雲上のオアシス！須金岳〜虎毛山縦走パラダイス！！

2023年04月01日(土) 〜 2023年04月02日(日)

• GPS: 09:37
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,360m
• 下り: 1,362m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:22
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:22

6:40 スタート地点
6:51 6:51 寒湯コース登山口
9:43 9:43 仮の山頂
10:23 10:23 須金岳山頂標識
12:02 虎毛山

2日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:21
• 合計: 4:16

7:18 虎毛山
7:18 7:20 虎毛山山頂避難小屋
8:41 8:41 須金岳山頂標識
9:17 9:18 仮の山頂
9:33 9:51 須金岳
11:22 11:22 寒湯コース登山口
11:34 ゴール地点

天候

雲ひとつない快晴。
稜線〜山頂のお昼の気温は10℃近いですが、朝晩は0℃まで冷え込みました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寒風沢バス停横の神社前駐車場。
バス停前は私有地の可能性がありますので神社前に駐車。
4台程度しか停められません。
スタート時は0台でしたが、下山時は5台満車、更に1台奥のカーブに駐車。

コース状況／危険箇所等

◆登山口まで
渡渉箇所が2箇所あります。
どちらも渡渉箇所を探せば登山靴でも渡れますが、雪解けで増水していました。
事前情報でキャッチしていたので、渡渉箇所を探す時間のロスとドボンしたリスク（凍傷）を考え、長靴持参しました。（長靴は野生動物にお持ち帰りされないよう重しのせて登山口にデポ）

◆750mまでは夏道が出ています。
800m付近になると雪がまだ繋がっていました。
つぼ足でも行けますが、急登なのとザックが15kgオーバーなので滑落防止、安全優先でアイゼンに履き替えました。

◆1000m付近の急登について
ツリーホールが大分溶けて落差がかなりエグいので、万が一滑ったら運が悪ければツリーホールへの落下と木への衝突で100％ポッキーコースと思われます。
怖い想いをして登るぐらいなら、軽アイゼン、アイゼンなり付けたほうが安全なのと体力・気力消耗を避けられると感じました。

◆稜線全般
大分雪庇が落ちていますがまだ歩けました。
ただ稜線に1m以上の深さの穴がぽっかり口を明けていたり、踏み抜き箇所もあるので残雪期っという事を考慮して、ルーファイを慎重を期すべきと感じました。
見えるクラックもあれば見えないクラックもある事を十分認識する必要があります。
基本通りに樹林帯の際を歩けば既に笹が顔を出しているのでリスクが格段に下がると思います。

◆天候による道迷い
快晴だったので目指すべきところが一望出来ましたが、稜線は総じて平坦なので視界不良の場合はGPSや地図読み出来ないと、雪庇踏み抜き滑落、道迷いし易い地形でした。ガスガスであれば須金岳で撤退した方が安全だと感じました。

