【BC月山】清川行人小屋に挨拶を
- GPS
- 09:25
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,381m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
※過去ログアップ
※リフト上しばらくログが飛んでます。
多分、リフトを入れずに全行程16キロくらいだと思います
月山リフトオープン初日。
雪のシーズンの清川行人小屋に行きたいと思い、計画を立てた。
参考になるレポもあったので、軌跡をダウンロードしてスタート。
いや〜、でもあちこちで失敗しましたね〜。
疲れた〜。
◼️月山リフト関連
志津から姥沢の駐車場までの道は夜19時から朝7時まで通行止め。
これをうっかり確認してなかったので判断が変わりました。
駐車場は500円、リフトまで雪の道をスキーで歩いて10分くらい。
リフトは片道600円、モンベルの会員証を見せると30円引き。
帰りのリフトは、この時期は乗れないはず。要確認ですが。
シールは剥がして乗る。
◼️月山山頂まで
駐車場でベンガルワシミミズク氏家さんと初対面。リフト上駅までご一緒させてもらう。
午後から仕事がある氏家さんは姥ヶ岳へ。
近くに月山があるって羨ましいなぁ。
リフト上駅で氏家さんを見送り、ボクはまっすぐ牛首を目指す。
なるべく高度を徐々に上げつつトラバースしていく。しかしこれが失敗。
トラバースで斜面に沿って歩くと遠回りになる。結局、2カ所かな、滑って高度を落とした。
しかも、1カ所は小さな尖った尾根のようになっていて、そのまま降りると急すぎるので、手前で下に降りて乗り越した。
結局、リフト上駅から高度を少し落とす感じで、ほぼ夏道のように歩いた方がトラバースにならず、少しずつ登って行くので楽だと思う。
牛首で姥ヶ岳からのルートと合流。
ここからは段々と斜度が上がって行き、まっすぐ登って行くのがキツくなる。
ところどころでジグを切りながら登る。
夏なら大岩がゴロゴロして登るのが大変だけど、冬は雪の斜面なので、これでも楽だと思う。
鍛治小屋跡まで来たらもうすぐ。
軌跡がおかしくなってるけど、リフト上駅を出発したのが8時半過ぎなので、2時間半弱で登頂。
それでも抜かれまくったので、早い人なら2時間かからないと思う。
◼️月山山頂〜清川行人小屋
頂上の雪の上にちょこんと飛び出た神社の屋根に向かってお参りし、シールを剥がす。
ツアーの様な団体がいたけど、北月山方面に向かって行った。
ボクは清川行人小屋へ。
誰もいない東の斜面に滑り出す。
雪はシャーベット状で重いけど、あまりトリッキーな事が起こるような感じではないので滑りやすい。
最初、葉山を見ながら滑ってたら、そっちは肘折コース方面だったので軌道修正。
時々、YAMAPを開いて地図を確認。
やがて、清川行人小屋が見えてきた。あとはそこに向かって滑るだけ。
雪に埋まってる清川を渡って鞍部へ。
小屋は少し登るのでスキーはここにデポ。ツボ足で登って半年ぶりの清川行人小屋に到着。
誰にも会わず、他の人のシュプールもない、広々とした良い斜面でした。
ここまで頂上から33分。あっという間だと思ったけど、上手い人なら15分あれば来れると思う。
◼️清川行人小屋
昨夜泊まった人が居たようだけど出発した後。のんびり昼食を摂って休憩。
室内は13度くらいあって暖かい。
泊まりたくなる。
本気で泊まれないか、食糧を並べてみる。
・・・厳しい。
というか、ソフトバンクは電波が入らないのでヨメさんに連絡が取れない。
捜索されちゃうなーということで諦める。
あまりに居心地よくて1時間半も休んでから出発。
◼️清川行人小屋〜標高1850m
標高1850m辺りで東から西側の斜面に移り、リフト上駅を目指す。
登り返しは標高差500m。やっぱり小屋に泊まろうか?いや、頑張るしかないんだってば。
標高差300m以上の急登が続く。キツい。
参考のログはだいたいの目安にして、なるべく少しでも楽そうなルートを探す。
周りに木がないのでとにかく景色が変わらずメゲてくる。
100歩進んじゃ休んだり。
そのうち、なぜか苦しくなってきた。息を大きく吸おうとすると入って行かない感じ。
そのせいか、すぐに息が上がりだす。
50歩くらい進むたびに息を整える。進まない。
それでも時間的にはまだ大丈夫なはず。暗くはならないと、ゆっくり進んでいく。
やがて1850mのラインに辿り着き、西側の斜面へ。
リフト上駅から姥ヶ岳、柴灯森が見えた。
時刻は15時半頃。
あれ?誰もいない。
リフト上駅の方から、もうすぐ営業終わりだよ〜ぽいアナウンスが聞こえて来る。
◼️標高1850m〜駐車場
さて、ここからなるべく高度を落とさないようにトラバースして牛首を目指し、そのまま登り返す姥ヶ岳は巻いたりしながらリフト上駅を目指す予定だった。あとはリフト横の沢を滑ろうかと。
しかし、トラバースする方向に藪や岩場があって進めない。
仕方なく滑りながら行けそうな場所を探す。
1696ピーク手前でやっと抜けられる場所を発見。
この辺りでやっとシールを剥がす。
そして考える。
このまま、下に向かって滑り、沢を越えたところでシールを貼り、7〜80m登り返してリフト上駅を目指すか。
明るいうちには戻れるだろうけど、リフトが終わったら道路はどうなるんだろう?
何時から通行止めなんだろう?
間に合わなかったらマズい。
(19時からだと確認しておけば、この方法を取ってました)
それなら、シールは貼らずにリフトの東側をトラバースして駐車場に向かうか。
しかし、このトラバースは使いたくない。
以前、歩いたけど、斜面が急だし、上に雪庇もあって安全とは言えない。
しかも長いので疲れる。
やっぱり当初の予定通り牛首を目指すか。
という訳で、牛首に向かってトラバースするも、時すでに遅し。
やはり、藪で阻まれて降りた分だけ届かなかった。
シールを貼って登る時間もないので、やはり東側のトラバースで帰るしかなくなった。
それなら1696ピークを通って滑った方が断然面白かったなぁと後悔。
急斜面のトラバースはやはり疲れる。腿がきつくて時々休む。
やがて雪庇の場所が見えてきた。結構崩落していてデブリが出てる。
さらに大きなクラックも。
ルートの下にも大きなクラック。
祈る様に通り過ぎると駐車場が見えてきてホッとする。
ここは今はかなり危険なので通らない方が良いです。
ボーダーのトレースが多かった。
ブナの森に抜けて一安心。
リフト下駅の手前に出て、駐車場からリフトまでの道に合流。
車はまだ何台かあったけど、ボクが最後だったかも。
そういう訳で、色々失敗しました〜。
次は1696ピークを通って滑り降りるか、1900m辺りまで登って牛首を目指して降りて、姥ヶ岳も滑って降りる、かなぁ。
でもこのルート、キツかったなぁ。当たり前ですが。頂上までより小屋からの登りね。
来年は泊まりで行こう。
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