天丸橋の駐車場(広場?)にはすでに先客が1台。
登山地図に記載のあるこの駐車スペースは、地図の表記によれば20台の駐車が可能とのことであるが、どう頑張っても5〜6台がいいところだと思う。
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4/29 7:13
天丸橋の駐車場(広場?)にはすでに先客が1台。
登山地図に記載のあるこの駐車スペースは、地図の表記によれば20台の駐車が可能とのことであるが、どう頑張っても5〜6台がいいところだと思う。
1枚目の写真の看板から向かって右手に進むと、この道標のある登山口がある。まずは大山へ向かう。
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4/29 7:22
1枚目の写真の看板から向かって右手に進むと、この道標のある登山口がある。まずは大山へ向かう。
大山へは沢沿いを辿るメインルートのほか、北尾根から登るルートがあり気になっていたが、うっかり取り付きを通り過ぎてしまった。仕方なく沢沿いの道を進む。
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4/29 7:25
大山へは沢沿いを辿るメインルートのほか、北尾根から登るルートがあり気になっていたが、うっかり取り付きを通り過ぎてしまった。仕方なく沢沿いの道を進む。
しばらく歩くと滝を左手から巻く場所があり、ここにはロープが設置されている。
まあ、雨の日でもなければ頼ることもないだろうが。
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4/29 7:43
しばらく歩くと滝を左手から巻く場所があり、ここにはロープが設置されている。
まあ、雨の日でもなければ頼ることもないだろうが。
ロープ場を越えると階段(登山地図の表記ではハシゴ)が設置されていて、それを過ぎると九十九折の急登となる。
ここは斜度があり結構きつい。写真は坂を上り詰めてようやく稜線が見え始めたところ。
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4/29 8:00
ロープ場を越えると階段(登山地図の表記ではハシゴ)が設置されていて、それを過ぎると九十九折の急登となる。
ここは斜度があり結構きつい。写真は坂を上り詰めてようやく稜線が見え始めたところ。
ほんの少し尾根上を歩き、やがて道はなだらかな鞍部の斜面へ取り付く。
なんだかやたらとコバイケイソウ(?)が目に付く坂道を登って行くと、分岐に到着。道標に従い右手に進む。
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4/29 8:10
ほんの少し尾根上を歩き、やがて道はなだらかな鞍部の斜面へ取り付く。
なんだかやたらとコバイケイソウ(?)が目に付く坂道を登って行くと、分岐に到着。道標に従い右手に進む。
ほどなく道は岩場に差し掛かり、大山山頂へ向けて高度を上げていく。
なお、所々にロープが設置されているが、大して難しい局面は現れない。
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4/29 8:16
ほどなく道は岩場に差し掛かり、大山山頂へ向けて高度を上げていく。
なお、所々にロープが設置されているが、大して難しい局面は現れない。
山頂近くの岩稜帯から、付近の山々を望む。奥に見えるのは、赤岩尾根や両神山のシルエット。
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4/29 8:19
山頂近くの岩稜帯から、付近の山々を望む。奥に見えるのは、赤岩尾根や両神山のシルエット。
アカヤシオツツジというやつかな?
この花はあちこちに咲いていて、目を愉しませてくれた。
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4/29 8:19
アカヤシオツツジというやつかな?
