記録ID: 4973646
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雪山ハイキング
奥秩父
大菩薩嶺（丸川峠）
2022年12月03日(土) [日帰り]
mun
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:52
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,307m
- 下り
- 1,782m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 7:52
15:54
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
｜ 京王線各停(京王八王子行) 14.2km 前〜後 ｜ 05:37-05:55［18分］ ｜ 283円 ◇北野（東京） 1・2番線着・1・2番線発 ［乗換1分+待ち1分］ ｜ 京王高尾線各停(高尾山口行) 6.9km 中央 ｜ 05:57-06:07［10分］ ◇高尾（東京） 6番線着・3番線発 ［乗換4分+待ち3分］ ｜ 中央本線（東日本）(松本行) 63.8km ｜ 06:14-07:22［68分］ ｜ 1,166円 ■塩山 ■塩山駅南口��番のりば ｜（塩山駅南口のレイアウト・乗り場位置が前回来た時と変わっていた。） ｜ 山梨交通バス ｜ 07:35-08:02［27分］ ｜ 300円 ■大菩薩峠登山口 =========== 山歩き =========== ■塩山 ｜ 中央本線（東日本）(高尾行) 63.8km 中央 ｜ 15:54-17:14［80分］ ｜ 1,166円 ◇高尾（東京） 5番線発 ［乗換4分+待ち2分］ ｜ 京王高尾線各停(新宿行) 6.9km ｜ 17:20-17:30［10分］ ｜ 283円 ◇北野（東京） 3・4番線着・3・4番線発 ［乗換1分+待ち1分］ ｜ 京王線特急(新宿行) 14.2km やや前・やや後 ｜ 17:32-17:47［15分］ ■府中（東京） 3・4番線着 交通費合計：3198円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
大菩薩嶺山頂付近は霧氷と薄い雪（2�儖漫法� 大菩薩嶺山頂から雷岩に降りる道は雪が踏み固められていてスリップ注意。 |
写真
10余人と一緒に終点「大菩薩峠登山口」で下車。本日の目的地をハンゼノ頭から大菩薩峠に急遽変更し、バス乗車中にヤマレコで大菩薩峠付近の地図をダウンロードできた。身支度をして出発する。
12/3 8:04
10余人と一緒に終点「大菩薩峠登山口」で下車。
本日の目的地をハンゼノ頭から大菩薩峠に急遽変更し、バス乗車中にヤマレコで大菩薩峠付近の地図をダウンロードできた。身支度をして出発する。
本日の目的地をハンゼノ頭から大菩薩峠に急遽変更し、バス乗車中にヤマレコで大菩薩峠付近の地図をダウンロードできた。身支度をして出発する。
+5℃ 車道を登って丸川峠分岐駐車場を目指す。一緒に降りた人たちがどんどん先へ行く。みんな早いなぁ。
丸川峠の丸川荘。人の気配とコーヒーの香りが微かにする。きっとダルマストーブは暖かいのだろうと寄りたくなるが、急がないと雷岩からの朝の景色に間に合わないと思い先を急ぐ。
12/3 9:56
丸川峠の丸川荘。人の気配とコーヒーの香りが微かにする。きっとダルマストーブは暖かいのだろうと寄りたくなるが、急がないと雷岩からの朝の景色に間に合わないと思い先を急ぐ。
+3℃ 丸川峠の平らな所から大菩薩嶺への道を見上げる。青空が嬉しい。
ツチハンミョウ発見。名前は斑猫（ハンミョウ）だけど、通称「ミチシルベ」の綺麗な斑猫とは別科で毒液を出すこと、死んだふりをすることは知っている。手で触らずに棒で突いてみる。死んだふりだとしても反応が無さ過ぎる。手で持ち上げて調べてみる。すでに凍死している。帰宅後に写真から同定を試みる。オオツチハンミョウ？ ムラサキオオツチハンミョウ？ マルクビツチハンミョウ？ ツチハンミョウの同定は難しいと知る。
