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Yamareco

記録ID: 5931739
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

晩夏の日本百霊山巡り:中ア・麦草岳(コガラ登山口より日帰りピストン)

2023年09月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:56
距離
10.3km
登り
1,458m
下り
1,443m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:42
休憩
1:28
合計
9:10
5:39
8
6:35
6:39
8
6:47
6:54
43
4合目
7:37
7:39
32
8:11
8:18
31
5合目
8:49
8:58
44
6合目
11:06
11:07
5
駒石
11:12
11:15
5
麦草岳・三角点ピーク
11:20
11:24
6
11:30
11:34
37
三角点ピーク
12:58
12:58
19
6合目
13:17
13:21
19
5合目
13:40
13:44
30
14:14
14:21
28
14:49
コガラ登山口駐車場
本ツアーの企画・実行に当たっては、下山後の立寄り湯や土産店の情報を含め、forester_555さんの本年8月の山行記事を全面的に参考とさせて頂きました。(同一行程ながら、同氏の登りの快足さに比して当方の亀足ぶりが際立ってしまい、汗顔の至りですが…。)この場を借りて御礼申し上げます。
天候 朝方晴れ、のち曇り(稜線上ガスガス…)、午後遅く一時小雨
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コガラ登山口の大駐車場利用(無料・キャパ十分;仮設トイレあり/オートキャンパーも複数…)
コース状況/
危険箇所等
・全般によく整備され、登降しやすいコースなるも標高差・所要時間とも大きく、日帰りの場合は早立ち必須
・林道末端の幸ノ川渡渉点:渇水期は飛び石でほぼ問題なく渡渉可(増水時・悪天時は要注意)
・7合目避難小屋まで:良く踏まれており、コース整備も行き届いた木曽駒への一般登山道。ほぼ1合毎に案内標識あり、休憩適地
・4合〜5合目:他の区間に比して標高差・所要時間とも大幅に大きく、特に疲労の蓄積した帰路はバテ・スリップ注意。途中の力水(4合半;ベンチあり、水場は渇水気味で水流チョロチョロ…)での休憩推奨
・7合目避難小屋:トイレ・救急箱・ストーブ等完備(水ナシ)、水を担ぎ上げれば快適に宿泊・休憩できそう
・避難小屋〜麦草岳頂上:入口に案内標識、刈り払いもしっかりされ、マーキング多数。取り付きの急斜面区間、頂上直下の岩稜帯は落石・スリップ注意
・麦草岳山頂:ヤマレコマップでは「駒石」と表示されている地点が三角点・山名板ピーク(駒石は山頂少し下にあり)、最高標高点はハイマツ帯を5分ほど進んだ岩稜ピーク(山名板等ナシ;山名板ピークより10mほど高く、展望絶佳[のはず…])
・麦草岳山頂・避難小屋からの木曽駒Aコースは「倒木のため通行止め」の表示あり[本年8月付けのカンバン]
その他周辺情報 ・国道19号からコガラ登山口方面への県道へ入ってすぐ、国民宿舎・清雲荘の日帰り湯(天神温泉)利用[大人500円、内湯のみ;ボディソープ・シャンプー備え付けあり/コガラ登山口から国道に下って走る際、入口が大変分かりにくいので要注意;小生は完全に行き過ぎました…〈涙…〉]
・Aコース入口近くのホテル「駒ノ湯」は13・14日臨時休業[国道側の入口には「休業」のサインなく、往復約15kmムダ足踏みました…〈涙…〉]
・国道19号沿い道の駅・日義木曽駒高原にて、地場の土産品購入[午後5時30分まで営業]
酷暑の日々に耐えかね、夜行日帰りで久々の中央アルプスへ。中央道・辰野PAで大型トラックに囲まれつつ、しばし車中仮眠。
2023年09月14日 03:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 3:40
酷暑の日々に耐えかね、夜行日帰りで久々の中央アルプスへ。中央道・辰野PAで大型トラックに囲まれつつ、しばし車中仮眠。
コガラ登山口の広いスペースに駐車、軽めの朝食。朝焼けがキレイです。
2023年09月14日 05:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/14 5:18
コガラ登山口の広いスペースに駐車、軽めの朝食。朝焼けがキレイです。
山頂方面もみるみる明るくなってきました…
2023年09月14日 05:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 5:20
山頂方面もみるみる明るくなってきました…
身支度整え、いざ出発。稜線方向に陽が差してきました。結構な標高差あります…〈汗…〉
2023年09月14日 05:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/14 5:40
身支度整え、いざ出発。稜線方向に陽が差してきました。結構な標高差あります…〈汗…〉
林道脇、初秋の花々がお出迎え。
2023年09月14日 05:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 5:44
