戸台（南ア）上ニゴリ沢
@436
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 774m
- 下り
- 761m
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標高グラフを拡大コースタイム
駐車場（2:00）出合（0:45）堰堤（小百合沢分岐）（0:45）F1
（計3:30）
F1（0:30）出合（1:15）駐車場
（計1:45）
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
戸台大橋〜丹渓荘〜駐車場間に落石が数個あり |
写真
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金網にへばりついた氷壁
これ、の〜〜ぼろっと♪
感想
戸台（南ア）上ニゴリ沢
今回も相棒とタイミングが合わず、連泊はできなかったが
戸台（南ア）上にごり沢に行くことにした
計画では・・・
林道終点〜出合〜小百合沢F1、F2〜南アルプス林道〜上ニゴリ沢F2、F1〜撤収下降
結果は、さてはて・・・
とほほのほ〜・・・
★2015年1月30日（金）
2000KTCと合流し、出発〜久居IC〜伊勢湾岸道〜東海環状道〜中央道〜
2300小黒川SA、着
ビール1本を開けて明日の健闘を祈る
車中泊
★2015年1月31日（土）
0500起床、出発〜伊那IC〜R152〜美和湖〜仙流荘〜丹渓荘〜
0630戸台口登山道ゲート前駐車場、着
駐車場には1番のりだったので、どう停めていいのかちょっと迷った
※仮設トイレが意外と綺麗で良かった
※仙流荘を過ぎ、戸台大橋分岐以降、道路幅は狭くなる
丹渓荘への分岐後はさらに慎重に運転する必要がある
タイヤチェーンがあると心強いだろう
ちなみに・・・
仙流荘の隣のバス停を懐かしく思った
北岳を登山した時に利用したっけなあ〜
ちなみに・・・
戸台大橋手前の駐車スペースには、1台も停まっていない
そりゃあそうか・・・もう1月も終わりだから尾勝谷塩沢も
もう積雪で登攀できないのだろう
0700登山口、発
登山届をポストに入れて出発
0715堰堤（えんてい）
0730廃墟
右岸に廃墟がある
アルミ梯子を使った簡易的な橋を通過して対岸に渡る
ん・・・
渡渉を試みるも滑る、深い！
さっきのアルミ梯子を渡って戻り、その上流側の浅く狭い場所を渡渉
左岸に大きな岩がポツンとある
その頂部には石碑？っぽいのがある
岩には小さな橋もかかっている
なんだろう？？？
その後も渡渉を数回し右岸の林道にあがる
この辺りは右岸、左岸の岩壁の傾斜が強い
登山道のある右岸は落石があっても不思議ではない感じだ
0815白岩堰堤（第1）
0820白岩堰堤（第2）
地図にもある立派な堰堤が2連続
階段を登って通過
その後は、広い河原の雪原を歩く
右岸沿いの登山道がじょじょに左岸沿いに変わっていく
0845堰堤（地図には「第1号床固」と記載）
右から通過
通過後は右の稜線を何度も観察
上部の南アルプス林道を明確に確認できなかったが
金網がチラっと見えて雪壁？氷壁？っぽいのが見える
0850上ニゴリ沢出合？？
小移動しながら、双眼鏡で上部を確認する
しかし、ここ目的の出合なのか断定はできない
地形と地図を見比べてもう少し上流側に歩くことにした
0940角兵衛沢？歌宿沢？分岐手前付近
ここで協議
進路の正面（戸台川上流）には、甲斐駒ヶ岳南の双児山？？が見える
左上には鋸岳の稜線と第2尾根、第3尾根が見える
現認可能な地形と地図から現在地を判定し、ここでUターン
0950上ニゴリ沢出合
先ほどの場所に戻ってきた（1時間のロス）
地図上だと旧登山道との合流付近だ
出合から少し沢に上がって登るとピンクのテープが確認できた
うっすらと残った踏み跡がある
これらを頼りに沢を登っていく
1030二俣
わかりづらい二俣を左へ進む
