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Yamareco

記録ID: 555696
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

伊豆/天城山

2014年11月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:30
距離
17.2km
登り
1,365m
下り
953m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:57
休憩
0:30
合計
5:27
9:07
104
10:51
10:51
6
10:57
11:00
28
11:28
11:29
17
11:46
11:47
26
12:13
12:14
17
12:31
12:33
3
12:36
12:42
18
13:00
13:00
11
13:11
13:12
25
13:37
13:41
29
14:10
14:11
12
14:29
14:34
0
14:34
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
◆バス
▼往路:修善寺駅⇒天城峠(東海バス、1090円)
8:15 修善寺→8:58 天城峠
http://www.tokaibus.jp/
▼復路:天城高原ゴルフ場⇒JR伊東駅(天城東急リゾートシャトルバス、1000円)
15:15 天城高原ゴルフ場→16:10 伊東駅
http://www.amagikogen.co.jp/
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
危険箇所は無いが天城峠から白田峠の間はどこがルートか解り難い所もあり、赤テープ等に注意していく必要がある。
白田峠から天城高原ゴルフ場の間はルートミスは無いだろうが、東に行く程泥濘が酷い。天城高原ゴルフ場のハイカー専用駐車場トイレ前には泥落とし用の水道がありとても助かる。
◆トイレ
旧天城トンネル、八丁池、天城高原ゴルフ場のハイカー専用駐車場にあり。
伊豆箱根鉄道駿豆線の車窓から眺める沼津アルプス。もう紅葉は標高0mまで降りている。
2014年11月30日 07:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
11/30 7:53
伊豆箱根鉄道駿豆線の車窓から眺める沼津アルプス。もう紅葉は標高0mまで降りている。
修善寺からバスに揺られて45分。天城峠に到着。縦走のハイカーが4名、ハイカー2名、トレールランナー2名と言う所。この後に八丁池まで行くバスがあり、その利用者の方が多いようだ。
2014年11月30日 09:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:01
修善寺からバスに揺られて45分。天城峠に到着。縦走のハイカーが4名、ハイカー2名、トレールランナー2名と言う所。この後に八丁池まで行くバスがあり、その利用者の方が多いようだ。
天城峠BSは伊豆山稜線歩道の起点でもある。そちらも行ってみたいものだ。
2014年11月30日 09:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:05
天城峠BSは伊豆山稜線歩道の起点でもある。そちらも行ってみたいものだ。
トンネルの脇の石段からスタート。
2014年11月30日 09:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:05
トンネルの脇の石段からスタート。
落葉に覆われた歩道をかなりの勾配で登って行く。昨日の雨もあり少々滑りやすい。
2014年11月30日 09:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:09
落葉に覆われた歩道をかなりの勾配で登って行く。昨日の雨もあり少々滑りやすい。
10分で旧天城トンネルに到着。ここには休憩所とトイレがある。
2014年11月30日 09:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
11/30 9:14
10分で旧天城トンネルに到着。ここには休憩所とトイレがある。
落葉がいっぱい過ぎて径が解り難い。こんなに落葉があるので樹々は素っ裸だ。
2014年11月30日 09:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:20
落葉がいっぱい過ぎて径が解り難い。こんなに落葉があるので樹々は素っ裸だ。
バス停から20分の登高で天城峠に到着。
2014年11月30日 09:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:25
バス停から20分の登高で天城峠に到着。
伊豆山稜線を望む。実に雰囲気良さそうに見えるなぁ。
2014年11月30日 09:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:25
伊豆山稜線を望む。実に雰囲気良さそうに見えるなぁ。
今の所快晴。でも下の方では昨日の雨のせいでガスが多かった。時間とともにガスが上がって来て結果的には展望はもう一つだったのが残念。
2014年11月30日 09:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:26
今の所快晴。でも下の方では昨日の雨のせいでガスが多かった。時間とともにガスが上がって来て結果的には展望はもう一つだったのが残念。
ガイドマップ用の立派な箱があるが残念ながら中身は空っぽ。登山ポストは見られなかった。
2014年11月30日 09:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:27
ガイドマップ用の立派な箱があるが残念ながら中身は空っぽ。登山ポストは見られなかった。
伊豆山稜線の最初の峰の三蓋山かな?
2014年11月30日 09:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:31
