記録ID: 5925468
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
奥多摩・高尾
【多摩百山】赤指山をテン泊で登る男
2023年09月10日(日) 〜
2023年09月11日(月)
A93Ot4MFH
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:12
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,419m
- 下り
- 1,372m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:04
2日目
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 5:42
▼実際はこの山行ではかなり小まめに休憩を入れている。最近は休憩時間もできるだけレコに正確に反映させるため、休憩地点を手動で挿入することが多かったが、今回は重い荷物を背負って赤指尾根を利用する人にしか参考にならない山行でレアケースなので、その様な修正は行わず休憩時間は巡行時間に含まれたままの形でUPしてしまう。
▼登った山リストから、千本ツツジと上ノ山を削除、コースタイム上の通過点からも千本ツツジを削除
▼2日目、通過点として峰谷渓流釣場バス停が表記されているのは、ヤマレコアプリが私の道迷いを正確に拾った結果であるため修正しない。
▼登った山リストから、千本ツツジと上ノ山を削除、コースタイム上の通過点からも千本ツツジを削除
▼2日目、通過点として峰谷渓流釣場バス停が表記されているのは、ヤマレコアプリが私の道迷いを正確に拾った結果であるため修正しない。
| 天候 | ▼山行数日前に、台風13号から変わった熱帯低気圧の影響で、関東地方は大気が不安定だったみたいで、かなり纏まった雨が降っていた。大雨で登山道がダメージを受けることを心配し、山行出発直前まで、奥多摩方面の過去数日の降雨量をチェックしていた。交通量が少ないことから整備が行き届いていない可能性がある赤指山を下山ルートとして山行に組み込んでいたので、降雨量の多寡は重要な情報と考えていた。やや強めの雨が降った瞬間はあったみたいだが、例えば線状降水帯が発生し短時間に100mmを超える様な降雨はなかったと判断し、山行を決行することにした。山行する2日間は、奥多摩には雨は降らない予報となっていた。只、台風と違って熱帯低気圧の進路予想はどの予報も出さないことから、熱帯低気圧が衰弱しながらもまだ存在しているのか、完全に消滅してして天候への影響力はなくなっているのかわからなかった為、雨が降らないという予報も完全に信用できないまま自宅を出発した。 ▼奥多摩までの電車内で放映されている天気予報でも、山行1日目の天気を確認する。奥多摩は雨が降らないとはなっていたが、群馬県境に近い埼玉は21時以降雨の予報となっていた。予報で雨が降る埼玉地域と奥多摩とでは、そこそこ距離はあるにも関わらず生来悲観的なモノの見方しかできない気質故、勝手に群馬県境という情報を取り除き、埼玉と奥多摩は近いからなあとこれまた勝手に不安になっていた。 ▼奥多摩駅からバスに揺られること数十分、時刻通り留浦BSに到着した。まだ夏のような強さと明るさを持ち合わせる陽射しが肌に痛い。早く樹林帯に避難しなければという思いに駆り立てられそうになったが、雲取までは長丁場。心拍数を130近辺に抑えられるペースを保つことに腐心した。鴨沢BSを過ぎ、まだ樹林帯に入る前だったと思う、ツクツクボウシが鳴いていた。一昔とは明らかに違う昨今の気候を受け入れ丁度その季節というべきなのか、やはり昔に比べて大分遅いと思うべきなのか？前回の山行同様、結論が出ないツクツクボウシ論争が頭の中で繰り広げられた。 ▼樹林帯に入ると幾分涼しい気がするが、湿度は低くないようだ。ゆっくりとしたペースにも関わらず汗が噴き出る。やがて上半身から垂れて登山ズボンベルト付近を激しく濡らし始めるのだった。水の消費速度も想定より早い気がした。 ▼堂所を過ぎるまでは陽射しはあったと思う。将門伝説7番目の解説板がある広場で2回目の休憩を入れる。17�圓僚杜未砲發笋蕕譴燭�、暑さと湿度にも体力を削がれ始めている。10分程度の休憩では疲労は回復しなくなってきた。それでもノロノロと重い腰をあげ、再度歩き始める。この時点ではまだ、雲取山を目指している。 ▼この頃富士見ターンという名前が付いたらしい屈曲点以降、傾斜が急になることはわかっていたにも係らず、精神に大ダメージが入る。ザックのハーネスが我慢し難い痛みを伴い肩に食い込む。フラフラになりながら、マムシ石を過ぎる。七ツ石小屋下分岐がなかなか現れないことに精神の均衡を保てず、ついに登山道脇にへたりこんだ。この時点で陽射しはなくなっており、かなり重そうな雲が上空に垂れこめていた。 ▼へたり込みながら、この先どうするかを考え始めた。この疲労度合だと、雲取山荘まで辿りつけないのではないか？動けなくなっての救助要請は絶対に避けたい。大腿部にも不安がある。仮にゆっくり歩けたとしても、小雲取手前の急登で足が攣ってしまうのではないか？なんか天気予報と違って雨降りそうな空模様だし。雨の中のテント泊なんて、最悪だろ？とまあ、色々撤収を正当化する理由を並べていたということです。そして、一度撤退を決意し本当に引き返し始めた。その挙動は、ログの軌跡にも記録されている。 ▼引き返しす中、今度は本当に撤収していいのかという考えが頭をもたげてくる。後悔しないのか？と。よく考えろ。確かに雲取に行くことは大事な要素だが、最大の目的はテン泊することだろう？ならば、雲取山を断念しても、ここからすぐの七ッ石小屋でテン泊しても目的は達成できるし、翌日の赤指山も、随分と楽に踏むことができる。七ッ石小屋が一杯だったら、その時に引き返せば良い、次善策でも今山行目的の本質であるテン泊を達成できるのであれば、それを検討せずに撤退は絶対に後悔する。これが最終結論となり再度踵を返し、七ッ石小屋へ向かうことにした。 ▼七ッ石小屋まではもう長くないが、ソコソコ急な傾斜がきつい。それでも新たな目的が出来たことでへたり込む前とは明らかに気持ちが違う。克服できた。やがて七ッ石小屋着。小屋番から当日テン場に空きがあることを確認、続けて天気の行方も尋ねる。雨は降らない予報、降っても本降りにはならないだろうとのことで、増々雲が重くなる中、雨天テン泊も覚悟していたが、気持ちが楽になり即座に料金を支払いチェックインした。 ▼疲労感を抱えながらのテント設営は中々捗らない。屈むたびに体が悲鳴を上げる。テント張りの練習をして大分経つので、張り方を忘れてしまっている部分もある。遅々として進まないが、それでも1時間近く、いやそれ以上かもしれない、掛けてなんとか設営を終えた。張り終えたテントの中にはすぐに入る気がしなかった。蒸し暑そうとの先入観がそうさせた部分が大きいが、陽射しが全くなく外にいても暑さや痛さを感じなかったことも大きかった。汗を拭き落とし着替えもした。猫の様子や小屋周辺の探索、休憩のために立ち寄った登山客と会話をしながら、ゆっくりと過ごす。本来、七ッ石小屋からは富士山が見えるとの情報を得るが、この雲の厚さではそれは望めないことは火を見るより明らかだったので、富士山の方角を見ようとすらしなかった。実は過去に七ッ石小屋から富士山が見えることは経験済みで、当日はすっかり忘れていたが以前のレコを見るとここから富士山を撮影していた。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2730605&pid=42626eef29f74998e9d27f8c13af637a ▼何もしない幸せを噛みしめる。途中で諦めて帰らなくて良かったとも思った。時はゆっくりと、しかし確実に過ぎてはいく。16時を過ぎてだろうか？「ガスが大分濃くなってきましたね」今日一緒にテン泊することになるお隣さんの言葉だ。いつの間にかダウンを着込んでいる。私はまだ寒さは感じていないが、夜は冷えるかもなと、山の上にいることを改めて自覚した。 ▼山小屋ではスマホの電波が入ることに気づく。贔屓にしているプロ野球球団が勝利を収めたことを知り、数ヵ月振りにアルコールを摂取、行動食の柿ピーをつまみとした。その後、夕食のラーメンを湯がく。まだこの時期、小屋周辺には虻をはじめ羽虫が沢山いる様だ。トンボは里に下りてしまったのか存在感がなかった。羽虫に気を付けてテントに入室する。蒸し暑さはないが気温はまだ低くない。寝袋には入らず、横になる。羽虫の羽音が意外に大きく聞こえる。テントフライにぶつかる虫も多数いたが、テント内侵入はない確信があったので、不快感なく他人事の様に聞いているうちに少し微睡んだかもしれない。 ▼次第に暗くなってくる。同時にテント底面や側面がしっとりしていることに気が付く。結露はないが、明け方にはするかもしれないと考え、拭き取るためのちり紙を何枚か用意した。更に時間が経つ。漆黒の闇。もう羽虫の音はない。肌寒さも忍び込んで来たので寝袋に入った。いつの間にか眠りに落ちていた。 ▼水滴がテントを打つ様な音で夜中何度か目が覚めたが、雨が降っていると断定はできなかった。