この花はあちこちに咲いていて、目を愉しませてくれた。
岩場をいくつか超えると、山頂は近い。
見上げれば、すでに複数の人影がある。駐車スペースにあった車の持ち主だろう。
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4/29 8:21
岩場をいくつか超えると、山頂は近い。
見上げれば、すでに複数の人影がある。駐車スペースにあった車の持ち主だろう。
大山山頂に到着。1,540メートルピークで、三角点は埋設されていない。
山名の由来ははっきりしないが、全国各地にある大山と同じだろうと思われる。
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4/29 8:25
大山山頂に到着。1,540メートルピークで、三角点は埋設されていない。
山名の由来ははっきりしないが、全国各地にある大山と同じだろうと思われる。
大山からの展望。帳付山や諏訪山が近い。
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4/29 8:27
大山からの展望。帳付山や諏訪山が近い。
先行者は3名のパーティだった。軽く挨拶を交わし、景色を堪能して、山頂を後にする。
下りながら振り返ると、大山の南面が切り立った崖になっているのが見えた。
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4/29 8:33
先行者は3名のパーティだった。軽く挨拶を交わし、景色を堪能して、山頂を後にする。
下りながら振り返ると、大山の南面が切り立った崖になっているのが見えた。
大山からの下り。多少高度感はあるが、気を付けて歩けば特に危険な箇所はない。
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4/29 8:33
大山からの下り。多少高度感はあるが、気を付けて歩けば特に危険な箇所はない。
これから向かう倉門山方面。
なだらかな山容だが、大山より30メートルほど標高が高い。
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4/29 8:33
これから向かう倉門山方面。
なだらかな山容だが、大山より30メートルほど標高が高い。
倉門山に接続する尾根に乗るには、先ほどの分岐まで戻るのではなく、途中で進行方向やや左手に向きを変えるイメージ。
もし道が下り始めたら間違っていると思った方が良い。
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4/29 8:41
倉門山に接続する尾根に乗るには、先ほどの分岐まで戻るのではなく、途中で進行方向やや左手に向きを変えるイメージ。
もし道が下り始めたら間違っていると思った方が良い。
なんと、気づかないうちに倉門山のピークを通り過ぎてしまった…山頂標識だけの地味な山らしいが、うっかりしていた。
写真は、天丸山方面と帳付山方面とを分ける三叉路である。まずは天丸山方面へ進む。
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4/29 8:53
なんと、気づかないうちに倉門山のピークを通り過ぎてしまった…山頂標識だけの地味な山らしいが、うっかりしていた。
写真は、天丸山方面と帳付山方面とを分ける三叉路である。まずは天丸山方面へ進む。
天丸山の山頂へは岩壁を直登するしか道はなく、取り付き地点からいきなりロープが垂れ下がった岩場となる。
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4/29 9:01
天丸山の山頂へは岩壁を直登するしか道はなく、取り付き地点からいきなりロープが垂れ下がった岩場となる。
ホールドや木の根が豊富にあるので、ロープに頼らなくても登って行けるが、下りはある程度ロープに頼った方が安全である。
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4/29 9:03
ホールドや木の根が豊富にあるので、ロープに頼らなくても登って行けるが、下りはある程度ロープに頼った方が安全である。
岩場を越え、倒れた看板が見えれば山頂は近い。
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4/29 9:06
岩場を越え、倒れた看板が見えれば山頂は近い。
天丸山山頂に到着。1,505.8メートルピークで、三等三角点(点名:天丸山)が埋設されている。
ぐんま百名山に選定されているが、山名の由来は不明。
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4/29 9:08
天丸山山頂に到着。1,505.8メートルピークで、三等三角点(点名:天丸山)が埋設されている。
ぐんま百名山に選定されているが、山名の由来は不明。
今しがた歩いてきた稜線。
倉門山のピークは、こうしてみると顕著に見えるが…
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4/29 9:10
今しがた歩いてきた稜線。
倉門山のピークは、こうしてみると顕著に見えるが…
小休止の後下りにかかるが、先ほどのパーティが登っている最中だったので、しばらく待機。
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4/29 9:16
小休止の後下りにかかるが、先ほどのパーティが登っている最中だったので、しばらく待機。