林道脇、初秋の花々がお出迎え。
Bコース登山道はこの分岐を右へ。少し離れたAコースは、現在崩落・倒木で通行止めの由…
2023年09月14日 05:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 5:46
Bコース登山道はこの分岐を右へ。少し離れたAコースは、現在崩落・倒木で通行止めの由…
信州らしい樹間の林道を緩やかに登っていきます。先行者(ソロ2組)あり。
2023年09月14日 06:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 6:28
信州らしい樹間の林道を緩やかに登っていきます。先行者(ソロ2組)あり。
幸ノ川渡渉点。水量少なめで、飛び石にて問題なく渡れそうです…。
2023年09月14日 06:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 6:31
幸ノ川渡渉点。水量少なめで、飛び石にて問題なく渡れそうです…。
沢を離れてしばし急登、支尾根に出合ったところが4合目。5合目のチェックポイントまでは約3ピッチ、1合分登るのが一苦労です…〈滝汗…〉
2023年09月14日 06:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/14 6:47
沢を離れてしばし急登、支尾根に出合ったところが4合目。5合目のチェックポイントまでは約3ピッチ、1合分登るのが一苦労です…〈滝汗…〉
巨岩の脇を通過。形からして、後ろ姿の亀岩か蛙岩という感じ…
2023年09月14日 07:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 7:11
巨岩の脇を通過。形からして、後ろ姿の亀岩か蛙岩という感じ…
力水(4合半)着。コースすぐ脇の水場は涸れる寸前、水流チョロチョロ程度です。この区間、キツい登りにバテバテとなり、少し手前で休憩したばかり、ここで休めばよかった…〈後の祭り(苦笑)…〉
2023年09月14日 07:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 7:37
力水(4合半)着。コースすぐ脇の水場は涸れる寸前、水流チョロチョロ程度です。この区間、キツい登りにバテバテとなり、少し手前で休憩したばかり、ここで休めばよかった…〈後の祭り(苦笑)…〉
力水より休憩なしで1ピッチ、やっとの思いで木洩れ日差す5合目着。ここも休憩適地です。標高も2千m超え、尾根を吹き渡る微風も超クール…。
2023年09月14日 08:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 8:11
力水より休憩なしで1ピッチ、やっとの思いで木洩れ日差す5合目着。ここも休憩適地です。標高も2千m超え、尾根を吹き渡る微風も超クール…。
6合目着。5合目から1ピッチで到達、小平地でここも休憩に最適、助かります…。
2023年09月14日 08:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 8:49
6合目着。5合目から1ピッチで到達、小平地でここも休憩に最適、助かります…。
谷から上がってきたガスに陽が差し、幻想的光景…。
2023年09月14日 08:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 8:58
谷から上がってきたガスに陽が差し、幻想的光景…。
木の間から、目指す麦草岳方面がチラリ。今のところ山頂方面は晴れてます…
2023年09月14日 09:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 9:10
木の間から、目指す麦草岳方面がチラリ。今のところ山頂方面は晴れてます…
こちら、茶臼山〜将棊頭山方面でしょうか。谷間のガスが少しずつ上がってきました…
2023年09月14日 09:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 9:29
こちら、茶臼山〜将棊頭山方面でしょうか。谷間のガスが少しずつ上がってきました…
コース脇に秋の先触れ。
2023年09月14日 09:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 9:29
コース脇に秋の先触れ。
ちょっとしたヤセ尾根状の見晴台通過。
2023年09月14日 09:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/14 9:31
ちょっとしたヤセ尾根状の見晴台通過。
登山口から凡そ4時間、思ったより立派な7合目避難小屋着。トイレ(水はナシ)、ミニ風力発電機、救急箱あり。ここから、いよいよ本日のハイライト・麦草岳往復です!
2023年09月14日 09:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 9:42
登山口から凡そ4時間、思ったより立派な7合目避難小屋着。トイレ(水はナシ)、ミニ風力発電機、救急箱あり。ここから、いよいよ本日のハイライト・麦草岳往復です!