また、目が覚めるたびに結露がないか確認するが、テント内部は相変わらずしっとりはしていたが結露はなかった。風は強くなく、寒さは一切感じなかった。持ってきたダウンも使用する場面はなかった。テント傍で鳴く梵天丸の声で目が覚めた場面もあった。 ▼ふと気がつくと午前3時、お隣さんが活動を始めている。元々は4時半起床でアラームを設定していたが、どうせ撤収に手間取るだろうからと自分も活動開始した。バナナとフルグラを腹に押し込んだ後、まだ暗い中ゆっくりと撤収し始める。風が強かったら？雨が降っていたら？こんな優雅な撤収は許されないぞ？実戦を想定した撤収を心がけるべきでは？と呟くもう一人の自分を疎ましく感じながらも、その主張を完全に否定できずに悶々としながら作業を続ける。テントフライはやはり濡れていた。ただ、地面の様子から夜半に雨が降ったという感じはしない。夜露か雨が降ったとしてもパラつく程度のものだったのだろうと、フライをちり紙で拭きながらボンヤリ考えていたら、お隣さんが出発するみたいだ。七ッ石山を登った後、石尾根を下るとのこと、「それは長い山行になりますね、お気をつけて」いつの間にか、ヘッデンが要るか要らないかの端境にある明るさになっている。後姿を見送った。 ▼私の準備も整う。日の出は拝めなかったが、気が付くと薄っすらと富士山が見えた。お世話になった山小屋に一礼して、まずは眼前にある坂を登っていった。15時間以上の休憩と、十分な炭水化物摂取が効いたのか、小屋に転がり込む前の極度の疲労感は解消されていた。一歩一歩坂を上がる。やがて七ッ石小屋上分岐に着く。今まで通ったことのない巻道を選択する。気温はまだ高くないが湿度は高いのであろう、汗ばみ始めるが快調だ。重い荷物もそれほど気にならない。朝靄の中の巻道を進んで行く。途中薄っすらとだが、また富士山を見ることが出来た。朝露を集めキラキラと光っていた蜘蛛の巣も印象的だった。 ▼峰谷分岐着。ここでテント泊のお隣さんと再会した。「稜線を歩くのが正統な石尾根縦走だと思ったが、どうも巻道通行の方が主流みたいだね。稜線では生い茂っていたシダについた朝露で随分と濡れてしまったので巻道に逃げてきた」とのことだった。私は峰谷から降りることを告げ、高丸山付近は木橋崩落の為巻道が通行できないことを情報として提供、お気をつけてと別れを告げた。「お互いにね」と返答をいただく。一晩テントが隣になっただけの隣人は、私より一回りは年上だろうか？テントを担いでいるから荷物もそこそこ大きく明らかに日帰りのそれではない。それでも靄にかすむ石尾根巻道を思っていた以上に力強く機敏に進み、やがて小さくなっていく後姿を、憧憬をもって見送った。私もあのように年を取りたいと。願わくば、60代でも奥多摩深部をテント担いで縦走できるくらいの健康と体力が備わっていてほしいと。 ▼峰谷からは下りが始まる。実はそんなに下調べしていない。しかも荷物も重い。完全なバリルートではないだろうが、鴨沢ルートに比べれば交通量は格段に少ないはずだ。日が昇ったとはいえ、熊の活動時刻にまだ少し被っている。熊鈴とトレッキングポールを装着、熊と傾斜に警戒しながら下り始めた。 ▼警戒していたほど下り勾配はきつくなく、これならいけそうだと少しだけリラックスした。南向きの尾根だから、暗い陰鬱さもない。一番傾斜がきつそうな箇所も、それほど苦労なく下り切った。後は赤指山を踏むだけだなと思った矢先に少しだけ波乱があった。分岐らしき箇所（写真42地点）を通過、分岐する道は踏み跡は濃かったが方角が真逆の為、林業の作業道と勝手な判断をして直進した。すぐに踏み跡が薄くなった。二重尾根に挟まれた谷というには浅い窪んだ場所を進んでしばらくすると、ヤマレコアプリにコースアウトを告げられた。焦りはなかったが、機械に過ちを指摘されるのはあまり愉快ではない。少しテンションが下がる中、本来なら分岐まで戻るのが鉄則だが、大きくコースを逸脱していない確信もあり、登山道があると思われる方角にトラバースを実行、数分後に無事正規ルートに復帰した。 ▼ヤマレコアプリに指摘されなかったら進んでいたであろうP1364を、登山道から見上げて撮影する。樹林帯にいて当日現地では実感がなかったが、写真を見ると稜線付近は明るすぎて白飛びしていることから、山行2日目は朝靄は早々に霧散して、早朝から陽射しが強かったと推測している。 ▼赤指山・峰谷バス停分岐に着く。テン泊の従属物といえばそれまでだが、それでも重要な目的である赤指山をいよいよ踏みに行く。アップダウンの全くない平坦な道ではなかったが、まあ富士見ターンから七ッ石小屋までの勾配に比べれば大分緩やかな傾斜を登ったり下ったりする。途中偽ピークにぬか喜びをさせられ精神にダメージが入ったりもしたが、無事赤指山のピークを踏んだ。 ▼赤指山から先の進路には迷いが生じていた。元の計画は分岐まで引き返すとなっていたが、距離と時間のロスが大きく、赤線繋ぎの視点からも、しばらく尾根上を進みウエンタワを踏んだ後、林道に合流するコースの方が見栄えが良さそうだ。実際その方針で少し進みかけた。ただ、スマホのバッテリーがかなり怪しくなっていたことから、バリ要素がより強そうな尾根道コースを選ぶことは道迷いリスクが増大すると判断し、元の計画通り分岐に引き返すことにした。途中小休止も入れた。 ▼分岐に引き返してからは淡々と下山する。途中登山道が沢の浸食で抉られて崩落している箇所があったりして尾根道コースを選択しなかったことを後悔した場面もあったが、下から見上げた尾根道コースは日当たりが良すぎて暑かったのではと思わせる場面もあり、元の計画を再評価する結果となった。 ▼林道に出るまでの登山道は、樹林帯であったことから少々蒸すことを除けば、痛みを伴う暑さに苦しむことはなかった。只、今山行最終盤の林道ゲート（写真79地点)を通過してからは、日向部分も増え路面のアスファルト舗装からの照り返しも加わって、平野部で感じるのと大差ない暑さに苦しめられることになり、へばりながらの峰谷BS到着となった。峰谷BS到着間際に、再度ツクツクボウシが鳴いていたことを付け加えておく。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
電車: 最寄駅 → 奥多摩駅 バス: 奥多摩駅BS → 留浦BS 【復路】 バス：峰谷BS → 奥多摩駅BS 電車：奥多摩駅 → 最寄駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
▼今回の登山道の情報は、赤指尾根に絞って記載する。鴨沢から七ッ石小屋上分岐までは、利用者の多い整備の行き届いた登山道ゆえ、情報記載は省略する。 <七ッ石小屋上分岐〜石尾根合流部（写真28地点）> ・2カ所木製の桟橋が設置されている箇所がある。桟橋は老朽化が進んでいるようには見えず、しっかりしていたと思う。少々朝露に濡れていたと思うが、ヌメヌメしてコケやカビで滑りやすくなっている箇所は見当らなかった。それ以外は路盤も良好な巻道と総括できる。 <石尾根合流部（写真28地点）〜峰谷分岐> ・幅員こそそれほど広くはないが、路盤もしっかりしており、路面も木の根や岩の露出もなく滑らかで、勾配も緩い非常に歩きやすい巻道。途中眺望が開ける箇所があり、天候に恵まれれば富士山をはじめ関東南部や山梨の山々が楽しめる。 <峰谷分岐〜赤指山・峰谷バス停分岐> ・序盤は普通の尾根道。道標類もしっかり設置されており、道迷いのリスクは低いと思われる。等高線が込み合っている写真39〜40区間の勾配も、急で恐怖を感じる類のものではなく、通常の注意で対応可能。 ・個人的には、写真42地点の尾根から一時的に外れる地点は道迷いポイントと考える。実際私は誤ったルートを選択した。同地点には、守屋の登山詳細図では道標が設置されているように記載されているが、今回私は見つけることが出来なかった。（*）踏跡明瞭な登山道が、今までの進行方向とは真逆の方向に伸びていくが、おそらく九十九折れで尾根を下っていくと思われるので、方角を気にすべきではなかったと反省している。ちなみに、今回の私の様に、尾根が二つに割れて二重尾根の様になりその間にある踏み跡の薄い窪んだ場所を進んでいることに気が付いた場合は、正規の登山ルートから外れているということになる。 【後日再加筆】(*）写真42を改めて見ると、分岐傍の木の幹に、何か巻かれている。ひょっとすると手製の道標かもしれない。 ・P1364への直登分岐にはピンクリボンが付いていた。（写真53参照） <赤指山・峰谷バス停分岐〜赤指山山頂> ・踏み跡は濃くないが、尾根を外さないように進んで行けば、道迷いしそうな箇所はないと思われる。難易度の高い箇所もない。 ・勾配はきつくないが、アップダウンは複数回ある。分岐からしばらく進んだ絶妙なタイミングでに現れる偽ピーク（写真57・64地点）に心を揺さぶられないようにご用心。同地点は、山名プレートに記載された内容から判断すると、赤指山の一部を形成している可能性は否定できない。 <赤指山・峰谷バス停分岐〜林道出合（写真74・75・76・77地点）> ・幅員の狭い片側が切れ落ちているトラバース道。路盤の状態は岩の露出や張り出した木の根、泥濘などはあまり記憶にないことから、それほど悪い類ではないと思われるが、リラックスしては歩けない。 ・写真70地点は、登山道が沢による浸食を受け崩落しており、通過には注意が必要。特に峰谷から赤指山へ登る際は、崩落により段差が大きくなっている部分が下りとなるため、難易度が上がると思われる。 ・峰谷BSで話す機会のあった登山者も、この地点の通過にかなり気を使ったと話をしていた。ただ私の通過方法と大分印象が違うことから、崩落部のどの部分を通過するかによって、更に難易度が高くなるのかもしれない。崩落箇所だけあって道筋不明瞭な為、全員が同じ場所を通過するとは限らないと言うことですね。いずれにせよ要注意地点であることは間違いない。（感想欄参照） ・地形図からもわかる通り、写真73地点近辺から片側が切れ落ちたトラバース道ではなくなり、傾斜もなだらかになり、ホッとリラックスる出来るようになる。 <林道出合（写真74・75・76・77地点）〜赤指尾根登山口> ・警戒していたが、幅員は広くないが格別歩きにくさは感じない普通のトラバース登山道。 ・写真77地点は、現段階では沢による登山道の浸食は浅く、通過になんら支障はない。 <赤指尾根登山口〜峰谷BS> ・長い。想像していたより長い。日当たりが良い部分もそこそこあり、暑い。 ・林道ゲートから峰谷BSまでは、完全に舗装されている。たまに工事車両や地元の方の車の通行もあるみたいだ。 |