速やかに下り、先ほどの三叉路へ戻る。帳付山方面へ。
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4/29 9:27
速やかに下り、先ほどの三叉路へ戻る。帳付山方面へ。
稜線をしばらく歩くと、「馬道」と呼ばれる峠道に出合う。
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4/29 9:36
稜線をしばらく歩くと、「馬道」と呼ばれる峠道に出合う。
ここは馬道のコルと呼ばれる場所で、別名を広河原越という。
かつてこの付近で伐り出した木材を馬に引かせて、武州(埼玉)や信州(長野)方面に搬出したことから、この名前が付いたという。
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4/29 9:36
ここは馬道のコルと呼ばれる場所で、別名を広河原越という。
かつてこの付近で伐り出した木材を馬に引かせて、武州(埼玉)や信州(長野)方面に搬出したことから、この名前が付いたという。
馬道のコルを通過し、道は岩稜帯へ。
痩せ尾根や岩場が連続し、近年、滑落事故があったらしい。
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4/29 9:53
馬道のコルを通過し、道は岩稜帯へ。
痩せ尾根や岩場が連続し、近年、滑落事故があったらしい。
帳付山がだいぶ近づいてきた。新緑と相俟って美しい山容だ。
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4/29 10:06
帳付山がだいぶ近づいてきた。新緑と相俟って美しい山容だ。
ここはちょっとわかりにくかった。巻道は不明瞭(復路に辿ってみたが、わかりにくく歩きにくい道だった)だし、一見すると奥の岩の上を越えていくのかと思ったが、実は手前の岩の裏側に隙間があった。
※この写真は復路に撮影
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4/29 11:09
ここはちょっとわかりにくかった。巻道は不明瞭(復路に辿ってみたが、わかりにくく歩きにくい道だった)だし、一見すると奥の岩の上を越えていくのかと思ったが、実は手前の岩の裏側に隙間があった。
※この写真は復路に撮影
隙間の先にある道を行くと、トラロープがかけてあり、一段下の道に降りることができる。
写真下に見えるピンクテープは巻道方面に導いているが、前述の理由からお勧めしない。
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4/29 10:08
隙間の先にある道を行くと、トラロープがかけてあり、一段下の道に降りることができる。
写真下に見えるピンクテープは巻道方面に導いているが、前述の理由からお勧めしない。
なおも岩稜帯を歩く。時折見晴らしのいい場所があり、天丸山や大山を見渡すことができた。
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4/29 10:23
なおも岩稜帯を歩く。時折見晴らしのいい場所があり、天丸山や大山を見渡すことができた。
帳付山が近づくと、勾配がキツくなる。
ここまでくれば、あと一息。
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4/29 10:24
帳付山が近づくと、勾配がキツくなる。
ここまでくれば、あと一息。
帳付山山頂に到着。1,619メートルピークで、三等三角点は埋設されていない。それどころか、国土地理院の地形図には山名の記載もない。関東百名山なのに。
山名の由来は、馬道に運ぶ木材の大きさや種類などを帳面に付ける作業を行ったことに由来するようだ。
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4/29 10:30
帳付山山頂に到着。1,619メートルピークで、三等三角点は埋設されていない。それどころか、国土地理院の地形図には山名の記載もない。関東百名山なのに。
山名の由来は、馬道に運ぶ木材の大きさや種類などを帳面に付ける作業を行ったことに由来するようだ。
山頂標識のあるあたりからはまったく展望がないが、西側に直進すると開けた岩場に出る。
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4/29 10:31
山頂標識のあるあたりからはまったく展望がないが、西側に直進すると開けた岩場に出る。
岩場からは雄大な展望が広がっていた。
前方手前の稜線は、諏訪山と三笠山。
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4/29 10:31
岩場からは雄大な展望が広がっていた。
前方手前の稜線は、諏訪山と三笠山。
休憩後、早速下りにかかる。
往路と復路では見た目がガラッと変わるので、目印などを探しながら慎重に進む。
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4/29 10:47
休憩後、早速下りにかかる。
往路と復路では見た目がガラッと変わるので、目印などを探しながら慎重に進む。
往路は巻いた岩場を歩いてみたり。
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4/29 11:04
往路は巻いた岩場を歩いてみたり。
逆に、直登した岩場を巻いてみたり。
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4/29 11:08
