【子連れ百名山46】絶望感を感じた笠ヶ岳 水分不足でピンチになった笠ヶ岳

2023年09月02日(土) [日帰り]

• GPS: 18:17
• 距離: 25.7km
• 登り: 2,308m
• 下り: 2,306m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:53
• 休憩: 5:25
• 合計: 18:18

0:45 新穂高温泉バス停
0:56 1:00 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
1:16 1:16 お助け風穴
1:30 1:30 中崎橋
1:42 1:48 笠新道登山口
3:23 3:23 ブリキベンチ
3:53 4:05 天然クーラー(木の根)
4:18 4:36 天然クーラー(岩間)
5:44 6:16 杓子平
7:25 8:46 笠新道抜戸岳分岐
8:47 8:47 笠新道分岐
9:23 9:23 抜戸岩
9:43 9:44 笠ヶ岳テント場
9:56 10:21 笠ヶ岳山荘
10:32 10:48 笠ヶ岳
11:00 11:54 笠ヶ岳山荘
12:01 12:01 笠ヶ岳テント場
12:14 12:14 抜戸岩
12:48 12:58 笠新道分岐
12:58 12:58 分岐指導標（仮称）
13:46 13:47 抜戸岳分岐
13:51 14:03 抜戸岳
14:10 14:10 笠新道抜戸岳分岐
15:23 15:39 杓子平
16:18 16:28 天然クーラー(岩間)
16:38 16:48 天然クーラー(木の根)
17:01 17:01 ブリキベンチ
17:56 18:10 笠新道登山口
18:22 18:22 中崎橋
18:35 18:35 お助け風穴
18:49 18:52 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
18:59 18:59 中崎山荘 奥飛騨の湯
19:03 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

20時30分に新穂高の駐車場に到着。既に9割駐車。
登山客との雑談で22時半に着いた時には、満車で鍋平になったそう。

写真

9/2 2:57

薄雲に反射するムーン！

9/2 5:08

陽が昇ってきた

9/2 5:13

9/2 5:13

絶景！

9/2 5:51

杓子平からの絶景

9/2 5:51

美しい笠ヶ岳

9/2 5:52

9/2 6:08

しつこいけど絶景

9/2 6:09

9/2 6:18

9/2 6:18

9/2 6:24

ここからが・・・一番キツイ

9/2 6:25

9/2 6:54

9/2 6:54

9/2 6:56

上空高いとこに薄雲があるものの
本日は一日中、北アルプス全体ガスに覆われることのない
絶景の日でした

9/2 7:26

9/2 7:27

1か月前に登った薬師と黒部五郎

9/2 7:27

黒部五郎

9/2 7:27

薬師

9/2 7:27

笠ヶ岳が遠く感じる

9/2 7:27

9/2 7:29

抜戸岳分岐で息子待ち。
1時間待つことになるとは・・・

9/2 7:30

9/2 7:30

9/2 8:48

笠の素晴らしき稜線

9/2 8:54

杓子平を見下ろす

9/2 8:56

9/2 8:57

バテバテ

9/2 8:57

9/2 9:00

9/2 9:07

9/2 9:07

9/2 9:19

抜戸岩

9/2 9:21

9/2 9:28

いよいよ最後の登り

9/2 9:29

9/2 9:29

中央は大好きな水晶岳

9/2 9:29

9/2 9:32

9/2 9:32

遅れはじめる息子ちゃん

9/2 9:42

頑張ってますよ(-_-;)

9/2 9:45

もう足が上らないっす

9/2 9:56

やっと・・・

山バッチと冷えたコーラを購入

9/2 10:03

歩いてきた稜線

9/2 10:04

9/2 10:04

ラスボス

9/2 10:05

この後、息子到着。
デポして山頂へ

9/2 10:33

やっと・・・登頂！
ホントにきつかった

9/2 10:33

9/2 10:33

9/2 10:34

360度　絶景

9/2 10:37

乗鞍と御嶽

9/2 10:37

焼岳

9/2 10:37

穂高連峰

9/2 10:37

槍〜大キレット

9/2 10:37

9/2 10:37

抜戸岳への稜線

9/2 10:37

9/2 10:37

左から赤牛、水晶、鷲羽、野口

9/2 10:38

薬師

9/2 10:39

黒部、薬師、剱、立山、赤牛

9/2 10:40

少し遅れて
来た来た

9/2 10:40

白山

9/2 10:42

です

9/2 10:42

9/2 10:48

9/2 10:49

無事下山をお祈り

9/2 10:03

笠ヶ岳山荘で水1L200円を購入し、カップ麺を食す。
各々、残の水分は水1.5Lと持参した700mmのコーラ。
下山だから足りるし、途中、ルート変更により鏡平で購入すればよいとのことで、追加の水1Lを購入せず下山開始。
これが判断ミスの始まり・・・