伊豆山稜線の最初の峰の三蓋山かな?
森の主のようなヒメシャラ。
2014年11月30日 09:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:39
森の主のようなヒメシャラ。
天城峠まで標高を上げた後はゆったりとしたアップダウンがひたすら続く。
2014年11月30日 09:45撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:45
天城峠まで標高を上げた後はゆったりとしたアップダウンがひたすら続く。
まるで裸体が林立しているようで艶かしいヒメシャラの林。
2014年11月30日 09:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 9:50
まるで裸体が林立しているようで艶かしいヒメシャラの林。
ワサビ田。この手前で古いトラバース路が閉鎖されて高巻き径が付けられているが少し解り難い。
2014年11月30日 10:07撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
11/30 10:07
ワサビ田。この手前で古いトラバース路が閉鎖されて高巻き径が付けられているが少し解り難い。
走るにも楽しそうな径がずっと続く。
2014年11月30日 10:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:09
走るにも楽しそうな径がずっと続く。
なんの実だろう?
2014年11月30日 10:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:19
なんの実だろう?
水生地歩道への分岐の道標があったが、ほぼ廃道の模様。99年の地図でも破線だった。
2014年11月30日 10:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:29
水生地歩道への分岐の道標があったが、ほぼ廃道の模様。99年の地図でも破線だった。
大見分岐点からコマドリ歩道入口に寄った辺り。
2014年11月30日 10:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:31
大見分岐点からコマドリ歩道入口に寄った辺り。
ツツジのトンネルだろうか?
2014年11月30日 10:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:43
ツツジのトンネルだろうか?
左の尾根とほぼ同じ高さになってきた。八丁池も近そうだ。
2014年11月30日 10:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:47
左の尾根とほぼ同じ高さになってきた。八丁池も近そうだ。
上り御幸歩道入口。
2014年11月30日 10:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:48
上り御幸歩道入口。
建屋が見えたと思ったら八丁池の公衆便所だった。ここを越すと八丁池が見えて来る。
2014年11月30日 10:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:49
建屋が見えたと思ったら八丁池の公衆便所だった。ここを越すと八丁池が見えて来る。
八丁池。花の季節も好いのだろう。
2014年11月30日 10:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:56
八丁池。花の季節も好いのだろう。
西の端が芝生の園地になっていて絶好のランチポイントになっていた。今度Y子を連れて来るか。
2014年11月30日 10:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 10:57
西の端が芝生の園地になっていて絶好のランチポイントになっていた。今度Y子を連れて来るか。
でも万三郎へ急ぐ。白田峠まではこんな感じの緩やかな径が続くが、落葉のせいもあってルートが解り難い所もあった。
2014年11月30日 11:06撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 11:06
でも万三郎へ急ぐ。白田峠まではこんな感じの緩やかな径が続くが、落葉のせいもあってルートが解り難い所もあった。
ブナとヒメシャラの透けた森が続く。依然として走るにもとても気持ちの好いルートだ。
2014年11月30日 11:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 11:18
ブナとヒメシャラの透けた森が続く。依然として走るにもとても気持ちの好いルートだ。
白田峠のガイドマップ。峠、ピークには必ず設置してありとても解りやすい。
2014年11月30日 11:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 11:28
白田峠のガイドマップ。峠、ピークには必ず設置してありとても解りやすい。
白田峠から径が尾根の南側に着くようになるがぬかるみが目立つようになった。落葉が少ないせいかも?
2014年11月30日 11:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 11:35
白田峠から径が尾根の南側に着くようになるがぬかるみが目立つようになった。落葉が少ないせいかも?
万三郎岳が見えてきた。
2014年11月30日 11:39撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 11:39
万三郎岳が見えてきた。
透けた森が明るくて気持ち好い。
2014年11月30日 11:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 11:42
透けた森が明るくて気持ち好い。
戸塚峠に着いた。八丁池から急いだんで40分。漸く貯金が出来た。
