飛鳥池及びその周辺〜神秘の海跡湖を訪ねる
- GPS
- 06:31
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 511m
- 下り
- 504m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<峠〜定ノ鼻分岐点>危険箇所はありません。 <定ノ鼻分岐点〜先端>先端手前までは危険箇所はありませんが、先端手前がコルになっていてロープがないと下降できません。少し戻って右手から海岸に下りることができます。 <飛鳥池〜浜辺1>飛鳥池は一周することができますが、そこから尾根に登る途中に一部シダ漕ぎがあります(道はありません)。尾根から浜辺1に下降するところも道がありません。なので地形図を確認して進む必要があります。 <浜辺1〜浜辺2>浜辺1から尾根に上るところは道がなくバリルートです。尾根は歩きやすいですが、突端は切れ落ちているので危険です。少し戻ってから浜辺2に下っていけます。 <浜辺2〜定ノ鼻分岐点>浜辺2からは浜辺に沿って歩けますが、尾根に登っていくところはバリルートです。尾根に出てしまえば、歩きやすいです。 < |
その他周辺情報 | 参考書は、草川啓三氏の「海をながめる山歩き」(ナカニシヤ出版)です。 |
写真
感想
2022/10/28に定ノ鼻の先端をめざして歩きました。スタート地点は吉津港だったことから、林道歩きに時間がかかり、結局定ノ鼻の先端(南側の先端も)まで行くことはできましたが、飛鳥池には下りることができませんでした。そこで、今回は飛鳥池周辺を歩いてみることにして再訪しました。
前回のときに車は峠付近まで入ることができるのを確認したので、今回は峠手前の広くなった路肩に駐車しました。峠にも空き地があり、1台なら駐車することができます。
峠から山道に入っていくと、真新しい電柱が尾根に続いています。こんな電柱を立てるのだから尾根道は安定しています。最初の分岐点で前回は右手方向に行き、定ノ鼻をめざしましたが、今回は左手の神前湾に向かう尾根を下ることにしました。先ほどの電柱はこの尾根に続いています。ケーブルも設置されていて、途中でテレビカメラと照明のある塔がありました。この尾根芯を忠実に下っていくと、最後はコルの手前で崖に出てしまい、降りることができなくなりました。しかし、少し戻って右手から下れば、簡単に浜辺に降りることができました。この辺りに足繁く通っているとわかってきます。降りた浜辺から先にコンクリート製の階段があり、それを登ると先端に至ることができました。目の前に弁天島が見えています。
浜辺を歩くと、すぐに飛鳥神社があり、その横には海跡湖である飛鳥池が静かに待っていてくれました。しかし、近づくと池に集まっていた水鳥たちが一斉に飛び立って驚かせてくれました。飛鳥池は一周することができました。ぐるりと回ることで池の神秘さを体感することができました。
さて、飛鳥池からは南の尾根に登り返しますが、最初の方にシダ漕ぎがあります。部分的には短いので我慢して漕ぎました。途中で振り返ると、熊野灘と飛鳥池が同時に見ることができました。
尾根に出てくると、一旦は方座浦の高の方向に向かいましたが、途中でまた浜辺に降りるべく支尾根を下りました。この下りはバリルートですが、特にシダもなく難しいことはありません。降りてきた浜辺は小さな石がある海岸になっていました。お昼前でしたが、ここでランチタイムにしました。
浜辺を少し南に歩いて、再び登り返すことになりますが、尾根よりも傾斜のゆるい谷筋を登っていくことにしました。半島の中央尾根に出ると、少しそのまま進み、それから西に分岐する支尾根を回り込むように下っていきました。その尾根の先端まで行きましたが、やはり崖になっていて降りられませんでした。そこで再び引き返して右手から下っていくと難なく海岸まで下ることができました。
下った浜辺はごつごつした岩場になっていました。奥は入り江のようになっていたので、海岸沿いに歩いてみました。奥はコンクリートで造られた擁壁になっていましたが、そこを歩いて、入り江の北側のところから再び谷筋を登っていきました。このあたりがちょっとしんどいところです。そして、再び半島の中央尾根に出て、方座浦の高に向かいます。
方座浦の高は前回も通過したところなので見覚えがありました。ここから北に向かうのですが、進むべき方向を確認しないと、東方向に尾根に進んだり、西方向の尾根に入ってしまう危険があります。地形図でも微妙なところがあるので、周囲の確認が必要不可欠です。具体的には、木に青ペンキで印が付けられているので、その目印のところで左方向に下っていくことになります。
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