芦別岳(新道コース-夏道ピストン)
- GPS
- 07:55
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,509m
- 下り
- 1,502m
コースタイム
天候 | 晴れ(ちょっと強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
20台くらい停められる駐車スペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆新道コース登山口〜見晴台 ・完全夏道。危険個所なし。 ◆見晴台〜半面山 ・雪が出てくるので板が履ける。 ・とはいえ時々雪切れがあるので手で持ってやり過ごす。 ・帰りはトラバース気味にほぼ滑って下山できる。 ◆半面山〜芦別岳 ・急登が多くズルズルのザラメだったので担いでアイゼンで登った。 ・雲峰山〜芦別岳までのルートは痩せ尾根で右側には雪庇が張り出しているので注意。できるだけ左を歩くべき。 ・芦別岳山頂は狭い岩稜帯なので南側から巻く感じでアイゼンを外して登った。 ◆スキー滑走 ・芦別岳直下の北斜面はちょっと急だが緩んでいれば格好のスキー向け斜面。 ・雲峰山は東側から巻くようにして熊の沼まで降りれる。 ・半面山は少し登り返して鶯谷まで尾根をトラバース気味に滑走。 ・850mの見晴台まで滑って終了。 |
写真
感想
北海道遠征3日目は未踏の二百名山である芦別岳へ。
正直ノーマークでどんな山なのか、山スキー向きなのかどうかもわからないが富良野に近いので雪は多そう。
今日もS君、Mさんと同行する。良くも悪くも「この山に登りたい!」という強い意志がないので二人の意見を聞きながら選んだ山のひとつがここだった。
この時期でも滑れるかもしれないということでダメ元でスキーを担いで登ることにした。
登山口に到着するも雪の気配は全くない。ちょうど同じくらいのタイミングでスタートする登山者さんが数人いたがみんな登山装備。
山スキー装備で歩いているのがちょっと恥ずかしい。まあ最悪体力づくりということで割り切ろう。
スタート地点が320mくらいで夏道を伝って登っていくが一向に雪は出てこない。
800mを超えたところでようやく少しずつ雪が出てきた。
850mの見晴台でようやく登山道が隠れるくらいに雪が増えてきた。切れるかもしれないが板を履く。
ズルズル落とされるザラメでグリップが悪い。下からの照り返しで暑いが風は冷たい。頭が混乱しそうだ。
半面山を過ぎると完全に雪山だった。シールハイクが疲れてきたので雲峰山から芦別岳までは担いでいく。
ずっと板を担いできたので肩が痛い、だが山頂直下の大斜面を見た時苦労して担いできて良かったと思った。これはきっと報われる。
スタートから5時間弱で芦別岳登頂。思ったよりかかった。
大雪山や日高山脈の景色が素晴らしい。風は寒かったが視界は良好だった。
二百名山初登頂も嬉しいが今日はなにより滑りが楽しみ。絶対楽しいザラメが待っている。
ツボ足の二人は先に下ってもらい安全地帯までたどり着いたのを見届けてから滑走開始。
昨日のオプタテシケも素晴らしかったが芦別も素晴らしかった。二人に見送られてトラバース気味に熊の沼まで滑り降りた。
スキーだと雲峰山に登り返さなくていいので楽ちんだ。
今日は3人パーティで登っているので途中で二人を待ちながらのんびり下山。ひとりだと黙々と下山作業に没頭するしかないが3人でワイワイと話しながら歩いていたらあっという間に登山口に到着した。
たまにはこういう山行もいいかも。
下山後は十勝名物の豚丼をいただいてご満悦。ダメ元で担いでいったスキーが無駄にならなくてよかった。
他にも谷ルート等面白そうなルートがありそうなので機会があったら再訪してみたいと思った。
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