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Yamareco

記録ID: 618246
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講習/トレーニング
丹沢

鍋割山(鉄砲沢〜後沢左岸尾根)

2015年04月25日(土) [日帰り]
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navecat その他1人
GPS
--:--
距離
12.7km
登り
1,215m
下り
1,201m

コースタイム

◆2015年4月25日(土) 鍋割山(鉄砲沢~後沢左岸尾根)
6:19 寄大橋発         12:05 鍋割峠着 
7:52 雨山峠着         12:26 鍋割峠発
8:01 雨山峠発         12:44 鍋割山着
8:34 雨山橋通過        13:20 鍋割山発
8:44 ユーシン分岐通過     13:55 後沢左岸尾根進入
8:54 鉄砲沢入渓点着        14:40 後沢左岸尾根終わり
9:21 鉄砲沢入渓点発      14:51 寄大橋着                        
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寄大橋の駐車スペースに停めました。無料です。
コース状況/
危険箇所等
◆寄沢
大きく分けて5回の渡渉があります。1=左岸→右岸、2=右岸→左岸、
3=左岸→右岸、4=右岸→左岸、5=左岸→右岸の順で。
4番目の右岸→左岸の渡渉が終わったら左岸の山のなかに付けられた登山道に
入っていきます。河原のなかを真っ直ぐ行かないようテープと左岸を注意深く
見ながら前進してください。
寄コシバ沢を越えて雨山峠までのあいだの沢沿いの巻き道はかなり荒れており
設置してある鎖やロープ、木の根を掴みながら進む箇所が3ヶ所ぐらいあります。
宙吊り道標が架かる沢に入るとそのまま沢を直進しますが二ヶ所めの宙吊り道標が
架かるY字路は左へ。その後、似た雰囲気のY字路がありますがそれも左へ。
そうすると雨山峠に着きます。過去に死亡事故も起きているルートです。また、沢筋
ですので大雨の後、流れが変わっていることも多々ありました。ご注意ください。
◆雨山沢
雨山峠から四つ目の堰堤脇が崩落気味でかなり怖いですが、木の根っこを掴み
ながら落ち着いて歩けば何とかなります。
五つ目の堰堤脇の登山道が少し崩落気味で高度感があります。お気を付けて。
◆鉄砲沢
こちらの記録を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-82618.html
※経験・装備・技術・体力等一定以上なく入渓されるとかなり危険な事態に陥ります。
◆後沢左岸尾根
作業径路です。上の方は植林帯、下の方は沢沿いの道です。堰堤そばの巻き道は
高度感があるので足元を確認しながら歩いてください。どの木製桟橋もしっかり
作られています。ただ雨などで濡れていると危険です。
全体的には一般登山道のようですが基本は作業径路で登山者向けの案内はありま
せん。なので指導標・テープ頼みで入るのは危険が伴います。
◆ヒル いませんでした。
◆泥濘 ありませんでした。
※もしかしたら記憶違いがあるかもしれません。予めご了承ください。
その他周辺情報 ◆近くのコンビニ
セブンイレブン 秦野菖蒲店  神奈川県秦野市菖蒲57-27
国道246号線「寄入口」の交差点脇にあります。
◆WC
水源の森管理棟近くに水洗トイレがあります。
◆登山ポスト
水源の森管理棟で投函できます。
寄大橋Pから13分でここへ。
寄沢(やどりきさわ)に
向かうのなら左に行く方が
便利です。
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寄大橋Pから13分でここへ。
寄沢(やどりきさわ)に
向かうのなら左に行く方が
便利です。
寄沢5番目(最後)の渡渉が
終わると同時にハシゴを
登ります。
 
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寄沢5番目(最後)の渡渉が
終わると同時にハシゴを
登ります。
 
寄コシバ沢まで来ました。
今は左右とも「危」です。

 
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寄コシバ沢まで来ました。
今は左右とも「危」です。

 
宙吊り道標。過去に死亡
事故があったそうです。

 
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宙吊り道標。過去に死亡
事故があったそうです。

 
雨山峠直下の階段が移設され
ています。
 
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雨山峠直下の階段が移設され
ています。
 
なぜ移設されたかというと
この桟橋が機能しなくなった
ためです。
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なぜ移設されたかというと
この桟橋が機能しなくなった
ためです。
雨山峠を越え雨山沢へ。
ミツバツツジが綺麗でした。
 
