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Yamareco

記録ID: 51860
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

後沢右岸尾根リベンジ〜鍋割山〜塔ノ岳

2009年11月23日(月) 〜 2009年11月24日(火)
 - 拍手
GPS
12:10
距離
19.5km
登り
1,669m
下り
1,652m

コースタイム

途中、休憩や着替え、写真撮影などをしていますので、ペースは遅いです。

11/23(月)
7:45 寄バス停
8:14 寄大橋
8:53 登山道入口
9:48 762mピーク
10:23 鍋割山南側登山道に合流(1000m地点)
11:06 鍋割山 着 (昼食休憩)
12:22 鍋割山 発
13:28 塔ノ岳
13:58 不動の清水
14:15 塔ノ岳
15:15 鍋割山

11/24(火)
7:48 鍋割山 出発
8:43 金冷ヤシ
10:04 堀山の家
12:28 大倉バス停
天候 11/23 曇り時々晴れ
11/24 曇り
過去天気図(気象庁) 2009年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・富士急湘南バスの「新松田〜寄」路線は、路線や運行回数を12月から改訂予定だそうです。(具体的なダイヤはまだ決まっていない)
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/info/20091201_diagram.pdf
・後沢右岸尾根は作業用のコースのためか、いろいろな踏み跡に分かれていて、私にとっては迷いやすく感じました。しかし、正解のコースが最も明瞭に見えますので、それに従いましょう。怪しく感じたら、元の分岐まで必ず戻ること。
・今回は登山道入口から入りましたが、管理棟と登山道入口の間にある、後沢の脇の「ボランティア林A」の道標からも入れそうな気がします。そこから6枚目の写真の分岐に繋がっているのではないか、と。未確認ですが。
・道そのものはちゃんと整備されていて歩きやすかったです。途中にいくつかベンチがあるので休憩できます。
・762mピーク手前のベンチ付近からは分岐が無く道は一本化します。
・鍋割山稜、大倉尾根は特に危険はありません。
・大倉尾根には数軒の茶屋や宿泊所があり、トイレを利用できるので何かと安心です。
・登山ポストは、寄大橋から雨山峠方面に入ったところにある、管理棟にあります。行方不明人や熊出没の情報が掲載されていて、少々不安な気持ちになりますが。
今日は寄バス停から徒歩でやってきました。前回i_wata18さんと来たときに比べて、ジュウガツザクラがたくさん咲いていました。
2009年11月23日 08:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 8:14
今日は寄バス停から徒歩でやってきました。前回i_wata18さんと来たときに比べて、ジュウガツザクラがたくさん咲いていました。
登山道入口に到着しました。ユニクロのヒートテックのタイツが暑い!ここで脱ぎました。
左足の薬指が痛いので確認してみたところ、小指の爪が薬指に食い込んで皮が剥がれていた…。ファーストエイドセットを持ってきて良かった。
2009年11月23日 08:54撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 8:54
登山道入口に到着しました。ユニクロのヒートテックのタイツが暑い!ここで脱ぎました。
左足の薬指が痛いので確認してみたところ、小指の爪が薬指に食い込んで皮が剥がれていた…。ファーストエイドセットを持ってきて良かった。
登山道入口から10mくらい登ったところに(入口からすぐの場所)、「ボランティア林A 一周30分」という道標があります。前回は雨山峠へ直進しましたが、今回は右に折れます。
2009年11月23日 08:58撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 8:58
登山道入口から10mくらい登ったところに(入口からすぐの場所)、「ボランティア林A 一周30分」という道標があります。前回は雨山峠へ直進しましたが、今回は右に折れます。
すぐ先に「この先用作業経路 迷いやすく危険です」道標あり。所々に分岐する踏み跡があり、確かに迷いやすいと思いました。でも、最も明瞭な(多少曖昧な表現ですが)ルートを辿れば大丈夫です。
2009年11月23日 08:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 8:59
すぐ先に「この先用作業経路 迷いやすく危険です」道標あり。所々に分岐する踏み跡があり、確かに迷いやすいと思いました。でも、最も明瞭な(多少曖昧な表現ですが)ルートを辿れば大丈夫です。