| その他周辺情報 | <留浦BS周辺駐車場> ・この時期の雨が降らない予報の日曜日だと、あと2・３台は停められそうだったが、ほぼ満車状態に近いと言う印象。写真2からも、空きスペースがあることが窺い知ることができる。 <小袖乗越村営駐車場> ・満車。ただ、本来通路として使用する駐車場中央部分に駐車している車はなかったため（写真3）、真の満車状態ではなかった模様。真の満車状態イメージ → https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=2730605&pid=6625fef5dc997d3299e1c7483f5b9b72 <七ッ石小屋> ・小屋番の方は若い男性で、朗らかで非常に感じの良い方でした。 ・当日のテント泊人数は、私を含めて2張 ・今回私は色々ルール違反を犯したみたいだ。反省を込めて記載しておく １．テント泊には本来は予約が必要だったみたいだが、今回私は予約なしで転がり込んだ。 ２．テントの設営も、13時以降と定められていたが、それより少し前に設営を開始してしまったみたいだ。 次回以降は気を付けますので、今回はどうぞご容赦くださいます様お願い申し上げます。 <峰谷BS> ・ベンチはあるが日当たりが良すぎて、この時期はバスを待つには暑すぎる。対面にある日陰にレジャーシートを敷いて待つのが吉。近くに清潔に保たれ、手洗い場があるトイレも設置されています。 ▼以下、山行中に他の登山者から入手した参考情報を記載する。 <七ツ石山〜千本躑躅間の石尾根> ・この時期同区間の石尾根上にはシダが繁茂しており、それらに朝露が付着すると歩行する際にかなり濡れる模様。普段であれば寧ろ快適な尾根道と思われる同区間から逃げ出したくなる程度には濡れる模様だ。 <雲取山荘> ・当日のテント泊は４張で空いていたとのこと。この時期でも、翌日が平日である場合は、空いている可能性が高そうだ。 <三条の湯〜雲取山までの登山道> ・（七ッ石小屋で休憩していた人から聞いた話）かなり登山道の崩落が進んでおり、通行に気を使ったとのこと。話の内容からかなりのベテラン登山者とお見受けしたが、その方をもってしても、雲取山から三条の湯には下りたくないと言わしめるほど荒れた状態の様だ。自分には登りでも通行は無理かもしれない。 |
写真
1. おはようございます。これから雲取山荘でのテン泊に出発です。天気予報では、本日雨の心配はそれほどしなくて良さそうです。電車待ちの際、雲がまるで妙義の山並みに見えたので撮影した。
2
9/10 5:05
1. おはようございます。これから雲取山荘でのテン泊に出発です。天気予報では、本日雨の心配はそれほどしなくて良さそうです。電車待ちの際、雲がまるで妙義の山並みに見えたので撮影した。
2. 予定通り留浦BS着。天気はいいが陽射しが痛い。そして荷物が重い。雲取まで道のりは長いですが、ゆっくり進んで行けば必ず目的地に辿り着けると思っていました。この時は・・・
3
9/10 8:02
2. 予定通り留浦BS着。天気はいいが陽射しが痛い。そして荷物が重い。雲取まで道のりは長いですが、ゆっくり進んで行けば必ず目的地に辿り着けると思っていました。この時は・・・
3. ゆっくり進んでいます。小袖乗越駐車場の様子を撮影。日曜日なのに満車です。今日も雲取での山小屋泊やテン泊者多いのかなと思った。
2
9/10 8:42
3. ゆっくり進んでいます。小袖乗越駐車場の様子を撮影。日曜日なのに満車です。今日も雲取での山小屋泊やテン泊者多いのかなと思った。
4.小袖の登山口に到着です。これより本格的な山道の始まりです。気を引き締めて行きましょう。
5. 小袖の登山口から1時間程度経過した人工物のある地点で休憩中です。まだこの時点ではそれほど疲労感は感じていなかったのでが・・・
1
9/10 9:44
5. 小袖の登山口から1時間程度経過した人工物のある地点で休憩中です。まだこの時点ではそれほど疲労感は感じていなかったのでが・・・
6. 13時半、雲取山荘にてテント設営完了。嘘です。途中物凄い疲労感を感じたので、雲取山まで行くのを断念、行程半分くらいの七ツ石小屋に緊急避難と称して転がり込みました。雲取山行きを断念するにあたり色々葛藤がありましたが、その辺は感想欄にでも。
5
9/10 13:25
6. 13時半、雲取山荘にてテント設営完了。嘘です。途中物凄い疲労感を感じたので、雲取山まで行くのを断念、行程半分くらいの七ツ石小屋に緊急避難と称して転がり込みました。雲取山行きを断念するにあたり色々葛藤がありましたが、その辺は感想欄にでも。
7.疲労困憊だとテント設営にも手間取る。練習より大分時間が掛かったが、何とか設営完了。精神的にも余裕が出て来たので周囲にも興味が向き始める。知らなかったが、七ツ石小屋番として有名らしい猫を撮影した。
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9/10 13:25
7.疲労困憊だとテント設営にも手間取る。練習より大分時間が掛かったが、何とか設営完了。精神的にも余裕が出て来たので周囲にも興味が向き始める。知らなかったが、七ツ石小屋番として有名らしい猫を撮影した。
8.名前は梵天丸というらしい。テントが好きで、よく覗きに来るらしい。本日のお隣になった方のテント（写真オレンジ色）を2回ほど覗きに行っていた。私のテントには、真夜中近くで鳴き声がしたので、覗きに来たかもしれないが確信はない。
3
9/10 13:38
8.名前は梵天丸というらしい。テントが好きで、よく覗きに来るらしい。本日のお隣になった方のテント（写真オレンジ色）を2回ほど覗きに行っていた。私のテントには、真夜中近くで鳴き声がしたので、覗きに来たかもしれないが確信はない。
10. なにか動くものでも見つけたのでしょうか？物凄い集中力で、ある方角を凝視していました。とても猫らしい仕草です。
11. 山小屋支配人、梵天丸のトリセツ。結構な数の猫好きの人が、態々立ち寄るみたいですが、誰一人餌をあげようとしていませんでした。流石です。猫は人間の食べ物は食べない方が絶対にいい。そして梵天丸も、餌にはがっついていない模様。
3
9/10 14:08
11. 山小屋支配人、梵天丸のトリセツ。結構な数の猫好きの人が、態々立ち寄るみたいですが、誰一人餌をあげようとしていませんでした。流石です。猫は人間の食べ物は食べない方が絶対にいい。そして梵天丸も、餌にはがっついていない模様。
12. 恐らくお気に入りと思われる場所でひと眠り。悪いことをする人間に出会ったことないのでしょう。私が傍に行っても、全く動じることなく写真撮影を許可してくれました。
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9/10 14:15
12. 恐らくお気に入りと思われる場所でひと眠り。悪いことをする人間に出会ったことないのでしょう。私が傍に行っても、全く動じることなく写真撮影を許可してくれました。
13. 我が家の飼い猫より、近接を許してくれるのがうれしいことなのか、悲しいことなのか。梵天丸の睡眠を妨げるのも不本意なので・・・
2
9/10 14:15
13. 我が家の飼い猫より、近接を許してくれるのがうれしいことなのか、悲しいことなのか。梵天丸の睡眠を妨げるのも不本意なので・・・
14. 七ツ石小屋周辺部を探索。面白いことに、ここら辺の山の引退した山頂標が保管されていました。どういう経緯で保管することになったのか、興味が湧きますね。
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9/10 14:16
14. 七ツ石小屋周辺部を探索。面白いことに、ここら辺の山の引退した山頂標が保管されていました。どういう経緯で保管することになったのか、興味が湧きますね。
16.そういえば、山小屋正面を撮影していなかったのでと撮影した写真。
