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Yamareco

記録ID: 531364
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ハイキング
奥秩父

大弛峠から金峰山往復

2014年10月17日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
子連れ登山 ogaya その他2人
GPS
07:29
距離
7.5km
登り
478m
下り
534m

コースタイム

日帰り
山行
6:20
休憩
2:00
合計
8:20
距離 7.5km 登り 478m 下り 543m
8:50
40
大弛峠
9:30
9:41
65
朝日峠
10:46
10:57
103
12:40
13:50
48
14:38
53
15:31
15:50
39
16:29
16:38
32
17:10
※GPS開始は往きの朝日峠からのため大弛峠〜朝日峠までのログが無く、したがってこの地図やグラフには反映されておりません。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
勝沼IC下車〜塩山市街〜クリスタルライン〜川上牧丘林道〜大弛峠駐車場
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所はないが、子供は頂上付近の岩に気をつける必要がある。
その他周辺情報 下山後立ち寄り温泉:まきおか花かげの湯(山梨市)
身支度をして8:45出発。予定では7時過ぎだったが、、、
2014年10月17日 08:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 8:45
身支度をして8:45出発。予定では7時過ぎだったが、、、
車の温度計では0度。霜柱がすごい。道中の水溜りには氷も張っていた。
2014年10月17日 08:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 8:47
車の温度計では0度。霜柱がすごい。道中の水溜りには氷も張っていた。
森林帯を登っていく。息子はまだまだ余裕。
2014年10月17日 08:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 8:50
森林帯を登っていく。息子はまだまだ余裕。
9:30朝日峠。思ったより時間がかかった。この後樹林帯の登りになるが、息子が足が痛いと言い出した。引き返そうかと問うと「登る」と言うのでとりあえず朝日岳まで行ってみよう。
2014年10月17日 09:30撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 9:30
9:30朝日峠。思ったより時間がかかった。この後樹林帯の登りになるが、息子が足が痛いと言い出した。引き返そうかと問うと「登る」と言うのでとりあえず朝日岳まで行ってみよう。
展望が開けてきた。樹林帯では寒かったが、太陽にあたると暖かい。テンションが下がり気味の息子は太陽にあたると元気になる。
2014年10月17日 09:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 9:39
展望が開けてきた。樹林帯では寒かったが、太陽にあたると暖かい。テンションが下がり気味の息子は太陽にあたると元気になる。
登山道中初の富士山は二日前に初冠雪。
2014年10月17日 09:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 9:43
登山道中初の富士山は二日前に初冠雪。
タケカンバも落葉。
2014年10月17日 09:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 9:52
タケカンバも落葉。
朝日岳の手前で視界が開ける。すばらしい展望が待っていた。
2014年10月17日 10:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 10:25
朝日岳の手前で視界が開ける。すばらしい展望が待っていた。
南アルプスも!
2014年10月17日 10:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 10:25
南アルプスも!
ここから岩場の登坂となる。後続の70代のご夫婦と一緒に息子は水を得た魚のように元気に登っていくようになる。
2014年10月17日 10:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 10:28
ここから岩場の登坂となる。後続の70代のご夫婦と一緒に息子は水を得た魚のように元気に登っていくようになる。
10:40ようやく朝日岳山頂。2時間近くかかってしまった。
2014年10月17日 10:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 10:47
10:40ようやく朝日岳山頂。2時間近くかかってしまった。
これからアタックする金峰山と稜線がきれいだ。
2014年10月17日 11:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 11:02
これからアタックする金峰山と稜線がきれいだ。
息子に「あのてっぺんまで行くか?」の問いに、「行く!」
2014年10月17日 11:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 11:02
息子に「あのてっぺんまで行くか?」の問いに、「行く!」
まずは下る。思った以上に下ってしまう。帰りはこれを登らなければならないのだが、、、
一気に下った後は単調な樹林帯を進むので、息子のテンションは再び下降線をたどる、、、
2014年10月17日 11:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 11:05
まずは下る。思った以上に下ってしまう。帰りはこれを登らなければならないのだが、、、
一気に下った後は単調な樹林帯を進むので、息子のテンションは再び下降線をたどる、、、
坦々と登りつめると森林限界が近づく。ハイマツと岩と山砂と青空が海岸を思わせる。あの向こうは海、、、
2014年10月17日 12:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 12:16
