光岳
- GPS
- 27:06
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,918m
- 下り
- 2,900m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 4:49
- 合計
- 12:52
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
南アルプス南部。行きにくい山域で自分もほぼ行ったことがない。
冬に差し掛かっているこの連休で行けそうな場所を探していると、光岳小屋がまだ営業しておりキャンセルが出て予約が取れたので行くことに。
骨折以来ちょうど半年ぶりのテント泊・舗装路歩きに長い登山道、駐車場に行くまでも悪路のようで入念に下調べと準備をしました。
ザックは20kg。前回の無雪期は27kgだったのでかなり減量できました。
パッキングも見直し不安要素を出来るだけ取り除き出発です。
1日目
予定時間通り出発です。最近モチベーション高いので寝坊せずにすみました。
林道歩き1kmほどで崩落地点迂回です。以前は行くなら自転車と思っていましたがこれでは無理です。
易老岳の橋を渡るとザレた急登の始まりです。いつものように序盤はペースが上がらないのでキツい。帰りここを下ると考えると気が滅入ります。
早い休憩を入れつつ1800m地点を越え青空がちょっと見えた途端スイッチが入りました。
天気の良い眺望の期待とランナーズハイってやつですかね。
易老渡にはあまり疲れず到着です。しばらくすると少し開けた場所があります。
しかし易老岳まで登ればあとは楽と勘違い。激登りが待っていました。
45分ほどの登りですがとにかくキツかった。休みながらじゃないと無理です。
でもそこを登りきると天国です。一気に小屋まで行きます。
テント場は二ヶ所。静かそうなとこにしようか迷いましたがなんか閉塞感があるのと小屋前が電波あるのでそちらに。
それが正解でした。6張りでしたがテント場の人皆さんと話しすることなんて初めてで凄く楽しかったです。
光岳に行くか迷いましたが腹が減りすぎていたので宴会を優先します。
その前に噂の激下り水場に。往復15分かからないぐらいですが空身でぜーぜー言いながら往復。噂通りでした笑
宴会は前回とほとんど同じメニュー。軽くて旨いのでこれから定番になりそうです。
かなり酔っぱらってましたが日没までちょっと時間があり光岳光岩がすぐ行ってこれて展望が良い場所も教えていただいたので行ってみることに。
二週連続眺望がない百名山に登頂し思った以上にかっこいい光岩を見て展望台で夕日を楽しみ一日目は終了。
かと思ったら小屋から鍋がテント場宿泊者でも食べれるとの呼びかけが。テント場の方も一人いらっしゃって山談義で楽しみました。暖かい部屋で暖かいものを食べるって最高やなぁ。小屋も一回泊まってみるかな・・・
しかしテンション爆上がりで調子に乗りすぎてやばいです。二泊分と間違えて300ml持ってきたウイスキーを全部飲んだのはバカだった。
2日目
胃が痛いです。やっぱり二日酔いです。月明りがあるので星撮りやめておこうかと思っていたのに4時にはイザルガ岳にいました。モチベーション高いって凄い行動力になります。
富士山もよく見え日が昇った後が凄くきれいでした。聖岳と上河内岳は初めてまともに確認しましたがかっこいい山ですね。こっちのほうも行ってみたくなりました。
テントに戻り胃の調子が戻らないので1時間半ほど仮眠するとだいぶ良くなり下山します。
小屋前で最後の景色を楽しみます。すぐに眺望がなくなるけど面平付近からは紅葉があり気持ちよく下山できます。心配だった下山もパッキングのバランスが良くなったせいか安定するようになりました。
最近覚えた自己暗示でキツさと痛みがあまり出ず順調で苦手な林道も苦にならず下山できました。これは体を騙しているだけで筋肉痛が大変なことになるので諸刃の剣ですが笑
今回は重量を軽くしたおかげで驚くほど順調でした。肩も腰骨も痛くなく20kgまでが適正なザックだったのかもしれません。
冬になればどうしてもこれ以上の重量になるのでどうしようもありませんがそろそろUL装備を考え快適な登山にしたいものです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する