逆に、直登した岩場を巻いてみたり。
往路では気づかなかったが、地面に落ちていた矢印看板に「2時間」という文字が刻まれていた。
指している方向は馬道方面だが、登山口まで2時間もかかるのだろうか。
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4/29 11:27
往路では気づかなかったが、地面に落ちていた矢印看板に「2時間」という文字が刻まれていた。
指している方向は馬道方面だが、登山口まで2時間もかかるのだろうか。
馬道のコルに戻ってきた。
ちなみに、武州側に延びる尾根道は、途中までは作業道がトレースしていて明瞭だが、程なく寂れて消滅するようなので、安易に辿るのはやめた方が良い。
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4/29 11:28
馬道のコルに戻ってきた。
ちなみに、武州側に延びる尾根道は、途中までは作業道がトレースしていて明瞭だが、程なく寂れて消滅するようなので、安易に辿るのはやめた方が良い。
対して、上州側の馬道は、広々とした快適な道が続いていた。
これだけの広さがあれば、馬を使った搬出作業も捗ったことだろう。
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4/29 11:40
対して、上州側の馬道は、広々とした快適な道が続いていた。
これだけの広さがあれば、馬を使った搬出作業も捗ったことだろう。
ところどころ崩壊してはいたが、よく整備された道である。
登山口にあった看板によれば、かつては道沿いに「一の小屋」「二の小屋」と呼ばれた休み処があったそうだ。
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4/29 11:44
ところどころ崩壊してはいたが、よく整備された道である。
登山口にあった看板によれば、かつては道沿いに「一の小屋」「二の小屋」と呼ばれた休み処があったそうだ。
群馬県の自然環境保全地域の看板。
確か天丸山の山頂にも同じ物が置かれていた。あちらは倒れていたが…
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4/29 11:47
群馬県の自然環境保全地域の看板。
確か天丸山の山頂にも同じ物が置かれていた。あちらは倒れていたが…
全区間で一番大きな崩落個所。
この馬道は、放っておけば全線にわたってこのような有様になってしまうと思われる地形に付けられているので、おそらく定期的に整備が行われているのだろう。
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4/29 11:52
全区間で一番大きな崩落個所。
この馬道は、放っておけば全線にわたってこのような有様になってしまうと思われる地形に付けられているので、おそらく定期的に整備が行われているのだろう。
たっぷり40分以上をかけて、林道上野大滝線に出合う。
この林道は乙父沢方面までの途中区間が長らく不通だったが、近年ようやく工事が完了し、写真左手に延びる真新しい舗装道路によって終点と起点とが結ばれたらしい。
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4/29 12:12
たっぷり40分以上をかけて、林道上野大滝線に出合う。
この林道は乙父沢方面までの途中区間が長らく不通だったが、近年ようやく工事が完了し、写真左手に延びる真新しい舗装道路によって終点と起点とが結ばれたらしい。
登山口を示す標識とカーブミラーの看板が被ってしまっている。
少し位置をずらして設置できなかったのだろうか。
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4/29 12:13
登山口を示す標識とカーブミラーの看板が被ってしまっている。
少し位置をずらして設置できなかったのだろうか。
真新しい道に古ぼけた道路標識。
どれだけの長い間不通区間を抱えていたのか…
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4/29 12:16
真新しい道に古ぼけた道路標識。
どれだけの長い間不通区間を抱えていたのか…
広くて走りやすそうな道が続く。
落石がちょっと目に付くが、林道だからまあ、仕方ない。
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4/29 12:16
広くて走りやすそうな道が続く。
落石がちょっと目に付くが、林道だからまあ、仕方ない。
季節は春から初夏へ。
味気ない冬枯れの木々に比べると、新緑の季節は賑やかで目にも愉しい。
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4/29 12:32
季節は春から初夏へ。
味気ない冬枯れの木々に比べると、新緑の季節は賑やかで目にも愉しい。
長い舗装道路歩きを終えて、登山口に到着。
家路につく前に、上野村にあるヴィラせせらぎに寄って汗を流し、お土産に田舎そばとわらびもちを購入して地域活性化に貢献した。
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4/29 12:35
長い舗装道路歩きを終えて、登山口に到着。
家路につく前に、上野村にあるヴィラせせらぎに寄って汗を流し、お土産に田舎そばとわらびもちを購入して地域活性化に貢献した。
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