職場から自宅まで歩いて帰ろうVol1:東日本大震災から4年、半袖隊長、がんばろう東北、がんばろうフクシマ
- GPS
- 03:57
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 40m
- 下り
- 6m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス | 全て徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★危険箇所:全て舗装道路歩きにて歩行上の危険個所なし。 但し、赤坂見附駅周辺、表参道駅周辺、そして渋谷駅周辺には多数の踏み跡が入り乱れており、赤や黄色の提灯や泡が溢れた黄金色の幟などに惑わされて、枝道や獣道に誘い込まれないように注意。 ひとたび腰を下ろしてしまうと、小休憩のつもりが大休憩となってしまい、日帰り予定なのに一泊を余儀なくされる危険性もある。 ☆半袖 タイム:赤坂見附交番から最後まで ★半袖 出会い指数:なし。 ☆半袖 驚かれ指数:なし。 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし。 ★駐車場:なし。 ★トイレ:公衆トイレはないが、コンビニあるいは地下鉄駅での利用。 ★コンビニ:随所。但し丸の内〜赤坂見附間は極めて少ない。 ★飲食店:寄らず。 ★銭湯:鶴の湯(豪徳寺駅南側徒歩2分、460円)。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/turunoyu/ http://www.1010.or.jp/cgi/dsearch.cgi?sel=2&tno=12061 平屋建ての昔ながらの銭湯。 軟水を使用したヌルヌル感たっぷりのお湯が自慢。 細長いながら露天風呂があるが、軟水ではなく水道水を利用。 サウナなし。待合室なし。 一箇所のみに石鹸・シャンプーの備え付けあり。 【注】館内写真撮影は厳禁。飲料ケースを写しただけで、どえりゃあ怒られ、外観写真までも画像抹消を要求されるので・・・注意しましょう。 |
写真
感想
【プロローグ、あの日拙者は・・・】
東日本大震災から四年が経過しました。
あの日、拙者は、全て止まってしまったため社内に居残り。
銀座線が動き始めたとの報に銀座駅に向かったものの、再び、運転見合わせ中。
仕方なく会社に戻り、残業をするでもなし、しないでもなし・・・。
痺れを切らして同じ方向に帰る7〜8人で二重橋前駅に向かうとシャッターが下りて駅構内に入れず。
仕方なく隣の日比谷駅に向かうとホームに表参道駅行き車両が停車中。
乗り込んだものの、ず〜っと動かず、既に運転を再開していた都営線の利用案内のアナウンスが響く。
都営線に乗っても意味がないので、じ〜っと待っていたら、ようやく動き出した・・・その時、既に午前1時半だったかなぁ?
出発時は表参道止まりの予定だったが、途中で代々木上原行きに変更に。
そして代々木上原駅に到着したら、動き始めたばかりの小田急線普通電車がやってきて・・・。
結局、遅くまで会社に居残ったものの、動き始めた電車に乗ったら、後はスイスイだった。
その時間にまだ自宅を目指して歩いていた方が多数いらっしゃったので、何となく、申し訳ないような気がしたなぁ。
【大震災前に一度歩いたことがある】
職場と自宅の間は、大震災の前に一度だけ、戯れで歩いたことがある。
その時は二度に分けて、最初は職場から赤坂まで、次に赤坂から下北沢まで。
下北沢まで来たら、もう着いちゃった!感が充満してしまい、そこから先は電車に乗ってしまった。
その時は、自然災害のため会社から自宅まで歩いて帰ることがあるかもしれないなんて、これっぽっちも考えておらず、乃木神社や青山墓地、代々木公園などの名所旧跡を巡りながらだったので、結構、時間がかかった記憶。
【思い立ったが吉日】
大震災から丸四年。
何も貢献してない・出来ていない・・・のだが、忘れないことも重要なことだと考えて、当日に職場から自宅まで歩いて帰ることを思いついた。
思いついただけで、実際にはやらずに終わってしまう可能性も高いので、「山行計画」に登録した。
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-102991.html
すると、拙者の山行計画にしては驚くべき15拍手を頂戴する(3/12現在)と共に、Stella2さんから「私もやります」宣言まで飛び出して・・・止めるに止められなくなってしまった。
オマケに、3/8(日)、行くはずではなかった某山用品店に何となく立ち寄ったら、以前から興味があった「トレランシューズ」が特価品として積まれていた。
特価の理由は型落ちだと・・・あれ?28cmサイズもあるね・・・3/11は何を履いて歩こうかと思っていた矢先・・・買っちゃいました。
【意外に近かったあなぁ・・・との実感】
事前に地図を引っ張ってみたら、歩行距離はちょうど13km。
どうせ(yamaheroさんの表現を借りると)空気デイパックしか担がないのだから、急ぎ足で歩けば実働は2時間半ちょっとかな?と予想していたが、まあまあ、その通り。
最短距離を歩けなかったことで歩行距離は14.5kmになって、所要2時間47分。
しかし、災害時であればこんなにスムースに歩けるはずもなく、回り道を余儀なくされることもあろうから、3〜4時間と考えておくべきなんだろう。
今回は赤坂・青山・表参道・渋谷と言った繁華街を抜ける道だったが、実際にはそこを歩くのがいいのか悪いのか?
