甲斐駒ヶ嶽 黒戸尾根往復
- GPS
- 09:19
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,490m
- 下り
- 2,492m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:12
天候 | 天気晴朗ナレドモ ガス深シ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
五合目小屋跡以降 七丈小屋まではハシゴ・鎖の連続で気が抜けない。 八合目以降は岩の間を攀じるような箇所多数。 とはいえ、しっかり整備されているので危険箇所は少ない。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
1年ぶり 2度目の甲斐駒・黒戸尾根。
前回は縦走装備(20kg)でヒイコラ登ったけれど、今回は軽装トレラン装備なので楽勝! と思いきや、やはり「日本三大急登」の筆頭はそれほど甘くは無かった。。
出発地点は竹宇駒ヶ嶽神社の境内から。
南アルプス天然水の採水地・尾白川渓谷を渡ればそこは山岳信仰の聖地。
渓谷にかかる吊橋はさながらこの世とあの世の境界線か。
無事帰ってこれるよう、しっかりお祈りして出発。
のっけから容赦ない急登が延々と続き、刃渡り〜刀利天狗を過ぎると一旦少し斜度が緩み、五合目小屋跡までは結構な下りとなる。
帰路、ここを登り返すのかと思うとちょっと憂鬱になる。。
五合目小屋跡の祠を過ぎると、いよいよ道の両脇に古い石碑・石仏・鉄剣が所狭しと立て並べられ、垂直に近いハシゴがいくつも連なる険しいポイントへ突入。
かなりスリリングだけど、ハシゴも鎖もしっかりしているのでそれほど怖くは無い
。極度の高所恐怖症の私が言うんだから間違いない(笑)。
七合目に立つ七丈小屋を過ぎ、八合目の御来迎場を過ぎると、一気にアルパインな雰囲気に。
鎖場が連続、鎖の無い岩場もちょくちょく現れるけど、手掛かり足掛かりがしっかり切られているので危険箇所は少ない。
そんなこんなでようやく辿りついた頂上は、北沢峠方面からの登山者で大混雑。
ガスって展望も全く無いし、長居は無用と滞在10分弱でさっさと引き返す。
さてここから初めての下りの黒戸尾根。
下るだけだから楽勝だろうと思いきや、登りがキツイ急傾斜は下りもきつい。
ボディーブローのように疲れが溜まってきたところに現れる五合目からの登り返しはストレートパンチのごとく。
そして延々とエンドレスに続く急な下り。
最後は「もう下るの嫌や〜〜」的に泣きが入る。
三大急登の筆頭は「三大急降」でもありました。
なかなかキツい往復でしたが、登山者も少なく、深い森の中を一人静かに歩き、最後はちょっとアルパインな雰囲気を楽しめる、とても素敵な尾根道です。
また来たいな! でも年に1度でいいや。。。。
namifujiさん、こんにちは!
いつものツボな感覚ありがとうございます
こちらのルート、黒戸尾根!
男子たるもの一度はよじ登ってみたい道って感じですよね!
フフ、女子で良かった
この急登&急降を、ヤイコラ!ヤイコラ!と、
その場その場で口では不平をいいつつ、天邪鬼に楽しんでいる
余裕の雰囲気を感じますよ
突出に続いて、年に1回バリエーションですかね
自分は高いところが好きな頭脳の持ち主なので、いつか黒戸尾根、
行ってみたいですね
でも、なが〜い下りは大嫌いだから、北沢峠へ降りちゃお〜
miouさん こんにちは。コメントありがとうございます!
黒戸尾根、確かに急坂が延々と続くのですが、江戸時代から多くの人が登ってきた道だけに、危険箇所はそれほど無いです。
デカザック背負った女性も大勢登ってましたから、miouさんなら楽勝です。
ぜひぜひ一度行ってみてください。
途中までは、秩父の山をスケールアップしたような深く静かな森の道。コケもキノコも盛り沢山。絶対気に入ると思いますよ!
帰路は北沢峠に降りるのもアリですね。
人が多くてちょっとウンザリするかもしれませんが。。。
ちなみに、「高いところが好きな頭脳」なら私も負けませんよー!
なんなら勝負しますか?(笑)
ではでは。
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