18. 七ツ石小屋は村営なのですね。そして山行タイトルともマッチするのでこれを代表写真としようかな。
20. 探索終わり。全くやることがない幸せを噛みしめる。因みに、テント内は雑然としているのでルームツアーは無しです。
21. ふとスマホを見ると、電波が入る。この日、贔屓にしているプロ野球球団が快勝したので、祝杯を上げることにした。
22. 2本目、禁酒していたわけではないが、お酒を飲むのは数カ月ぶり。この後、ラーメンを湯がいて食べた後、疲労回復の為、19時台には床に就いたと思う。
3
9/10 17:10
22. 2本目、禁酒していたわけではないが、お酒を飲むのは数カ月ぶり。この後、ラーメンを湯がいて食べた後、疲労回復の為、19時台には床に就いたと思う。
23. 熟睡とまでは行かなかったが、十分疲労は回復できた思う。テント撤収に時間を要すると予想し、午前3時ごろから活動開始、お隣さんも既に活動している。この後七ツ石山登った後、石尾根を奥多摩駅まで縦走するとのこと。作業に迷いがなく、私より先に出発して行かれた。
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23. 熟睡とまでは行かなかったが、十分疲労は回復できた思う。テント撤収に時間を要すると予想し、午前3時ごろから活動開始、お隣さんも既に活動している。この後七ツ石山登った後、石尾根を奥多摩駅まで縦走するとのこと。作業に迷いがなく、私より先に出発して行かれた。
24.朝食準備も含めて、やはり2時間以上掛かってしまったが、元の計画の雲取山荘発より大分時間に余裕が出来た。準備完了、5時半に山小屋を発つ。期待していなかった富士山が見えた。七ツ石小屋からのお餞別を貰った気がした。
4
9/11 5:26
24.朝食準備も含めて、やはり2時間以上掛かってしまったが、元の計画の雲取山荘発より大分時間に余裕が出来た。準備完了、5時半に山小屋を発つ。期待していなかった富士山が見えた。七ツ石小屋からのお餞別を貰った気がした。
25. お世話になりましたという気持ちを込めて撮影しました。さあ本日は、多摩百の一つ、赤指山山頂を踏んだ後、峰谷BSに下山する予定です。
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9/11 5:27
25. お世話になりましたという気持ちを込めて撮影しました。さあ本日は、多摩百の一つ、赤指山山頂を踏んだ後、峰谷BSに下山する予定です。
26. 疲労は大分回復しているとはいえ、やはり七ツ石山近辺の登りは傾斜がソコソコきつい。だが本日のコースは登りはこの七ツ石小屋上分岐までのはず。石尾根稜線には出ず、まだ通ったことない巻き道を選択した。
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9/11 5:35
26. 疲労は大分回復しているとはいえ、やはり七ツ石山近辺の登りは傾斜がソコソコきつい。だが本日のコースは登りはこの七ツ石小屋上分岐までのはず。石尾根稜線には出ず、まだ通ったことない巻き道を選択した。
27. 巻道は概ね良好。ご覧の様な木橋が2つあったと思う。どちらも夜露に濡れて滑るのではないかと警戒したが、大丈夫だった。正直この手の木橋は通過したくないが、いずれやる長沢背稜縦走の予行演習と割り切って渡った。
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9/11 5:39
27. 巻道は概ね良好。ご覧の様な木橋が2つあったと思う。どちらも夜露に濡れて滑るのではないかと警戒したが、大丈夫だった。正直この手の木橋は通過したくないが、いずれやる長沢背稜縦走の予行演習と割り切って渡った。
28. 巻道終わり、石尾根稜線に合流したと思ったのですが・・・
29. 無意識のうちにまた巻道を選択していたみたいです。風景に見覚えがなく、未踏の巻道だと思うので、良しとしました。
30. 石尾根の稜線を見上げる。おそらく前回石尾根稜線を通った際に、緑のトンネルに見えたあたりだろうと思いながら撮影。正解の様です。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=3197841&pid=2e1711474dcbd4c0826e92cd99a7ae41
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9/11 5:49
30. 石尾根の稜線を見上げる。おそらく前回石尾根稜線を通った際に、緑のトンネルに見えたあたりだろうと思いながら撮影。正解の様です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=3197841&pid=2e1711474dcbd4c0826e92cd99a7ae41
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=3197841&pid=2e1711474dcbd4c0826e92cd99a7ae41
31. 巻道には眺望が開けている箇所があり、本日2度目の富士山を拝めました。思わぬ贈り物。これから下る赤指尾根が見えているのかしらね。この写真ではわかりにくいが、大寺山の仏舎利も写っています。
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9/11 5:53
31. 巻道には眺望が開けている箇所があり、本日2度目の富士山を拝めました。思わぬ贈り物。これから下る赤指尾根が見えているのかしらね。この写真ではわかりにくいが、大寺山の仏舎利も写っています。
32. 少しアングルを変えて、大菩薩近辺の山々がファインダーに入る様にしてみた。この写真を代表写真にとも考えたが、山行タイトルと関連性が薄いので採用しなかった。また、赤指尾根はファインダーには入っていないこともわかった。
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9/11 5:54
32. 少しアングルを変えて、大菩薩近辺の山々がファインダーに入る様にしてみた。この写真を代表写真にとも考えたが、山行タイトルと関連性が薄いので採用しなかった。また、赤指尾根はファインダーには入っていないこともわかった。
33. 遠くからも目立って、一瞬道標に見えた朝露を集めた蜘蛛の巣を撮影。一期一会、絶対に戻ってこない一瞬を切り取って記録できたことは喜びである。
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9/11 5:55
33. 遠くからも目立って、一瞬道標に見えた朝露を集めた蜘蛛の巣を撮影。一期一会、絶対に戻ってこない一瞬を切り取って記録できたことは喜びである。
34. この区間（写真29〜35）の巻道は路盤も良好で、木橋などもなく写真31・32地点の様に眺望にも恵まれていてすごく良い巻道だった。
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9/11 5:58
34. この区間（写真29〜35）の巻道は路盤も良好で、木橋などもなく写真31・32地点の様に眺望にも恵まれていてすごく良い巻道だった。
35. 峰谷分岐に到着。ここで七ツ石小屋で一緒にテン泊した人に再会した。また縁があったのがうれしい。少しだけ会話を交わす。内容は感想欄に書くかもしれないし、登山道状況に書くかもしれない。石尾根とはここでお別れです。
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9/11 6:03
35. 峰谷分岐に到着。ここで七ツ石小屋で一緒にテン泊した人に再会した。また縁があったのがうれしい。少しだけ会話を交わす。内容は感想欄に書くかもしれないし、登山道状況に書くかもしれない。石尾根とはここでお別れです。
36. そして、テン泊お隣さんとも今度こそお別れです。石尾根を下っていく後姿を撮影しました。お気をつけて。
37. 多摩百の赤指山を踏むために下り始めました。今のところ、路面も悪くなく傾斜もきつくないかなり快適な登山道、道標も設置されていて整備が行き届いています。
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9/11 6:24
37. 多摩百の赤指山を踏むために下り始めました。今のところ、路面も悪くなく傾斜もきつくないかなり快適な登山道、道標も設置されていて整備が行き届いています。
38. 私設道標なのかな？一瞬倒れていては役に立たないと思ったが、この山道を進む様な人は、おおよその方角は把握しているから、道標の存在自体が進路が正しいことを保証しているわけで、無意味ではないと考えなおした。
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9/11 6:26
38. 私設道標なのかな？一瞬倒れていては役に立たないと思ったが、この山道を進む様な人は、おおよその方角は把握しているから、道標の存在自体が進路が正しいことを保証しているわけで、無意味ではないと考えなおした。
