会津の真ん中、志津倉山へ

2023年06月10日(土) [日帰り]

• GPS: 03:35
• 距離: 4.5km
• 登り: 577m
• 下り: 572m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:30

9:04 志津倉山登山口
9:07 9:08 細ヒドコース分岐
9:25 9:33 二子岩分岐
10:16 10:18 最後の水場
10:49 10:49 三本松
11:02 11:03 ブナ平
11:11 11:27 志津倉山
11:54 11:58 糸滝
12:31 12:31 細ヒドコース分岐
12:34 志津倉山登山口

天候

曇り、三島町の最高気温25℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・先週日曜日が山開きで、広く整備されていました
・でも地形の関係上、怖い痩せ尾根や歩きにくいトラバース区間があります

写真

6/10 8:54

100km以上のドライブを経て、会津宮下側から登山口に着いた。

6/10 9:04

林道の脇から登山を開始する。案内板。

6/10 9:06

「志田正美氏を偲ぶ」真上に鐘があった。

6/10 9:06

裏側。「志津倉山に道を開き、その存在を世に知らしめた功績はこの大山塊と共にある」

6/10 9:09

すぐに分岐に出くわした。左に進み時計回りのコースを選んだ。

6/10 9:11

ジメジメした時期の定番、ギンリョウソウ。

6/10 9:18

しばらく渓流沿いに進んだ。小さな滝や渡渉もあった。

6/10 9:22

フタリシズカ。

6/10 9:25

雨乞岩が目の前にある場所に来た。

6/10 9:27

幅300m、高さ400mほどのスラブ状の岩盤が剥き出し。クルマ移動中もチラ見できた。

6/10 9:28

二段構成というか下の方は白い岩。そして雪渓で蓋がされている。

6/10 9:26

北向きなので撮り方が難しい。晴れていると日陰になってしまう。

6/10 9:28

ピナクル（小塔）のようで怖い。

6/10 9:47

続いて急登を登っていると、二段構成の境目が目線の高さで見えた。

6/10 9:49

岩肌にズーム。

6/10 9:50

縞模様にズーム。

6/10 9:56

道は雨乞岩から東に離れた。やがて向かいの斜面にも剥き出しの岩が見えた。たぶん猫啼岩。

6/10 9:57

鎖を頼りに一枚岩をトラバースする箇所。

6/10 9:59

こんなに剥き出しではゼンマイも生えない。

6/10 10:05

気が付かぬうちに二子岩コースを選んでいたようだ。標高900m前後のトラバースが続いた。

6/10 10:04

岩と樹の根が同じ色！

6/10 10:07

岩と苔の質感に注目した。

6/10 10:09

ラショウモンカズラ。

6/10 10:13

最後の水場付近でオトメエンゴサク。

6/10 10:23

「最後の水場」を通過すると標高差300mの急登に変わる。

6/10 10:29

「シャクナゲ坂」のところでアカモノを発見。

6/10 10:30

またドーム状のスラブが現れた。雨乞岩より一つ東側の谷になる。

6/10 10:31

スゴい急登。

6/10 10:33

そして右手が切れ落ちている。落ちたら死ぬ高さに感じた。

6/10 10:36

崖に向かって突き出た岩。この左側に落ちると死ぬし見つけてもらえない。

6/10 10:36

崖に咲いていた花。あまりジロジロ見てられない。キジムシロ属のようだが。

6/10 10:40

なんかコピーしたような二本の水流。

6/10 10:42

そしてスパッと切れ落ちた登山道右側。このドーム部分を屏風岩というらしい。

6/10 10:50

標高1100mの三本松に着くと緊張から解放された。

6/10 11:06

頂上稜線は平和で落ち着いたブナの森だった。

6/10 11:11

そのまま山頂に到着。1234mで覚えやすい。

6/10 11:12

北側が開けているけど今日は曇り空。移動してきた盆地も見えない。

6/10 11:22

飯豊も見えないので、目印のない見知らぬ山ばかり。会津宮下駅は真ん中の山の奥か？

6/10 11:24

北西に見えたこれは御神楽岳っぽい。自分の居るところより高かった。

6/10 11:32

帰路も「さっきまでの崖はどこに行った？」的な穏やかな森だった。

6/10 11:36

ユキザサ。

6/10 11:50

沢と合流するところでエノキタケ（虫ビッシリ）。

6/10 11:54

葉っぱに何かできものがある。

6/10 11:57

糸滝。

6/10 11:59

涼しい。

6/10 12:02

糸滝の先でこのような階段あり。岩に打込んである。

6/10 12:09

大きなブナ。

6/10 12:11

これも新緑の一種か。

6/10 12:15

岩から生えたようなブナ。

6/10 12:16

ギンリョウソウ。

6/10 12:22

これはタニギキョウ。

6/10 12:22

タニギキョウの花。

6/10 12:26

深いブナの森はいろんな表情を見せてくれるのだった。

6/10 12:36

無事に下山した。

6/10 12:49

駐車場には記帳用ノートの他に”かしゃ猫の笛”が売られている。

笛と美女峠の地図。人の歴史を知るのも面白い。

帰りは初めて見る只見川を写真に撮ったり、

安座集落の低標高スラブ地帯を訪れたり、

同集落にあるオトメユリ群生地を見て回った。

”会津らしさ”を存分に感じた一日だった。

撮影機器：

D5600 ボディ ニコン

感想

りがとみ〜ぬ

雨乞岩に圧倒されたあと急登→トラバース→急登と続いて飽きさせないコースでした。後半は東北の奥深いブナの森を体験できました。
行程は短くても見所がギュッと詰まっている山でした。

このくらいの移動時間＋登山の時間であれば、何度でも訪れて他の山にもいろいろ登れそうです。会津がグッと近くなりました。