ルートはこんな雰囲気。道はしっかりと続いています。
2009年11月23日 09:00撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:00
ルートはこんな雰囲気。道はしっかりと続いています。
ベンチと道標が現れました。
ここはYの字の分岐になっていて、道標はその内の2つの方向を「ボランティア林A 一周30分」と示しています。
残りの1方向は、写真の奥の下方から上がって合流する道で、どこに続いているのか不明ですが、多分、後沢沿いを登ってくる道だと思います。登山道入口手前の後沢の脇に「ボランティア林A」という道標があったので、そこに繋がっているんじゃないかと思います。
この分岐は、「ボランティア林A」の方向(写真の奥左)へ進みます。
2009年11月23日 09:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:02
ベンチと道標が現れました。
ここはYの字の分岐になっていて、道標はその内の2つの方向を「ボランティア林A 一周30分」と示しています。
残りの1方向は、写真の奥の下方から上がって合流する道で、どこに続いているのか不明ですが、多分、後沢沿いを登ってくる道だと思います。登山道入口手前の後沢の脇に「ボランティア林A」という道標があったので、そこに繋がっているんじゃないかと思います。
この分岐は、「ボランティア林A」の方向(写真の奥左)へ進みます。
更に分岐が現れます。ここは右の「ボランティア林A 作業用経路行き止まり」へ進みます。
最初はここを直進したのですが、小さな沢をトラバースして行く内に踏み跡が不明瞭になり、怪しく思って引き返してきました。
2009年11月23日 09:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:07
更に分岐が現れます。ここは右の「ボランティア林A 作業用経路行き止まり」へ進みます。
最初はここを直進したのですが、小さな沢をトラバースして行く内に踏み跡が不明瞭になり、怪しく思って引き返してきました。
杉林をジグザグに登っていきます。下に、先ほどの分岐道標とベンチが写っています。ここから暫くはジグザグ道が続きます。
2009年11月23日 09:18撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:18
杉林をジグザグに登っていきます。下に、先ほどの分岐道標とベンチが写っています。ここから暫くはジグザグ道が続きます。
何も目印が出てこず不安になって来た頃、この道標に辿り着きました。
奥方向を指し示す道標「この先作業用経路 迷いやすく危険です」に従って登ります。
2009年11月23日 09:29撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:29
何も目印が出てこず不安になって来た頃、この道標に辿り着きました。
奥方向を指し示す道標「この先作業用経路 迷いやすく危険です」に従って登ります。
杉林が切れて一瞬だけ明るくなる地点があります。ここを写真の奥方向へと進みます。
奥へ進むと壊れた鹿柵が尾根伝いに続いており、その鹿柵の脇を尾根の上の方へジグザグに登っていきます。
2009年11月23日 09:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:31
杉林が切れて一瞬だけ明るくなる地点があります。ここを写真の奥方向へと進みます。
奥へ進むと壊れた鹿柵が尾根伝いに続いており、その鹿柵の脇を尾根の上の方へジグザグに登っていきます。
lovemasaさんのレポにあった「大岩」を発見!これで私は正解ルートを歩いてきていることを確信しました。一安心です。
2009年11月23日 09:34撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:34
lovemasaさんのレポにあった「大岩」を発見!これで私は正解ルートを歩いてきていることを確信しました。一安心です。
しっかりとしたベンチが2台あったのでちょっと休憩。Y-U1さんとlovemasaさんのレポに載っていました。よしよし、この道で正解なんだな。
坂がなだらかになってきて、そろそろ762mピークが来そうな気配がしてきました。
2009年11月23日 09:42撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:42
しっかりとしたベンチが2台あったのでちょっと休憩。Y-U1さんとlovemasaさんのレポに載っていました。よしよし、この道で正解なんだな。
坂がなだらかになってきて、そろそろ762mピークが来そうな気配がしてきました。