麦草岳頂上方面、意外としっかりした踏跡と案内標識あり…〈ホッ…〉
2023年09月14日 09:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 9:54
麦草岳頂上方面、意外としっかりした踏跡と案内標識あり…〈ホッ…〉
ハイマツ混じりの急な尾根を直登。今のところ踏跡明瞭で刈り払いもしっかり、歩きやすいルートです。
2023年09月14日 10:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 10:06
ハイマツ混じりの急な尾根を直登。今のところ踏跡明瞭で刈り払いもしっかり、歩きやすいルートです。
秋の足音がそこかしこに。急登の喘ぎを癒してくれます…
2023年09月14日 10:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 10:23
秋の足音がそこかしこに。急登の喘ぎを癒してくれます…
標高2600m越え、この辺り紅葉最前線。陽が差すと一際モミジが映えます!
2023年09月14日 10:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
9/14 10:51
標高2600m越え、この辺り紅葉最前線。陽が差すと一際モミジが映えます!
山頂直下、この辺りコケモモ・パラダイス…
2023年09月14日 10:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 10:57
山頂直下、この辺りコケモモ・パラダイス…
小屋からひたすら登ること1時間強、ようやく頂稜が近づきました。ガスってますが、どうやらこれが駒石のようです!
2023年09月14日 11:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 11:03
小屋からひたすら登ること1時間強、ようやく頂稜が近づきました。ガスってますが、どうやらこれが駒石のようです!
もうすぐ山頂…!
2023年09月14日 11:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 11:05
もうすぐ山頂…!
まずは、駒石バックに自撮りで1枚。
2023年09月14日 11:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/14 11:07
まずは、駒石バックに自撮りで1枚。
青空も出てきました。あちらが本当の山頂でしょうか?
2023年09月14日 11:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 11:09
青空も出てきました。あちらが本当の山頂でしょうか?
苦労の末、麦草岳山頂着!先客あり、三角点+古い山名板で記念にパチリ。
2023年09月14日 11:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/14 11:11
苦労の末、麦草岳山頂着!先客あり、三角点+古い山名板で記念にパチリ。
ハイマツ帯をかき分け、ヤマレコマップ上の山頂まで来てみました。山名板などはありませんが、向こうの三角点ピークより10mほど高い感じです。
2023年09月14日 11:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 11:18
ハイマツ帯をかき分け、ヤマレコマップ上の山頂まで来てみました。山名板などはありませんが、向こうの三角点ピークより10mほど高い感じです。
もう少し進むと岩峰あり。どうやら、ここが最高点ピーク(2,733m)のようです。キリがないので、この辺りで引き返します!
2023年09月14日 11:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 11:21
もう少し進むと岩峰あり。どうやら、ここが最高点ピーク(2,733m)のようです。キリがないので、この辺りで引き返します!
ガスが一瞬霽れ、伸びやかな山腹がチラリ…。
2023年09月14日 11:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 11:22
ガスが一瞬霽れ、伸びやかな山腹がチラリ…。
こちらの緑の斜面もステキです!
2023年09月14日 11:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 11:24
こちらの緑の斜面もステキです!
駒石も、ここから見るとなかなかの迫力…。
2023年09月14日 11:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 11:26
駒石も、ここから見るとなかなかの迫力…。
Aコースの尾根が足元に見えます。下界は晴れてる模様…〈苦笑…〉
2023年09月14日 11:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 11:27
Aコースの尾根が足元に見えます。下界は晴れてる模様…〈苦笑…〉
山名板ピークに戻りました。再びガスっちゃったので、弁当昼食は諦め、早々に退散。
2023年09月14日 11:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 11:35
山名板ピークに戻りました。再びガスっちゃったので、弁当昼食は諦め、早々に退散。
この区間、暫しの平和な尾根歩き…
2023年09月14日 11:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 11:58
この区間、暫しの平和な尾根歩き…
避難小屋に戻ってきました。ここが木曽側の中ア登山道の「交差点」ですね!ここで遅めのランチとします。
2023年09月14日 12:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 12:10
避難小屋に戻ってきました。ここが木曽側の中ア登山道の「交差点」ですね!ここで遅めのランチとします。
ガスが少し上がり、小屋の前から主稜線の茶臼山方面が見えてきました。
2023年09月14日 12:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 12:25
ガスが少し上がり、小屋の前から主稜線の茶臼山方面が見えてきました。
木の間から、思い出深い将棊頭山もチラッと見えてます。
2023年09月14日 12:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 12:36
木の間から、思い出深い将棊頭山もチラッと見えてます。
青空に紅葉、秋色のベストミックスがチラリ…。
2023年09月14日 12:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 12:52
青空に紅葉、秋色のベストミックスがチラリ…。
7合目から50分弱で5合目着。いつもながら、長い登りの亀足ぶりとは対照的に下りは快調…。
2023年09月14日 13:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 13:17
7合目から50分弱で5合目着。いつもながら、長い登りの亀足ぶりとは対照的に下りは快調…。
力水着、往路は休憩のタイミング合わず素通りでしたが、帰路はしっかり洗顔・試飲。寿命が何ヶ月か延びそうな美味しさです!