1045堰堤（鉄製で錆びており、満杯で崩壊しかけている）
左から巻いて登ると小百合沢のF1が100mほど向こうに見えた
直進するには、ラッセルで30分はかかりそうだ
そのままわずかに残る踏み跡をたどって分岐を右へ登る
※堰堤上部を左へ進むと、小百合沢F1
1115樹林帯を抜け、沢上部の視界が開ける
出合の手前からチラっと見えた金網とその下部に氷瀑が見えた
しかし急登とラッセルに苦労する
二人で交互にラッセルをする
見えているのに近づかない
息は上がるが、近づけない
1130F1基部
呼吸を整え、ここで登攀準備を整える
自分達は、まだ「上ニゴリ沢F1」と気づいていない（笑）
アックスを握り登攀開始の直前・・・
ん〜〜〜〜・・・・・
やっぱり妙だ・・・
「本のコピーに写ってた写真、ちょっと確認してみて」とKTCに依頼
「やっぱ、その写真とここって似てる気がするよね？」と2人
F1左端の垂直部の氷は未発達で似ていないが、その他は全体的に酷似！
な〜〜んだ！
これがF1か・・・
つーか5時間のアプローチでこれかよ？！
ショックだ・・・
KTCがノーザイルでいいでしょ？って珍しく言うので
ザイルなしで、登攀する
★F1登攀
下部は70度以下のナメ状を適当に登攀
上部の80度ぐらいの5mぐらいは緊張〜〜
落ちタラ・・・落ちレバ・・・
「タラレバ」に心が支配される前にいっきに登攀！
下のKTCは「右から登りまーす」と言って見えなくなった
結果、彼は登攀をエスケープ！
おーい！ラッセルマシーンかーい！笑
F1登攀後は、南アルプス林道の舗装路まで激しい肩〜頭ラッセルだ！
ひと足先にラッセルで林道に出ていたKTCが、東の小百合沢を見にいく
自分もようやく林道にでた
お！視界良好！
トポ図にあったF2が正面の林道の岩壁、落石防止の金網の向こうにある
が・・・
氷が張りだし、雪が積り金網を越えても登攀不可能と判断
林道はガードレールの高さぐらいまで積雪がある
KTCが果敢に先頭を行く！
膝ラッセルだ
彼は登攀より、ラッセルに頼もしい（笑）
緩やかな右カーブを曲がったら、そこには金網をまじえた氷瀑があった
登攀可能と判断し、登攀する
5時間かけて、F1の1本だけの登攀なんて悔しいもんね
★金網の氷壁（仮称）登攀
1本目：436号のリード
��4級15mをノーテンで登攀
後半は金網にフッキングでWeb登攀（笑）
2本目：TRでKTC
Newピックに交換しての登攀
先週までのスッポ抜けは無く、調子がいいようだ♪
※ここで2人組のクライマーが登って来た
彼らは、上ニゴリ沢F2の場所を確認し、下降していったようだ
3本目：TRで右端の細い氷柱
八ヶ岳の湯川以来の氷柱登攀だ
アイゼンのモノポイントが上手くきまらない
アックスで打ち込むと氷が割れる
悪戦苦闘！
墜落、テンション数回！
不甲斐無い登攀を終えて失意の中、回収完了
なさけなーーーい（泣）
ビレイありがとーー！
前腕売り切れ〜〜
時間切れ〜〜
帰ることにした
※アックスを打ち込む場所は氷柱の端だと割れやすいので注意
※アイゼンのモノポイントは左右の爪が邪魔をしてきまりにくいので注意
※細い氷柱は足が開けないので、体全体のバランスが難しい
※ピックの延長線下にアイゼンか？
1420金網の氷壁、発
懸垂下降
1430F1基部、着
登攀装具、撤収！
1445F1、発
シリセードで一気に下降
その後もどんどん下降
1455小百合沢分岐
5名？のクライマーが登攀中だった
こんな時間まで・・・
1515出合
テントが2張りあった
なるほど・・・
さっきの彼らはテント組だから、この時間でも登攀していたようだ
羨ましい〜〜
1630駐車場、着
1650駐車場、発
戸台大橋付近までは、道路上に落石が数個あり気の抜けない道路だ
じご復路は往路の逆順
2200帰宅
交通費￥9500（高ッ！）
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