この辺りの鹿柵は薙ぎ倒されて崩壊していました。(^_^;)
2009年11月23日 09:45撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:45
この辺りの鹿柵は薙ぎ倒されて崩壊していました。(^_^;)
おお、これはY-U1さんのレポにあった鹿柵ドアではないか!
ドアは手前方向にばったりと倒れていました。
2009年11月23日 09:47撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:47
おお、これはY-U1さんのレポにあった鹿柵ドアではないか!
ドアは手前方向にばったりと倒れていました。
そこには黄色いテープに「鍋割山→」の文字が。
11月8日にi_wata18さんと下降したときはこのドアに辿り着けず、道迷いを確信して登り戻したんだよなぁ。やっとここに来られたか。感慨深い。
2009年11月23日 09:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:48
そこには黄色いテープに「鍋割山→」の文字が。
11月8日にi_wata18さんと下降したときはこのドアに辿り着けず、道迷いを確信して登り戻したんだよなぁ。やっとここに来られたか。感慨深い。
ドアを抜ければすぐ762mピーク。中央の木にピンク色のテープが2本巻き付けられ、上側に「762m峰」とマジックで書いてあります。
2009年11月23日 09:48撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:48
ドアを抜ければすぐ762mピーク。中央の木にピンク色のテープが2本巻き付けられ、上側に「762m峰」とマジックで書いてあります。
ピークを過ぎてすぐの所(進行方向右側)に鹿柵ドアがありますが、ここはくぐらずにそのまま通過します。
2009年11月23日 09:51撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:51
ピークを過ぎてすぐの所(進行方向右側)に鹿柵ドアがありますが、ここはくぐらずにそのまま通過します。
やがてドアのない鹿柵をくぐります。
2009年11月23日 09:53撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:53
やがてドアのない鹿柵をくぐります。
ちょっと登ってから再び鹿柵をくぐります。ここもドアがありませんでした。
2009年11月23日 09:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 9:59
ちょっと登ってから再び鹿柵をくぐります。ここもドアがありませんでした。
杉の落ち葉(間伐作業の残り?)が道に積もっていて、ふかふかしていました。膝に優しそうです。
2009年11月23日 10:02撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 10:02
杉の落ち葉(間伐作業の残り?)が道に積もっていて、ふかふかしていました。膝に優しそうです。
木々の間から北側に見える急斜面は前回i_wata18さんと降りた尾根かな。あんなところをよくも降りてまた登ったものだ。
2009年11月23日 10:07撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 10:07
木々の間から北側に見える急斜面は前回i_wata18さんと降りた尾根かな。あんなところをよくも降りてまた登ったものだ。
杉林が終わり、急斜面をジグザグに登る道になります。写真では分かりにくいですが、かなり急です。
2009年11月23日 10:15撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 10:15
杉林が終わり、急斜面をジグザグに登る道になります。写真では分かりにくいですが、かなり急です。
ジグザグ登りが終わると、尾根の上に向かって右方向(南方向)へトラバースします。写真は、トラバース終了地点から来た道を振り返って撮影したものです。道は落ち葉に埋もれていて、写真ではわかりにくいですが、実際に見ればちゃんと分かります。
2009年11月23日 10:20撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 10:20
ジグザグ登りが終わると、尾根の上に向かって右方向(南方向)へトラバースします。写真は、トラバース終了地点から来た道を振り返って撮影したものです。道は落ち葉に埋もれていて、写真ではわかりにくいですが、実際に見ればちゃんと分かります。