2023年09月14日 13:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 13:43
力水着、往路は休憩のタイミング合わず素通りでしたが、帰路はしっかり洗顔・試飲。寿命が何ヶ月か延びそうな美味しさです!
プチ難所も木段とロープでしっかりサポート、安心です…。
2023年09月14日 13:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 13:46
プチ難所も木段とロープでしっかりサポート、安心です…。
ここも趣深い桟道。絵になります。
2023年09月14日 13:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 13:49
ここも趣深い桟道。絵になります。
4合目が近づき、コース近くに巨岩。このお山、柔らかな樹林の下に峨々たる岩が見え隠れしてます…。
2023年09月14日 13:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 13:54
4合目が近づき、コース近くに巨岩。このお山、柔らかな樹林の下に峨々たる岩が見え隠れしてます…。
渡渉点帰着。ここへ来て小雨がパラついてきましたが、このところ好天続きのお陰か、朝と比べてもさほど水量は増えておらず、助かります…。
2023年09月14日 14:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 14:15
渡渉点帰着。ここへ来て小雨がパラついてきましたが、このところ好天続きのお陰か、朝と比べてもさほど水量は増えておらず、助かります…。
無事渡り切ったところで、セルフご褒美のフルーツゼリー食べまーす!
2023年09月14日 14:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/14 14:18
無事渡り切ったところで、セルフご褒美のフルーツゼリー食べまーす!
無事、午後3時前に登山口の駐車場帰着。平日なので、午後になってもガラガラです。さて、お楽しみの日帰り温泉へGo!
2023年09月14日 14:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 14:47
無事、午後3時前に登山口の駐車場帰着。平日なので、午後になってもガラガラです。さて、お楽しみの日帰り温泉へGo!
Aコース登山手前の駒ノ湯まで車を飛ばすも、生憎の臨時休業…。仕方なくBコースへ戻り、1度はスルーしてしまった鄙びた感じの国民宿舎・清雲荘へ。宿のご主人が受付におらず、館内を彷徨った挙げ句、ようやく入場…。
2023年09月14日 15:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/14 15:44
Aコース登山手前の駒ノ湯まで車を飛ばすも、生憎の臨時休業…。仕方なくBコースへ戻り、1度はスルーしてしまった鄙びた感じの国民宿舎・清雲荘へ。宿のご主人が受付におらず、館内を彷徨った挙げ句、ようやく入場…。
渡り廊下を経て、意外に立派な温泉へ。露天風呂などはありませんが、源泉掛け流し・ほんのり白濁のいいお湯でした!
2023年09月14日 16:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 16:00
渡り廊下を経て、意外に立派な温泉へ。露天風呂などはありませんが、源泉掛け流し・ほんのり白濁のいいお湯でした!
