山行記録: 白砂青松の甲斐駒ヶ岳

記録ID: 530677

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

甲斐駒・北岳

白砂青松の甲斐駒ヶ岳

2014年10月11日(土) ～ 2014年10月12日(日)

natsu55

体力度

1泊以上が適当

体力度について

GPS: 24:50
距離: 13.4km
登り: 1,506m
下り: 1,502m

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歩くペース

標準

1.0～1.1

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目

山行: 5:55
休憩: 1:57
合計: 7:52

7:55

100分

北沢峠

9:35

9:49

53分

双児山

10:42

11:06

26分

駒津峰

11:32

11:41

37分

六方石

12:18

13:07

45分

甲斐駒ヶ岳

13:52

13:57

23分

六方石

14:20

14:29

50分

駒津峰

15:19

15:26

21分

仙水峠

15:47

仙水小屋

2日目

山行: 1:07
休憩: 1:06
合計: 2:13

6:31

44分

宿泊地

7:15

7:39

12分

長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）

7:51

8:03

9分

仙丈ヶ岳二合目登山口

8:12

8:14

1分

北沢峠

8:15

8:43

1分

北沢峠こもれび山荘

8:44

北沢峠

天候	11，12日とも晴
過去天気図（気象庁）	2014年10月の天気図
アクセス	利用交通機関：バス自家用車（行き）　仙流荘前の無料駐車場に駐車後，バスに乗り換え北沢峠へ．台風前最後の好天であり，連休初日と言うこともあって非常に混み合っており，6時の便は臨時便も乗りきれず．時刻表では次の便は8時でしたが，乗り切れない乗客のためにピストン輸送を行っていました．　頑張れば日帰りも可能な行程ですが，このようにバスに乗れず行程が遅れ，帰りのバスに乗れないことが考えられるので，やはり北沢峠周辺泊にした方が無難と感じました．（帰り）行きの逆．午前10時発の便で北沢峠を発ちました．今度は積み残されませんでしたが，満席でした．アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	全般に急傾斜で，お隣の仙丈ヶ岳と比べると難度は高いと感じました．　登山者の数は，双児山，巻き道のルートが最も多く，仙水峠経由の道は非常に空いていました．岩場以外では，駒津峰から仙水峠への下りはかなりきつく，一歩一歩の段差も大きく歩きにくいです．駒津峰から頂上までは岩場です．登りは直登ルート，下りは巻き道を使いました．他の多くの方も同様の経路を採用されているようで，危険箇所での順番待ちはありましたが，すれ違いは比較的少なかったです．　直登ルートは手足を使って岩をよじ登る事が多く，ストックは仕舞っておくべきと感じました．岩場になれていないと苦労すると思われます．手足をどこに奧か，考えながら登る感じです．　鎖，梯子などの補助具はありませんが，たまに岩に足場を切ったと思われる箇所があります．基本的に折り重なった大岩の角や溝に手足をかけて進みますが，1カ所，一枚岩を登るところがあります．全般に登山靴は岩によく食いつきます．浮き石は例えば奥穂高に比べると少なく，岩はしっかりとしていましたが，ときどきに浮いている岩石があります．落石に備えてヘルメットがあった方が無難です．また，前後の登山者との間隔取り，声の掛け合い，三点確保などを要求されます．　コースは赤ペンキの矢印と○×で示されています．急傾斜の岩場なので誤って難しい場所に入り込まないよう，注意が必要です．　巻き道ルートは，花崗岩が砂になったザレ場の連続でした．歩幅を小さくして足裏全体を接地させれば滑ることはありませんでした．六方石の分岐から少し頂上よりでは，こちらのルートも岩場があります．ただし，直登ルートに比べればかなり易しいです．
その他周辺情報	北沢峠直下の大平山荘は今期の営業は終了したそうです．そろそろ今シーズンの営業を追える山小屋が出始めていますので，山小屋が営業しているかどうか，事前に確かめた方がよいです．
予約できる山小屋	北沢峠こもれび山荘 Yamatanで予約する