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雨山峠を越え雨山沢へ。
ミツバツツジが綺麗でした。
 
雨山沢を下り、ユーシン分岐
を通過し鉄砲沢へ。
 
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雨山沢を下り、ユーシン分岐
を通過し鉄砲沢へ。
 
ユーシンロッジ分岐
から10分。林道から
右手を見て堰堤がある
沢が鉄砲沢です。
 
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ユーシンロッジ分岐
から10分。林道から
右手を見て堰堤がある
沢が鉄砲沢です。
 
ここから鍋割峠まで沢装備
です。水が綺麗です。

 
 
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ここから鍋割峠まで沢装備
です。水が綺麗です。

 
 
入渓して9分。右岸をへつ
れるようにトラロープがあ
るのですが水深く断念。
左岸から腰まで浸かりなが
ら越えました。
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入渓して9分。右岸をへつ
れるようにトラロープがあ
るのですが水深く断念。
左岸から腰まで浸かりなが
ら越えました。
綺麗なナメ。
ただし、チャゴケにご用心。

 
 
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綺麗なナメ。
ただし、チャゴケにご用心。

 
 
透明な水はまだ冷たいです。
 
 
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透明な水はまだ冷たいです。
 
 
西沢渓谷のミニチュア版、
鉄砲沢のハイライト、
六段釜の滝。
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西沢渓谷のミニチュア版、
鉄砲沢のハイライト、
六段釜の滝。
こじんまりとしていますが
安らぎを得られる沢です。
 
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こじんまりとしていますが
安らぎを得られる沢です。
 
静寂の佇まいの鉄砲沢です。

 
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静寂の佇まいの鉄砲沢です。

 
標高850m、左岸の植林帯。
 
 
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標高850m、左岸の植林帯。
 
 
苔から潤いを得、、、。

 
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苔から潤いを得、、、。

 
ツルシロカネソウから
安らぎを得、、、。
 
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ツルシロカネソウから
安らぎを得、、、。
 
慣れてきたころなのですが
全然、甘かったです・・・。
 
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慣れてきたころなのですが
全然、甘かったです・・・。
 
これが核心部6mの滝。写真
で見るとなんともないよう
に見えるのですが・・・。
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これが核心部6mの滝。写真
で見るとなんともないよう
に見えるのですが・・・。
七転八倒しながら最大限の
サポートをいただきなんとか
核心部を終えました。
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七転八倒しながら最大限の
サポートをいただきなんとか
核心部を終えました。
鍋割峠が見えてきました。
ホッと一安心です。
 
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鍋割峠が見えてきました。
ホッと一安心です。
 
鍋割峠をあとに鍋割山山頂を
目指します。
 
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鍋割峠をあとに鍋割山山頂を
目指します。
 
巨人ファンの草野さんご夫妻
との会話は、広島カープの
黒田についてでした。
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巨人ファンの草野さんご夫妻
との会話は、広島カープの
黒田についてでした。
まだ冷たい水の沢歩きを終え
たあとのホクホクの鍋焼うど
んは身も心もホッコリです。
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まだ冷たい水の沢歩きを終え
たあとのホクホクの鍋焼うど
んは身も心もホッコリです。
後沢乗越を過ぎ、
後沢左岸尾根に
入ります。
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後沢乗越を過ぎ、
後沢左岸尾根に
入ります。
このあたりで左腿が攣り
サポーター装着・・・。
 
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このあたりで左腿が攣り
サポーター装着・・・。
 
後沢のハイライト。
三段階スライド式木製桟橋。
 
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後沢のハイライト。
三段階スライド式木製桟橋。
 
後沢は和みの空間。
 
 
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後沢は和みの空間。
 
 
寄大橋まで戻ってきました。

 
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寄大橋まで戻ってきました。

 
下山後の炭酸飲料は
美味です。
 
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下山後の炭酸飲料は
美味です。
 

感想

鍋割山山頂に至るルートも思い返してみると10種類以上歩いてきました。
今回は鉄砲沢から山頂に至る自分にとって全く新しいルートになります。

沢登りですから私のような初心者が一人でノコノコ出掛けるのは大きな
危険が伴います。よって、しかるべき人物、沢登りの訓練を受けている
”その他1人”さんのご同行を得て玄倉川水系・鉄砲沢へ行ってきました。

実際に入渓すると予想より多い水量に悪戦苦闘。各所でサポートを受け、
核心部の標高960mにある高さ6mの滝は確保してもらいやっとの思いで
登りました。私の技量では踏み込むことも見ることさえもできない美しい
鉄砲沢の景観に触れることができ、また最後まで歩ききることができたの
も”その他1人”さんの卓越した力量に因ります。ありがとうございました。



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