大弛峠から金峰山往復


- GPS
- 07:29
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 478m
- 下り
- 534m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はないが、子供は頂上付近の岩に気をつける必要がある。 |
その他周辺情報 | 下山後立ち寄り温泉:まきおか花かげの湯(山梨市) |
写真
感想
毎年恒例となっている紅葉ハイク。
いつもは奥日光が定例だが、
当日は日本海に低気圧が通過して、関東北部は
明け方雨が残るとの予報もあり、急遽エリアを変更することに。
6歳になった息子に、山に登ってちょっとしたアルペン気分を
味あわせてやりたいと思い、今年は金峰山を選んだ。
朝は冷え込んだが天気は快晴、ほぼ無風の絶好のコンディション。
朝7時には大弛峠に着きたかったが、案の定?遅くなり8時過ぎの到着。
平日なので駐車場にぎりぎり止めることが出来た。
朝日峠までは快調なペースで進んだが、スタートから約1時間、
峠からの登りで早くも息子が音を上げ始めた。
薄暗い樹林帯。
やや歩きにくい道におそらく飽きはじめたのだろうか、
足が痛いとぼやき、足が止まり始めた。
けど、よく見ると履き慣れたと思われたスニーカーのサイズはやや大きく
歩きにくそう。
今回は断念して引き返そうと息子に告げると、戻りたくないと意地の返答。
ひとまず眺望のある朝日岳まで行くことにする。
眺望が得られる朝日岳の手前の岩場に着くと、後から追いついた
70代の夫妻と合流。
今日最年長と最年少ね、と息子としばらく同行していただいた。
おかげで?その後は快調に朝日岳山頂へ。
今回の目的地である金峰山の稜線と五丈岩を見て、登る気満々の息子。
しばらく想定以上の下りが続く。
帰りを考えると少々不安だが。
金峰山までの登りも樹林帯が多いためペースダウン。
それでも森林限界をこえた稜線に立つと元気復活。
とてつもない眺望と絶景は初めての経験。
岩場も多くなり、天空の楽しいアスレチックが出現した。
想定より1時間以上遅れて金峰山の山頂到着。
追い抜いていった数組の方々に再会し、
異口同音に褒められては、彼もまんざらではない様子。
そして五丈岩を除いて一番高い岩のてっぺんに
手を貸してあげながらも登頂成功!
そしてお約束の山頂でカップラーメン。
感慨にふけると同時に、帰りのことを考える。
往きに約4時間。
帰りは下りが主体とはいえ、朝日岳の登り返しが最大の壁だろう。
小一時間の昼食後、14時前に下山開始。
10月中旬にもなると日暮れは早い。
やはり朝日岳への登坂で泣きが入り足が止まる頻度が増す。
表情にも疲れが見受けられる。
が、なんだかんだで自力で登坂した。
昨年の奥日光もそうだった。
朝日岳で小休止20分。日暮れまであと一時間半。
けれどエネルギーの補給と足を休ませる。
正直ここまでくればいざとなったらザックを背負子にして
担いでいくつもりだったが、子供の回復力は凄い。
朝日峠を過ぎるといよいよ夕暮れが迫ってくる。
暗くなる恐怖心からか、ペースはさほど落ちない。
はやく駐車場着きたいよう、温泉に入りたいよう、
と唱えながら。
17:10、いよいよ薄暗くなる中、念願の大弛峠の駐車場に辿りついた。
復路は3時間半弱。休憩含めて往復約8時間半。
一般の倍近くのコースタイムだが、普段山に登っているわけではないし、
わが子ながらたいした者だと思う。
単純に標高差は250m弱だが、累計だと500m弱。
それ以上に帰り路に登りがあるという精神的なつらさもあったはず。
しかし駐車場が見えたとき実は、息子以上に自分がホッとしたことは
言うまでもない、、、汗
あと30分でも遅かったら、大変なことになっていただろう。
息子が怖がって。
間に合ったのは彼のおかげだ。
ありがとう。
17:30に峠をあとにして、鹿や狸に遭遇しながら林道を下り、
最寄の花かげの湯に立ち寄り帰京。
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