1
12/3 9:59
ツチハンミョウ発見。名前は斑猫（ハンミョウ）だけど、通称「ミチシルベ」の綺麗な斑猫とは別科で毒液を出すこと、死んだふりをすることは知っている。手で触らずに棒で突いてみる。死んだふりだとしても反応が無さ過ぎる。手で持ち上げて調べてみる。すでに凍死している。
帰宅後に写真から同定を試みる。オオツチハンミョウ？ ムラサキオオツチハンミョウ？ マルクビツチハンミョウ？ ツチハンミョウの同定は難しいと知る。
帰宅後に写真から同定を試みる。オオツチハンミョウ？ ムラサキオオツチハンミョウ？ マルクビツチハンミョウ？ ツチハンミョウの同定は難しいと知る。
+1℃ 麓が見える。塩山駅近くの「塩ノ山」が良い目印になっている。南アルプスも見えたのだけど、写真では白く飛んでしまった。
木の隙間に「黒川鶏頭山」が見える。大体同じ位の高さまで登ってきた。
+1℃ 登るにつれ霧氷が出てくる。静か。鳥も鳴かず風の音もしない。無音の中を歩く。
登って雲の生へ入る。霧氷の結晶がより成長している（長くなっている）。
地面は風が当たらないから霧氷が付いてないのだけど、苔が暖かいから霧氷が付いてないように思えてくるのが面白い。
長いツララ。メジャーが光って読み取りにくいけど50cmくらい。
±0℃ 登山道に薄い雪が出てきた。サクサクと滑らないのでチェーンスパイク不要。
+1℃ 大菩薩嶺山頂に到着。丸川峠からは2人のハイカーとしか会わなかったのに、頂上には多くのハイカーがいてちょっと驚く。しばらく順番待ちして山頂標の写真を撮る。
12/3 11:23
+1℃ 大菩薩嶺山頂に到着。丸川峠からは2人のハイカーとしか会わなかったのに、頂上には多くのハイカーがいてちょっと驚く。しばらく順番待ちして山頂標の写真を撮る。
雷岩が晴れているかどうか気になって山頂をすぐに降りる。こちら側は雪が踏み固められていて、この写真を撮った後、ツルっと転ぶ。受け身をとった右腕にアオタンを作ってしまう。
12/3 11:24
雷岩が晴れているかどうか気になって山頂をすぐに降りる。こちら側は雪が踏み固められていて、この写真を撮った後、ツルっと転ぶ。受け身をとった右腕にアオタンを作ってしまう。
ちょっと右腕を打ったけれど何も支障なし。明るく晴れて来たし、雪は溶けだしている。滑り止め不要。先へ進む。
+2℃ 雷岩に到着。日当たり良好風強し。体感温度は氷点下。ウィンドブレーカーを着る。
雷岩を見上げる。雲が強風で吹き飛んでいて寒いけれど良い気持ち。
雷岩から南アルプスも見える。塩ノ山が麓に可愛い。天気も良いので、塩ノ山近くの塩山駅まで歩いてみたい。山を下りる。
+5℃ 唐松尾根のぬかるんだ斜面を下る。南側の日当たりの良い斜面は風もなく温か。下りだけどウィンドブレーカーを脱いで半袖で歩く。
12/3 11:38
+5℃ 唐松尾根のぬかるんだ斜面を下る。南側の日当たりの良い斜面は風もなく温か。下りだけどウィンドブレーカーを脱いで半袖で歩く。
＋6℃ 上日川峠に到着。ロッジ長兵衛裏の湧き水を補給して、裂石へ向かう。
+10℃ 上日川峠から裂石への道は、歴史のある道で道型がはっきりしている。落ち葉ワサワサ状態なので、雷岩から上日川峠に比べて歩く人が少ない道であることが判る。
12/3 12:47
+10℃ 上日川峠から裂石への道は、歴史のある道で道型がはっきりしている。落ち葉ワサワサ状態なので、雷岩から上日川峠に比べて歩く人が少ない道であることが判る。
落ち葉はワサワサと深い。トレラン・シューズの中に潜り込んで来る。不快ではないのでスパッツなしで構わずに歩く。
登山道が崩れた部分だけ少し舗装林道を歩き、すぐに登山道に戻る。
＋8℃ 葉っぱには石や枝が隠れているので、ゆっくり楽しみながら下る。
＋12℃ 朝の出発点、大菩薩峠登山口BSに戻ってきた。15:00のバスを待つより、約8kmの塩山駅をゴールに決める。大菩薩から見えたところを歩きながら、大菩薩を見上げるのが楽しみ。
12/3 13:55
＋12℃ 朝の出発点、大菩薩峠登山口BSに戻ってきた。15:00のバスを待つより、約8kmの塩山駅をゴールに決める。大菩薩から見えたところを歩きながら、大菩薩を見上げるのが楽しみ。