39. 等高線が込み合い、傾斜がきつそうな箇所近辺に来ました。傾斜がきつくなるかもと警戒しながら撮影していますが、心配したほど勾配はきつくなかったと思う。
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9/11 6:27
39. 等高線が込み合い、傾斜がきつそうな箇所近辺に来ました。傾斜がきつくなるかもと警戒しながら撮影していますが、心配したほど勾配はきつくなかったと思う。
40. 写真39より数分進んだ地点、少し踏み跡が薄くなった印象ですが、道標も設置されており、道迷いのリスクは高くないと思います。
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9/11 6:31
40. 写真39より数分進んだ地点、少し踏み跡が薄くなった印象ですが、道標も設置されており、道迷いのリスクは高くないと思います。
41. 思ったより道標の設置数が多いんだなと思いながら撮影しています。絶対に登山者数少ないと思うのですが、その割には整備が行き届いている印象です。
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9/11 6:36
41. 思ったより道標の設置数が多いんだなと思いながら撮影しています。絶対に登山者数少ないと思うのですが、その割には整備が行き届いている
印象です。
印象です。
42. 写真左上の方から下って来たところを、振り返って撮影。少し判りづらいですが、写真右側に踏み跡の濃い道が、進行方向とほぼ逆方向に分岐してる様子が写っています。方角が真逆なので、作業道と思い直進しました。断言できないですが、この逆方向に見える道が正規の登山道ではないかと推測しています。そしてどうせなら写真41地点ではなく、ここに道標が欲しかったと思う。
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9/11 6:43
42. 写真左上の方から下って来たところを、振り返って撮影。少し判りづらいですが、写真右側に踏み跡の濃い道が、進行方向とほぼ逆方向に分岐してる様子が写っています。方角が真逆なので、作業道と思い直進しました。断言できないですが、この逆方向に見える道が正規の登山道ではないかと推測しています。そしてどうせなら写真41地点ではなく、ここに道標が欲しかったと思う。
43. 写真42の分岐を過ぎると、途端に登山道の踏み跡が薄くなりました。尾根を通っている筈なのに、なぜか二重尾根に挟まれた谷を通る感じになっています。
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9/11 6:44
43. 写真42の分岐を過ぎると、途端に登山道の踏み跡が薄くなりました。尾根を通っている筈なのに、なぜか二重尾根に挟まれた谷を通る感じになっています。
44. 勘がするどければ、写真42地点が正規の登山道と気付けたのですが、あれは作業道との思い込みが、その発想を阻んだと思います。二重尾根間の窪んだ部分を進んで行くことにしました。
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9/11 6:44
44. 勘がするどければ、写真42地点が正規の登山道と気付けたのですが、あれは作業道との思い込みが、その発想を阻んだと思います。二重尾根間の窪んだ部分を進んで行くことにしました。
45. 振り返って撮影した写真。先2つの写真で、私が二重尾根と表現していることが伝わるのではないかしら。今、広がった視野を以てすれば、尾根道を進んででいるとすぐに分かりますが、山行中は気が付けなかった。そしてこの後すぐにコースアウトとヤマレコアプリに叱られ、ようやく写真42の分岐が正しい登山道だったかもとの考えに至る。
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9/11 6:46
45. 振り返って撮影した写真。先2つの写真で、私が二重尾根と表現していることが伝わるのではないかしら。今、広がった視野を以てすれば、尾根道を進んででいるとすぐに分かりますが、山行中は気が付けなかった。そしてこの後すぐにコースアウトとヤマレコアプリに叱られ、ようやく写真42の分岐が正しい登山道だったかもとの考えに至る。
46. 鉄則に従い分岐まで引き返すべきだが、それほど大きく登山道から外れていなさそうなので、少々強引にリカバリーを掛けている最中の写真です。レコ軌跡も尾根から東側に急ハンドルを切ってトラバースしているのが見て取れます。
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9/11 6:49
46. 鉄則に従い分岐まで引き返すべきだが、それほど大きく登山道から外れていなさそうなので、少々強引にリカバリーを掛けている最中の写真です。レコ軌跡も尾根から東側に急ハンドルを切ってトラバースしているのが見て取れます。
47．常に上手くいくとは限らないが思惑通り、踏み跡明瞭な登山道に復帰しました。
48. モノレールを撮影。このモノレール、赤指尾根を下り始めた最序盤にも目にしていたので、少なくともこの辺まで尾根と並行して敷設されているのだろう。
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9/11 6:53
48. モノレールを撮影。このモノレール、赤指尾根を下り始めた最序盤にも目にしていたので、少なくともこの辺まで尾根と並行して敷設されているのだろう。
49. ヤマレコアプリに叱られなければ、いまだにあの稜線を進んでいただろうと見上げながら撮影した写真。そしてその延長線上にあるP1364を意図せず踏んでいただろう。
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9/11 6:55
49. ヤマレコアプリに叱られなければ、いまだにあの稜線を進んでいただろうと見上げながら撮影した写真。そしてその延長線上にあるP1364を意図せず踏んでいただろう。
50. 分かりにくいですが、P1364方面を撮影した写真。ドマイナーピークの筈なのに、ヤマレコアプリ上ではやたらと濃い踏み跡が、同ピーク付近に刻まされているのはなぜ？
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9/11 6:57
50. 分かりにくいですが、P1364方面を撮影した写真。ドマイナーピークの筈なのに、ヤマレコアプリ上ではやたらと濃い踏み跡が、同ピーク付近に刻まされているのはなぜ？
51. 陽射しが明るすぎて画像は白く飛んでしまっているが、P1364の山頂付近と思われる場所を見上げながら撮影した写真。背負っている荷物が重いので、わざわざ正規の登山道から外れてまで踏みに行こうとは思わなかった。
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9/11 6:58
51. 陽射しが明るすぎて画像は白く飛んでしまっているが、P1364の山頂付近と思われる場所を見上げながら撮影した写真。背負っている荷物が重いので、わざわざ正規の登山道から外れてまで踏みに行こうとは思わなかった。
52. P1364の頂上から降りてくるとしたらこのルートかなと思われる稜線が、登山道に急接近してきました。
53. P1364直登地点に態々ピンクリボン。これ見て宮内本「奥多摩」の記載内容から、P1364が本当の赤指山説が提唱されていたことを思い出す。ヤマレコアプリで踏み跡が濃い訳だ。ならば踏みに行くかと一瞬考えたが、荷物が重すぎて・・・以上が現地で頭に過ったことですが、結局これは私の早合点、P1364は赤指山とは無関係。なぜP1364はこんなに踏まれているのかは謎のままだ。【※】感想欄参照
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9/11 7:00
53. P1364直登地点に態々ピンクリボン。これ見て宮内本「奥多摩」の記載内容から、P1364が本当の赤指山説が提唱されていたことを思い出す。ヤマレコアプリで踏み跡が濃い訳だ。ならば踏みに行くかと一瞬考えたが、荷物が重すぎて・・・以上が現地で頭に過ったことですが、結局これは私の早合点、P1364は赤指山とは無関係。なぜP1364はこんなに踏まれているのかは謎のままだ。【※】感想欄参照
54.道標があったので反射的に撮影した写真かな？緩やかで歩きやすい区間ですというのが撮影動機だったかもしれないが、正確な撮影動機は今この写真を見ても思い出せない。
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9/11 7:03
54.道標があったので反射的に撮影した写真かな？緩やかで歩きやすい区間ですというのが撮影動機だったかもしれないが、正確な撮影動機は今この写真を見ても思い出せない。
55. 比較的歩きやすい区間を進んでいると、進行方向左手側に地図に載っていない池を発見。ここら辺は、人工の植林ではなく自然林の様に見える。