左の杉林の中からやってきて、突然、登山道に合流しました。杉林の中に、一本テープの巻かれた木が写っていますよね。その脇を通ってきたのです。
中央右側に白い木が2本写っていますが、奥の木の幹に赤いスプレーで「1000m」と書かれています。ここは今まで何度か通っていますが、こんな目印があったなんて気がつきませんでした。
2009年11月23日 10:23撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 10:23
左の杉林の中からやってきて、突然、登山道に合流しました。杉林の中に、一本テープの巻かれた木が写っていますよね。その脇を通ってきたのです。
中央右側に白い木が2本写っていますが、奥の木の幹に赤いスプレーで「1000m」と書かれています。ここは今まで何度か通っていますが、こんな目印があったなんて気がつきませんでした。
同地点を逆側(鍋割山から後沢乗越へ下る向き)から撮影。
右鋭角手前方向からやってきたわけです。
2009年11月23日 10:26撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 10:26
同地点を逆側(鍋割山から後沢乗越へ下る向き)から撮影。
右鋭角手前方向からやってきたわけです。
鍋割山に到着。今日も賑わっています。鍋割山荘の厨房は大忙しでした。
今夜はここに宿泊します。
2009年11月23日 11:06撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 11:06
鍋割山に到着。今日も賑わっています。鍋割山荘の厨房は大忙しでした。
今夜はここに宿泊します。
やっと昼食です。
鍋割山で自作の鍋"煮"うどんを作りました。(^_^;)
具は葱、シメジ、がんもどき、生卵、水菜、ホウレン草。関東風めんつゆの素を入れすぎて塩辛くなってしまいました。(;_;)
2009年11月23日 11:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 11:31
やっと昼食です。
鍋割山で自作の鍋"煮"うどんを作りました。(^_^;)
具は葱、シメジ、がんもどき、生卵、水菜、ホウレン草。関東風めんつゆの素を入れすぎて塩辛くなってしまいました。(;_;)
昼食休憩している内にガスガスに…。西方向は全く何も見えません。
2009年11月23日 12:17撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 12:17
昼食休憩している内にガスガスに…。西方向は全く何も見えません。
食事の後は、荷物を山荘にデポし、塔ノ岳までピストン。丹沢山まで行く時間はなさそう。
ガスガスの鍋割山稜。
2009年11月23日 12:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 12:28
食事の後は、荷物を山荘にデポし、塔ノ岳までピストン。丹沢山まで行く時間はなさそう。
ガスガスの鍋割山稜。
大丸手前にカラマツが群生している場所があります。1ヶ月前はちょうど紅葉の見頃でした。
やっとガスが晴れてきた。
2009年11月23日 12:53撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 12:53
大丸手前にカラマツが群生している場所があります。1ヶ月前はちょうど紅葉の見頃でした。
やっとガスが晴れてきた。
塔ノ岳に到着!
2009年11月23日 13:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 13:28
塔ノ岳に到着!
鍋割山付近の鹿とは違って、塔ノ岳の鹿は人間を全く恐れません。近づく人間を無視してむしゃむしゃ…。角が立派。
2009年11月23日 13:32撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
1
11/23 13:32
鍋割山付近の鹿とは違って、塔ノ岳の鹿は人間を全く恐れません。近づく人間を無視してむしゃむしゃ…。角が立派。
横浜方向は晴れています。
2009年11月23日 13:28撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 13:28
横浜方向は晴れています。
富士山は頂上だけがちょっと見えました。
左の鍋割山稜は分厚いガスの餌食になっています。
2009年11月23日 13:29撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 13:29
富士山は頂上だけがちょっと見えました。
左の鍋割山稜は分厚いガスの餌食になっています。
塔ノ岳からユーシン方面に10分ほど下ったところにある水場、不動の清水。