一方で、ご本尊・桜田門(=警視庁)や各所に交番(赤坂見附・青山一丁目・表参道・渋谷駅前ハチ公・道玄坂上)があることが分かったのは収穫かな?
もっとも渋谷の繁華街を抜けると、一気に交通量も、歩行者の姿も減ってくると、張り合いがなくなるのか、変わらぬ景色(暗いからどこも一緒)に飽きてくるのか・・・世田谷区内に入ってからの残り三分の一が地味に長かった。
今回は途中で豪徳寺の「鶴の湯」に寄ってリフレッシュしたけど、本番ではそんな余裕はないだろうしね。
閑話休題・・・鶴の湯で小田急沿線の銭湯で話が盛り上がった世田谷さんがご推薦の「第二淡島湯」に次回は立ち寄ろう。
http://spa-tokyo.net/z-t-awashima/index.html
【さすが山岳歩兵のstella2さん】
折角なので、ご賛同頂いたstella2さんと東京駅まで落ち合いエール交換することに。
その後は、お互いの歩く方向が真反対のため、一瞬の出会いになるのですが・・・。
stella2さんとは、昨年冬のドカ雪の後、偶然、高尾駅前「あさかわ食堂」でバッタリと出会って、そのまま、「多摩の里」のオフ会に同席したことがあるので存じていた。
拙者は、トレランシューズを履いて通勤し、仕事を定時で終え(=事前に宣言していた)、ウォーキングに備えてスーツを脱ぎ捨て着替えて準備万端。
ところが、stella2さんと落ち合うと、黒のコート姿ではあ〜りませんか!!
オマケに足元も黒いぞ・・・その靴で・・・と思ったら、それはタウン用ウォーキングシューズなんだと。
更にオマケに中野まで歩いて帰ったら、すぐに大手町にとんぼ返りして飲み会に参加すると・・・。
さすが職場で山岳歩兵と噂されるだけのことはあるぞ。
stella2さんのレコは同日中にアップされており、これまた、ビックリ!
無事に歩いて、そして、飲み会にも参加された由。
拙者はもう一つ上の「山岳歩兵隊長」の称号を贈りたい。
お疲れさんどした<(_ _)>
隊長
コメント
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お疲れ様でした
赤坂見附から表参道、懐かしい…
わたしの社会人のスタートは赤坂支店、表参道までの青山通りを毎日毎日名詞ばらまいてたなあ…
わたしは職場で震災が起これば無理して帰宅しません。
会社のロッカーには一週間程度のテン泊登山ができるブツを詰め込んだ80リットルのザックをおきっぱです。
すみません。コメントしておきながら、失念していました。このつぐないは次回必ずいたします。
交番のお巡りさんと親しく話しながらお待ちしていました。
職質を受けているかも ・・・とのことだったので、中を覗いて見たのですが
次は鍋山行でしょうか
隊長
あらまぁ、半袖隊長、大手町の住人でしたか。
帰宅練習お疲れさまでした。
私もかつて、スタート地点から南400m付近の住人でした。
20年ぐらい居ましたんでね。和田倉門付近も懐かしいです。
まだ髪の毛ボーボーだった時代ですけど。
その頃、仲通りあたりで、半袖隊長名乗るずっと昔の
ソリ込の無い隊長と何度かすれ違っているかも!
