のマーカーに気づかなかった。
この岩を乗り越えて進む、が正しかった

遠くに見える雪山。どこだろう？

12/3 14:19

右側に、鹿柵に囲まれた茶畑のように区分された笹。

12/3 14:20

山の神土（やまのかんど）に到着。
風が和らぎ暖かくなったので、バラクラバ→帽子、テムレス→ミトンに戻した。
ミカンを食べて小休止。

12/3 14:28

広く快適な道を進む

左側に見える、上からも気になった2つの山。
何という山だろう？→他レコによるとリンノ峰とカバアノ頭らしい

快適に歩いていたら将監峠（しょうげんとうげ）方向に進んでいた。
ヤマレコMAPに警告され引き返す。

12/3 14:37

三叉路（写っていないが左側に将監峠方向）に戻った。
この写真で左側が牛王院平方向だった。
この先、鹿柵の間を通り

12/3 14:45

牛王院平（ごおういんだいら）。
開放感があって好き。
正面に富士山。

振り返って。独標2044と推測。

こちらも振り返って。
唐松尾山か西御殿岩

15:48、ゲートに帰着。
以前ここから飛龍山を登った時は下山時暗くなってしまったので、今日は何としても日没前に帰着したかった。満足。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2050350.html

12/3 17:42

帰路、通りかかった日の出町のつるつる温泉入口近くの公園のイルミネーション。

12/3 17:43

中にスノーマン

12/3 17:43

普通の公園なのに凄い。

12/3 17:44

地面を光が走る
動画：https://youtu.be/VIfFy3jNzBw

12/3 17:45

下記のイベントだそうです。町が活性化していいですね。
https://www.ohgunoillumi.com/

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX99 SONY

感想

ドンソク

「奥多摩・多摩の百山」が残り4座。
冬に入ったので、高い山から行くことにします。よって唐松尾山。

日没前に下山を完了したいので、3:30起床、4:30出発。
天気予報で冷え込むと散々言っていたので、バイク走行は以下の重武装で。
※は登山時も使用

■上半身
長袖シャツ※
フリースのベスト※
電熱ベスト＋モバイルバッテリー
長袖フリース
トレントフライヤー※
ダウンジャケット

■下半身
メリヤス下着※
ワークマンのタイツ※
タイツの膝上に使い捨てカイロ貼り付け※
登山用ズボン※
ワークマンのBIKERSオーバーパンツ

■ヘルメットの中
ワークマンのバラクラバ※

■手
薄手の手袋
防寒テムレス※
グリップヒーター
ハンドカバー

■靴の中
使い捨てミニカイロ（※登山時はスマホと共にポケットに入れバッテリー減退防止に使う）

先週の出発地、道の駅たばやまでトイレとお茶休憩。
そこから約10km、自宅から約90kmで登山口に到着。
この週は前半雨だったので路面が凍結していないか少し心配だったが、大丈夫だった。

~以降の詳細は写真をご覧ください~

稜線が積雪しているという情報は無かったが、念のためバラクラバやテムレスを持参してよかった。
お蔭で寒くも暑くも無く快適に歩けた。

計画では唐松尾山の後に西御殿岩を登る予定だったが、時間が押していたのと写真のキャプションに書いた理由で行かず。
他の方のレコで「360度の風景」「絶対行くべき」と推されていたので、いずれ行こう。

このコース、周回できて歩きやすく、暗い杉林が少ないので気に入った。
次回は逆回りにしよう。そうすれば西御殿岩が午前中になるので、景色が霞む確率が減るはず。

…ところで、唐松尾山が「奥多摩・多摩の百山」に入ってるけど「奥多摩」ですかね？
ヤマレコは「奥秩父」に分類していて、自分もそうだと思うのですが。