思い出の御在所岳 「中道 → 一ノ谷新道」 《鈴鹿シリーズ》
- GPS
- 05:57
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 747m
- 下り
- 737m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 6:45
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・国道477号沿い登山者駐車場を利用 ・6:00頃到着時はガラ空き、登山出発時までには満車に ・パトカーが巡回し、路肩駐車を見回っていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは中道、下りは一ノ谷新道を選択しました ●中道 ・よく整備されていて、歩きやすい道です ・キレットなどの岩場では慎重に ●一ノ谷新道 ・斜度がやや急で、なかなか本格的な登山道です ・段差の大きい場所がありました ・ロープ場も何ヶ所かありました ・木の根が張り出しているところでは、つまづかないように注意しました ・道しるべの赤いサインがしっかりとありました 子供の視点では道が分かりにくい場所もあったそうです |
その他周辺情報 | ●下山後の温泉 アクアイグニスに行きました そんなに混雑していなかったと思います 大人:600円、小人:300円 |
写真
感想
今から30年以上前の小学4年だった頃の11月のある日、親に連れられて御在所岳に登ったことがあった。
父親の仕事の関係で当時住んでいた名古屋市から、名鉄・近鉄・三重交通バスと乗り継いで湯の山温泉までやって来たのだった。
若い頃は山岳会にも入っていたらしい登山経験者の父は、「ちょっと急だけど距離が短いコースに行ってみよう」と言って、自信ありげにどんどんと進んで行く。
一緒にバスを降りた他の登山者達は皆、別のルートに進んで行くのに・・・
父が選んだのは、たぶんバリエーションルートか上級者向けのコースだったのだと思う。(本谷か表道か・・・)
前後に人は全くいない。
時々、木の幹や枝に赤いサインがあるものの、やがて道はだんだんと荒れてきて急峻に。
軟弱者でヘタレ少年の私は、ついに急斜面の岩場で恐怖感から足がすくみ、身動きがとれなくなってしまった。
なんでこんな所へ連れてくるんだ・・・
べそをかいている私に、「帰りはロープウェイに乗せてあげるから」と励ます母。
こんな思いをするなら、登山なんて2度とゴメンだと思いながら、やっとの思いで山頂に到着したのだった。
ところが下りも、「ゴメンゴメン、帰りは易しい道で下ろう」と、何事もなかったように笑いながら言う父に負け、結局裏道を延々と歩いて下山。
ロープウェイには乗せてもらえず、全身クタクタに疲れ果て、混雑した電車に揺られて帰宅し、ヘタレ少年には散々な1日が終わったのだった。
●久しぶりの御在所岳
ここしばらく、毎週のように結構な勢いで歩いていたので、次はのんびり歩いてみたいと思っていました。
週末はなかなかの好天予報。
秋の鈴鹿シリーズ、今週はどこに行ってみようかと考えていると、予定が空いていた小6の娘も珍しく一緒に行くことになりました。
そこで、今回は子供の頃の思い出がある、御在所岳を選んでみました。
一緒に本格的な山歩きをするのは2年ぶりではないかと思います。
体力的にも体格的にもすっかり成長し、登りも下りも危なげなく進んでいました。
季節が少し戻ったかのような風もなく穏やかな晴天の下、山上からの展望が素晴らしかったです。
ゆったりとした素晴らしい1日を過ごすことができました。
そろそろ標高1,000mあたりでも雪の時期になってきますが、この秋山シーズン、あと1〜2回(できればもっと)鈴鹿山系の未踏部分を歩くことができたらと思います。
さて、上記のような父も、もう74歳。
定年後は悠々自適に、日本各地だけでなくヨーロッパやネパールなどまで足を運んでトレッキングを楽しんでいましたが、だんだんと慢性の持病が進行。
2年前の南アを最後に、山歩きの方は引退となりました。
今は、実家へ行くときに私の山行画像を持って行くと、自分の山行経験と重ね合わせ、楽しそうに眺めています。
今回の、娘と御在所岳に登った話をしたら、あの時の無茶な山行を思い出すでしょうか・・・
おかしなもので、あの頃2度とゴメンだと思った山歩きを、今は自分も楽しむようになっています。
●行動食・水分
○朝食
・ゼリー飲料(アミノバイタル)
○行動食・昼食
・ジャム&マーガリンパン 1
・飴玉 3
・レストランアゼリアでカレーうどん
○水分
・アクエリアス 1.2リットルほど
娘さんとの御在所山行、お疲れさまでした。
この日は天気&気温も良く、楽しい親子山行でしたね。
3120mさんとお父さんとの思い出、私と重なる部分が多々あります。
私の父も若い頃に山岳会に入り、岩、雪、沢、海外と山を十二分に楽しんできて、
子供の頃、私も色々連れて登ってましたよ。
「山登りなんて・・・」って思ってた自分が、まさか親父の背中を追うとは。。。
って感じです(笑)
そんな親父は68才ですが、まだまだ頑張ってますよ☆
こんばんは
JINさんの親父さんも山男さんだったんですね。
エスパースのテントとか、なかなかシブいですよね。
うちのは、なんというかいつも無茶するオヤジで・・・
子供の頃はその他、乗鞍や御嶽にも連れていかれたんですが、すぐ近くで雷が落ちたり、高山病になったり、ホントしんどい思い出ばかりなんですよ(笑)。
それで山はもうこりごりで・・・
それが何十年たった今、自分が山歩きを始めてるんですからねー。
なんで、趣味って親のと似るんでしょうね!?
先日の御在所は、おっしゃるように好天で暖かくて良かったです。
土曜は暇だと言うんで、一応子供も誘ってみたら、珍しく「行く」と返事がありまして。
最初は鎌にも行く気合だったのですが、子供が結構こまめに休憩とるものですから、時間的にも無理しないでおきました。
御在所の辺りもいいですね。
また違うルートも歩いてみたいです。
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