降りる途中、泥の坂でバランスを崩して転び、手や靴が泥だらけになってしまいました。泥の付いた腕時計を洗ったら中に水が進入。(T_T)
ここで、花立へ降りるつもりが道を間違えて下ってきていた二人組に正しい道を教える。私も多少は丹沢に詳しくなってきたんだな。
2009年11月23日 14:00撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 14:00
塔ノ岳からユーシン方面に10分ほど下ったところにある水場、不動の清水。
降りる途中、泥の坂でバランスを崩して転び、手や靴が泥だらけになってしまいました。泥の付いた腕時計を洗ったら中に水が進入。(T_T)
ここで、花立へ降りるつもりが道を間違えて下ってきていた二人組に正しい道を教える。私も多少は丹沢に詳しくなってきたんだな。
鍋割山荘に戻って夕食の鍋焼きうどん+おでん+果物。
果たして昼食の自作鍋"煮"うどんとの味の勝負は? …鍋焼きうどんの完勝でした。
2009年11月23日 15:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 15:31
鍋割山荘に戻って夕食の鍋焼きうどん+おでん+果物。
果たして昼食の自作鍋"煮"うどんとの味の勝負は? …鍋焼きうどんの完勝でした。
私の他に来る予定だった2人はキャンセルになったそうです。今夜は草野さん達(鍋割山荘の主人)も下山するそうで、荷を担いでひょいひょいと降りていきました。どうやったらあんなに軽々と歩けるんだ?
そんなわけで、鍋割山荘で独り、自由気ままな夜を過ごすことに。わーい、入口真上の屋根裏部屋で寝たかったんだ♪
2009年11月23日 16:19撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 16:19
私の他に来る予定だった2人はキャンセルになったそうです。今夜は草野さん達(鍋割山荘の主人)も下山するそうで、荷を担いでひょいひょいと降りていきました。どうやったらあんなに軽々と歩けるんだ?
そんなわけで、鍋割山荘で独り、自由気ままな夜を過ごすことに。わーい、入口真上の屋根裏部屋で寝たかったんだ♪
夕暮れから真夜中にかけて、鍋割山には鹿の群れがやってきます。子鹿が可愛い〜。
2009年11月23日 16:30撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 16:30
夕暮れから真夜中にかけて、鍋割山には鹿の群れがやってきます。子鹿が可愛い〜。
日が暮れて、空は晴れてきました。雲に隠れつつ、富士山も見えます。明日は天気が良さそうです。…と、このときは思いました。
2009年11月23日 17:14撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 17:14
日が暮れて、空は晴れてきました。雲に隠れつつ、富士山も見えます。明日は天気が良さそうです。…と、このときは思いました。
秦野と小田原の夜景。
15秒露出したのでまばゆいばかりに明るく写っていますが、実際にはこれほどまでに明るくはありません。
2009年11月23日 19:43撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 19:43
秦野と小田原の夜景。
15秒露出したのでまばゆいばかりに明るく写っていますが、実際にはこれほどまでに明るくはありません。
左上のカシオペア座の一部。その下にペルセウス座。その右下にプレアデス星団(すばる)が写っています。
夜は天気が良かったのです。
2009年11月23日 19:53撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/23 19:53
左上のカシオペア座の一部。その下にペルセウス座。その右下にプレアデス星団(すばる)が写っています。
夜は天気が良かったのです。
朝食のカレーライスの為にお米を水に浸しておいたのですが、昨夜からお腹の調子が悪く、カレーは重いのでやめました。
その代わりに作ったラーメン。えっ、これも重いだろう、って?(^_^;)
2009年11月24日 05:36撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 5:36
朝食のカレーライスの為にお米を水に浸しておいたのですが、昨夜からお腹の調子が悪く、カレーは重いのでやめました。
その代わりに作ったラーメン。えっ、これも重いだろう、って?(^_^;)
金時山を初めとした箱根の山々や愛鷹山が見えます。手前には檜岳と雨山。
2009年11月24日 06:31撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 6:31
金時山を初めとした箱根の山々や愛鷹山が見えます。手前には檜岳と雨山。
