おっかねぇ〜!【槍ヶ岳】 奥丸山の大展望台


- GPS
- 11:21
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,606m
- 下り
- 2,588m
コースタイム
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 11:22
05:42 白出沢出合
06:26 滝谷
07:00 槍平小屋
08:16 千丈乗越分岐
09:17 飛騨乗越
09:30 槍ヶ岳山荘
09:55 槍ヶ岳ピーク
10:55 千丈乗越
12:17 奥丸山
14:21 中崎山
15:39 新穂高、下山
天候 | 超ド快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<<槍ヶ岳・奥丸山 変化に富んだコース>> ★飛騨沢コース 整備されています。 槍平小屋まで凍結箇所は無く問題ありません。 千丈分岐から上は雪が積もってましたが数センチ程度(アイゼン必要無し) 今年一番の冷え込みと10mの風が吹いて寒かったです(防寒対策を) 槍ヶ岳ピークのピストンですが、日陰部分に雪が少々ある程度で、凍結しておらず問題なかった。 槍ヶ岳山荘は11月2日までの営業です。 槍平小屋は冬季休業です。 ★奥丸山 中崎尾根コース 奥丸山まで見晴らしの良い快適な尾根道でした。 わさび平・左俣林道分岐より中崎山までの区間は、道標は無くあまり歩かれてないようですが、最近なのか笹刈りされており明瞭な踏み跡でした(迷う心配は無いと思います) 中崎山から新穂高へ下る道は明瞭ですが少し迷い易い箇所がある(笠見平付近) 道幅は細く木橋は荒れており、急斜面の下り坂で滑落の危険性があるので注意。 新穂高登山指導センターに登山届けあり。 トイレあり。 水場あり(槍平小屋の水場は撤去されていた) コンビニはありませんが、栃尾にはスーパー(Aコープ)があります。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉(新穂高の湯は紅葉見事な露天風呂・夜のライトアップの紅葉は綺麗でした) 栃尾温泉(荒神の湯は熱めの湯で体がよく温まる露天風呂) ★紅葉情報 新穂高付近が見頃でした。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
2014もあとわずか
雪が降る前に北アルプスにでも登っておきたい。
で、どの山かというと、今年3度登った槍ヶ岳を選びました。
大菩薩嶺全山縦走を歩いた影響で、少しばかりの筋肉痛と疲労があった。
こんなことは去年も度々経験したので馴れている。
と、まあ! こんな感じで日帰りで挑んできました。
前日の夜は今年一番の冷え込みで、ここ新穂高も氷点下3℃はあったのだ。
寒くて寝れないと思ったけど、毛布や羽毛の寝袋でなんとか快適に睡眠できた。
朝暗い時刻に新穂高を出発したが、クルマの外は凍える寒さ。
ロープウェイ前を通り、白出沢まで長い林道歩きとなる。
大菩薩嶺の疲労で歩調もゆっくりだが、次第に歩くのも馴れてきて普段通りのペース。
飛騨沢コースをどんどん進んでいく。
毎回思うのですが・・・飛騨沢コースは稜線の西斜面にあり、暗い時間に出発すると、稜線までずっと日陰で寒いのだ。
今年一番の冷え込みにくわえ、谷から吹き上がる風でさらに体感温度が下がる。
あまりの凍える寒さに下山しようかと思ったぐらいです。
でも、こんな晴天になのに下山したら、アホですね(笑)
稜線の雪も日陰部分がほとんどで、歩くのには問題なかった。
冬仕舞いの真っ最中の槍ヶ岳山荘に到着。
入口は東側にあって寒さをしのげて、日差しが温かい。
さあ! 穂先を空身でピストンです。
岩陰に薄っすら雪が積もってるのが見えるが問題なさそう。
登っていると、道に少々雪が積もってはいたが、凍結してなくてよかった。
晩秋、晴天の中、待望の槍ヶ岳に登頂。
もちろん私独り占め♪
2014年、超最高の大パノラマを存分に楽しみました。
山荘に戻って西鎌尾根を目指す。
千丈乗越にて西鎌にするか、まだ歩いたことのない奥丸山の中崎尾根を行くかで迷った。
日帰りで西鎌も行けないこともないが、昨日の疲れもあり中崎尾根に決定。
初の道なので楽しみでした。
いざ歩いてみると、槍・穂高連峰の見晴らしが良いし、道も明瞭で歩き易いのに驚いた。
奥丸山に着くと360度遮るものもない大絶景。
登る人は少なくマイナーな山だけにビックリ仰天の山頂。
ここはお勧めですよぉ〜♪
この先、わさび平・左俣林道分岐まで歩きやすい。
分岐には「中崎山を経て新穂高へ」道標がある。
左俣林道に出て新穂高まで歩くのは嫌なので、ここはマイナーの中崎尾根を歩くことにした。
こちらの道も最近整備されたのか、笹刈りされて明瞭な踏み跡でした。
中崎山ピークは三角点があるだけで、樹林に囲まれ何も見えない。
早々に下山開始。
ほどなく行くと、地図にある笠見平。
以前あった木道は朽ち果て迷いそうな道でした。
慎重に踏み跡を辿れば問題ないが・・・?
ジグザグに切った細い道を高低差500m、新穂高まで一気に下ります。
急な斜面なので滑落に注意してください。
工事車両や飛騨沢の音が聞えてくると下山はあと少し。
新穂高ロープウェイが見えて、やっとこさ無事下山しました。
今回、凍える寒さで厳しい槍ヶ岳でしたけど、今年一番と言うほどの晴天に恵まれて大満足しています。
それに・・・大展望台の奥丸山は最高の収獲でした。
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