笈ヶ岳
- GPS
- 13:18
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,955m
- 下り
- 1,960m
コースタイム
- 山行
- 11:43
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 13:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口となる中宮展示館に駐車したかったのですが、1日にはイベントがあるとかで、駐車できませんでした。 10分ほど手前の中宮レストハウスに駐車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ポスト 見当たりませんでした。 ○トイレ 中宮展示館のトイレは1日から2日朝にかけては、水が出ないため使用できませんでしたが、帰りには使用できるようになっていたようです。 山中にはありません。 ○コース状況 尾根に出るまでは急騰で、ロープ箇所がかなりあります。 注意して上り下りする必要があります。 冬瓜山までは尾根歩きですが、ところどころ積雪期ではないと歩けないようなところや厳しいところがあります。 ナイフリッジは思ったよりも厳しくはなかったのですが、注意は必要です。 シリタカ山から笈ヶ岳までは尾根歩きですがアップダウンが結構あり、最後の踏ん張りどころです。 帰りは冬瓜平をとおりました。 こちらの方が歩きやすいのですが、デブリ跡があります。 大きな石も混じっていたのでいそいで通り過ぎました。 |
写真
感想
2百名山笈ヶ岳に登りました。
笈ヶ岳は、夏道がなく、残雪期の一時期以外は登ることが難しい山です。
歩く距離も長くハードです。
深田久弥も100名山に入れたかったのですが、選定時には登れなかったという山です。
30日の朝に家を出て、1日に笈ヶ岳へ登ろうと思っていました。
白山スーパー林道まで来るとゲートが閉まったままでした。
中宮展示館まで4km程、歩いて1時間です。
ゲート前で車中泊して、歩くのも手ですが、往復の2時間は厳しいものがあります。
このため、白山スーパー林道の無料区間がオープンする1日に展示館で車中泊して2日に登る事にしました。
林道のゲートは午後7時には閉められるそうです。
早めに展示館まで来て正解でした。
展示館では、林道管理者が出てきて、明日はイベントがあるので駐車しないようにいわれました。
トイレも水がでないので使えないとのことでした。
手前の中宮レスとハウスに車を停めました。
すでに10台ほどの車があり、テントも数張りありました。
早く寝たので、3時過ぎに目が覚めました。
おにぎりにコロッケ、カットフルーツを食べて腹ごしらえを十分にしました。
4時前にヘッデンで出発です。
野猿広場まで、暗かったのですが、歩きやすい道でした。
レコなどで見覚えのあるトンネルを通って、ここがそうかと思いながら、事前の情報があるのはありがたいですね。
野猿広場横の渓流の渡渉地点が分からなかったのですが、前日下見をしてきたという人が追いついいてきてい助かりました。
その後の取り付きも教えていただきました。
分かりにくい雪の斜面の取り付きです。
尾根までフィックスロープのある急騰でした。
2時間ほどかかりました。
ここから冬瓜山まで、厳しい登りでした。
山頂でお会いした人と、帰りはここを通りたくないと話しました。
シリタカ山を過ぎて、最後の登りで行き詰りました。
先行した人が道を調べていましたが、このピークは進めそうもありません。
そうこうしているうちに、右へ巻いて道を調べに行った人がいました。
はっきりするまで様子見していると、下山してきた人がいました。
トレースに沿って行くと登れるようです。
ここまで来てと思いましたが、道は開けました。(ホッ)
山頂では大勢の人がいました。
狭い山頂です。
人が少し減ったところで、記念撮影をして、展望を楽しみました。
帰りは、シリタカ山の手前から右に巻いて、冬瓜平をとおりました。
何箇所かデブリ跡があり、大岩が混じっていたので少しビビリながら急いで通過。
しかし、このルートの方が歩きやすいようです。
帰りは劇登りしたところを劇下りです。
厳しかったのですが、行きには気が付かなかったカタクリがたくさん咲いていました。
花になぐさめながら、ゆっくりと気を付けながら下りました。
野猿広場まで着いたときにはほっとしました。
この日は、アイゼンとピッケルだけでしたが、ストックも持って来た方が良かったと思いました。
水は2.5L持ってきたのですが、ほとんど無くなりました。
事前想定どおり13時間程かかりました。
ハードでした。
しかし、以前から登りたいと思っていた笈ヶ岳、登れて大満足です。
コメント
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tanosikuさん、こんにちは!
