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Yamareco

記録ID: 5376620
全員に公開
トレイルラン
京都・北摂

予行演習を兼ねて半鯖(梅ノ木〜出町柳)・杉峠からバリルート

2023年04月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
07:54
距離
44.3km
登り
1,402m
下り
1,602m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
0:00
合計
7:54
8:46
45
スタート地点
9:31
9:31
61
10:32
10:32
7
10:39
10:39
40
11:19
11:19
215
14:54
14:54
20
15:14
15:14
31
15:45
15:45
25
16:10
16:10
30
16:40
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
出町柳7:45発の朽木行きの京都バスにて乗車。葛川梅の木で下車。
コース状況/
危険箇所等
オグロ坂への九十九折りでは倒木多し。
オグロ坂九十九折り途中で一番酷かった倒木。跨げず潜れず。
オグロ坂九十九折り途中で一番酷かった倒木。跨げず潜れず。
杉峠から少し先にある謎の開けた場所。電波塔跡?
杉峠から少し先にある謎の開けた場所。電波塔跡?
黒い鐘。ここから右折して、石垣沿いに元来た道を戻る方向に。数十m進んで赤いテープを目印に左折して稜線上の道を進む。
黒い鐘。ここから右折して、石垣沿いに元来た道を戻る方向に。数十m進んで赤いテープを目印に左折して稜線上の道を進む。
途中あちこちでヤマツツジが見頃だった。
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途中あちこちでヤマツツジが見頃だった。
百井峠近くに出る。降り口が見つけられなくて困る。
百井峠近くに出る。降り口が見つけられなくて困る。
降り口を逆に見た所。木の根を足掛かりにすれば、上り下り出来る。
降り口を逆に見た所。木の根を足掛かりにすれば、上り下り出来る。
眼下に車道が見下ろせる。
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眼下に車道が見下ろせる。
斜面は崩れやすく、根っ子伝いに進むのも苦労する。
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斜面は崩れやすく、根っ子伝いに進むのも苦労する。
平らな道は良いのだけど、一面トゲトゲの草に覆われている・・。
平らな道は良いのだけど、一面トゲトゲの草に覆われている・・。
特に成長した草はトゲトゲの凶暴さも半端ない。
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特に成長した草はトゲトゲの凶暴さも半端ない。
トゲトゲエリアを抜けても、最後に青い網からの脱出にも苦労する。
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トゲトゲエリアを抜けても、最後に青い網からの脱出にも苦労する。
鞍馬でおにぎりとヨモギ餅で一服させてもらって、本当にありがたかった。
2
鞍馬でおにぎりとヨモギ餅で一服させてもらって、本当にありがたかった。

感想

5月21日に、鯖街道ウルトラマラソンに出ることになった。
初めは半分の半鯖コースからと思っていたが、空きが無いので、いっそのこととフルコースに出ることにした。
今回は予行演習ということで、梅ノ木から出町柳の半鯖コースを走ることにした。
このコースは2年半前にも走っているが、その時と比べてどれくらい脚力が上がっているかの確認も兼ねて。

出町柳から坊村行きのバスは、ほとんど登山かランニングの格好をしている人ばかり。座席は全て埋まり、数人立っている人もいた。もっと人が多ければバスの増便もあるけれど、これくらいだと増便は無い。少し早めにバス停に着いておいて良かった。

オグロ坂峠への九十九折りは、倒木がかなり多かった。6折れ目間近にある独特の杉の木手前では、乗り越えるのも潜り抜けるのも困難な倒木あり。斜面を這いあがった。どうにもならない倒木はそれ一本だったが、大会当日もこのままだと渋滞しそう。

八丁平でおにぎり2つ補給。八丁平の湿地帯を離れて、二ノ谷に降りるところ、これまで道標に従って大崩落地帯を抜けていたが、今回は道標無視して直進し、作業道経由で二ノ谷へ。大分遠回りだけど、正規ルートはやはり安心。

