畳平〜乗鞍岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 522m
- 下り
- 520m
コースタイム
天候 | 10月18日(土)晴れ 10月19日(日)晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
先日の降雪が残っておりまさかの雪山体験状態でした。アイゼンやストックがなくても登れますが恐怖を感じる方は軽アイゼンくらいあると安心できると思います。実際アイゼンを装着している方や途中で下山されている方もいらっしゃいました。バスも旅館ももう営業が終わりに近付いていますが今後行かれる方は要注意です。 気温は日が出ていると暖かいですが15:00過ぎからはどんどん気温が下がります。宿泊した銀嶺荘もとても寒くすぐにお風呂に逃げ込みました。星空観察、ご来光共に3000m峰なのでそれなりの準備を。 |
写真
感想
昨年は爺ヶ岳に両親と一緒に登りましたが、非常に喜んでくれて早々に第二弾の話になりました。しかし、なかなか休みが合わず結局夏は行けずに延びていた家族登山。爺ヶ岳は確かに楽しかったですが、少々辛そうでかわいそうだったので、先月妻とご来光バスで来た乗鞍岳を行き先に選びました。
初登山となる妹もいたので、今回の旅でやりたかったこと(体験させてあげたかったこと)を三つに設定しました。
一つ目は、何より「頂上に行くこと」。天気に恵まれ北アルプスが端から端まで全て見える登山道、3000mを越える山頂、稜線の景色と雰囲気。解放感。風はやさしくガスも出ず、登山者も少ない最高のロケーション。皆の幸せそうな表情に心が嬉しく弾みっぱなしでした。泊まりにすることでバスも気にせず、自然と日帰り組の少し後を追っかけるような時間になるので常にガラガラ。大成功。
二つ目は妹の念願だった「天の川」。空気が澄み、比較的天候の安定した時期だからこそ泊まってでも見せてあげたかった。日帰りでも登れるけど、帰ったら見えない満天の星空。大正解。
三つ目は「ご来光」。テレビでしか見たことがない両親と「ご来光」という言葉自体知らない妹。僕が初めて見るまでに20回近く朝を使ってきた「ご来光」。この山はツアーバスが出るほどのご来光スポットですがそれは九月末までの話。今月は始発がもう日の出後なので宿泊した人しか見れません。そのため、前回は行列で途中までしか行けなかった大黒岳はなんと僕ら以外に一組のみの計六名。まわりも見る限り各頂上にその位の人しかいませんでした。三人とも言葉を失い、ただただ自然の雄大さ、美しさに感動していました。僕はその横でみんなが元気なうちにこんな素晴らしい時間を過ごすことができる幸せを味わっていました。こんなことでもない限り、考えもしないことだと思いますが、山の力はすごいです。大成功。
来年も絶対、みんな元気にそろって山に行こうと決めて下山。二日目の登りバスは団体さんがいるのか多かったです。体力に合わせて、目的に合わせて、一緒に来てくれる人を喜ばせられるように、一緒に生きている人に恩が返せるように、また良い山探しに行こうかな。みなさんの山行記録を参考にさせていただきながら。
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