すごい!
あのロングコースで難易度の高いと言われている笈ヶ岳に登られてきましたかぁ
すごスギちゃんの一言!
登りの表現を劇登り評したところからもその凄さが伝わりますね
7時間半の激闘の末に到着した山頂は最高の気分だったのではないでしょうか♪
白山を望むにも最高のロケーションの笈ヶ岳は今までの山行の中でも思い出に残る山行の一つになったのではないでしょうか
私も今後登る際には参考にさせていただきます♪
お疲れ様でした〜(^o^)丿
タイさん こんにちは
行ってきました。
笈ヶ岳、噂に違わずハードでしたね。
おっしゃるとおり、山頂に着いたときには最高でしたが、その前のしんどかったこと。
ほんとに思い出に残る山行になりました。
しばらくは、こんなハードな山行はしたくないですね。
チャレンジ、頑張ってください。
tanosiku先輩、こんにちは〜
いや〜、完璧に200名山モードに入られてますな〜
笈ヶ岳、ワタクシもいつの日か登りますが、なかなかハードでへたれてしまいそう
夏道が無いのでルーファイにも気を遣いそうですね
13時間の激闘はお疲れだったでしょうが、素敵な山行ですね
ワタクシも呑んだくれは程々にして頑張りまっせ〜
あら?
フレさん こんにちは
そうです、私が素敵なおっさんです。(*^_^*)
ヘタレ登山とビールのフレさんがチャレンジしますか。
楽しみです。
ここは、この時期登る人が多く、トレースはしっかりしてますし、誰かいるので、それほど気にしなくて大丈夫ですよ。
ほどほどですか?^ ^
頑張って!!!
tanosikuさん おはようございます
この時期にしか登れない笈ヶ岳登りたい山です。
稜線にテント張って一杯やりたいものです
しかしアプロ−チが遠い
テンさん こんにちは
テンさんも登りたいやまでしたか。
以前から登ってみたいと思っていました。
昨年は夏道の無い野伏ヶ岳(300名山)に登りました。
残雪期の一時期しか登れない山というのも面白いですね。
稜線よりも冬瓜平でテン泊する人も多いようですね。
テント担いで縦走する人もいるようです。
北陸新幹線ができたので金沢まで近いのでは。
テンさんのテン泊レコお待ちしてます。
雪のあるときしかいけない山はその時によって雪の状態が違うから難しいですよね
私が行った去年も尾根に出る手前はちょっとヤブ漕ぎしないといけませんでしたが、今年は雪融けが早いんでさらに難しかったことと思います
自分なりにルートを探すのも楽しいですが、難しさもあって雪山の厳しさを感じますね♪
なんにせよ、登頂おめでとうございます
この山はいい経験をさせてくれる山なんで私もまた行ってみたいと思ってます
おはようございます
雪のあるときにしか行けない山の野伏ヶ岳と笈ヶ岳、どちらも面白かったですね。
ハードな笈ヶ岳は面白くて思い出に残る山となりました。
人がいなかったら迷っていたようなところがありましたが、この日は、連休中で結構多くの人が登っていたので助かりました。
笈ヶ岳への尾根の手前では行き詰まりましたが、左を巻くと全面に雪が付いている斜面がありました。
そこはヤブ漕ぎせずに登れましたが、尾根では1箇所ヤブを超えるところがありました。
下山時には、こんなハードな山はしばらくはいいかと思っていましたが、しばらくするとまた登りたくなりますね。
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