江ノ島方面にはうっすらと朝日が差しているようです。
2009年11月24日 06:39撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 6:39
江ノ島方面にはうっすらと朝日が差しているようです。
今日は鍋割山北尾根を玄倉林道へ降りて土平から塔ノ岳へ登る計画でしたが、お腹の調子が怪しいのでやめました。眼下に見えるあそこを歩きたかったな…。(´・ω・`)
選んだルートは、所々の茶屋にトイレがある、大倉尾根。私の膝は耐えられるのか?一年ぶりの挑戦です。
2009年11月24日 07:52撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 7:52
今日は鍋割山北尾根を玄倉林道へ降りて土平から塔ノ岳へ登る計画でしたが、お腹の調子が怪しいのでやめました。眼下に見えるあそこを歩きたかったな…。(´・ω・`)
選んだルートは、所々の茶屋にトイレがある、大倉尾根。私の膝は耐えられるのか?一年ぶりの挑戦です。
小丸付近にて。鍋割山稜はずっとガスの中でした。でも、この道、大好きです。
2009年11月24日 08:15撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 8:15
小丸付近にて。鍋割山稜はずっとガスの中でした。でも、この道、大好きです。
大丸手前にて。昨夜鍋割山に出没した鹿の群れかな?
2009年11月24日 08:24撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 8:24
大丸手前にて。昨夜鍋割山に出没した鹿の群れかな?
花立の北、馬ノ背にいた鹿。冷たいガスの中、寒そうです。
2009年11月24日 08:55撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 8:55
花立の北、馬ノ背にいた鹿。冷たいガスの中、寒そうです。
堀山の家に到着。manabuさんたちのレポを思い出し、二俣へ紅葉を見に降りて寄へ行こうかとも考えましたが、寄のバスは本数が少なく、二俣から大倉へは長い林道歩きになるので、このまま大倉尾根を下ることにしました。
2009年11月24日 10:04撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 10:04
堀山の家に到着。manabuさんたちのレポを思い出し、二俣へ紅葉を見に降りて寄へ行こうかとも考えましたが、寄のバスは本数が少なく、二俣から大倉へは長い林道歩きになるので、このまま大倉尾根を下ることにしました。
見晴茶屋から下はモミジの道となっています。ちょうど見頃でした。色づいた木々がずっと続いていて、綺麗〜♪
2009年11月24日 10:46撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 10:46
見晴茶屋から下はモミジの道となっています。ちょうど見頃でした。色づいた木々がずっと続いていて、綺麗〜♪
綺麗なのはモミジだけではない。
2009年11月24日 10:59撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 10:59
綺麗なのはモミジだけではない。
真っ赤なモミジも!見事です。
2009年11月24日 11:01撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 11:01
真っ赤なモミジも!見事です。
雑事場の分岐で昼食休憩。お米を炊いてカレーライス。朝食用に用意した水浸しの米をジップロックに二重に入れて正解。内側の袋に穴が空いていました。二重にせずに運んできたら、ザックの中が水浸しになるところでした。念を入れることの大切さを学ぶ。
2009年11月24日 11:15撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 11:15
雑事場の分岐で昼食休憩。お米を炊いてカレーライス。朝食用に用意した水浸しの米をジップロックに二重に入れて正解。内側の袋に穴が空いていました。二重にせずに運んできたら、ザックの中が水浸しになるところでした。念を入れることの大切さを学ぶ。
大倉バス停に到着。膝は無事でした。危ぶまれた腹の調子も大丈夫でした。良かった〜。
今日はあまり歩いていないので疲労感はそれほどでもありませんね。さっさと帰ってヤマレコのレポを書こうっと。
2009年11月24日 12:35撮影 by  DMC-LX3, Panasonic
11/24 12:35
大倉バス停に到着。膝は無事でした。危ぶまれた腹の調子も大丈夫でした。良かった〜。
今日はあまり歩いていないので疲労感はそれほどでもありませんね。さっさと帰ってヤマレコのレポを書こうっと。

