三頭山・槇寄山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,111m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:24
天候 | 曇り。1300m以上は大体ガスの中。 登りはT-シャツ一枚。降りは+登山シャツ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
数馬15:00発、武蔵五日市駅行き。3台で運行。概ね皆さん座れたようです。(十里木からは座れないかな?) |
コース状況/ 危険箇所等 |
取り付きまで 奥多摩周遊道路は午前9時(10月〜3月)まで夜間通行止めです。その前に通れば車は来ません。これはヌカザス尾根に取り付く場合も同じ。この前に通り過ぎる計画にした方が無難です。 御堂指尾根 ヨシスキ沢の橋を渡った所から取り付きました。階段を登るとパイプが走ってます(山のふるさと村の水源?)。それを追って行っても登りそうも無いので、さっさと正面尾根に向かって斜面をよじ登りましたが、急登です。足場も宜しくなく、木に掴まってよじ登ります。大体、踏み跡すらありません。一旦尾根に乗ったか?と思いましたがそれは支稜。もう一丁!で尾根に乗りました。 1072mの手前も急登。ここも斜面をよじ登る感じ。1072mはボウっと広いピークです。進む方向に注意。注意すべき尾根は角度を持って交差しますので、磁石で方向を確認すれば、容易に進むべき方向は解ります。 ピンクテープがかなりありましたが、これは標石等の位置の目印の為と思われます。結果的に尾根に沿って付いてますので、ある程度の道しるべにはなりますが、ルート外の方にも付いていました。盲目的に信じるのは危険です。また、二回程動物の気配を感じました。一回目は猿を熊?猪?が猛烈なスピードで走って追いかけている(?)所を遠目に目撃、二回目は姿を見ませんでしたが、結構大型の動物が、落石を起こしている音。熊鈴は付けた方が無難です。 1246mの手前にも岩場っぽい所あり。手を使って登る。最後、登山道の行き止まり標識の所に出ました。 総じて尾根形がしっかりしている所はちゃんと踏み跡ですが、急斜面の急登は微かになります。多分、皆さん独自のルーファイで色々な所を通るためと思いますが、踏み跡と言えるかどうか?。多少、岩場っぽい手を使う所も。足場が悪く、石や身体を落とさないようにご注意を。うっかり枯れ木を掴んで折れ、バランス崩しそうになってビビりました。低層木が煩わしい所が少しありますが、薮等はありません。 降りに使うには、尾根筋を外して斜面を急降下し、下の尾根形を捕まえる所が二箇所程。そこは地図読み勝負で結構難しいと思います。尾根の分岐でボウっと広い所も。かなり慣れた人でないと難しいかと。登りは登ってりゃいつかは山頂の法則で登れます。1072mからの降りだけ注意。 登山道に出てからは良い道ですので省略。数馬峠から温泉センターの方へも良い道です。山と高原地図では赤点線ですが、理由は良くわかりません。実線ルートで良いんじゃない?と思いました。810m辺りで右への分岐がありますが、そっちに行くと道じゃなくなります(2万5千図で795m辺りに建物がある所に行くようです)。標識があるので、それに従えばOK。 |
写真
装備
備考 | APRSは1300m付近から数馬峠の辺りまで、交信出来ました。JH1LEF-7で検索すれば見れます。 |
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感想
西峰・中央峰・東峰。三つ頭があるから三頭山。そんな山名由来を聞かれた方も多いでしょう。が、これには異説があります。その昔、麓の三ヶ村から見える立派な山の頂きにお堂を建て、拝んでいたのだそうな。お堂のある山だから、御堂山(ミドウサン)。いつしか濁音が取れ、三頭山(ミトウサン)と呼ぶようになったのだとか。その昔の名残が、西峰と中央峰の間にある御堂峠。そんな言い伝えもあるそうです。
三頭山も七回目。訪れていないルートも少なくなって来ました(もっぱら多摩川側からですが…)。今回の登路はそんな言い伝えの名残を残すもう一つの地名。御堂指尾根にしてみました。昔の登山地図には三頭指尾根と書かれたものもあります。ミドウとミトウ。今でも紛らわしいようです。
この御堂指尾根、結構足場の悪い急斜面が多い。ズルッと滑ってあわや又裂きの刑か?って所で踏ん張ったら、ズボンのお尻がビッて……。御堂指尾根は人なんか居ないから良いケド、三頭山は人気の山。マズイ。もう、歳だからヒップのラインに自信は無いぞ。パンツ丸見えかなぁ?ゴルゴ並みに俺の背後に付くな状態。人が居ると気になって気になって。
まぁ、開き直って歩いてましたが、バス停や駅はねー。泣けるねー。壁に沿ってカニの横這いしかない。階段で鞄を後ろに登る女子校生の気持ちが良くわかるぜ状態。なるべく座って後ろを見せないようにしてました。そもそも普段着のお古を山用に回しているのが悪いんですが、冬はともかく、夏はまぁこんなんでも良いだろう。どうせボロになっちゃうんだから…。って金をかけなかったのがマズかった。という訳でバス停で皆さんの格好を見ると、皆さん良いものを着ていらっしゃる。お尻がビッの人なんて居ない(当たり前か……)。こんなボロっちい格好は私くらいかぁ……。少しは着るものに金を使うかなぁ。
本当は別の所に行く予定だったのですが、台風により日帰りで行ける三頭山に急遽変更。登ってみると山岳耐久レースの看板が。しまった、去年に続いてハセツネの日にルートに来ちゃった。まぁ、発走は昼過ぎだから、鉢合わせは無いだろう。台風が来るし、中止かな?って歩いていたら、笹尾根で木に赤灯を付けて回っている、大会スタッフの人とすれ違いました。台風が来るのにやるんですか?って聞いたら、速い選手は間に合うけれど、後の方はちょっとアブナイかなーって。まぁ24時間以内なので、台風が本格的になる前に完走orリタイヤになるんだろうけれど、大変だなー。
会社に市民マラソンが趣味の人が居て、飲みに行った時に「ハセツネとかもやんの?」って聞いたら、「あんなの出たら死んじゃうよー」って言ってたっけ。「そうだよねー。身体に良くないよねー」ってしゃべってた気がするけれど、トップは7時間かぁ。この記録の行動時間とたいして変わらんやん。速いなぁ。
最後に、行き止まり表示だからって、誰も来ないだろうと用を足すのは危険だよ。標識が行き止まりって、地図には出ていないルートの場合が多いから。そう言う所を登って来る好き者も居るからね。テッシュを被せてオシマイにしないで、穴掘って埋めようね。
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