山王帽子山〜小太郎山〜太郎山(光徳駐車場発着)
- GPS
- 11:41
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,191m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 スタート時-2℃、山中-7℃程度。 風は弱かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小太郎山と太郎山の間は切れた登山路に雪庇が発達していて注意。 |
写真
感想
まだ雪が豊富で日帰りできる山を検討し、日光太郎山に決める。
前日に宇都宮入りし、4時半に宇都宮発、光徳駐車場に6時到着。
大きな駐車場には大型ダンプ1台とワゴン車1台のみ。
日曜日にもかかわらず車は少ない。
準備をして、駐車場出発。
何度か忘れ物をして駐車場を行ったり来たりして、太郎山入口から登山路へ。
雪はない。
雲も厚く、寂しい景色。
山王見晴らし近辺で雪が増えてくるが、歩きに支障ない程度。
山王帽子山山頂に到着。景色はない。
ここから膝上から股までツボ足になる場面が増え、
ペースは落ち、疲労も蓄積していく。
スノーシューは用意していたが、車にあえて置いてきてしまった。
この日は一日中雲の中で景色を望めず、ひたすら目に見える範囲で山と向き合う。
小太郎山からは痩せ尾根で、東側が雪庇になって両側切れている。
ここがこの日の核心ですが、それでもアイゼンが必要なほどツルツルのアイスにはなっておらず、適度にツボ足でグリップできる。
でもピッケルは手にして痩せ尾根を通過。
この時点で予定時間よりもだいぶ遅れていたので、戻って撤退するべきか、山頂を経由して予定通り降るかを頭で考えながら歩いていた。
太郎山山頂も越えると徐々にガスが濃くなって、御花畑のところでホワイトアウトになり、あとはGPSに頼って脱出。
それでも一歩歩くごとに雪の落とし穴にはまるのは、精神的に厳しいものがあった。
途中微かに雪が降っていた。
何度も雪にはまりながら降って、ようやく林道に出る。
林道に出ても単調な道が1時間以上も続き、なかなか気持ちが内向きであった。
日没時間ほぼちょうどに駐車場に着。
この日はこの山域に誰一人会うことはなかった。
すぐにやしおの湯に車を走らせ、汗流し、夕食は佐野SAで帰路についた。
景色もなく、精神的に、身体的に厳しい山行であったが、身体を使い切りやり切った感は得られたかな。
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