GW限定の周回コース：好天の至仏山を10時間も堪能

2015年05月03日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.2km
• 登り: 798m
• 下り: 822m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:47
• 休憩: 2:16
• 合計: 10:03

6:00 鳩待峠
9:06 9:06 悪沢岳
10:17 10:17 小至仏山
10:56 12:18 至仏山
14:02 14:56 山ノ鼻
16:03 鳩待峠

○戸倉第一駐車場〜鳩待峠
駐車場は1日1,000円。トレイあり。
販売機で乗り合いタクシー券（片道930円/人）を購入。
30分弱で鳩待峠に到着。峠には山荘とお土産屋。トイレもあり。
目の前が登山口。ポストあり。

○鳩待峠〜悪沢岳
出だしから軽アイゼンを着用。
チェーンスパイク、スキー、スノーシュー、12本爪、と色々。
なくても歩けるでしょうがストレスを感じると思います。
トレースもあるし、何より人が多いので道迷いの心配は皆無。
途中から少し高度を上げた進路を取ると、人はいなくなり快適。
誰もいない斜面を色んな人が適当に歩いた跡をたどり上を目指すと悪沢岳。

○悪沢岳〜小至仏山
コースに合流し、小至仏山をトラバースする道を進むも、
やっぱ止ーめたと上を目指す。
少しキツイ登りの末に小至仏山のピークにたどり着くが、
完全に露出している山頂には立ち入りませんでした。
↓
すいすい尾瀬ナビ：http://ozenavi.blog85.fc2.com/
「小至仏山：稜線より西側のハイマツ帯に入らないこと」

○小至仏山〜至仏山
一旦下り最後の登り。東側から巻くように山頂へ。
山頂は人だらけ。
西側の岩場で新潟の雪の山々を眺めながらのんびり休憩。

○至仏山〜山ノ鼻
通常期は登り専用の区間。この時期にしか下りに使えません。
山頂直下は雪ですが、すぐに木道が出現。
装着した軽アイゼンはすぐ外すことに。
木道の後は、また雪の斜面。
ここからは、めちゃくちゃ楽しいシリセード天国。
危険地域のカラ沢に入り込まないように進路は左に取ります。
山ノ鼻には小屋（売店）もトイレもあり。

○山ノ鼻〜鳩待峠
川上川の右岸を南に進みます。頭上には電線。
山ノ鼻は1,400m、鳩待峠は1,591m。
ほぼ平坦で少ーしずつ登り、最後に100mほど登るとゴール。
乗り合いタクシーは16:30が最終でした。危なかった！
スタート時に確認しておくと良いでしょう。

天候

好天（少し雲あり）、強烈な日差し

アクセス

利用交通機関：

電車

関越道沼田IC〜国道120号〜国道401号〜戸倉第一駐車場
6時着。もちろん鳩待峠は満車。戸倉第一駐車場（1,000円）へ誘導。
戸倉もかなりの車。乗り合いタクシー（片道930円/人）で鳩待峠へ。