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9/11 7:05
55. 比較的歩きやすい区間を進んでいると、進行方向左手側に地図に載っていない池を発見。ここら辺は、人工の植林ではなく自然林の様に見える。
56. ついに赤指山・峰谷バス停分岐に到着です。ここから赤指山を踏みに行きます。
57. 分岐から赤指山までは、勾配はそれほどきつくないですが、それでも登りに変わりなく、体への負荷はそれなりにあります。早く着かないかなと焦れ始めたところに頂上らしき場所があったので、少し早い気もしたが、ようやく着いたと思ったら、偽ピークだった。精神にヒビがはいるピシッという音が聞こえた気がした。
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9/11 7:28
57. 分岐から赤指山までは、勾配はそれほどきつくないですが、それでも登りに変わりなく、体への負荷はそれなりにあります。早く着かないかなと焦れ始めたところに頂上らしき場所があったので、少し早い気もしたが、ようやく着いたと思ったら、偽ピークだった。精神にヒビがはいるピシッという音が聞こえた気がした。
58. 今度こそ着いたと思ったけど、ある筈の山名板がない。古かったから朽ちてしまったのか、そうなると折角山頂を踏んでも画竜点睛に欠くなと思いながら少し先に進んで行くと・・・
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9/11 7:32
58. 今度こそ着いたと思ったけど、ある筈の山名板がない。古かったから朽ちてしまったのか、そうなると折角山頂を踏んでも画竜点睛に欠くなと思いながら少し先に進んで行くと・・・
59. 無事WEBでよく見た山名板と三角点を発見できた。良かった良かった。しかし、この山名板ももう長くないかもと思って、周囲を見渡すと・・・
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9/11 7:33
59. 無事WEBでよく見た山名板と三角点を発見できた。良かった良かった。しかし、この山名板ももう長くないかもと思って、周囲を見渡すと・・・
60. 次世代の山名板発見。この字体の山名板もこの頃よく見るなと思っていたら・・・
61. この頃奥多摩界隈で勢力圏を拡大している山名板も発見。今見るとこの山名板も写真60のも、紐や針金ついているのに地面近くに設置されている不自然さに気が付く。木の健康を気にした人が態々紐を切って地面に置いたのかな？なんか正義感って行使方法や扱いが難しいなとだけコメントしておく。
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9/11 7:34
61. この頃奥多摩界隈で勢力圏を拡大している山名板も発見。今見るとこの山名板も写真60のも、紐や針金ついているのに地面近くに設置されている不自然さに気が付く。木の健康を気にした人が態々紐を切って地面に置いたのかな？なんか正義感って行使方法や扱いが難しいなとだけコメントしておく。
62. 赤指山山頂概観を撮影。よく考えると、今回の山行で踏んだ唯一の山頂となる。
63. 元の計画通りに、写真56の分岐に引き返すのはロスが大きく勿体ないと考え尾根を少し進んだところで、祠を発見。ああ、これが現赤指山は本当はネドウチノ山ノ神説を裏付ける祠だなと思いながら撮影。この後、スマホのバッテリー切れによる道迷いリスクを避けるために、バリ要素がより強そうな尾根道を進むことを断念、結局写真56の分岐まで引き返すことにした。
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9/11 7:35
63. 元の計画通りに、写真56の分岐に引き返すのはロスが大きく勿体ないと考え尾根を少し進んだところで、祠を発見。ああ、これが現赤指山は本当はネドウチノ山ノ神説を裏付ける祠だなと思いながら撮影。この後、スマホのバッテリー切れによる道迷いリスクを避けるために、バリ要素がより強そうな尾根道を進むことを断念、結局写真56の分岐まで引き返すことにした。
64. 写真57の偽ピーク地点で、往きでは気が付かなかった、この頃写真61の山名板に押されて存在感が薄くなりつつある東京350山名板を発見。写真57をよく見ると、この山名板も写っている。本当の赤指山はどこなのか、色々混乱があるみたいだなと言う印象を得た。
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9/11 7:40
64. 写真57の偽ピーク地点で、往きでは気が付かなかった、この頃写真61の山名板に押されて存在感が薄くなりつつある東京350山名板を発見。写真57をよく見ると、この山名板も写っている。本当の赤指山はどこなのか、色々混乱があるみたいだなと言う印象を得た。
65. 七ツ石小屋を出てから2時間以上連続で活動してきた結果、少し疲労を覚えはじめた為、ここらで休憩することにした。今は平日の月曜日、朝8時くらい。普通なら出勤途中だよなと、休憩中にぼんやり考えたりした。
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9/11 7:51
65. 七ツ石小屋を出てから2時間以上連続で活動してきた結果、少し疲労を覚えはじめた為、ここらで休憩することにした。今は平日の月曜日、朝8時くらい。普通なら出勤途中だよなと、休憩中にぼんやり考えたりした。
67. 赤指山・峰谷バス停分岐まで戻ってきました。本日の目的である赤指山も踏んだし、もう後はバス停まで下るだけ。バスが来るまで時間が相当余るなと気が緩んでいました。
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9/11 8:22
67. 赤指山・峰谷バス停分岐まで戻ってきました。本日の目的である赤指山も踏んだし、もう後はバス停まで下るだけ。バスが来るまで時間が相当余るなと気が緩んでいました。
68. 登山道は、獣道と重なっているみたいで、結構な距離で獣の足跡が登山道に刻まれていました。
69 峰谷BSまでは、なだらかな下りの山道が続くと思っていましたが、どうも予想とは違うかもしれません。幅員の狭いトラバース道が続いています。路盤はそんなに悪くないのが救いですが、あまりリラックスしては歩けません。そして極めつけが・・・
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9/11 8:34
69 峰谷BSまでは、なだらかな下りの山道が続くと思っていましたが、どうも予想とは違うかもしれません。幅員の狭いトラバース道が続いています。路盤はそんなに悪くないのが救いですが、あまりリラックスしては歩けません。そして極めつけが・・・
70. この崩落部分です。沢で登山道が激しく侵食されています。今気が付きましたが、元々木橋が架かっていたけどそれが落ちてしまったのかな？崩落部分を通過した後に振り返って撮影した写真です。やはり尾根道を行けばよかったと後悔もしました。
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9/11 8:41
70. この崩落部分です。沢で登山道が激しく侵食されています。今気が付きましたが、元々木橋が架かっていたけどそれが落ちてしまったのかな？崩落部分を通過した後に振り返って撮影した写真です。やはり尾根道を行けばよかったと後悔もしました。
70-2.写真右手から崩落部分に侵入、赤丸部分は沢の浸食の結果、段差が大きく一気には踏み上がれず、段差途中の斜面に足を置いても踏ん張れずに滑りそうだったので、斜面に片膝をついて四つん這い気味に登りました。逆方向だと赤丸部分は下りとなり、もっと通過に時間と労力が必要だったかもしれません。
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70-2.写真右手から崩落部分に侵入、赤丸部分は沢の浸食の結果、段差が大きく一気には踏み上がれず、段差途中の斜面に足を置いても踏ん張れずに滑りそうだったので、斜面に片膝をついて四つん這い気味に登りました。逆方向だと赤丸部分は下りとなり、もっと通過に時間と労力が必要だったかもしれません。
71. 崩落部分をなんとか通過した後、赤指山直登口に到着。山頂を見上げながら撮影。登れない下れないことはないかもしれませんが、全く気乗りしない斜度だなと思いました。多くの人が興味を惹かれるユニークな標語が記載された看板があったと記憶していますが、敢えて撮影しませんでした。
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9/11 8:46
71. 崩落部分をなんとか通過した後、赤指山直登口に到着。山頂を見上げながら撮影。登れない下れないことはないかもしれませんが、全く気乗りしない斜度だなと思いました。多くの人が興味を惹かれるユニークな標語が記載された看板があったと記憶していますが、敢えて撮影しませんでした。