坦々と登りつめると森林限界が近づく。ハイマツと岩と山砂と青空が海岸を思わせる。あの向こうは海、、、
広大な海が広がっている!
息子はホッとして座り込んだ。
2014年10月17日 12:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 12:21
広大な海が広がっている!
息子はホッとして座り込んだ。
振り返ると今たどってきた稜線が。
2014年10月17日 12:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 12:21
振り返ると今たどってきた稜線が。
頂上を目指して足取りが軽くなったようだ。
2014年10月17日 12:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 12:22
頂上を目指して足取りが軽くなったようだ。
12:40金峰山頂のいちばん高い?岩の上に到着!
2014年10月17日 12:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 12:42
12:40金峰山頂のいちばん高い?岩の上に到着!
眺望まさに360度。風も微風で快適。
2014年10月17日 12:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 12:43
眺望まさに360度。風も微風で快適。
岩のトンネルをくぐり、
2014年10月17日 12:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 12:50
岩のトンネルをくぐり、
五丈岩。その向こうに富士山。
本当は12時前に到着したかったのだが、、、
2014年10月17日 12:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 12:56
五丈岩。その向こうに富士山。
本当は12時前に到着したかったのだが、、、
昼食は待望のカップラーメン。息子はポケモンカップ。
登る途中でもカップラーメンと何度もつぶやいていた。
我が家ではご褒美にはカップラーメンとなっている?
2014年10月17日 13:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 13:26
昼食は待望のカップラーメン。息子はポケモンカップ。
登る途中でもカップラーメンと何度もつぶやいていた。
我が家ではご褒美にはカップラーメンとなっている?
頂上付近は大きな岩が多い。子供は怖がるか楽しむかのどちらかだと思う。我が家は前者のようだが。
2014年10月17日 13:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 13:52
頂上付近は大きな岩が多い。子供は怖がるか楽しむかのどちらかだと思う。我が家は前者のようだが。
13:50に下山開始。往路が約4時間。日暮れまで間に合うかどうか、、、
2014年10月17日 14:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 14:09
13:50に下山開始。往路が約4時間。日暮れまで間に合うかどうか、、、
しばらくは下り坂が続き、黙々と歩んでゆく。
途中何度かハグして元気付けしながら、、、
2014年10月17日 14:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 14:23
しばらくは下り坂が続き、黙々と歩んでゆく。
途中何度かハグして元気付けしながら、、、
朝日岳までの急坂は足場も良くなく、何度も音を上げて足が止まってしまったが、力をふりしぼって登り切った。
2014年10月17日 15:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 15:23
朝日岳までの急坂は足場も良くなく、何度も音を上げて足が止まってしまったが、力をふりしぼって登り切った。
15:30朝日岳到着。15時には到着したかったが。
約20分、息子に靴を脱がせて足をマッサージ。
タマゴとパンを補給して出発。
2014年10月17日 15:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 15:28
15:30朝日岳到着。15時には到着したかったが。
約20分、息子に靴を脱がせて足をマッサージ。
タマゴとパンを補給して出発。
5分ほど下ると岩場の絶景ポイントへ。
2014年10月17日 15:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 15:56
5分ほど下ると岩場の絶景ポイントへ。
息子は休憩でかなり回復したようだ。
2014年10月17日 15:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 15:58
息子は休憩でかなり回復したようだ。
富士山と眼下に広がる山塊の絨毯が気持ちよさそう。
個人的にはここからの眺めが一番◎
2014年10月17日 16:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 16:00
富士山と眼下に広がる山塊の絨毯が気持ちよさそう。
個人的にはここからの眺めが一番◎
樹林帯の登山道を快調に下ると朝日峠。16:25着。
日暮れまであと一時間もない。
2014年10月17日 16:23撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/17 16:23
樹林帯の登山道を快調に下ると朝日峠。16:25着。
日暮れまであと一時間もない。
山裾はきれいな夕焼け。日暮れが近い。
「はやく、ちゅうしゃじょうにつきたいよ」
2014年10月17日 16:50撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 16:50
山裾はきれいな夕焼け。日暮れが近い。
「はやく、ちゅうしゃじょうにつきたいよ」
日が暮れるのを恐れてか、快調に下っていく。
17:10何とか暗くなる前に大弛峠の駐車場に戻った。
2014年10月17日 16:52撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/17 16:52
日が暮れるのを恐れてか、快調に下っていく。
17:10何とか暗くなる前に大弛峠の駐車場に戻った。
撮影機器:

感想

毎年恒例となっている紅葉ハイク。
いつもは奥日光が定例だが、
当日は日本海に低気圧が通過して、関東北部は
明け方雨が残るとの予報もあり、急遽エリアを変更することに。

6歳になった息子に、山に登ってちょっとしたアルペン気分を
味あわせてやりたいと思い、今年は金峰山を選んだ。

朝は冷え込んだが天気は快晴、ほぼ無風の絶好のコンディション。
朝7時には大弛峠に着きたかったが、案の定?遅くなり8時過ぎの到着。
平日なので駐車場にぎりぎり止めることが出来た。

朝日峠までは快調なペースで進んだが、スタートから約1時間、
峠からの登りで早くも息子が音を上げ始めた。
薄暗い樹林帯。
やや歩きにくい道におそらく飽きはじめたのだろうか、
足が痛いとぼやき、足が止まり始めた。
けど、よく見ると履き慣れたと思われたスニーカーのサイズはやや大きく
歩きにくそう。
今回は断念して引き返そうと息子に告げると、戻りたくないと意地の返答。
ひとまず眺望のある朝日岳まで行くことにする。

眺望が得られる朝日岳の手前の岩場に着くと、後から追いついた
70代の夫妻と合流。
今日最年長と最年少ね、と息子としばらく同行していただいた。
おかげで?その後は快調に朝日岳山頂へ。
今回の目的地である金峰山の稜線と五丈岩を見て、登る気満々の息子。
しばらく想定以上の下りが続く。
帰りを考えると少々不安だが。

金峰山までの登りも樹林帯が多いためペースダウン。
それでも森林限界をこえた稜線に立つと元気復活。
とてつもない眺望と絶景は初めての経験。
岩場も多くなり、天空の楽しいアスレチックが出現した。

想定より1時間以上遅れて金峰山の山頂到着。
追い抜いていった数組の方々に再会し、
異口同音に褒められては、彼もまんざらではない様子。
そして五丈岩を除いて一番高い岩のてっぺんに
手を貸してあげながらも登頂成功!
そしてお約束の山頂でカップラーメン。
感慨にふけると同時に、帰りのことを考える。

往きに約4時間。
帰りは下りが主体とはいえ、朝日岳の登り返しが最大の壁だろう。
小一時間の昼食後、14時前に下山開始。
10月中旬にもなると日暮れは早い。
やはり朝日岳への登坂で泣きが入り足が止まる頻度が増す。
表情にも疲れが見受けられる。
が、なんだかんだで自力で登坂した。
昨年の奥日光もそうだった。

朝日岳で小休止20分。日暮れまであと一時間半。
けれどエネルギーの補給と足を休ませる。
正直ここまでくればいざとなったらザックを背負子にして
担いでいくつもりだったが、子供の回復力は凄い。
朝日峠を過ぎるといよいよ夕暮れが迫ってくる。
暗くなる恐怖心からか、ペースはさほど落ちない。
はやく駐車場着きたいよう、温泉に入りたいよう、
と唱えながら。

17:10、いよいよ薄暗くなる中、念願の大弛峠の駐車場に辿りついた。
復路は3時間半弱。休憩含めて往復約8時間半。
一般の倍近くのコースタイムだが、普段山に登っているわけではないし、
わが子ながらたいした者だと思う。
単純に標高差は250m弱だが、累計だと500m弱。
それ以上に帰り路に登りがあるという精神的なつらさもあったはず。
しかし駐車場が見えたとき実は、息子以上に自分がホッとしたことは
言うまでもない、、、汗
あと30分でも遅かったら、大変なことになっていただろう。
息子が怖がって。
間に合ったのは彼のおかげだ。
ありがとう。

17:30に峠をあとにして、鹿や狸に遭遇しながら林道を下り、
最寄の花かげの湯に立ち寄り帰京。

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