◆虎毛山頂手前の大雪庇
藪こぎしなくてもいいぐらい残っていますが、クラック、滑落は要注意です！
ハイマツ近くを歩くのが最善かと思います。

写真

4/1 6:40

予定より早いけど、早く現着したのでハゲ禿岳を見ながら出発！

4/1 6:40

この時は山近いねぇ〜っと余裕こいてました・・・

4/1 6:41

ぬるゆざわっと読むんですね〜

4/1 6:58

登山口までは長靴作戦！
倒木を重しにしてデポしました。

4/1 6:58

本当に素晴らしい山でした！

4/1 6:58

さぁこれから3.kmを約820mアップの急登です！
もちろん亀さん歩きです（笑）

4/1 7:24

イワウチワが咲いていたけど重くて余裕なし。
帰りにゆっくり撮ろうっと。

4/1 7:27

楽しい細尾根！

4/1 7:42

熊さんの足跡
自分の手のひらぐらいあったので14cmはありました！

4/1 7:42

結構大きめの個体のようです（怖〜）

4/1 8:12

やっと4合目

4/1 8:24

800m付近でアイゼンに換装

4/1 8:25

素晴らしい青空

4/1 8:31

腰までズッポシw

4/1 8:37

あの稜線良いね〜

4/1 9:27

八合目

とても足の早いご夫婦が来ました。
女性のルーファイがとても良くテンポに良い。
有り難くトレースお借りしましたm(__)m

4/1 9:30

迫る栗駒山

4/1 9:34

下から撮ってるから平面に見えますがかなりの落差のツリーホールです・・・

ブナが素晴らしい！

4/1 9:39

アッチだよね〜

4/1 9:39

まだまだ余裕のぎんじろう氏

自分は楽しくてテンションアゲアゲでした〜

4/1 9:47

今日のお宿の虎毛山が見えた！
（須金岳は帰りに寄る事に変更）

4/1 9:53

見事なダケカンバ！！

P1238への登り

まんまる〜

4/1 9:58

絵になる漢

4/1 9:59

これから歩く稜線
左にハゲ禿岳
置くに小又山と天狗森

4/1 10:02

すげ〜しか言葉が出ない

4/1 10:04

クラッ〜ク

4/1 10:07

大好きなノートレース！

4/1 10:07

写真の取り合いっこw

4/1 10:12

スンバラシイ！

笑みが溢れるよね〜

4/1 10:19

ちょっとだけ寄ってみた
雪庇崩落の大迫力！

4/1 10:38

あの稜線歩いてきたんだよねぇ〜

4/1 10:42

熊棚地帯
熊さんの賢く、順番に回ってるみたいですねぇ〜

P1298への登り

4/1 10:59

結構急・・・

4/1 11:05

虎毛山はまだ遥か・・・

4/1 11:07

左から小又山、天狗森、神室山、前神室山と神室連峰揃い踏み
あそこ縦走していた時もこっち見えたのかぁ〜

4/1 11:20

虎毛山頂直下の大雪庇？吹き溜まり？

4/1 11:22

スゴー

4/1 11:25

自分たちのトレースを見て感動

4/1 11:30

まだ元気！

4/1 11:42

雪庇がよく確認出来ないのでヤブ突入

4/1 11:47

いや、待て待て
下から見た感じだとこのあたりは出ても大丈夫なはずとヤブから出てみたら正解！

4/1 11:47

歩きやすい道がありました！

最後の急登で頭がおかしくなった自分w

もう笑ってるもん、変な脳内麻薬分泌中〜

虎毛山頂到着！
写真撮っていただいてありがとうございました！！

4/1 12:15

4/1 12:16

日本一！

4/1 12:17

絵になる

4/1 12:19

もう雪は無いです

4/1 12:23

虎愛に感動〜

もちろんすぐビールを冷やしに取り掛かる

そして水確保

4/1 12:40

カンペー

カンペー

まだ13時なのに宴会開始w

4/1 14:31

ツボでもOK！

4/1 14:42

栗駒山

4/1 17:19

肉はないけどすき焼きだれで野菜煮込み
うめぇ〜ぎんじろう氏ありがとう〜

4/1 17:19

もう最後のビールに手を出すw

4/1 17:47

ゴールデンタイム突入〜

4/1 17:48

神室と鳥海と避難小屋とのコラボ

何回見ても感動すんね〜

4/1 17:48

南方面が霞んでて見えない

4/1 17:51

そして私は、父ジオンのもとに召されるであろう!
ジークジオン！！

4/1 17:54

避難小屋とお月様

4/1 18:01

ちょうど前神室山に沈むんだぇ〜

4/1 18:01

飛行機とのコラボ

4/1 18:02

鳥海山はまるで富士山！

4/1 18:03

日が落ちる〜〜〜〜

4/1 18:04

落ちた・・・
また明日ねぇ〜

4/2 5:18

念のためにセットしておいた5時のアラームに起こされる・・・
窓を開けるとサンライズタイムが始まっていた😅

4/2 5:20

今度は栗駒とのコラボ

おはよう！

4/2 5:20

左奥に岩手山
右奥には早池峰

4/2 5:21

感動です

4/2 5:22

宮城県側は雲海

4/2 5:22

これこれー
癖になります