感想

■後沢右岸尾根(後沢北側尾根)■

11月8日にi_wata18さんと後沢右岸尾根の下りに挑戦して失敗に終わったので、今回、そのリベンジとして挑戦することにした。朝早い内に下から上へ登るので大丈夫だと思いつつ、もし道が分からなくなったら雨山峠に出て、そこから鍋割山に登るつもりだった。

Y-U1さんのレポと
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-37276.html
lovemasaさんのレポを
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-51644.html
を印刷して持参したのは良いものの、1/25000地図を印刷し忘れたことを現地に着いてから気づく。昭文社の1/50000地図では心許ないが、ヤマレコの写真付きレポがあるから大丈夫だろうと前向きに考えることにする。

登山口から登ってすぐに分岐が現れた。Y-U1さんのレポに「よく整備された道を行く」とある地点だ。しかし、「よく整備された道」が雨山峠への登山道のことなのか、ボランティア林Aへの道のことなのかわからない。暫く迷ったが、「雨山峠に進んだら後沢から離れるばかりだから違う。ボランティア林Aが正解だ。」と判断。正解だった。

そこからは、踏み跡が分岐する道で、私にとっては迷いやすい雰囲気だったが、レポにあった写真やメモが役に立った。一回、分岐を折れずに直進し、木々の間の小さな涸れ沢をトラバースした。トラバース後の尾根から上を見上げると、前回下ってきて間違いに気づいた辺りの雰囲気に似ていたが、前回降りた尾根は更にもう一本北側だったのかもしれない。このルートではないと判断して分岐まで引き返した。

762mピークは、明らかにこんもりとした丘状になっていた。前回i_wata18さんと下ってきたときにこのピークを目指したのだが、到達できなかった。今回登ってみて、1本か2本北側の尾根を下ったことが明確になった。あんな尾根をよく下ったものだ。今から考えると無謀である。

尾根を登り切り、トラバースして杉林を抜けると登山道に合流する。前回の降下開始地点よりずっと下だった。「1000m」の赤いスプレーが目印。こんな所に分岐点があったなんて今まで全く気がつかなかった。前回のレポだけ読んで真似をする人が出ないことを望む。

■鍋割山〜塔ノ岳■

昼食を取ったら時間が無くなり、丹沢山へのピストンはやめて、塔ノ岳下の不動の清水までのピストンに変更。塔ノ岳から清水へ下る途中で泥に足を滑らせて転倒。突いた左手がちょっと痛んだが大事には至らず。しかし、左手と左足が泥まみれ。

不動の清水で泥を洗い、2リットルペットボトルに給水。今日はペットボトルを空のまま来てしまって後沢を過ぎた地点の水場で汲んだだけであった。ここで水を満タンに。

ホッとして振り返ると男女二名組が立っていた。
「この水場の先は道が続いていますか?」
「いえ、道はありませんが。どこに行かれるんですか?」
「(案内書の地図を示して)花立へ降りたいのですが」
「全然方角が違いますよ。この先を降りたら誰もいない区域です。塔ノ岳まで登り返し、崩壊した日ノ出山荘の右側のコースを降りなくては」
そんなやりとりをする。詳しく話を聞いたところ、水場のちょっと下まで降りたが「どうもおかしい。水場で道が分岐していたのかも。」と思って登り返してきたのだそうで。こんな私でも役に立つことがあるんだな。

鍋割山の夜は私独り。お腹が痛くなる。不動の清水でここぞとばかりに水をがぶ飲みしたのがいけなかったのか。トイレに駆け込む。その後、お腹が復活したと判断して、持参したビールとチョリソーを食べて心地よく寝た。

■二日目:大倉尾根を下山■

朝もお腹の調子がおかしい。当初の計画では、7時には出発し、北尾根と土平を経由して塔ノ岳に登り表尾根を下るつもりだった(表尾根を下山したことがないから)。しかし、お腹と相談している内に7時40分を過ぎてしまった。今後お腹が急降下したときに備えて大倉尾根を下ることにする。

山荘のドアを開けると、若い登山者が一人。こんな朝早くに登ってくる人がいるなんて。鍋割山稜では誰にも出会わなかったが、金冷ヤシからの大倉尾根には人がぽつぽつ登ってくる。平日でも人がこんなにいるのか。花立山荘でトイレを借りる。やはりこのコースにして良かった。

この尾根は階段やゴロゴロ石がずっと続き、前回は膝を痛めて偉い目にあったので、今回は慎重に慎重に降りた。お陰で膝の痛みは全く来なかった。この一年で自分の膝のなんたるかを知ったのだろう。経験から学んだことは多かった。

■総括■

二日目の内容に不満が残るものの、後沢右岸尾根を踏破して鍋割山荘に泊まることができたので、これはこれで良し。
土平の河川敷を歩くことと、鍋割山から美しい夕陽と朝日を見る楽しみは、後日に取っておくことにして。