温泉でサッパリ、普段着に戻って土産購入のため国道沿いの道の駅・日義木曽駒高原へ。中山道中間点のモニュメントあり、夕方になって雲の取れてきた木曽駒〜麦草岳方面をバックにパチリ。
2023年09月14日 16:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/14 16:55
温泉でサッパリ、普段着に戻って土産購入のため国道沿いの道の駅・日義木曽駒高原へ。中山道中間点のモニュメントあり、夕方になって雲の取れてきた木曽駒〜麦草岳方面をバックにパチリ。
権兵衛峠をトンネルで快調に走り抜け、このところお馴染みの諏訪湖SAで休憩兼ね、信州味噌の豚汁そば夕食。この先のドライブ、眠気との闘いになりそう…〈冷汗〉。
2023年09月14日 18:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
9/14 18:25
権兵衛峠をトンネルで快調に走り抜け、このところお馴染みの諏訪湖SAで休憩兼ね、信州味噌の豚汁そば夕食。この先のドライブ、眠気との闘いになりそう…〈冷汗〉。
撮影機器:

装備

備考 〈消費水分量〉氷結PET水×2(スポーツドリンク、午後ティー)、ポリタン水約200cc、ガッツギア×1

感想

9月も半ばというのに、関東は連日の酷暑続き。日がなクーラー漬けの生活にも耐え切れず、当方挑戦中の山リストでアルプス方面の日帰り可能な高山を検索すると、既に90座超を踏破済みの「日本百霊山」で日本アルプス唯一の未踏峰・麦草岳を発見。当方これまで10回近くの中央アルプスツアーでは、ほぼ全て交通至便の伊那谷・千畳敷方面からのアクセスでしたが、歴史と伝統ある木曽谷からの長大なコースで木曽駒山頂直下に位置する前衛峰で、失礼ながらこれまで存在自体をほとんど意識しなかった山でした。日帰りと言っても、東京から高速道経由で登山口まで片道4時間弱、そこから標高差1,400m近くを登り詰め、往復でコースタイム8時間強という長丁場です。前日夕方に自宅を出発、伊那谷の入口・辰野PAにて車中仮眠の後、満を持して登山口に朝5時前到着。寝不足による食欲不振と格闘しつつ、軽い朝食を済ませていざ出発です。
 以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通りで、タフなルートながら全体に良く整備され、途中の「〇合目」など休憩ポイントも適度に設定された、比較的歩きやすいコースでした。特に、先達の登頂記事で「踏跡薄くハイマツ藪が煩い」との記載のあった7合目避難小屋から麦草岳山頂までの区間には気合いを入れて臨んだものの、その後刈払いがされたようで拍子抜けするぐらいの明瞭さでした。稜線付近では僅かながら青空に映えるプチ紅葉も出現、ささやかな秋の先触れを感じることができました。ただ、やはり片道標高差1,360mの尾根の長大さはハンパなく、疲労の溜まった下り区間では相当に両脚へのダメージも感じ、駐車場へ帰り着いた際にはヘロヘロ状態でした。天候も朝方の快晴から、稜線付近に登り詰める頃には周囲がいつしか濃いガスに包まれ、木曽谷側から眺める中央アルプス主稜方面の「後ろ姿」が拝めずじまいだったのは残念でした。
 ともかくも、曇り基調の天候のお陰にて、心配された熱中症の気配もなく、往復実質8時間強のコースタイムを何とかクリアし、午後3時前に無事下山完了。後は登山口近隣の日帰り温泉で風呂に漬かり、平日でガラガラの高速道を疾駆して家路につくのみ、と気が緩んだのも束の間、実はこの後の温泉までの道程が本日の隠れた「核心部」となりました…。まずは当初計画で立寄り予定だった国民宿舎の入口が分かりにくく素通り、やむなくAコース登山口方面の温泉旅館「駒ノ湯」に向かうも、残念ながら臨時休業…。気を取り直してカーナビを探索、元来た道を逆戻りして「天神温泉」の分かりにくい案内標識に導かれ、下山から約1時間近くを要して国民宿舎・清雲荘にチェックイン。ここでも宿の主人が館内改装工事のためか受付には不在で、呼び鈴を鳴らしまくった挙句、最後は館内を歩き回ってようやくご主人を掴まえ、どうにか温泉入浴を果たせたのでありました…。
 こうして何とかタフな夜行日帰りツアーを大きなトラブルなく完遂、これにて今夏の日本アルプス山行はさすがに打ち止めです。「暑さ寒さも彼岸まで」の至言通り、来週半ばからは秋雨前線が南下して記録的な酷暑も終わりを告げ、鮮やかな紅葉前線の南下を楽しめる季節となりそうです。「花百」など当方挑戦中の低名山リストも、いよいよ西日本方面を多く残すのみの状態となり、秋晴れの時期を狙って、再びの遠征計画を練って実施に移そうかと考える今日この頃です。第8波越えの懸念される全国的なコロナ新変異種の拡がりは気になるところですが、先日済ませた5回目ワクチンと再度のマスク着用で、どうにか防護できればと期待しております。ヤマレコユーザー各位におかれても、ご体調管理に十分留意されつつ、ご安全でゴージャスな秋山ツアーをお楽しみ下さい!
[2023年9月16日・satonao1jpn記]

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