4/2 5:26

今日も良い一日になりますように！

4/2 5:28

紅く染まる雪原

4/2 5:29

昨日歩いて稜線と雲海

4/2 5:30

神室連峰がまた素晴らしい！

4/2 5:31

いい親父が影絵遊び

贅沢だよね〜

何のポース？

ラジオ体操？！

撮られてた〜〜😆

4/2 5:32

鳥海と神室

4/2 5:34

焼石岳

4/2 5:34

寒いけど離れられない！

4/2 5:35

雪はカチコチ

4/2 5:36

葉山、月山、神室連峰

4/2 5:40

写真撮りまくり

4/2 5:45

神室山に向けて一直線の影

4/2 7:11

小屋の中を綺麗に掃除して

4/2 7:11

使っていないけど2Fも綺麗に

4/2 7:12

一晩本当にありがとう！！

4/2 7:20

帰る稜線の向こうは雲海

4/2 7:20

この景色も見納めだね

4/2 7:20

滝雲

4/2 7:20

バイバイ！！

後ろ髪を惹かれながら下山開始

4/2 7:21

絶景とぎんじろう氏

4/2 7:26

山頂直下の大雪庇

4/2 7:32

崩落中〜
5m以上はあるねぇ〜

4/2 7:43

絵になる漢パート2

4/2 8:09

何も言えねぇ〜

4/2 9:05

帰りはあっという間、もうここまで来ちゃった😊

行かないとわからない景色です

P1238

4/2 9:14

ダケカンバさん、帰ってきたよ〜

4/2 9:29

ホールであ〜る！

4/2 9:32

須金岳、真の山頂着
奥が虎毛山

4/2 9:32

よく歩いたねぇ〜

感動もひとしお

4/2 9:36

栗駒をバックに
今日も青空〜

4/2 9:38

下が見えないブラックホール・・・

4/2 10:11

ここいっちゃいけない右尾根

4/2 10:12

急だね〜45度はあるか？

4/2 10:13

自分は一直線！
ふと振り返ると踏み抜いているぎんじろう氏😲
だっ大丈夫？！

4/2 10:14

無事復帰しました！

4/2 10:32

同じところでアイゼン脱着

4/2 10:43

まるで秋のような落ち葉

4/2 10:44

イワウチワをゆっくり撮ります

4/2 10:48

マンサクの花

4/2 11:01

イワウチワの群生
綺麗でした！

4/2 11:13

オリヅルランかな？
可憐な花ですねぇ〜

4/2 11:20

長靴渡渉

余裕余裕〜

4/2 11:23

最後の渡渉

4/2 11:27

ありがとう須金岳、虎毛山！

4/2 11:42

無事下山を山神様に報告とお礼

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下（予備１足） グローブ アウター手袋 防寒着（ダウンやフリース等） ゲイター サングラス バラクラバ 毛帽子 着替え（着替えるよりは着乾かすような重ね着出来る長袖やタイツ等） 冬靴 ザック ザックカバー アイゼン スノーシュー or ワカン トレッキングポール ピッケル 行動食 非常食（アルファ米等） 飲料（水） 水筒（保温性）or ハイドレーション ビール（350ml✕2本を各自） ワイン or 焼酎（各自） ガスカートリッジ コンロ クッカー<br />カトラリー コッヘル ライター ハクキンカイロ or ホッカイロ コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 スマホ 時計 タオル ナイフ ココヘリ 常備薬 歯ブラシ 耳栓（風が強くて寝れない時用） マット シェラフ 長靴

感想

たけー＠RIDEON

この週末は晴れ確定なので本当はビッグ・マウンテンにソロでチャレンジするつもりでした。
でもこの数週間、気温が高いので山そのものよりもアプローチ林道の雪崩が怖く、この時期じゃなくても登れるしリスクを避けてプラン中止・・・

でも今回はプランBを準備していなかったので、これまでの候補地で近くて楽しくこの時期限定という事で今回のコースをチョイス。(頭の中も含めてストックとルート設定済みのコースはまだまだ沢山あってw）


そして今回の一番のポイント！！
無理は承知で親友：ぎんじろう氏に声を掛けると行ってみたい！っとの即答で決定。

結果、これまでの山行の中でトップ3、いや頂点と言ってもいいくらい最高の登山になりました！！
ぎんじろう氏の事前情報収集も完璧で、計画から実行まで1点の後悔もないなんて有り得ない😆（唯一あるとすればアルコール足りなかったかな？w）

何から何まで最高〜〜😍


タイミング的にもギリがジャストで、恐らく来週は更に雪解けが進み、踏み抜きや藪こぎも増えて難易度が増すと思われます。

親友ぎんじろう氏に感謝、須金岳、虎毛山を管理している方々、そして家族に感謝感謝の山行になりました！！

コメント

ぎんじろう

いやーお疲れ様でした
年度始めなのですが全く集中できず?（´=c_,=｀）?
昨日の余韻に浸っております
昨日はダメだな(笑)

たけー＠RIDEON

お互いお疲れ様でした~
自分も同じでまだ余韻に浸ってます💦
仕事しないとねぇ〜😆