萩原口留番所跡の説明看板。大菩薩の湯は寄らなかったので、復元された門は見なかった。
萩原口留番所跡看板の裏山入り口にある「裂石」。その脇にある石碑に「神虫（縦に1字）影山」と彫ってある。帰宅後調べたら、神虫（しんちゅう）は蠶（さん）の美称。つまりお蚕様のこと。蚕影山（こかげさん）とは、蚕影信仰のことで、豊蚕祈願、お蚕様の鎮魂慰霊の信仰で明治頃まで盛んだったことが判った。「どんどやき」の繭玉（お餅の玉）も蚕影信仰の名残なのだそうだ。
12/3 14:13
萩原口留番所跡看板の裏山入り口にある「裂石」。その脇にある石碑に「神虫（縦に1字）影山」と彫ってある。
帰宅後調べたら、神虫（しんちゅう）は蠶（さん）の美称。つまりお蚕様のこと。蚕影山（こかげさん）とは、蚕影信仰のことで、豊蚕祈願、お蚕様の鎮魂慰霊の信仰で明治頃まで盛んだったことが判った。「どんどやき」の繭玉（お餅の玉）も蚕影信仰の名残なのだそうだ。
帰宅後調べたら、神虫（しんちゅう）は蠶（さん）の美称。つまりお蚕様のこと。蚕影山（こかげさん）とは、蚕影信仰のことで、豊蚕祈願、お蚕様の鎮魂慰霊の信仰で明治頃まで盛んだったことが判った。「どんどやき」の繭玉（お餅の玉）も蚕影信仰の名残なのだそうだ。
ご神体の「裂石」。とても大きい。拝んで裂けめに入る。裂けめの中に杉の切株が3個。
割れ目の裏に回る。大きな石がパックリ。どこにも「裂石」と書いてないけれど、「裂石」の地名は、この「裂石」から来たことに納得する。
12/3 14:15
割れ目の裏に回る。大きな石がパックリ。どこにも「裂石」と書いてないけれど、「裂石」の地名は、この「裂石」から来たことに納得する。
+16℃ 「裂石」から塩ノ山方向を見る。まだ先は長い。ずっと先に塩見岳のピラミダルな山容が目に付く。塩ノ山、塩見岳、どちらもピラミダルだ。この三角錐が塩の形だからこの山名なのではないかと思った。帰宅後に調べたら、塩ノ山は「四方からよく見える」「四方がよく見える」という意味で「しほうのやま」と呼ばれたことから名付けられた山名だそうだ。残念。
12/3 14:18
+16℃ 「裂石」から塩ノ山方向を見る。まだ先は長い。ずっと先に塩見岳のピラミダルな山容が目に付く。塩ノ山、塩見岳、どちらもピラミダルだ。この三角錐が塩の形だからこの山名なのではないかと思った。帰宅後に調べたら、塩ノ山は「四方からよく見える」「四方がよく見える」という意味で「しほうのやま」と呼ばれたことから名付けられた山名だそうだ。残念。
+14℃ 樋口一葉の看板を幾つか目にする。「桃源郷ウォーキング・一葉の里コース」というものもあるらしい。
青梅街道（国道411号線）を歩いている。大菩薩嶺を振り返ると、雷岩あたりがこちらからも良く見える。あそこから降りてきたと思うとなんか嬉しい。
12/3 15:23
青梅街道（国道411号線）を歩いている。大菩薩嶺を振り返ると、雷岩あたりがこちらからも良く見える。あそこから降りてきたと思うとなんか嬉しい。
コンビニで牛乳500ccを一気飲みする。帰りの電車用に缶チューハイ等を仕入れる。
撮影機器：
感想
※1）柳沢峠からハンゼノ頭に行く予定だった。バスは11月20日で大菩薩峠登山口までしか行かなくなっていた。（冬季は柳沢峠や落合から山歩きをする人が少ないからだろう。）
電車を塩山駅で降りて、バス運転手さんと話して今季バスが終了していることを知った。すぐに大菩薩嶺へ行き先を変更した。大菩薩嶺は6年ぶり3回目。霧氷や薄く積もった雪で今年初めて転ぶなど、楽しく山歩きが出来た。結果オーライ。
※2）「ハイキング」と「雪山ハイキング」の違いは、滑り止め（チェーンスパイクやアイゼン、ワカン）を使ったかどうかで今まで分類してきた。今回は薄い雪なのでチェーンスパイクを付けずに歩いてスリップした。本当なら転ぶ前にチェーンスパイクを付けるべきだった。結局今回はチェーンスパイクを装着しないまま歩いてしまったけれど、雪で転んだので「雪山ハイキング」に分類した。
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