9/2 12:01

さーよーなーらー

9/2 12:47

笠新道分岐

9/2 13:04

息子の強い要望で笠新道を避け、弓折乗越経由に安易に変更。
これが苦しみの始まりとなった

9/2 13:07

振り返って笠の稜線。

この先の秩父岩の先で
引き返すことに、、、

9/2 13:38

引き返しています

9/2 13:52

ついでに抜戸岳に寄りました

9/2 13:52

9/2 13:39

判断が甘かったのは、往路は急登だったが夜中に登っており、休憩の度、汗冷えして思った以上に水分を消費しなかった。
しかし結果、無駄となった稜線歩きと日差し、上昇した気温、笠新道の下りも蒸し暑く、みるみる水分がなくなっていった・・・

9/2 18:08

いきなり下山。
バテバテで写真を撮る元気がなかった

9/2 18:05

命の水。
朝は出ていなかったのに・・・
助かった！！！！！！！
美味しかった

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

10ch

遂に笠ヶ岳日帰りピストンにチャレンジ。
噂通りの笠新道。特に杓子平から抜戸岳分岐までが非常にきつかった。
比較的、急登好きの自分とは正反対で、息子はまったくペースが上がらない上に
夏休みの自宅引きこもり（笑）で鈍った脚力はどうにもならないみたいで、常に息子にペースを合わせて進も、抜戸岳分岐では1時間位、息子を待つことに・・・
息子は帰りに笠新道は嫌と言い出す。笠ヶ岳山荘でも30分位待つことになった。
笠新道からの槍穂高連峰は見事。雲一つない絶景。それより絶景と思ったのは急登を登り切り杓子平からの笠ヶ岳とその稜線。凄すぎる絶景。感動！感動！
抜戸岳分岐からの稜線も見事だった。
帰りは息子の提案で弓折乗越経由で下ることを試みるも・・・秩父岩のピークから先のアップダウンを見て引き返し、地獄の笠新道で予定通り下ることに・・・
あれだけ嫌がっていた笠新道の下り、予想を反して息子のペースはいつも通りで、3時間半で下山出来た。

大反省は鏡平で水を補給する予定だったので、笠ヶ岳山荘では1Lの水しか購入しなかった。長ーい、長ーい激下りでも容赦ない日差しと蒸し暑さで二人とも水分不足に・・・笠新道入口まで約1時間くらいのとこで水分はあとわずか・・・
自分は大汗かきなので、脱水症状気味。本当に危なかった。
笠新道入口の水はヤマレコで枯れている情報通り、行きは出ていないかった。
水分を求めてわさび平小屋まで逆戻りして水分を購入するつもりでいたが・・・
な、な、なんと笠新道入口の水がホースからジャブジャブ出ていた。
おそらく1L以上がぶ飲みした。ホントに助かりました。
確かに激下りはキツかったが、それよりもガブガブと水を飲みたい！そればかり考えて下っていた。

新穂高に着く前に日が暮れ、真っ暗になったがなんとかヘッデン無しで無事に登山を終えることができた。

笠ヶ岳は北アルプスの端にあり独立峰として、美しい山だが、やはりキツイ！

今までの登山で最長の登山時間となった。
家に着いたのは24時前、。ほぼ24時間起きていた・・・

今回の教訓は
登山では何が起きるかわからないから、水分は補給できるとこで必ず満杯にする。
大汗かきなので多いかな？位の量も持つべき。
途中でのコース変更は調査不足もあるのでやめる！

最後に、、、
14時の抜戸岳山頂！
これからCT4時間以上の笠新道の激下りと1時間の林道歩き。もの凄い疲労感と予想通りとなった水不足の不安。
2800mで絶景の槍・穂高連峰を見ていた時の、あの絶望感は忘れない！

【杓子平からの笠ヶ岳稜線】




【抜戸岳分岐からの360度展望】







【笠ヶ岳山頂】

コメント

wakabac

お疲れでした
息子の希望で昨年より山登りを始めましたが
自分は息子を10分？いや5分待てません💦
待ってられる秘訣はありますか？
最近は（息子は自閉）と自分で言い聞かせて待てる様に心がけているつもりではいますが
先行で行って待ってる事を出来るのは何年後になるか（悩）

10ch

wakabacさん　こんにちは！
昨日の登山により全身筋肉痛で階段の上り下りも辛い状況です。
秘訣ですかぁー
秘訣というより安全の為というのが一番です。
我が家も小４から登り始めていますが、徐々に高山になっていき
例えば熊とか、野生動物が多く生息している所とか、ヘッデンをつけての夜間・早朝登山とか
多くなればなるほどですね。
ヘッデンを点けているときは完全に息子のペースに合わせて一緒に登山しますし
ちょっと危険かな？という場所では息子が来るのを待ちますし
何よりも他の登山客も多く、そんな危険な場所じゃないとこは
自分のペースで登って、先に行って待っているという感じです。
あくまでもふたりで登山に来ているので、それが当たり前と個人的には思っています