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記録ID: 510686
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トレイルラン
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ嶽 黒戸尾根往復

2014年09月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:19
距離
20.4km
登り
2,490m
下り
2,492m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:18
休憩
0:54
合計
9:12
7:31
7:38
61
8:39
8:39
43
9:22
9:22
10
9:32
9:34
36
10:10
10:12
1
10:13
10:16
35
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43
11:38
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48
12:26
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27
13:03
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26
13:29
13:44
22
14:06
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3
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14:16
28
14:44
14:46
17
15:03
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30
15:33
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54
16:27
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7
16:34
16:36
2
16:38
ゴール地点
天候 天気晴朗ナレドモ ガス深シ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
五合目小屋跡以降 七丈小屋まではハシゴ・鎖の連続で気が抜けない。
八合目以降は岩の間を攀じるような箇所多数。
とはいえ、しっかり整備されているので危険箇所は少ない。
予約できる山小屋
七丈小屋
竹宇駒ケ岳神社 出発点が神社というのがなんとも清々しい。
しっかりお参りして今日の無事を祈願。
2014年09月14日 07:33撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 7:33
竹宇駒ケ岳神社 出発点が神社というのがなんとも清々しい。
しっかりお参りして今日の無事を祈願。
しょっぱなの吊橋。
この世とあの世の境界線か。
2014年09月14日 07:34撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 7:34
しょっぱなの吊橋。
この世とあの世の境界線か。
これでもか、とばかりに連続する急登。
日本三大急登の筆頭と賞賛されるに足る価値はある。
2014年09月14日 08:31撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 8:31
これでもか、とばかりに連続する急登。
日本三大急登の筆頭と賞賛されるに足る価値はある。
八ヶ岳方面は少し晴れ間が覗く。
2014年09月14日 09:21撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 9:21
八ヶ岳方面は少し晴れ間が覗く。
刃渡り。
名前ほどの危険性は無い。
2014年09月14日 09:19撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 9:19
刃渡り。
名前ほどの危険性は無い。
刀利天狗(とうりてんぐ)。
地道な急登も一段落。
2014年09月14日 09:35撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 9:35
刀利天狗(とうりてんぐ)。
地道な急登も一段落。
手のひらよりも大きいキノコ。
2014年09月14日 09:45撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 9:45
手のひらよりも大きいキノコ。
五合目小屋跡を過ぎ、この祠を過ぎるといよいよスリル満点のハシゴパラダイス。
2014年09月14日 10:07撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 10:07
五合目小屋跡を過ぎ、この祠を過ぎるといよいよスリル満点のハシゴパラダイス。
一発目、いきなりの急傾斜。
2014年09月14日 10:09撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 10:09
一発目、いきなりの急傾斜。
甲斐駒は信仰の山。五合目を過ぎるとこのような石碑・剣があちこちに。
今回現認した中で一番古かったのは天保年間のもの。
2014年09月14日 10:31撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 10:31
甲斐駒は信仰の山。五合目を過ぎるとこのような石碑・剣があちこちに。
今回現認した中で一番古かったのは天保年間のもの。
クライマックスの桟橋。
2014年09月14日 10:27撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 10:27
クライマックスの桟橋。
七丈小屋。
何がどう、とは言わないが、雁坂とは対極にあるような小屋。
2014年09月14日 10:45撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 10:45
七丈小屋。
何がどう、とは言わないが、雁坂とは対極にあるような小屋。
七丈小屋を過ぎるといよいよクライマックス。
高山の雰囲気になってきます。
2014年09月14日 11:24撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 11:24
七丈小屋を過ぎるといよいよクライマックス。
高山の雰囲気になってきます。
甲斐駒と言えばこのそそり立つ巨大な剣。
今回、この岩に登ってみようと試みましたが無理でした。
2014年09月14日 11:53撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 11:53
甲斐駒と言えばこのそそり立つ巨大な剣。
今回、この岩に登ってみようと試みましたが無理でした。
時々晴れ間は覗くけど、
2014年09月14日 12:01撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 12:01
時々晴れ間は覗くけど、
基本はガス。
頂上には大勢の人が見える。
2014年09月14日 12:16撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 12:16
基本はガス。
頂上には大勢の人が見える。
登頂!
約1年のご無沙汰でした。
あまりにも人が多く、ガスって景色も見えないのでさっさと撤収。
2014年09月14日 12:26撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 12:26
登頂!
約1年のご無沙汰でした。
あまりにも人が多く、ガスって景色も見えないのでさっさと撤収。
素朴だけど凛々しい不動明王。
2014年09月14日 14:02撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 14:02
素朴だけど凛々しい不動明王。
「フッフッフッフ」という声が聞こえてきそうなキノコ。
2014年09月14日 14:16撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 14:16
「フッフッフッフ」という声が聞こえてきそうなキノコ。
帰路の刃渡り、ようやく展望が開けた。
八ヶ岳がくっきり。
2014年09月14日 14:50撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 14:50
帰路の刃渡り、ようやく展望が開けた。
八ヶ岳がくっきり。
右に目を転じれば、我が心のふるさと・奥秩父山脈もくっきり。
2014年09月14日 14:50撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 14:50
右に目を転じれば、我が心のふるさと・奥秩父山脈もくっきり。
記念にパチリ。
2014年09月14日 14:47撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 14:47
記念にパチリ。
日向山方面。
次回はこっちのほうに下りてきてみたい。
2014年09月14日 14:52撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 14:52
日向山方面。
次回はこっちのほうに下りてきてみたい。
分厚い雲間、ほんの一瞬だけ地蔵岳のオベリスク(地蔵岩)が見えた!
2014年09月14日 14:53撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 14:53
分厚い雲間、ほんの一瞬だけ地蔵岳のオベリスク(地蔵岩)が見えた!
深い深い緑。
2014年09月14日 15:45撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 15:45
深い深い緑。
甲斐駒ヶ嶽の頂上がようやくほんのちょっと見えた。
2014年09月14日 16:50撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 16:50
甲斐駒ヶ嶽の頂上がようやくほんのちょっと見えた。
撮影機器:

感想

1年ぶり 2度目の甲斐駒・黒戸尾根。
前回は縦走装備(20kg)でヒイコラ登ったけれど、今回は軽装トレラン装備なので楽勝! と思いきや、やはり「日本三大急登」の筆頭はそれほど甘くは無かった。。

出発地点は竹宇駒ヶ嶽神社の境内から。
南アルプス天然水の採水地・尾白川渓谷を渡ればそこは山岳信仰の聖地。
渓谷にかかる吊橋はさながらこの世とあの世の境界線か。
無事帰ってこれるよう、しっかりお祈りして出発。

のっけから容赦ない急登が延々と続き、刃渡り〜刀利天狗を過ぎると一旦少し斜度が緩み、五合目小屋跡までは結構な下りとなる。
帰路、ここを登り返すのかと思うとちょっと憂鬱になる。。

五合目小屋跡の祠を過ぎると、いよいよ道の両脇に古い石碑・石仏・鉄剣が所狭しと立て並べられ、垂直に近いハシゴがいくつも連なる険しいポイントへ突入。
かなりスリリングだけど、ハシゴも鎖もしっかりしているのでそれほど怖くは無い
。極度の高所恐怖症の私が言うんだから間違いない(笑)。

七合目に立つ七丈小屋を過ぎ、八合目の御来迎場を過ぎると、一気にアルパインな雰囲気に。
鎖場が連続、鎖の無い岩場もちょくちょく現れるけど、手掛かり足掛かりがしっかり切られているので危険箇所は少ない。

そんなこんなでようやく辿りついた頂上は、北沢峠方面からの登山者で大混雑。
ガスって展望も全く無いし、長居は無用と滞在10分弱でさっさと引き返す。
さてここから初めての下りの黒戸尾根。
下るだけだから楽勝だろうと思いきや、登りがキツイ急傾斜は下りもきつい。
ボディーブローのように疲れが溜まってきたところに現れる五合目からの登り返しはストレートパンチのごとく。
そして延々とエンドレスに続く急な下り。
最後は「もう下るの嫌や〜〜」的に泣きが入る。
三大急登の筆頭は「三大急降」でもありました。

なかなかキツい往復でしたが、登山者も少なく、深い森の中を一人静かに歩き、最後はちょっとアルパインな雰囲気を楽しめる、とても素敵な尾根道です。
また来たいな!  でも年に1度でいいや。。。。

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コメント

天気晴朗ナレドモ ガス深シ
namifujiさん、こんにちは!

いつものツボな感覚ありがとうございます
こちらのルート、黒戸尾根!
男子たるもの一度はよじ登ってみたい道って感じですよね!
フフ、女子で良かった
この急登&急降を、ヤイコラ!ヤイコラ!と、
その場その場で口では不平をいいつつ、天邪鬼に楽しんでいる
余裕の雰囲気を感じますよ
突出に続いて、年に1回バリエーションですかね

自分は高いところが好きな頭脳の持ち主なので、いつか黒戸尾根、
行ってみたいですね
でも、なが〜い下りは大嫌いだから、北沢峠へ降りちゃお〜
2014/9/17 18:36
Re:天気晴朗ナレドモ ガス深シ
miouさん こんにちは。コメントありがとうございます!
黒戸尾根、確かに急坂が延々と続くのですが、江戸時代から多くの人が登ってきた道だけに、危険箇所はそれほど無いです。

デカザック背負った女性も大勢登ってましたから、miouさんなら楽勝です。
ぜひぜひ一度行ってみてください。
途中までは、秩父の山をスケールアップしたような深く静かな森の道。コケもキノコも盛り沢山。絶対気に入ると思いますよ!

帰路は北沢峠に降りるのもアリですね。
人が多くてちょっとウンザリするかもしれませんが。。。

ちなみに、「高いところが好きな頭脳」なら私も負けませんよー!
なんなら勝負しますか?(笑)

ではでは。
2014/9/18 18:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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