集落を抜けて、滝谷山への登り。毎回トレイルが川の様になっているが、前日の雨の割には思っていたほど酷くは無かった。滝谷山前後のアップダウンは、歩きを交えつつそれなりに走ることが出来た。杉峠到着は、スタートからちょうど4時間後。

ここからは、花背峠に出て、劇坂の舗装路を鞍馬まで一気に駆け下るのが正規ルートだけど、足に負担がかかるばかりで新しい発見も無さそうだし、前々から気になっていたバリルートに挑戦することにした。

杉峠から左斜め方向に車が通れそうなしっかりとした道が付いている。その道を進んでしばらく行くと、てっぺんに謎の開けたスペースに出る(電波塔跡?)。ここから、稜線上を通り、百井峠まで行く道を10年以上前に逆ルートで通ったことがあった。以前には無かった鐘を過ぎ、直進しかけて道が無いことに気づいて戻り、赤い目印を辿って行くと、稜線上を辿れるルートに出れた。所々オレンジ色のテープが付いている。テープとアプリ(山旅ロガー)を頼りに稜線上を進む。傾斜がきつい所も多く、一部登り返しもあるが、ほとんど人が来ないような自然林の中を歩くのは気持ちいい。

10年以上前は、百井峠から斜面を這い上って稜線上に出たが、逆方向から来ると、百井峠に直下降する手前になだらかに傾斜が付いている斜面があり、目印のテープもその方向へと導いてくれる。道路に降りる段になって道との段差が1mくらいあって降りるのに苦労したが、木の根っこを階段代わりにして道路に降りる事が出来た。

予定では、そこから舗装路を鞍馬方面に向かうつもりだったが、道路を渡った先に、更にテープが付いており、地図で見ると登山道は記されていないものの、いくつかピークが記載され、稜線上に歩けそうな雰囲気があった。せっかくなので、足を踏み入れてみることにする。

間もなく鉄塔を過ぎる。マウンテンバイクのような轍があるが、こちらも自然林の下を歩く中々感じの良い道。テープとアプリで確認しつつペース良く進む。ヤマツツジの紫色があちこちに見られて元気づけられる。

順調に進んで、地図上で実線の付いた辺り、山道から開けた林道っぽい場所に出る。朽ちてもいないしっかりとしたベンチも置いてある所まで来て、後は舗装路まで楽チンだと思っていたが、ここからが大変だった。林道を進むと、樹木が伐採された後の開けた斜面に出る。斜面は乾燥していてずり落ちそうになるが、木の根っこも大して支えにならないので一歩一歩に手間取る。更に、行く手の道上にトゲトゲの草が覆うようになる。帰宅後調べたらニガイチゴと思われるが、一度トゲに捕まれると、それを外そうとして別のトゲに捕まる、本当に手強い相手だった。30m下には車道が見えているというのに、身動きが取れずに遭難してしまうような恐怖感があった。何とか難所を突破し、ようやく目の前に車道という段になっても、青い網に囲われて出られず難儀したが、何とか乗り越えられる場所を見つけられて脱出。指先から手の甲、腕の一部から血が滲み、トゲも刺さったまま、這う這うの体で鞍馬へと向かった。

鞍馬でおにぎりとよもぎ餅で一服し、そこから出町柳まで最後のラン。鴨川河川敷を残り1km切った辺りで土砂降りに見舞われたが、橋の下で雨宿り出来てセーフ。ゴールの出町柳まで、スタートから7時間45分ほど。半鯖のタイムとしてはセーフだけれど、フル鯖ではとても間に合いそうにないペース。バリルートで大分タイムロスした分を加味しても、フルを時間内に走り切るのは厳しいと改めて実感した。

杉峠から百井峠までのバリルートは、十分に歩き応えがある良いコースだった。時間さえ許せば、花背峠経由の舗装路よりも何倍も楽しめる。百井峠から鞍馬までのバリルートも、大部分は稜線上歩きでトレイルを楽しめるが、最後の最後でイバラの道が待っていることを考えると、他人にはお勧めしかねる感じかな。

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