72.写真70地点以外、特に緊張するほど危険な場所もなかったが、やはり幅員が狭い道はリラックスして歩けないので、尾根道行けばよかったなと後悔しながら尾根道方面を撮影した写真だと思う。まあ尾根道は尾根道で、白飛びするくらい日当たりが良さそうで、暑そうではありまが・・・
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9/11 8:52
72.写真70地点以外、特に緊張するほど危険な場所もなかったが、やはり幅員が狭い道はリラックスして歩けないので、尾根道行けばよかったなと後悔しながら尾根道方面を撮影した写真だと思う。まあ尾根道は尾根道で、白飛びするくらい日当たりが良さそうで、暑そうではありまが・・・
73.片側が切れ落ちているトラバース道が終わって、ホッとして撮影した写真かな。兎に角早く林道に出合いたいとも思っています。
74. 林道です。出合うのはもう少し先かと思っていたのでこれは嬉しい不意打ちだなと、もう後はあまり気を張らずに機械的に下れると思っていたら・・・
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9/11 9:19
74. 林道です。出合うのはもう少し先かと思っていたのでこれは嬉しい不意打ちだなと、もう後は
あまり気を張らずに機械的に下れると思っていたら・・・
あまり気を張らずに機械的に下れると思っていたら・・・
75. そうだった、ショートカットするにはまだ山道を歩かなければならなかったことを思い出す。どうする？少し距離は長くなるけど林道歩く？山道部分ももうそんなには長く歩かないから、距離縮小を優先する？取りあえず休憩して、その間に決めることにした。
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9/11 9:19
75. そうだった、ショートカットするにはまだ山道を歩かなければならなかったことを思い出す。どうする？少し距離は長くなるけど林道歩く？山道部分ももうそんなには長く歩かないから、距離縮小を優先する？取りあえず休憩して、その間に決めることにした。
76. 20分程度休憩したのかな。距離縮小を優先、山道を選ぶことにしました。
77. 途中、写真70地点を彷彿させるような沢が登山道を侵食している箇所に出合う。ここはまだ侵食度合いは大きくなく、問題なく通れたけど、ここを見た瞬間、林道行けばよかったという思いが、頭を駆け巡ったのは否定できない。
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9/11 9:50
77. 途中、写真70地点を彷彿させるような沢が登山道を侵食している箇所に出合う。ここはまだ侵食度合いは大きくなく、問題なく通れたけど、ここを見た瞬間、林道行けばよかったという思いが、頭を駆け巡ったのは否定できない。
78. 今度こそ山道完全終了を告げる道標が現れました。ショートカット山道は、特に大きな問題点はなかったという認識です。
80. ゲートを越えると、林道は完全な舗装路となりました。後はバス停までのお釣りの様な舗装路歩きと思っていたのですが、ここからがまた長かった。
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9/11 10:04
80. ゲートを越えると、林道は完全な舗装路となりました。後はバス停までのお釣りの様な舗装路歩きと思っていたのですが、ここからがまた長かった。
81. 浅間尾根か榧ノ木尾根が見えているのかなと思い撮影した写真。今気が付いたけど、右側に写っているのは三頭山かしら？果たして正解は？
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9/11 10:11
81. 浅間尾根か榧ノ木尾根が見えているのかなと思い撮影した写真。今気が付いたけど、右側に写っているのは三頭山かしら？果たして正解は？
81-2. 榧ノ木尾根の様です。そして右の山は、御前山ですね。言い訳すると、山容は御前山と思ったのですが、方角的に三頭山かなと判断したのですが、大外れでした。
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81-2. 榧ノ木尾根の様です。そして右の山は、御前山ですね。言い訳すると、山容は御前山と思ったのですが、方角的に三頭山かなと判断したのですが、大外れでした。
82. 集落に降り立ちました。長い長い林道歩きもようやく終わりました。
83.最終目的地峰谷BSに無事到着。長かった。バスまで1時間以上ありますが、余裕をもって着替えられるので全く問題ない。着替え終わった後は、日陰にレジャーシートを敷いて荷物整理をしつつ、ゆっくりとバスを待ちました。雲取山までは行けませんでしたが、初テン泊と多摩百を一つやっつけられ、怪我無く下山できたので、まずまずの山行だったと言えましょう。
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9/11 11:05
83.最終目的地峰谷BSに無事到着。長かった。バスまで1時間以上ありますが、余裕をもって着替えられるので全く問題ない。着替え終わった後は、日陰にレジャーシートを敷いて荷物整理をしつつ、ゆっくりとバスを待ちました。雲取山までは行けませんでしたが、初テン泊と多摩百を一つやっつけられ、怪我無く下山できたので、まずまずの山行だったと言えましょう。
84. 峰谷BS到着の瞬間にヤマレコアプリをOFFにしました。恒例のヤマレコアプリによる写真セレクト御神籤は、中吉と小吉の間くらいで、心持ち中吉よりと行ったところかな。まあ今回はフォトジェニックなものはほとんどないから、これでもいい方だよね。まあいいや、お疲れ様でした。ありがとうございました。
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84. 峰谷BS到着の瞬間にヤマレコアプリをOFFにしました。恒例のヤマレコアプリによる写真セレクト御神籤は、中吉と小吉の間くらいで、心持ち中吉よりと行ったところかな。まあ今回はフォトジェニックなものはほとんどないから、これでもいい方だよね。まあいいや、お疲れ様でした。ありがとうございました。
感想
▼GWくらいにテントを買っていた。夏にどこかにテント泊に行こうと思っていたのだが、即座に行動するタイプでもないことから機会を逸してこのまま夏が過ぎ去ろうとしていたので、ようやく重い腰をあげて雲取山荘でのテン泊を計画した次第。
・テントを張る練習は、この山行数カ月前に家の近所の河原で2回ほど実施していたが、それ以来練習はしていないこと、初めてのテント泊でいきなり雲取山は些か無謀すぎないかという至極当然な視点、 いくら昨年聖岳を同じ重量背負って登ったからと言って、総重量17kgの荷物はやはり重すぎないか？など、今思うとやはりかなり杜撰な計画だったと思わざるを得ないのだが、それでも引っ込み思案の無作為よりは、まずは行動を起こしてみて良かったと思っている。
・勿論反省点は色々ある。それらは次のテン泊に活かすことができれば良いわけで、満願成就ではなかったが、まずはやってみたことを、肯定的に捉えたいと考えている。
▼少々時間が掛かったが、いつもの通り写真のキャプションが完成した段階で取りあえずアップしてしまう。天候欄やコース状況等々は、三連休などを利用して加筆していく予定。
【備忘録】
・重量削減（済）
・安物の心拍計はだめだな（済）
・初めて実際にテントを張ってみて感じたこと。気が付いたこと（済）
・60歳以降も登山を続けたい。（済：天候欄）
・目標を断念する葛藤（済：天候欄）
【後日記】
■上述備忘録に記載した60歳以降も登山を続けたいと目標を断念する葛藤については、何故か天候欄に記したので、重複して感想欄には記載しないことにする。天候欄に記載するべき事項かと問われると、適当ではないと回答せざるを得ないが、山行全般に渡る天候に関することを記述するためには、山行中の出来事を時系列的に記載することが天候に関する記憶を引き出すための鍵となっていることから、私にとっては不可欠な手順ゆえ、ご了承いただきたい。
■今回の山行タイトルは自虐的に付けてはいるが、赤指山は実は登るのが想像より大変な山ではないかと考えている。赤指山を登るだけでも相当体力は消耗するが、問題はその後だ。勿論一番省エネなのはピストンで峰谷に下山することだが、とてもつまらなく充実感は得られないだろう。となると、その石尾根稜線を目指し鴨沢ルートで下山するのが次の省エネコースと思われるが、前者より格段に大変になっていると思われる。ましてや鷹ノ巣山に足を伸ばすとなるともっと大変。個人的な見解ではあるが、今回の私の様に鴨沢から登って一旦石尾根稜線に出て、赤指山に下るのが総合的にみて一番バランスが取れているのではないかと思われる。
■比較的最近まで、重量削減の重要性を理解していなかった。数十グラム削ったって大差ないと思っていた。昨年の聖岳でグロッキーになり、重量削減の重要性に少しだけ気が付いた。直近2回の山行は、敢えて容量の小さいアタックザックを使用し、必要最小限のものを詰めて臨んだが、軽量化が猛暑の中の山行でも無事の下山に貢献した一面は小さくないと思っている。