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コメント

鍋割山荘貸し切りですか
melonpanさん、こんばんは。

鍋割山お疲れ様でした。
一般道でないルートをこの食材を担いで上がるんですか 凄い脚力ですね。
昼食のうどんとてもおいしそうです。

不動の清水から先に行くと間違いなく遭難ですね。
melonpanさんの怪我は大したことなく良かったですね。
それとここから塔ノ岳に戻るのもなかなかしんどくないですか。
2009/11/24 22:13
貸し切り状態でした
kankotoさん

持って行った食材は、お米100cc、ラーメン3食分(非常用を含む)、うどん、がんもどき、野菜やソーセージ程度だったので、重さは大したことありませんでした。重かったのはお酒類です。

また、一般道ではないルートといっても歩きやすい道でした。岩や階段の大倉尾根よりずっと楽です

道を間違えた二人組は、ちゃんと登り返してきたから偉いですね。そのまま進んでいったら進退窮まったでしょう。

泥の坂道を滑り落ちた原因は、「さっさと水を汲んで鍋割山へ戻ろう」と考えていて、足下の確認が疎かだったからです。注意散漫でした。

最近、登りのコツを覚えました。息が上がらない程度のゆっくりとしたペースで登り続けることです。こうすると塔ノ岳への登りも意外と楽ですよ。
2009/11/25 22:11
4連休だったのですか?
こんばんは、melonpanさん。

23日に鍋割山に行かれると聞いた時、
日帰りだと思ってましたよ。

念願の後沢右岸尾根を踏破、そして
鍋割山荘貸し切り。
おめでとうございます!

>自作鍋"煮"うどんとの味の勝負は? …鍋焼きうどん>の完勝でした。

次回はリベンジで自作鍋"煮"うどんの
完勝にしましょう!
sumikoさんは横で「にんべんのつゆの素」を
使えば大丈夫と言っています。
(鍋割山荘もこれ使っているといってますが、
本当かな・・。

大倉尾根の紅葉も見頃みたいですね!
私も鍋割山、大好きになりました。

manabu
2009/11/24 23:08
仕事休んで鍋割山
manabuさん、sumikoさん

当初は日帰り予定だったのですが、鍋割山荘に泊まる願いを叶えようと休みを取って行ってきました

草野さん達が下山することは予約時に聞いていましたが、まさかキャンセルが入って貸し切り状態になるとは思いませんでした。「一人になりますが、大丈夫ですか?怖くないですか?」と尋ねられましたが、避難小屋泊まりで慣れたので問題なし

うどんは出汁が決め手ですね。「にんげんつゆの素」ですか!情報ありがとうございます。次回リベンジします

鍋割山は私の大好きな山です。気に入っていただけて嬉しいです。新緑の季節も素晴らしいですよ
2009/11/25 22:18
Re:6枚目の写真の分岐
>管理棟と登山道入口の間にある、後沢の脇の「ボランティア林A」の道標からも入れそうな気がします。そこから6枚目の写真の分岐に繋がっているのではないか、と。未確認ですが。
下記でそのコース確認しました。後ろ沢の左(右岸)を上がり、砂防ダムの階段を登り鹿柵のドアをくぐり尾根を登るとそこに出ました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-52098.html

登山道手前の林道右にある黒いホースからの水は沢の水だそうで、要煮沸だそうです。成長の森ツアーで伺いました。
2009/12/24 20:03
Re: 6枚目の写真の分岐
>i_wata18さん

やはり後沢から繋がっていましたか。貴重な情報をありがとうございました。

ああ、お腹を壊したのは後沢の水をがぶ飲みしたからっぽいですね。不動の清水にたどり着いて、後沢で汲んだ水を捨てるのが勿体なくて、たくさん飲んだんですよ。

次回からは煮沸するか料理に使うだけにします。

近々、後沢の先から道なき尾根を登って、下りで失敗した地点を確認しに行こうと思っています
2009/12/24 21:38
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