2014年11月30日 11:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 11:46
戸塚峠に着いた。八丁池から急いだんで40分。漸く貯金が出来た。
漸く富士山に巡り会えた。しかしこの後はガスに覆われて二度と望むことができなかった。
2014年11月30日 11:48撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 11:48
漸く富士山に巡り会えた。しかしこの後はガスに覆われて二度と望むことができなかった。
「ヘビブナ」と呼ばれているそうだ。縦走路から北に100mの所にある。
2014年11月30日 12:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 12:08
「ヘビブナ」と呼ばれているそうだ。縦走路から北に100mの所にある。
森の若い生命。
2014年11月30日 12:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 12:09
森の若い生命。
再びブナとヒメシャラの森。
2014年11月30日 12:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 12:10
再びブナとヒメシャラの森。
小岳。ベンチが幾つか設置されていて休憩ポイントになっている。
2014年11月30日 12:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 12:13
小岳。ベンチが幾つか設置されていて休憩ポイントになっている。
万二郎が見えてきた。背景は海だ。
2014年11月30日 12:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 12:16
万二郎が見えてきた。背景は海だ。
片瀬峠から南北に延びる径は廃道の模様。
2014年11月30日 12:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 12:19
片瀬峠から南北に延びる径は廃道の模様。
万三郎への最後の登り。勾配は緩いのだがキツい。
2014年11月30日 12:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 12:24
万三郎への最後の登り。勾配は緩いのだがキツい。
万三郎岳に到着。
2014年11月30日 12:35撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/30 12:35
万三郎岳に到着。
万三郎岳を過ぎると下界が近い感じがする。ゴルフ場からの声が聞こえるせいか。
2014年11月30日 12:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 12:43
万三郎岳を過ぎると下界が近い感じがする。ゴルフ場からの声が聞こえるせいか。
シャクナゲのトンネル。流石にシャクナゲコース。
2014年11月30日 12:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 12:49
シャクナゲのトンネル。流石にシャクナゲコース。
こちらは馬酔木のトンネル。ぬかるみは東に行く程酷くなる。
2014年11月30日 13:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 13:09
こちらは馬酔木のトンネル。ぬかるみは東に行く程酷くなる。
馬の背からの東伊豆の眺め。山から海が見えると気分が高揚する。一番奥には須崎が見える。
2014年11月30日 13:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 13:16
馬の背からの東伊豆の眺め。山から海が見えると気分が高揚する。一番奥には須崎が見える。
馬の背の露岩から万二郎岳。右下には稲取の風力発電施設が見える。
2014年11月30日 13:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 13:17
馬の背の露岩から万二郎岳。右下には稲取の風力発電施設が見える。
ブナとヒメシャラの林はまだ続きますよ。
2014年11月30日 13:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 13:23
ブナとヒメシャラの林はまだ続きますよ。
万二郎岳の手前からの万三郎岳の眺め。
2014年11月30日 13:27撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 13:27
万二郎岳の手前からの万三郎岳の眺め。
万二郎岳に到着。もう先は見えているのでのんびり休憩を取った。
2014年11月30日 13:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/30 13:30
万二郎岳に到着。もう先は見えているのでのんびり休憩を取った。
箒木山への径も廃道。
2014年11月30日 13:38撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 13:38
箒木山への径も廃道。
ガレ場から降りて来た万二郎岳を望む。
2014年11月30日 13:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 13:55
ガレ場から降りて来た万二郎岳を望む。
ガスが晴れて遠笠山も見えてきた。
2014年11月30日 13:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/30 13:55
ガスが晴れて遠笠山も見えてきた。
ゴルフ場に到着。
2014年11月30日 14:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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11/30 14:23
ゴルフ場に到着。
撮影機器:

感想

天城は縦走すべしと思い天城峠から歩いてみた。紅葉の時季は過ぎてしまっているがブナとヒメシャラの美林が緩やかな勾配の中でずっと続き楽しい山旅だった。展望が余り無いのが玉に瑕。天城峠から西に延びる伊豆山稜線も気持ち好さそうでそそられるなぁ。

昨日の雨のせいで伊豆山地よりの平地には霧がまとわりついていたが、駿豆線に乗って三島から紅葉の沼津アルプスや冠雪した富士山の眺めを楽しませて貰った。富士山は里で一雨降る毎に白さを増して行く。終点の修善寺で降車して天城峠行きのバスの発車時間までは6分しかないので余り余裕は無い。東海バスの券売所でおばちゃんから天城峠までの切符を買ってバスに乗り込んだ。

バスに揺られて45分で天城峠バス停に到着。途中道の駅天城越えにも停車したが、ここまでクルマで来てバス利用と言う手もあるかもしれない。天城峠バス停からは落葉の積もった急登の径を登って行き、10分で旧天城トンネルに、20分で天城峠に到着する。天城峠で径は左右に別れて八丁池、万三郎岳は左に行く。西に行くのは伊豆山稜線歩道になるが、こちらもたおやかな稜線が続いていて実に魅力的だ。金冠山まで28kmと言う距離がネックだが、やっぱり一度行ってみたいものだ。

天城峠までは急登だったがここまで標高を上げると緩やかな上りになる。10分程登るとそれは美しいヒメシャラとブナの林に出逢った。ヒメシャラの幹に触れると冷やっとする。それにしても白い幹のヒメシャラの林は艶かしさが漂う。天城峠から八丁池まで5.7kmと結構長い距離になるが、終始この美林の中を行く。沢音が近づいて来てやがて沢と平行に歩道が進むようになり、ワサビ田が見えてきた。この辺りでトラバース路から径が付け替えられている所があるが、少し解り難い。沢の末端のワサビ田をグルリと廻って更に右に廻って行く。だんだんと左手に見えた尾根が近づいてきて八丁池が遠くないと思わせてくれる。寒天駐車場からの歩道が出合うところで上り御幸歩道入口の標識がある。ここから1分も行くと八丁池の公衆便所の建屋が見えてきた。そして下って行くと八丁池が見下ろすことができる。八丁池の西の端は芝生の緑地が広がりくつろげる場所になっている。これまで同じバスに乗って来た3人と縦走路を離れて静かな山旅だったのだが、ここに来ると突然のハイカーの多さに驚く。寒天駐車場にクルマを停めて子どもを連れて来るのも良さそうだ。

でも八丁池で時計を見るとちょうどコースタイム。これでは15:15のバスには間に合わないではないか、と言うことで小休止も早々にして先を急ぐ。ほぼ平らな径、しかも広々としていてルートを見失いそうな所もままある。けれど実に気持ちの好い樹林帯だ。適当に透けて陽が良く当るのも気持ち好さの一つだろう。白田峠までは実に走るのにも快適な縦走路が続く。こんな縦走路は他には無いだろう。寒天駐車場をベースにして上り下り御幸歩道を巡って白田峠までを追加する、と言うコースでトレールランニングはどうだろうか?妄想モードではこうだが、実際走れるところは少し走りながら時間を稼いだ。白田峠から登山道はやや南斜面に付けられているが、少しぬかるみが目立ち始めた。戸塚峠まで八丁池から40分で辿り着いて貯金することができた。

戸塚峠からいよいよ登りかと思ったが100m程を一気に上り詰めるとやがて平坦になり、ヘビブナの道標に行き当たる。縦走路から北に100m程行くとヘビブナがある。縦走路に戻りすぐに小岳に至る。小岳山頂でも10人位のハイカーが休憩時間を楽しんでいた。ここから万三郎岳が良く望まれる。下って片瀬峠に出てまた一登りして天城山地の主峰たる万三郎岳に達する。この後も美しい林は続くが石楠立を前にしてシャクナゲの密度も濃くなる。石楠立を過ぎると馬酔木のトンネルに出合うが、花の頃に来ればまた美しいのだろう。万二郎岳の手前のピーク馬の背からは南面の眺望が秀でている。東伊豆の海岸線が美しい。また万二郎岳も大きく見える。

万二郎岳からは更に酷くなったぬかるみ径の下りを辿り45分で天城高原ゴルフ場に出る。やはりゴルフ場から万三郎を往復しただけでは天城の良さの半分も享受できないと感じた。天城山の良さはブナとヒメシャラの美林にあり、天城縦走路の西側にこそそれらが詰まっている。八丁池周辺はぜひまた訪れたい。更に加えるならば天城峠から西へ伊豆山稜へも辿ってみたいと言う想いを強くした山行だった。




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