写真

5/3 6:39

戸倉から乗り合いタクシーで鳩待峠にやって来ました。鳩待山荘とお土産屋、奥に公衆トイレもあります。

5/3 6:40

峠の看板が少し顔を出してます。まだこんなに雪があるんですね。戻ってきたら「瀬」の字もだいぶ顔を出していました。

5/3 6:44

峠で見つけたフキノトウ。

5/3 6:45

目の前の登山口からスタート。小至仏山〜至仏山と登り、山ノ鼻へ下りる周回コース。通常は山頂から山ノ鼻へは安全面・植生保護のため登り専用。この時期だけ下山できます。

5/3 6:51

続々と登山者がやって来ます。登山者よりスキーやボードの人が多いかと思いきや、それほどでもない。

5/3 6:53

雲はあるも綺麗な青空です。

5/3 7:37

雪はグズグズなのでツボ足でも登れるでしょうが滑ります。軽アイゼンくらいはあった方が良いかと思います。

1時間程度登るとさっそくビューポイント。小至仏山〜至仏山、右に燧ケ岳。燧ケ岳の左は会津駒ヶ岳。

5/3 7:57

うっすら富士山。分かります？

5/3 7:57

こちらもうっすらですが八ヶ岳。

5/3 7:58

4日前に登った赤城山。地蔵岳山頂のアンテナ群も見えました。

5/3 8:08

皇海山〜袈裟丸連峰。

5/3 8:09

皆の列からは離れ、ほぼ平行に少し上側（西側）を登ってます。時間はかかりますが、誰もいないので快適です。

5/3 8:15

いちいちピークに登りたがる悪い癖。その分疲れますが、青空に向かっての登りは気分が盛り上がります。

5/3 8:24

振り返る南東〜南側は絶景。日光白根山〜皇海山〜赤城山。

5/3 8:24

武尊山の峰々も近くてキレイに見えます。右手の笠ヶ岳はスタイル抜群ですね。

北東の燧ケ岳を中心に180度のパノラマ。

5/3 8:31

小至仏山の東側斜面をトラバースする登山者たち。

5/3 8:55

青と白と緑。

5/3 9:06

悪沢岳山頂。埋もれてるかと思ったら標識確認できました。

5/3 9:14

笠ヶ岳と背後に浅間山。

5/3 9:15

1週間前に登った四阿山。あんなに尖って見えるんだなー。

5/3 9:16

うっすら見えるのは八ヶ岳（赤岳〜蓼科山）のはず。左手前の凸凹は榛名山の峰々でしょう。

5/3 9:19

他の山と違って東面の岩壁が黒い谷川岳。

5/3 9:30

小至仏山。皆のルートと違うので、雪のない西側斜面が良く見えます。

5/3 9:41

山容が特徴的な苗場山。

5/3 9:43

寄り道したんでずいぶん時間を使ってます。コースに戻りましょう。

5/3 9:47

うっすら見えるは、妙高山と火打山。

5/3 9:51

尾瀬ヶ原を挟んで燧ケ岳。左は雄大な会津駒ヶ岳。

5/3 10:01

コースに戻っての小至仏山のトラバース。

5/3 10:05

と思ったけど、小至仏山のピークを目指します。

5/3 10:10

キツイ登りの途中で、なぜかテントウムシ。

5/3 10:17

小至仏山のピークは雪が解けて、ハイマツが顔を出していたため立ち入りませんでした。山頂にいたおばさん3人組はダメ登山者ですね。

5/3 10:20

この子は誰ですかね？ウグイスかなー？？？

5/3 10:24

至仏山に向かう登山者の列。大賑わいです。

5/3 10:31

振り返る小至仏山。右（西側）に夏道が見えますね。稜線西側のハイマツ帯は立ち入り禁止です。

5/3 10:56

至仏山登頂！さんざん寄り道したんで4時間もかけての登頂です。

5/3 11:05

山頂から北西側の絶景にうっとり。

パノラマ写真を「元サイズ」で確認してください。

5/3 11:09

眼下のならまた湖。奥に谷川岳。

5/3 11:07

巻機山。

5/3 11:08

八海山〜中ノ岳〜越後駒ヶ岳の越後三山。

5/3 11:27

中ノ岳と越後駒ヶ岳のアップ。

5/3 11:27

のっぺりした平ヶ岳。

5/3 11:30

絶景を眺めながらのランチ。

5/3 11:34

鶏肉を自家製のたれで炒めました。

5/3 12:15

下山開始。男体山と日光白根山。

5/3 12:24

尾瀬ヶ原と燧ケ岳を見ながら、この時期限定の下り道です。

5/3 12:31

山頂直下は雪があるので軽アイゼンを装着しました。

5/3 12:40

が、すぐに夏道が現れましたので軽アイゼンを外すことに。雪解けで川になってました。

南東側、日光白根山や皇海山の眺め。

5/3 12:49

尾瀬ヶ原に吸い込まれていく登山道。

5/3 12:51

燧ケ岳と尾瀬ヶ原を眺めるななち。

5/3 12:59

尾瀬ヶ原を蛇行する川と右下に山ノ鼻の小屋。

5/3 13:26

下りはシリセード。これがめちゃくちゃ楽しい！

5/3 13:26

レインパンツで滑ってます。ヒップソリを持ってきている人が多かったですね。

5/3 13:34

まっすぐ滑るとカラ沢に入り込んでしまうので、左へ軌道修正。かなり最後までシリセードを楽しみました。

5/3 14:03

尾瀬ヶ原に到着。眩しくて目が開けられない。顔も腕もめっちゃ日焼けしました。

5/3 14:08

通常期の登り口。ここから一気に800m強を直登するんだから結構キツイよなー。階段ではなくこの右から下りて来ました。

5/3 14:42

至仏山荘で花豆ジェラートをゲット。山荘の右奥に見えるのは公衆トイレです。

5/3 14:53

小屋の前は多くのテントで賑わっていました。

5/3 14:57

鳩待峠に戻ります。雲も多くなり太陽が隠れることも。

5/3 15:04

雪解け水が尾瀬ヶ原に流れる川上川の右岸を歩きます。対面は吉見百穴みたいですね。埼玉県民にしか分からないかも・・・

5/3 16:03

10時間ぶりに鳩待峠に戻って来ました。遊びすぎ？16時半の最終タクシーで戸倉に戻りました。

撮影機器：

OLYMPUS PEN E-P5 オリンパス