いや、それにしても、最近のあの付近おしゃれな街になっちゃって
3年ほど前に行ったらオノボリさんになってしまいました。
半袖隊長、お疲れ様でした。
和田倉門であのハイキング姿の隊長を見た時はちょっと笑ってしまいました。
あ〜本気で歩くんだなぁ。と思いまして
当初の予定ではゆっくり歩いて帰る予定だったのですが、当日に呑みの予定が入ってしまったので終始早歩きとなりました。新宿で人に揉まれたり信号待ちで結構待たされたりしたので、それでも時間はかかりましたねぇ。
夫からは「飲み会への情熱が半端ない」とのお褒めの言葉をいただきました
拙者は大手町・・・ではなく丸の内住民です。
stella2さんとの待ち合わせのため丸の内・大手町の境目まで遠征しました。
拙者は、スタート地点からですと南600m付近ですよ。
でも住民になってまだ10年ほどなんです。
仲通りでは、朝早くからファッション誌や女性誌の撮影が行われることもあり、この10年でも大きく変貌しました。
もっとも地下はサラリーマンの世界 が健在ですよ
隊長
いやぁ、歩くからには・・・ビル内のトイレで着替えました。
その方が懸念なく藪を漕げますからね
・・・って、どこに藪があるんじゃい
「訓練」重視であれば、ふだんの通勤スタイルで歩くに限りますよね。
確かに「情熱大陸」のテーマ音楽が頭の中で共鳴しそうです。
隊長
皇居前から渋谷までは、幹線道路沿いを歩くので、期待していたほど赤提灯はぶら下がっていないのですよ。
赤提灯が似合う内容で店を構えても、税金も含めた諸経費を考えると、やっていけないんでしょうねぇ。
拙者も無理しちゃ帰りませんよ。
でも、いいですね、職場に個人用ロッカーがあって
拙者ではなく拙社には、男性用の個人ロッカーはないのです。
せいぜい足元(机の奥)に20リットルザックを置くのが、関の山かな。
隊長
隊長、こんにちは。
先にstella2さんの記録を拝見して、隊長の後ろ姿、反則じゃあって思いましたよ。
やはりスーツに革靴じゃないと。
私はミ○ノ社の合皮のウオーキング対応の靴がビジネス用なんですけどね。
震災以降、毎年会社に寝袋を常備しようよと提案しているのですが、
ずっと却下されています。
「買ったらどうせ○○さん、山に持っていっちゃうんでしょっ」て。
防災にはそれなりにコストがかかると話しているのですが、説得力なし
のようです。
あれぇ?反則ですか?
どこで藪に突っ込むかも分かりませんから 臨戦態勢を整えました
拙者も普通の革靴では通勤していません。
そこらへんの安物の革靴風(似非商品です)で通勤、そして会社で履き替えています。
寝袋を装備ですか。
いつも使うものでなければ、固定的な資産?の購入には踏み切りにくいのは確かですね。
下手したら、買っても5年10年と使わないかもしれないし・・・
当社の場合は、ヘルメットが配られているだけですよ
隊長
さすが隊長!私なんかとは考えるてる事が違いますね。
今回は銭湯の中の写真がありませんね。
トレラン シューズはどうでしたか?
お疲れ様 でした。
いえいえ、赤線繋ぎの一環でもありまして・・・
この銭湯は館内撮影を厳しく取り締まっております。
拙者は、ビールやジュースのの入った販売用飲料ケースを撮っただけで厳しく咎められまして、玄関写真まで削除(抹消)するよう求められました
トレランシューズは快適でしたよ。
山道で履いてみてどうなのかな?
今週末、試してみます
隊長
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