・今回の山行で、雲取山を舐めていた側面もあると思う。今回で3回目だし、鴨沢ルートは比較的穏やかだ。マークすべき急登は小雲取山手前の登りくらいだ。一度ソコソコの荷物を背負って鴨沢から登ったこともあるし、今回と同じ重量の17�圓鯒愽蕕辰萄鯒�聖も登っている。ボロボロだったが雲取は聖より圧倒的に楽だと考えていたので、ゆっくり登れば大丈夫と間違いなく考えていた。
・更に今回は、心拍数にまで気を付けてゆっくり登った。1時間おきに休憩も入れた。水も行動食もきちんと取った。にもかかわらずである、行程半分でグロッキーとなった。
・七ッ石小屋に転がり込んで、テント設営中にとある登山者と会話した。やはり17�圓禄鼎垢�ると。その方は三条の湯に一泊し、雲取経由で鴨沢に下りると言っていたが、同じ一泊でも荷物は13�圓箸いΑＦ辰縫謄鵐箸�軽く、700gを切っているらしい。テントを買い替えて重量を削減することは現実的ではないし、おそらく13�圓砲泙念欺未垢襪里眛颪靴い�、15�圓鮴擇襪�らいまでは頑張ってみたいと思っている。
・数百g単位の大きな重量削減ではなく、数十g単位の小さな重量削減を数多く積み上げることで達成したい。当たり前のことだが、どんなアイテムにどれだけの重量があるかを知ることからまずは始めたい。デジタル計量器をアマゾンでポチッた。省スペースは軽量化と相関性が強いとも考えているので、500mlの水筒を何本も持って行っていることから見直しを始めるんだろうな。ペグ打ち用のハンマーも要らないかもしれない。これは大物で300gはあるのではないかしら。今まで全く手を付けてこなかったから、結構削り代は大きいと思うんだ。成果を楽しみにしている。
■会社の定期健康診断で、数値が悪いと健康指導を受ける羽目になった。会社は指導を業者に丸投げ。業者とは有名なR社で、早速色々コミットさせられることになった。大体糖質を一日140gに抑えるなんて無理じゃない？とブツブツ言いながらも、一応今現在は指導に従ったふりをしている。
・日々の生活に色々と影響が大きいR社の健康指導だが、一つだけいいことがあった。心拍計機能が付いたスマートウオッチもどきを貰えたことだ。グロッキーにならずに長く歩くためにも、心拍数を130回/min程度に収まる速度で歩きたいと思っていたところに、渡りに船の様な幸運、この頃色々入用で出費がかさんでいることもあり、心拍計を買うことに腰が引けていたので、これは嬉しかった。
・当然山行当日もウキウキしながら心拍計を着用し、自宅を出た。ただ、そのウキウキはあまり継続しなかった。留浦BSを出発してすぐ、心拍数をチェックしてみた。いきなり130近い数値が出ている。ギョッとした。いくら荷物が重いと言っても、歩き始めてほんの数分、息も一切切れていないのに・・・。でも、心拍計がそういうのなら、歩くのが早すぎるのだろうと思い、歩みを遅くした。しばらく心拍数は130近辺をウロウロしていた。鴨沢BSを過ぎて坂道を登り始めた。これは150近くまで行っていないか？と心配になり、心拍計をチェック。なんと110と数値はダウン。まだ息苦しさは感じないが、汗は噴き出している。なんかこの時点で一気に心拍計への信頼がなくなった。所詮安物だなと。
・だから七ッ石小屋付近でグロッキーになった時に心拍数がいくつになっていたのか等は、本来なら知っておきたい情報だが、気持ちに余裕がなかったことも理由であるのは間違いないが、山行序盤で心拍計への信頼がなくなってしまったことが一番理由だと思う、一切チェックしなかった。
・まあ、光学センサーによる心拍計は、正確な測定を実施するには少々コツがいる取り扱いが難しい代物で、全く当てにならない技術ではないみたいだが、山行で余裕がないのに心拍計にまで気を配るなんて曲芸は私には無理かな。でも、もう一度だけ荷物が軽い時にでも試験はしてみるか。
■今回テント泊を初めて体験した訳ですが、気が付いたことを次の体験に活かすべく備忘録として箇条書きにしておく。
・整地の後、テントの位置決めは最初に短辺をしっかり固定することが大事だと思った。
・山の上では、ペグは刺さりにくいと思った方がいい。だからペグハンマーを持っていった訳だが、ハンマーがあってもそれほど深く刺さらない。そこら辺の石を拾って叩いても変わらないと思った。
・ペグの先端は、テントに向けて刺す事。ガイラインをより強固に結合させるのに適した向きがあるので、指す前によく確認して打ち込むこと。
・次回はペグではなく、ガイラインを石に固定する方法を試してみて案配を確認すること。
・ペグが刺さらない場合、テント自体はテント内四隅に石を置いて固定することになるので、テント内が汚れない様石を包むレジ袋は4枚必ず携帯すること
・しばらくはペグは携行するが、ペグなくて困ることがあるかを見極める事。
・フライもテントと間が空くようしっかり固定しないと、テントに張り付きフライを濡らした夜露が浸透してテントも濡らすことが分かった。ペグ刺さらない場合のフライの固定方法はよくわからないので、事前にもっと勉強しておくこと。→ガイラインアジャスターにガイライン1mを結合し、先端部をエバンスノット×4をフライに接続する。あるいは、ガイラインアジャスターなしで自在結びで対応するのもありか？
・ポールをグランドシート、テントのハトメに通す前に、後々フライを固定しやすくするために、フライ固定用のゴムのリングの位置を整えておくこと。
・テント設営後、手でテントを揺らしてみるなどしたが、ガイラインでしっかりと固定したテントは、ある程度の風には耐えられることを確認できた。
・フライはまず間違いなく濡れるので、次回は拭き取り用のスポンジ類を持っていくこと。PVA製のふき取りクロスが良さそう。DAISOで入手可。
・虫を寄せ付けにくいと思い青いフライを購入したが、あまり他の色と有意差はなさそう。
・靴を脱いで身を屈めながら、或いは四つん這いでテント内に入る訳だが、前室にレジャーシートを敷いておくと、足の裏や膝が汚れずにまたテント内に汚れを持ち込まずに済む。
・テン泊に出かける前に、少なくともエバンスノットの結び方だけでも復習しておくこと。
・テント内でバーナーを使用するのはやはり抵抗がある。
■写真53キャプションについての後日記（2023.12.23）
同写真キャプションにて、P1364が宮内本での赤指山とされていると勘違いしていたと書いたが、勘違いではないかもしれない。多摩百山を選定した日本山岳会東京多摩支部によると、宮内本ではやはりP1364を赤指山としているとの記載有り。ああ、踏んでおけばよかったと後悔しているが、当日は体力的な余裕なかったしなあ。全くの無名峰なのに踏み跡が濃い理由はほぼこれが理由として良いのだろうと合点がいった。世の中、好事家が多いということですね。
【参考】
https://jac.tokyo/archives/mount100/7-%e5%b3%b0%e8%b0%b7%e3%81%8b%e3%82%89%e8%b5%a4%e6%8c%87%e5%b0%be%e6%a0%b9%e3%83%bb%e4%b8%83%e3%83%84%e7%9f%b3%e5%b1%b1%e3%82%92%e7%b5%8c%e3%81%a6%e9%b7%b9%e3%83%8e%e5%b7%a3%e5%b1%b1
■最後に、最初天候欄に記載していたが、天候欄の記述があまりにも長くなり、かつ内容も天候に係る部分が少なかった為、感想欄に移設した記述を付け加えて今回の山行レコを締めとする。
・【写真70地点は要注意地点かもしれない】
（峰谷BSに無事到着後）着替えと荷物整理をしても、まだバス発車時刻まで十分すぎる時間があった。峰谷BSにはベンチがあったと記憶しているが、直射日光に曝されていることから、バス停対面の日陰にレジャーシートを敷いて時間を潰した。風は吹かなかったが、日陰であれば十分暑さは凌げた。やがて登山者が一名下山してきた。彼と少しお話をしてみたら、彼も初めてのテン泊で、雲取山まで行って同じように峰谷BSまで下ってきたとのこと。自分と違って雲取山までたどり着けたのは、正直羨ましかった。昨夜の雲取山荘のテントは4張りだったみたいで、下山日が月曜日だとやはり数はぐっと少なくなる模様。また、彼も赤指尾根の崩落部（写真70地点）で通過に苦労したみたいだが、話が少しだけ合わない。わざわざ見せてくれた当該箇所のログ（YAMAP)からも、やはり同じ場所だと思うのだが、ちょっと通過の仕方が私とは違ったみたいで、岩をズリズリと抱きかかえ込むように通過してかなり怖かったとと言っていた。この差異がなぜ生じたのか、詳しいことはもう知る術はないが、写真70地点は要注意地点として記録しておくべきだと考えた。
・【下山日や最終日が月曜など平日の場合の注意点】
最後に、バスは私の勘違いで20分も早く発車した。下山日が平日であることを忘れ、休日ダイヤで時刻を把握していたことが原因。今回は致命傷にはなりませんでしたが、今後月曜日下山の際は気を付けなければならないという教訓を得た。
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