海抜0mから登る鳥海山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 46.7km
- 登り
- 2,607m
- 下り
- 2,604m
コースタイム
- 山行
- 10:50
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 11:10
天候 | 29日晴れのち曇り 30日曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にありません。 |
写真
感想
「エ〜!どうして海抜0mから登るの?」「またどうして0mまで下るの?」なんて言わないでください。単なるオヤジの小さな小さな冒険なんです。
はじめて鳥海山に登りました。昨年9月、鳥海山に登るため遊佐町に来ましたが、あいにくの悪天候のため断念。そして今年こそはと鉾立から登ろうと計画しましたが、日本海からそびえ立つ鳥海山の美しい姿を思いおこし、どうせなら海岸から登ろうと決めました。せっかく0mから登るのであれば0mまで下ろうと思い計画変更。
鳥海山の登山口は複数ありますが、海岸から登るコースがないので鳥海ブルーラインを歩き大平登山口から登山道に入るプランにしました。白山神社からのコースもありますが、1泊2日では難しそうです。
下山途中で地元の年配の登山者とお会いしました。その方の話によるとブルーラインができる以前に昔からの「古道」があったそうですが、今では廃道になっているということでした。もしそうした古道があれば登ってみたいものですね。
スタートはどこの海岸から出発しようかと考えました。「岳人」10月号に畠山重篤さんの「山と海の出会い」という鳥海山の恵みについての記事が掲載されていました。この地域のイワガキは有名ですが、この記事の中で「イワガキ漁の漁場は鳥海山の影が海に映る範囲に限られているという。じっさい潜ってみると海底から伏流水が湧き上がっていて、その近くの岩礁にイワガキが育っているという」
こうした鳥海山の恵みに関係する地元の港からにしようと決めました。吹浦港からは鳥海山の雄姿がしっかり見てとれます。
あいにくの天候で頂上からはイワガキが生息する「影鳥海」は見られませんでしたが次回はぜひ見たいものです。
今回の登山では多くの登山者との出会いがありました。七五三掛付近で出会った3人パーティの登山者にあいさつしたところ、「知ってますよ。ブルーライン歩いていた方ですよね。車に乗せてあげようと思いましたが、何か理由があって声をかけませんでした」と言ってくれました。心温まるお言葉ありがとうございます。
又、ブルーラインの下山途中でわざわざ車を停めて、励ましと気遣いのお言葉をかけてくれた登山者もいました。ありがたいことですね。元気が出ました!
なにはともあれ無事「ゼロ to ゼロ」ができました。美しい紅葉と草紅葉を充分満喫した鳥海山でした。
ブログ http://tozan3190.sakura.ne.jp/
コメント
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こんばんは
海抜0mからの鳥海山登山、実にいい企画です。
「単なるオヤジの小さな小さな冒険」・・・実にいいです。
そうですよね。せっかくの登山なんですから・・・標高1000メートルあたりからだと半分損した気分なりますね(笑)
人それぞれの楽しみ方があっていいと思います。
0mから登り、0mまで下る。
いいですね。
ご苦労様でした。
コメントありがとうございます。
登山中、地元や近隣からの登山者と会う機会がありました。鳥海山は晴れ日が少ないと皆さんおっしゃっていましたが、今回のように天気に恵まれ良かったです。
季節もちょうど良く暑さも寒さも気にならない快適な登山ができました。なんといっても紅葉と草紅葉の景色は圧巻でした。
今度は、通常の登山口から楽しみたいと思っています。
おはようございます
「鳥海山のコースは決めました」の言葉に
固い決意のようなものを感じておりました。
「鉾立からかな、二ノ滝からかな… もしかして湯ノ台?」
と想像しながら、29日、何度も鳥海山を眺めていました。
それがまさか海抜0メートルから0メートルとは…
ts2999さんの意志の強さと体力に脱帽です。
せっかく日本海のそばにある鳥海山。
こんなルートが辿れる山は少ないですよね。
憧れの鳥海山で、とても素敵な思い出ができたことと思います。
今年は青空に映える鳥海山を見ながら登ることができてよかったです。
ts2999さんのレコを拝見して、私まで嬉しくなりました。
お疲れさまでした。
月山のレコも楽しみにしております
えへへ。事前に計画をお話しておかなくてすいませんでした。実はpg77さんを驚かせようと思って内緒にしていたんですよ。
やはり私にとっての「特別な山」でした。pg77さんが季節を変えて何度も何度も登られて、お勧めするだけの見事な山でした。思い描いていた以上の素敵な山でした。
私も今までいろいろな山を登っていますが、これだけ魅了する山はあまりないと感じました。次回も他の登山口からのコースで季節を変えて登ってみたいです。
下山した翌日は、天気があまりにも良かったので今度はブルーラインを車で走らせ鉾立駐車場まで行きました。2日間私が登っている最中、カミサンは道の駅鳥海でお留守番でした。カミサンにも素晴らしい紅葉を見せてあげたかったので。
酒田、鶴岡に合わせて4日間滞在しました。この記録はブログで後日アップします。アップしたら連絡します。酒田、鶴岡での食べ歩きと街をゆっくり散策しました。
そんなことで月山は行きませんでした。また次回のお楽しみということにしました。
私も29日に鳥海山に登りました。
pg77さんが、お友達も登っているとおっしゃっていたので、
レコがアップされるのを楽しみにしていました
最初ルートを見て「ん?」と思いました。
スゴイですねー!海抜0mから登るなんて
宮之浦岳で海抜0mからというのは聞いた事があるんですが、
鳥海山でも可能なのかと、目から鱗です(◎_◎;)
お疲れ様でした ヽ( ´ー`)ノ
え〜! 29日登られていたんですか〜。
もしかしてすれ違っていたかもしれませんね。
けっしてスゴイことではないですよー。オヤジの気まぐれ冒険です。
でも何かロマンがあっていいかな〜と単純に思っただけです。
海岸から立ち上がっている高い山はあまりないので、せっかくだからということでやっちゃいました。カミサンも「面白い企画だね、やってみたら」と言って応援してくれました。
実は来年も「ある山」を計画してます。海岸から近い山だったらやってみようと考えてます。
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